自作PCを作るうえで、人気の高いケースと言えばミドルタワーですが、拡張性などを考えるとフルタワーも選択肢に入ります。
ですが、どうしてもサイズが大きかったり価格の問題で、避けている人も居るのではないでしょうか?
そこで本記事では、安いフルタワー型PCケースについてや、おすすめ商品も紹介しています。
中には格安のPCケースもありますので、参考にしてみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 安いフルタワー型PCケースを使うメリット
- 2 安いフルタワー型PCケースを使うデメリット
- 3 安いフルタワー型PCケースおすすめ10選
- 3.1 【ENERMAX】MAKASHIⅡ MKT50 マカシⅡ ECA-MKT50-BB-ARGB-01
- 3.2 【Bitfenix】フルタワーPCケース Shinobi XL BFC-SNX-500-KKW1-RP
- 3.3 【Fractal Design】Pop XL Silent Black Solid FD-C-POS1X-01
- 3.4 【Fractal Design】Pop XL Air FD-C-POR1X-06
- 3.5 【COUGAR】PANZER MAX
- 3.6 【Thermaltake】VIEW 51 TG ARGB Snow Edition CA-1Q6-00M6WN-00
- 3.7 【Thermaltake】Core V71 TG CA-1B6-00F1WN-04
- 3.8 【Sharkoon】ELITE SHARK CA300T BLACK
- 3.9 【Cooler Master】MasterFrame 700 MCF-MF700-KGNN-S00
- 3.10 【Fractal Design】Torrent Grey TG FD-C-TOR1A-02
- 4 まとめ
安いフルタワー型PCケースを使うメリット
安いフルタワー型PCケースを使うメリットは下記のとおりです。
- 拡張性が高い
- エアフローも考えられている
拡張性が高い
ミドルタワーより更に大きいフルタワーなので、内部の拡張性が非常に高いのが特徴です。
大型のグラボが搭載できるのはもちろん、本格水冷も使えたり、水冷ラジエーターが2基搭載できたりします。
また、3.5インチベイの数も多いことがほとんどなので、データをたくさん保存したい人にもおすすめです。
エアフローも考えられている
ケースが大型であればあるほど、搭載できるケースファンの数も増えていきます。
そのため、しっかりと吸気・排気を行ってくれるようになっており、考えられたエアフローになっています。
ですので、静音性より冷却性能を優先したい人にもピッタリです。
もちろん、安価でもエアフローがしっかりしている商品も多いので、探してみてください。
安いフルタワー型PCケースを使うデメリット
一方でデメリットは、下記のとおりです。
- 安いといってもミドルタワーより高い
- ケース自体が大きい
安いといってもミドルタワーより高い
フルタワー型のPCケースが少なくなってきたことや、その拡張性の高さから、どうしても価格が高い傾向にあります。
「安い」と考えると一般的に1万円以下を想像するかもしれませんが、フルタワー型だとほとんどその価格帯の商品はありません。
また、ミドルタワーと比べても高くなっており、予算を抑えてハイスペックPCを組みたい場合には適さない可能性もありますので、注意しましょう。
ケース自体が大きい
フルタワー型という名前からして、ミドルタワーより一回り以上大きい商品がほとんどです。
そのため、いままでミドルタワーを使っていたのであれば、そのサイズ差に驚くでしょう。
また、置き場所をあらかじめ決めて、高さや幅、奥行きをしっかり計測し、商品ページなどにある実寸と比べておかないと、設置できないことも考えられます。
購入の際は、サイズ感を必ず気にしましょう。
安いフルタワー型PCケースおすすめ10選
【ENERMAX】
MAKASHIⅡ MKT50 マカシⅡ ECA-MKT50-BB-ARGB-01
どうしても価格が高くなりがちなフルタワーの中で、1万円を切るコスパの良さが特徴のPCケースです。
サイドパネルはフルクリアになっており、中のパーツが綺麗に見えるようになっています。
フロントパネルの中央にはRGBライティングのラインもあり、ケースのアクセントとして活躍してくれます。
【Bitfenix】
フルタワーPCケース Shinobi XL BFC-SNX-500-KKW1-RP
シンプルなデザインで使いやすいフルタワーPCケースです。
5インチベイが5基に3.5インチベイが7基と、内部の拡張性が非常に高くなっており、データをたくさん保存したい人におすすめとなっています。
対応CPUファンの高さも181mmと大型であり、エアフローも最適化されているので、冷却性能も高いです。
【Fractal Design】
Pop XL Silent Black Solid FD-C-POS1X-01
無駄なメッシュパネルを使用しておらず、確かな堅牢性と気密性により、静音に特化したPCケースです。
エアフローより静音を重視したい人におすすめで、ノイズを抑えることで通話中などの音声がクリアになることもあります。
I/Oパネルはトップについているため、操作感も良くコンパクトで、デバイスなどを挿しても邪魔になりにくくなっています。
【Fractal Design】
Pop XL Air FD-C-POR1X-06
先述したモデルのエアフローを強化したモデルで、フロントはフルメッシュになっており、トップもエアフローを考慮したハーフメッシュタイプになっています。
サイドパネルも強化ガラスになっており、内部のRGBライティングも映えます。
もちろん、静音性は犠牲にされているので、静音性か冷却性能かで、どちらのモデルを選ぶか決めるといいでしょう。
【COUGAR】
PANZER MAX
拡張性と機能性に特化したフルタワー型PCケースです。
空冷はもちろん、水冷もしっかりサポートされていて、最大4つの水冷ラジエーターを搭載できるようになっています。
メカメカしいデザインも好評で、デザイン重視の人にもおすすめしたい商品です。
グラボも最大390mmと非常に大きなサイズでも対応可能なため、ハイスペックPCを組みたい人にもピッタリです。
【Thermaltake】
VIEW 51 TG ARGB Snow Edition CA-1Q6-00M6WN-00
サイドはもちろん、トップやフロントパネルまでクリアパネルになっているため、内部のRGBライティングが様々なところから溢れ出るPCケースです。
デザイン性も高く、見た目から満足できるため、暗い部屋で他のデバイスを含めてRGBライティングに特化したい人におすすめです。
また、本格水冷にも対応できるほど内部のスペースは広く、冷却性能も高くなっています。
【Thermaltake】
Core V71 TG CA-1B6-00F1WN-04
フロントからトップまでフルメッシュになっており、エアフローを考慮されたフルタワー型PCケースです。
最大9基のケースファンを搭載可能なので、冷却性能も非常に高くなっています。
また、8基の3.5インチベイが付いているため、HDDはもちろんSSDも搭載可能です。
【Sharkoon】
ELITE SHARK CA300T BLACK
フロントパネルが特徴的なデザインで、エアフローとしても活躍しているPCケースです。
サイドにI/Oパネルが付いており、珍しいタイプのPCケースになっています。
そのため、接続するデバイスによってはケーブルが邪魔になってしまう可能性もありますが、Bluetoothなどのドングルであれば、スッキリ収められます。
【Cooler Master】
MasterFrame 700 MCF-MF700-KGNN-S00
縦でも横でも使えるフルタワーオープンフレーム型のケースで、縦置きの場合は強化ガラスを付けることで、パーツのライトアップを楽しむことができます。
また、横置きにすることでテスト用のベンチにも早変わりしてくれるため、様々な使い方ができるケースです。
サイドウィングが動くようになっており、熱が発生する部分にエアフローを集中させられるようになっています。
【Fractal Design】
Torrent Grey TG FD-C-TOR1A-02
フロントパネルがメッシュより吸気してくれるパネルになっており、最初から5つのファンが搭載されているフルタワー型PCケースです。
トップから排熱できない代わりに、底面からしっかり吸気できるタイプのケースのため、内部のエアフローも充分。
裏配線を綺麗にまとめられるようにガイドやバンドが付いているため、配線で悩むことはありません。
まとめ
拡張性やハイスペックPCを組むために取り入れる人が多いフルタワー型PCケースですが、選択肢も多く選びやすくなっています。
価格とスペックどちらを優先するか難しいところですが、本記事を参考に選んでみてください。
安いフルタワー型PCケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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