自作PCのケースは小型から大型、特殊な形のモデルと様々です。
もちろん、スペックなどに応じて選んでいくのですが、中には人と違ったPCケースを使ってみたい人も多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが、高級志向のPCケースです。
本記事では、価格が高い高級PCケースについてや、おすすめ商品を紹介します。
一般的なPCケースとの違いを比較しながら、選んでみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 高級PCケースを使うメリット
- 2 高級PCケースを使うデメリット
- 3 高級PCケースおすすめ10選
- 3.1 【Cooler Master】MasterCase H500P(MCM-H500P-MGNN-S00)
- 3.2 【Rosewill】CULLINAN V500(R0901007-0118)
- 3.3 【Corsair】Obsidian 1000D(CC-9011148-WW)
- 3.4 【MSI】MPG SEKIRA 500X
- 3.5 【Thermaltake】Core P90 TG(CA-1J8-00M1WN-00)
- 3.6 【Razer】Tomahawk(RC21-01400100-R3M1)
- 3.7 【Cooler Master】HAF 700(9B11-119-437)
- 3.8 【ANTEC】Signature Series(S10)
- 3.9 【In Win】Dフレーム(D-Frame Orange)
- 3.10 【GOLDEN FIELD】5300 ゲーミングPCケース
- 4 まとめ
高級PCケースを使うメリット
高級PCケースを使うメリットですが、次の点が挙げられます。
- 人と被りにくい
- 拡張性が高いことが多い
人と被りにくい
高級志向のPCケースは、デザインも奇抜であったり、そもそも高価なため人と被りにくい傾向にあります。
人気のPCケースを選んで、人と被りたくない、オリジナリティの高い自作PCを組みたい人におすすめです。
また、過去に自作PCを何台も組んできて、普通のケースを選びたくない人にもピッタリです。
拡張性が高いことが多い
サイズが大きいモデルが多いこともあり、拡張性が高い商品が多いのも特徴です。
例えばストレージ関連のシャドウベイや、拡張スロット数、ケースファンの搭載可能数などが多く、後々たくさん拡張したい人にもおすすめできます。
特にケースファンなどは冷却性能に関わってくるので、冷却特化にしたい人にも選ばれやすい傾向にあります。
高級PCケースを使うデメリット
続いてデメリットですが、次の点が挙げられます。
- 超高額である
- 普通のスペックを組むのであればオーバースペック
超高額である
もちろんピンキリではありますが、中には10万円以上もするPCケースも販売されています。
ここまで高額だと、それだけでミドルスペックのゲーミングPCが組めてしまうほど。
ですので、その分の予算をパーツに回すことで、もっとスペックの高いパソコンを組むことができるため、優先度を考えて購入すると良いでしょう。
普通のスペックを組むのであればオーバースペック
所謂、超ハイスペックのPCを組まない限り、高額な高級PCケースを使う利点が薄れてくるのがデメリットといえます。
そのため、拡張性にこだわらず、ミドルスペックより少し上位程度のスペックを組みたいなら、確実にケースがオーバースペックになります。
ですので、高級PCケースを購入する前に組みたいスペックを考えて、そのスペックに合わせてPCケースを選びましょう。
高級PCケースおすすめ10選
【Cooler Master】
MasterCase H500P(MCM-H500P-MGNN-S00)
フロントに200mmのRGBライティング対応のケースファンが標準搭載されているPCケースです。
トップにも最大で360mmラジエーターが搭載できるので、冷却性能はピカイチ。
ケース内にはケーブルの配線や電源ユニットを隠すカバーがいくつも付いているので、完成時にケーブルなどが目立たずに綺麗にまとめられます。
【Rosewill】
CULLINAN V500(R0901007-0118)
3面が強化ガラスパネルになっていて、内部のRGBライティングが非常に映えるPCケースです。
マザボもATXまでサポートされており、文字通りハイスペックPCが組みやすくなっています。
また、CPUクーラーの高さも170mmまでとなっているうえに、エアフローも最適化されているため、ケース内の温度をしっかりキープしてくれます。
【Corsair】
Obsidian 1000D(CC-9011148-WW)
超大型ラジエーターが搭載できるPCケースで、ケースファンは最大13基も搭載可能。
冷却性能に特化したフルタワー型PCケースなので、本格水冷も組みやすくなっています。
また、3.5インチベイが5個、2.5インチベイが6個付いているので、ストレージに関しても足りなくなることはありません。
グラボの縦置きにも対応しているので、より多くのパーツや水冷用ポンプを設置できます。
【MSI】
MPG SEKIRA 500X
強化ガラスパネルと普通のパネルのバランスがベストマッチで、デザイン性のあるPCケースです。
サイドパネルは蝶番で留められており、両サイドとも簡単に開閉可能。
そのため、メンテナンスはもちろん、実際に組み上げるときにも便利です。
各所に刻まれたMSIのロゴがカッコいいので、マザボもMSIと合わせて使いたい人におすすめです。
【Thermaltake】
Core P90 TG(CA-1J8-00M1WN-00)
特殊な形のオープンフレームで、どちらかというと本格水冷向けのPCケースと言えます。
見栄えやデザインはもちろん、使い勝手も抜群で、オープンフレームのためエアフローを考えずに済みます。
そのぶん汚れやすいため、定期的なメンテナンスは必要ですが、冷却性能に特化させたい人にピッタリです。
【Razer】
Tomahawk(RC21-01400100-R3M1)
ゲーミングデバイスで有名なRazerからもPCケースが販売されており、非常にコンパクトなモデルです。
Mini-ITXまでの対応ですが、水冷ラジエーターは240mmまで搭載可能なので、冷却性能も高くなっています。
普段からRazer製品を使っている人は統一感もでますので、是非選んでみてください。
【Cooler Master】
HAF 700(9B11-119-437)
見た目が非常にゴツゴツしており、武骨さがあるPCケースです。
リアに小型ケースファンを2基搭載できるようになっているほか、フロントがフルメッシュになっているため、エアフローも考えられています。
そのため、吸気も排熱も非常に効率が良く、冷却性能に特化したケースとも言えます。
トップパネルが外せるため、組み立てやメンテナンスがラクな点も注目ポイントです。
【ANTEC】
Signature Series(S10)
グラボを最大4枚挿しできるほどの拡張スロットを搭載したPCケースです。
対応マザボもE-ATXまでと広く、文字通りハイスペックPCを組むことができます。
フロントパネル裏に3.5インチと2.5インチのシャドウベイが合計で14基も搭載されており、拡張性抜群です。
【In Win】
Dフレーム(D-Frame Orange)
武骨なオープンフレームタイプのPCケースです。
チューブにはスチールを採用しており、サイズが大きいものの比較的軽量なタイプとなっています。
普通のPCケースに飽きた人は、是非選んでみてください。
今までのゲーミング環境の見た目がガラッと変わります。
【GOLDEN FIELD】
5300 ゲーミングPCケース
近未来的なデザインがスタイリッシュでカッコいいPCケースです。
周囲のパネルは全て取り外し可能で、組み立て時に邪魔にならないのがメリット。
本格水冷向けのケースとなっており、ポンプやラジエーターを無理せず設置できるため、ケース内は比較的スッキリまとめられます。
まとめ
高級PCケースを選ぶにあたって、組みたいPCに必要かどうかが一番のポイントです。
価格が高い理由というのは様々ですので、コスパを優先するかスペックを優先するかでPCケースの選び方は変わります。
本記事を参考に、ピッタリなPCケースを探してみてください。
高級PCケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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