テントやタープを固定するために、ペグとペグハンマーは必需品です。
ペグはテントやタープを購入した際に無料で付いてくることもありますが、多くの場合ペグハンマーは別途用意しなければなりません。
キャンプをする中でテントやタープの設営はもっとも大変な作業ですが、使いやすいペグハンマーがあれば作業の負担をかなり減らすことができます。
ペグハンマーは素材や形状、大きさや重さなどによって使い勝手が大きく変わるため、自分にぴったり合ったものを選ぶことが必要です。
今回はコンパクトなペグハンマーについて、ミニマムで取り回しやすい商品とともにご紹介します。
目次
- 1 コンパクトなペグハンマーを使うメリット
- 2 コンパクトなペグハンマーを使うデメリット
- 3 コンパクトなペグハンマーおすすめ10選
- 3.1 【RiveRock】ショートペグハンマー
- 3.2 【CAPTAIN STAG】ペグハンマー(UA-4541)
- 3.3 【ELLISSE】鍛造 焼入れ ペグハンマー(S55C)
- 3.4 【KAKURI】ショートペグハンマー(17760011)
- 3.5 【AND MYSELF】ペグハンマー 軽量
- 3.6 【MURACO】MURACO CARAJAS PEG HAMMER
- 3.7 【Belmont】MS-054 ピトンヒッター(MS054)
- 3.8 【CARBABY】ペグハンマー
- 3.9 【HG HGONG HGONG】ペグハンマー 多機能
- 3.10 【KANTAN TARP】2017年 ハンマー(KTHM-GM)
- 4 まとめ
コンパクトなペグハンマーを使うメリット
持ち運びしやすい
キャンプでは荷物をできるだけ少なくコンパクトにまとめたいという方が多いでしょう。
コンパクトで軽量なペグハンマーであれば、収納しやすく持ち運びの負担を減らすことができます。
設営の際はペグハンマーを持ちながら移動しなければならないため、ポケットに入れたり腰に下げたりして持ち運ぶことができると大変便利です。
軽くて女性でも扱いやすい
大きくて重いハンマーは、細いペグでも狙いやすい、固い地面に打つ際に力がいらないなどメリットもたくさんあります。
しかし、重すぎるペグハンマーは初心者や力の弱い女性にとっては扱いづらく、怪我につながる可能性もあるため500g以内のペグハンマーがおすすめです。
ミニマムで軽量なペグハンマーであれば、お子さんでも扱うことができます。
価格が安め
キャンプグッズを揃える際は、費用をいかに抑えるかというのも重要なポイントです。
とくに、ペグハンマーはどちらかというと脇役といえるアイテムなため、安くてコスパのよい商品を探す方は多いでしょう。
コンパクトなペグハンマーは小さい分価格が比較的安めのものが多く、2,000円以下の商品もたくさん見つけることができます。
コンパクトなペグハンマーを使うデメリット
固い地面だと力が必要
コンパクトなペグハンマーは力が入りにくく、固い地面に刺す場合には強い力で打ち込む必要があります。
また、軽量だとより強い力でたくさん打たなければならないため、体力を消耗してしまい負担が大きいです。
設営の楽さを重視するのであれば、コンパクトでもある程度重さのあるペグハンマーを選んだほうがよいでしょう。
ヘッドが小さいと打ちにくい
本体がミニマムだとヘッドも小さめのものが多いため、ペグを打つ部分の面積が小さいと狙いづらくなってしまいます。
初心者だとヘッドが小さいとペグにハンマーを当てにくく設営に時間がかかってしまいますし、狙いが外れて怪我をしてしまう恐れもあるため注意が必要です。
初心者の方であれば、コンパクトでもヘッドが大きめのものだと使いやすいかと思います。
機能性が劣る
ペグハンマーはただペグを打つだけでなく、ペグを引き抜きやすいものや握りやすくグリップが工夫されたものなど機能性も様々です。
コンパクトなペグハンマーは扱いやすいですが機能性がシンプルなため、機能性重視だともの足りないと思う方もいるでしょう。
また、耐久性が比較的弱いものも多く、普通のハンマーよりも負荷がかかりやすいためすぐに壊れてしますことがあります。
コンパクトなペグハンマーおすすめ10選
【RiveRock】
ショートペグハンマー
コンパクトながらも機能性とデザイン性に優れたペグハンマーです。
天然木を使用したグリップ部分は、独特の削り痕をつけて握りやすくなるよう名栗加工が施されており、見た目もおしゃれで使いやすいデザインになっています。
ヘッド部分は耐久性の高いステンレスと衝撃吸収に優れた真鍮を組み合わせており、ペグに当たる面の真鍮ヘッドは部品交換も可能です。
【CAPTAIN STAG】
ペグハンマー(UA-4541)
お手頃価格で持ち運びしやすいショートハンマーです。
アルミ合金製のブラックで統一されたシンプルなデザインで、軽量ながらも丈夫な作りになっています。
ペグを打つだけでなく、引き抜いたり引っかけたりしやすい形状になっており、使い勝手のよい商品です。
【ELLISSE】
鍛造 焼入れ ペグハンマー(S55C)
金属加工などのモノづくりで有名な新潟県燕三条で製造された、安心で高品質な日本製になります。
風合いのある天然木の柄は手にフィットするよう曲線になっており、村の鍛冶屋の焼き印が施されていてデザイン性も抜群です。
鍛造ヘッドはトップクラスの耐久性を誇っており、防錆性能に優れたクロームメッキ加工も施されています。
【KAKURI】
ショートペグハンマー(17760011)
コンパクトで軽量な取り回しやすいペグハンマーで、全長20cmで550gと女性やお子さんでも使いやすいサイズです。
グリップ部分は細かい凹凸が付いており、力を込めて降ってもすっぽ抜けにくいデザインになっています。
ヘッドのペグを打つ面もギザギザが付いていることで横滑りしにくく打ちやすい、初心者にもおすすめの商品です。
【AND MYSELF】
ペグハンマー 軽量
330gと超軽量で使いやすいペグハンマーです。
AND MYSELFはソロキャンプ専門の日本のブランドで、初心者から上級者まで長く使用できる高品質なアイテムが揃っています。
コンパクトで軽量ながらも、「打つ・抜く・掘る」の3つの用途で使えて機能性も優れており、まさにソロキャンパー向けにおすすめの商品です。
【MURACO】
MURACO CARAJAS PEG HAMMER
わずか234gとトップクラスの軽量さを誇り、コンパクト性も優れた商品になります。
ハンマーのヘッド部分が飛び出していないストレートな形状で、ほかにはない個性的でスタイリッシュなデザインになっています。
ヘッド部分の素材も軽量で耐久性の高いステンレス製になっており、ヘッド中央にペグを引っかけて抜いたり、栓抜きとして使用したりすることも可能です。
【Belmont】
MS-054 ピトンヒッター(MS054)
全長18㎝のシンプルでコンパクトなペグハンマーです。
小さいながらも重量があり打つ面が大きめで、固い地面でも少ない力でしっかり打ち込むことができます。
丈夫なスチール製のヘッドは鍛造ペグを打っても大丈夫なほど高い耐久性を持っており、コンパクトで収納しやすいためソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめです。
【CARBABY】
ペグハンマー
コンパクトでスタイリッシュなデザインの商品になります。
315gと超軽量で、軽量ながらも少ない力で打ち込みやすいよう重量バランスを工夫した設計になっています。
柄はアルミ、ヘッドはステンレス製になっており、軽さと高い耐久性の両立を実現しています。
基本的なペグを打つ・抜くといった機能のほか、鍬のように地面を掘ったり栓抜きとして使用したりすることも可能です。
【HG HGONG HGONG】
ペグハンマー 多機能
なんとこれひとつで12種類の使い方ができる多機能な商品になっています。
ハンマーとしての機能のほか、ナイフやノコギリ、栓抜き、やすり、レンチなど様々な用途で使うことが可能です。
収納時は全長13.8㎝とミニマムで持ち運びもしやすく、これ1本あればナイフやノコギリなどを持つ必要がないため、かなり荷物を減らすことができます。
【KANTAN TARP】
2017年 ハンマー(KTHM-GM)
プラスチック製で、値段も1,000円以下と大変コスパのよいペグハンマーです。
強化プラスチックの本体に「鉄芯」が内蔵されており、工夫された重量バランスによって楽に打ち込める設計になっています。
160gと超軽量なうえ全長も18㎝とコンパクトで女性やお子さんでも扱いやすく、怪我をする危険性も低いためファミリーキャンプにおすすめです。
まとめ
ペグハンマーは目立たないように思えますが、これひとつでキャンプの快適さが大きく変わる重要なアイテムです。
コンパクト性と機能性のバランスをよく考え、地面の状況やペグの種類も考慮しながら、自分に合ったペグハンマーを探してみてください。
コンパクトなペグハンマーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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