テントやタープ、グランドシートなどの設置で、ペグハンマーを使う機会がなにかと多いキャンプ。
そんなペグハンマーですが、使用している素材によって、使い勝手や壊れにくさなどは大きく異なります。
素材によってはサビたり、すぐへこんでしまうこともあるため、素材重視でペグハンマーを検討したい方も多いです。
そんな方に向けて、ステンレス製ペグハンマーのメリット、デメリットと、打ち込みやすく使いやすい商品を12選ご紹介します。
目次
- 1 ステンレス製ペグハンマーを使うメリット
- 2 ステンレス製ペグハンマーを使うデメリット
- 3 ステンレス製ペグハンマーおすすめ12選
- 3.1 【MURACO】CARAJAS PEG HAMMER
- 3.2 【MSR】ステイクハンマー(040818030745)
- 3.3 【CARBABY】ペグハンマー
- 3.4 【Herman】SWAG GEAR CLSペグハンマー
- 3.5 【M.O.C】NAGURIペグハンマー (CAM0009)
- 3.6 【鎌倉天幕】ハンマーヘッド(KTM-HM)
- 3.7 【HG HGONG HGONG】ペグハンマー
- 3.8 【Boundless Voyage】ペグハンマー
- 3.9 【エリッゼ】ペグハンマー(St.Martelo)
- 3.10 【CAMPING MOON】ステンレスペグハンマー「蝮」(C6)
- 3.11 【CAMPING MOON】 プレミアムペグハンマー「犀」(C5)
- 3.12 【タラスブルバ】TBハンマー
- 4 まとめ
ステンレス製ペグハンマーを使うメリット
長く使用していける
硬く変形しにくい素材のおかげで、力強くペグ打ちしても壊れにくいのが特徴です。
銅製や真鍮製のようにヘッドがへこむことが少なく、余程の事でもない限りヘッド部分を交換する必要はありません。
ステンレス素材はサビにも強く、水分による腐食がしづらいため、雨や雪のキャンプでも長く使用できます。
力強く打ち込める
重量があり打撃の衝撃を伝えやすいので、少ない打撃数でペグを打ち込んでいけます。
特にペグを打つ箇所の多いファミリーテントやグランドシートにおいては、ペグ打ちの負荷を大きく軽減することが可能です。
また、ステンレス素材は頑丈なため、スチールペグや鍛造ペグなどの硬いペグでも、負けずにペグを打ち込むことができます。
綺麗な見た目を保てる
ステンレス素材は汚れにくく、付着した泥や汚れも簡単に落とせるので、使用後のメンテナンスがしやすいです。
鉄やスチールのように塗装する必要がないため、ペグハンマーの塗装が剥げてボロボロな見た目になる心配もありません。
打撃によるへこみや変形にも強い、頑丈な性質のおかげで、綺麗な見た目を長く維持することが可能です。
ステンレス製ペグハンマーを使うデメリット
衝撃を吸収しにくい
銅製や真鍮製と比べて、打撃の衝撃を吸収しにくい性質があります。
そのため、打撃時の衝撃が大きく、長時間叩いていると持ち手を痛めやすいです。
また、衝撃から打点がぶれやすいため、指を打たないよう注意する必要があります。
長時間ペグ打ちする場合は、柄が木製であるなど、持ち手に衝撃が伝わりにくいペグハンマーを選びましょう。
ペグを痛めやすい
細いペグや柔らかい素材のペグだと、破損や変形をさせてしまう恐れがあります。
そのため、アルミ製などのペグには不向きです。
また、ペグの塗装を剥がす可能性もあるので、塗装を傷つけたくない場合はオススメできません。
ステンレス製ペグハンマーは頑丈なため、ペグもある程度硬い素材のものを用意する必要があります。
ステンレス製ペグハンマーおすすめ12選
【MURACO】
CARAJAS PEG HAMMER
ヘッド部分のでっぱりが少ないスタイリッシュな見た目をしており、リュックにもかさばらず収納することができます。
重量は、ペグハンマーとしては驚きの234gと非常に軽量。
荷物をなるべく軽くしたい、登山や徒歩でのキャンプで重宝します。
ただし、鋳鉄製などの硬いペグの場合、打撃面がへこむ可能性があるため注意しましょう。
【MSR】
ステイクハンマー(040818030745)
柄がアルミニウムで作られているおかげで、ヘッド部分のステンレスを含めても重量が312gと非常に軽量。
軽く扱えるうえ、しっかりとペグも打ち込めるため、腕への負担を軽減できます。
ヘッド部分が平らで、立てて置くこともできるため、しゃがまずにペグハンマーを掴めるのも嬉しいポイント。
軽量で扱いやすいペグハンマーです。
【CARBABY】
ペグハンマー
こちらも柄にアルミニウムが採用されており、重量が350g以内と軽量なため、携行性良く使用できます。
登山やソロキャンプでも気軽に持っていくことができ、ヘッドが頑丈なため、硬い地面でも変形しません。
安価で手が出しやすい価格帯で、使い分け用に軽いペグハンマーが欲しい方には、特にオススメの商品です。
【Herman】
SWAG GEAR CLSペグハンマー
ペグ打ち、ペグ抜きだけでなく、ヘッドに六角穴が開いているため、六角ねじにも対応可能。
重量も450gとちょうど良い重さなので、ペグハンマーの振り下ろしがしやすいです。
ペグ抜きは二種類あり、細いペグから太いペグに対しても使用することができます。
値段も手が出しやすいため、コスパよく使いたい方にオススメです。
【M.O.C】
NAGURIペグハンマー (CAM0009)
握りやすい柄の形をしているため、グリップ性があり、ペグハンマーに力をしっかり伝えることが可能です。
柄にはケヤキを採用しており、強度と耐久性があるうえ、長く使っていくにつれ味のある見た目になります。
長さも22cmと叩きやすい長さで、重量も500gあるため、硬いペグに対して打ちやすいのも特徴です。
【鎌倉天幕】
ハンマーヘッド(KTM-HM)
ペグ打ちの機能をはじめ、ペグの泥落としやマイナスドライバー、六角レンチなども搭載したマルチなペグハンマーです。
ペグの泥落としは、大小複数のスクレーパーが付いているので、ペグの大きさに関わらず泥を落とすことが可能。
グリップはラバーとなっているため握りやすく、寒い冬キャンプでも手袋をしたまま作業ができます。
【HG HGONG HGONG】
ペグハンマー
ペグ打ち以外にも、ナイフやドライバーなど、複数の機能を搭載したマルチペグハンマーです。
ステンレス鋼で作られており、耐食性や耐久性、強度も抜群。
多機能にもかかわらず重量は500gと軽く、コンパクトに収めることが可能なため、荷物をすっきり収めたい方にオススメです。
値段が非常に安価な点も、大きなポイント。
【Boundless Voyage】
ペグハンマー
ヘッドはステンレス鋼で、非常に耐久性が高く頑丈に作られています。
また、フックと丸穴の二つを採用しており、ペグの形に左右されずにペグ抜きすることが可能です。
木の柄には滑り防止の溝が両面についており、すっぽ抜ける心配もありません。
重量は530gと程よい重さで、ペグへ衝撃をしっかりと伝えていけます。
【エリッゼ】
ペグハンマー(St.Martelo)
柄は握りやすい曲線で、手の力がペグハンマーに伝わりやすい仕様のため、ペグ打ちが非常にやりやすいです。
グリップ性が高く、防止用の紐もしっかりとしたものが付いており、手からすっぽ抜ける心配もありません。
ハンマー全体に焼き入れを施しており、硬く変形しにくいボディのため、長く使用していくことができます。
【CAMPING MOON】
ステンレスペグハンマー「蝮」(C6)
655gと重量のあるペグハンマーのため、打撃の衝撃が大きく、硬いペグでも負けずにしっかりと打ち込んでいけます。
柄には木を採用しているので、手への衝撃が他の金属素材と比べて少ないです。
四角形のヘッドで、打撃面も4cmと広めのため、ペグにしっかり当てることができます。
値段も安価で、手が出しやすいところもポイントです。
【CAMPING MOON】
プレミアムペグハンマー「犀」(C5)
ステンレスペグハンマー「蝮」との大きな違いは、ヘッド部にステンレスと銅を採用している点です。
打撃面の内側に銅を使用しているため、ペグへの食いつきが良く、ステンレスのみのヘッドより少ない衝撃でペグ打ちできます。
ステンレスの美しい見た目を保ちつつ、打撃時の衝撃を減らしたい方にはぴったりのペグハンマーです。
【タラスブルバ】
TBハンマー
ヘッドはステンレス鋼で、柄にはバットの素材にも使われる天然木を採用している、頑丈なペグハンマーです。
715gとかなり重量があるため、振り下ろすのに必要な力が少なく済みます。
ペグ抜きしやすい形状のため、使い勝手も抜群です。
デザインは高級感のある美しい見た目で、見ているだけでキャンプ心を刺激してくれます。
まとめ
ステンレス製ペグハンマーは、サビに強く頑丈なため長く使用していけます。
そのため、コスパよく使っていきたい方には特にオススメです。
デメリットもあるため、選ぶ際は使用するペグの量や素材をよく確認しておきましょう。
ステンレス製ペグハンマーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方