今ではすっかり使われることが少なくなってしまった、DVDドライブなどの5インチベイ。
ですが、DVDにデータを移したい時などに非常に便利なので、使いたいと思っている人も多いのではないでしょうか?
最近は、そもそも5インチベイが搭載されていないケースが多くなってきています。
そこで本記事では、5インチベイ搭載PCケースについてや、おすすめ商品を紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 5インチベイ搭載PCケースとは
- 2 5インチベイ搭載PCケースを使うメリット
- 3 5インチベイ搭載PCケースを使うデメリット
- 4 5インチベイ搭載PCケースおすすめ10選
- 4.1 【ZALMAN】T8 ミドルタワーPCケース CS8140
- 4.2 【Scythe】旋風 SCY-CFS3-BK
- 4.3 【SilverStone】PRECISIONシリーズ SST-PS13B
- 4.4 【Cooler Master】MasterBox MB600L V2 MB600L2-KN5N-S00
- 4.5 【Nanoxia】Cool Force 2 CF2
- 4.6 【Fractal Design】Focus G White Window CS6819FD-CA-FOCUS-WT-W
- 4.7 【Cooler Master】MasterBox NR600 MCB-NR600-KG5N-S00
- 4.8 【Thermaltake】Core V51 TG CA-1C6-00M1WN-03
- 4.9 【Cooler Master】MasterBox CM694 TG MCB-CM694-KG5N-S00
- 4.10 【COUGAR】フルタワーPCケース PANZER MAX
- 5 まとめ
5インチベイ搭載PCケースとは
DVDドライブなどの光学ドライブをはじめ、拡張ストレージ、拡張USBハブ、ディスプレイタイプのファンコントローラーなどを搭載できる部分があるPCケースがあります。
昔は、ほとんどのパソコンに搭載されていた5インチベイですが、最近のPCケースには基本的に付いていません。
そのため、自作PCに光学ドライブを載せたい場合は、5インチベイが搭載されたPCケースを選ぶ必要があります。
なかなか探しづらいですが、ゲーミングPC用のケースにも搭載されているので、ハイスペックPCも問題なく組めます。
5インチベイ搭載PCケースを使うメリット
5インチベイ搭載PCケースを使うメリットは、下記のとおりです。
- 光学ドライブが邪魔にならない
- 便利なパーツを組み込める
光学ドライブが邪魔にならない
頻繁にDVDなどにデータを移す人や、映画やアニメをBlu-rayで観る人にとって、光学ドライブは必須です。
もちろん、外付けUSB接続のタイプもありますが、どうしても邪魔になりますし、USBポートも埋まってしまいます。
また、使うたびに外しても置き場所に困ったり、外す手間がかかります。
ですが、5インチベイがあればケースに光学ドライブを内蔵できるため、全く邪魔になりません。
便利なパーツを組み込める
5インチベイのスペースに対応したパーツは、光学ドライブだけではありません。
例えば、USBポートやSDなどのカードスロット、ファンコントローラーなど便利なパーツを組み込めます。
特にファンコントローラーは、見た目も近未来的で、RGBファンとも相性がいいので、ゲーミングPCに組み込む人も増えています。
光学ドライブを使わない場合でも、そういった便利パーツを載せてみたい人におすすめです。
5インチベイ搭載PCケースを使うデメリット
一方でデメリットですが、下記のことが挙げられます。
- ケース内が狭くなる
- フロントパネルがフルメッシュじゃなくなる
ケース内が狭くなる
フロントパネル側の上部に5インチベイのスペースがありますが、その分ケース内が狭くなってしまいます。
具体的に、トップパネルやフロントパネルに付けられるファンや水冷ラジエーターのサイズに影響が出るので、大型のものを取り付けたい人には邪魔に感じるでしょう。
特に、水冷ラジエーターを搭載したい人は、あらかじめサイズを確認しておくことをおすすめします。
フロントパネルがフルメッシュじゃなくなる
5インチベイを搭載しているPCケースの場合、フロントパネルがフルメッシュじゃないことが多いです。
特にゲーミングPCだとエアフローが大切なため、パーツ構成によっては内部が冷えにくくなってしまい、性能をフルに発揮できないことも。
もし、光学ドライブなどを搭載するつもりが無いのであれば、5インチベイ搭載のPCケースは避けるようにしましょう。
5インチベイ搭載PCケースおすすめ10選
【ZALMAN】
T8 ミドルタワーPCケース CS8140
シンプルなデザインに、さり気なく入ったRGBラインを搭載しているPCケースです。
電源と5インチベイを上部に付けるタイプで、重心がやや高いのが特徴。
その分、内側のスペースが広くなっており、サイドパネルとフロントから吸気した空気が、しっかり循環してくれます。
【Scythe】
旋風 SCY-CFS3-BK
5インチベイが3基付いているPCケースで、フロント下部にはファンが2基付けられるようになっています。
また、5インチベイを付けない場合は、メッシュになっている関係上、エアフローとしても活躍してくれます。
デザインもシンプルなので、光らないゲーミングPCを組みたい人にもおすすめです。
【SilverStone】
PRECISIONシリーズ SST-PS13B
電源ボタンなどのI/Oがフロントパネル中段に搭載されている、珍しいPCケースです。
マザボはATXまで対応しており、ハイスペックなパソコンを組むことも可能。
サイドパネルにはファンが2基付けられるメッシュ部分があり、エアフローに特化させる場合は使用するといいでしょう。
また、サイドパネルがクリアパネルになるタイプもありますので、用途に合わせて選びましょう。
【Cooler Master】
MasterBox MB600L V2 MB600L2-KN5N-S00
シンプルな見た目で、どんなデスク環境にもマッチしてくれるPCケースです。
最長で400mmのグラボまで搭載できる広さを誇っており、トップパネルからの排熱はもちろん、底面からの吸気にも対応。
密閉性は高いですが、エアフローも充分なうえに、大きいファンも付けられるため、冷却性能も安心。
価格とスペックのバランスが良く、様々なスペックのパソコンを組めるのでおすすめです。
【Nanoxia】
Cool Force 2 CF2
裏配線に対応しているPCケースです。
裏へ配線を通すための穴が複数あり、種類別にまとめておけるのが非常に便利で、ケーブルがごちゃごちゃになりづらくなっています。
フロントパネルには、さり気なく複数の穴が開いており、そこから吸気と光が漏れ出すため、RGBファンと相性が良いです。
【Fractal Design】
Focus G White Window CS6819FD-CA-FOCUS-WT-W
人気のホワイト×ブラックのツートンカラーがカッコいいPCケースです。
5インチベイを搭載していながらも、140mmファンを2基搭載できるほどの広さがあり、エアフローもしっかり考えられています。
裏配線も出来るので、クリアパネルで内部が見えても問題ないくらいケーブルをすっきりさせられます。
【Cooler Master】
MasterBox NR600 MCB-NR600-KG5N-S00
Cooler Masterの中でも人気の高いミドルタワーPCケースで、コンパクトで使いやすいモデルでありながら、ATXのマザボに対応。
電源ユニットはケース下部に搭載するタイプで、表面から見えないような形になっています。
そのため、クリアパネルから内部を覗いてもスッキリして見えるようになっています。
【Thermaltake】
Core V51 TG CA-1C6-00M1WN-03
トップとフロントパネルがフルメッシュになっており、更に内部には合計9基のファンを搭載できるPCケースです。
そのため、冷却機能が非常に高く、ハイスペックでパソコンを組んでも問題なく冷やしてくれます。
また、グラボを垂直に設置できるブラケットも付属しているので、外からグラボを眺めたい人にもピッタリ。
他にも、HDD/SSD共用のトレイが5基搭載されているため、データを多く保存したい人にもおすすめです。
【Cooler Master】
MasterBox CM694 TG MCB-CM694-KG5N-S00
I/Oパネルにゴム製のキャップが付いており、ゴミや埃を防いでくれるPCケースです。
最大360mmの水冷ラジエーターをトップ・フロントどちらにも設置可能で、冷却性能も抜群。
大型のグラボを支えるために、内部には最初からアーム機構が付いています。
【COUGAR】
フルタワーPCケース PANZER MAX
武骨でメカメカしいデザインのPCケースです。
フルタワーPCケースのため、サイズが大きくマザボもE-ATXまでの全てのサイズに対応。
拡張性・冷却性能・ストレージの搭載可能数、全てにおいてトップクラスで、グラボもほとんど搭載可能です。
ファン速度を制御するためのスイッチがフロントパネルに付いているため、高負荷時に手動ですぐに切り替えられるのもポイントです。
まとめ
使い道が少なくなってきた5インチベイですが、搭載できるPCケースは数多く販売されています。
外付けのDVDドライブなどは邪魔で使いたくないという人は、是非5インチベイ搭載PCケースをおすすめします。
5インチベイ搭載PCケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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