撥水性やグリップ力に優れ、夏のキャンプやBBQなどのアウトドアシーンで活躍する「アウトドアサンダル」。
つま先ありの「トゥーガードタイプ」であれば、岩場や水中などの不整地でもケガのリスクを軽減することができます。
しかし、さまざまなブランドから発売されているので、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、安全性の高いつま先のあるアウトドアサンダルを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を紹介します。
目次
- 1 つま先ありのアウトドアサンダルを使うメリット
- 2 つま先ありのアウトドアサンダルを使うデメリット
- 3 つま先ありのアウトドアサンダルの選び方
- 4 つま先ありのアウトドアサンダルおすすめ10選
- 4.1 【crocs】オフロード スポーツ クロッグ(202651)
- 4.2 【Merrell】ハイドロモック ウォーターシューズ(J48595)
- 4.3 【SALOMON】リラックスサンダル(LI3181)
- 4.4 【KEEN】WHISPER(1016243)
- 4.5 【KEEN】UNEEK(1014097)
- 4.6 【KEEN】NEWPORT RETRO(1027450)
- 4.7 【HOKA】シャワーサンダル(1106534)
- 4.8 【Teva】OUTFLOW CT(1134357)
- 4.9 【BIRKENSTOCK】ボストン 幅狭(BK060193)
- 4.10 【Columbia】ロックントレイナー ネイキッド 2(YU0307)
- 5 まとめ
つま先ありのアウトドアサンダルを使うメリット
ケガのリスクを軽減できる
川遊びやハイキングなどで岩場を歩くときは、誤って岩に足をぶつけてしまえば、ケガをしてしまう可能性もあります。
つま先の保護ができる形状の「トゥーガードタイプ」のサンダルは、足の指先のケガのリスクを軽減できます。
スニーカーのようにも見えますが、通気性に優れる素材を使用しているので濡れても快適に使用できるでしょう。
足が濡れても蒸れにくい
つま先のあるアウトドアサンダルは、川や湖で水遊びをして水に濡れてしまっても、サンダル内が蒸れにくいでしょう。
トゥーガードタイプは水陸両用として使用できる商品が多いので、キャンプで水遊び後もそのまま履いて過ごすことができます。
とくに、素材に「ラバー」や「EVA」を使用している商品は撥水性も高いので、水中で使用する予定がある方におすすめです。
グリップ力が優れるので滑りにくい
アウトドアサンダルはソールに凹凸がありグリップ力に優れているので、岩場や木道を歩いても滑りにくいでしょう。
さらに、つま先ありのサンダルはストラップがついているのでフィット感が高く、水中などで脱げてしまう心配もありません。
ただし、サンダルの使用を続けることでソールがすり減り、グリップ力が低下することがあるので1年に1度は点検してください。
クッション性が高く疲れにくい
アウトドアサンダルはソール部分に厚みのある商品が多く、クッション性に優れることも魅力の1つです。
クッション性が高いと、アウトドアで長時間や長距離を歩いても、足や腰に負担がかかりにくく疲れにくいでしょう。
とくに、キャンプへの移動手段に徒歩や公共交通機関を使用するという方に、おすすめできる商品です。
つま先ありのアウトドアサンダルを使うデメリット
日焼けや虫に刺される可能性がある
アウトドアでサンダルを履くことで肌の露出が多くなるので、日焼けや虫刺されのリスクが高まります。
とくに、虫が多く生息する草むらの近くや、木が多くある場所でキャンプをされる方は注意が必要です。
アウトドアサンダルを履く場合は、「虫よけスプレー」や「蚊取り線香」、「日焼け止め」などで万全の対策を行いましょう。
スニーカーほどの安定性はない
スニーカーに似た見た目のトゥーガードタイプのアウトドアサンダルですが、スニーカーの安定性にはどうしても劣ってしまいます。
そのため、登山やハイキングなどの不整地を多く歩くようなアウトドアシーンにはあまりおすすめできません。
ケガにつながってしまう可能性も高いので、登山やハイキングのときは専用のトレッキングシューズを履きましょう。
サイズ感に注意する必要がある
つま先のあるアウトドアサンダルを購入するときは、自分の足に合うかサイズ感をよく確認する必要があるでしょう。
とくに、川や湖など水遊びで使用する場合は、サイズが大きいと水圧によって脱げてしまいケガへとつながる可能性もあります。
購入する際は、可能であれば1度アウトドアショップで試着をし、サイズ感を確認してみてください。
つま先ありのアウトドアサンダルの選び方
トゥガードタイプを選ぼう
つま先のあるアウトドアサンダルを「トゥーガードタイプ」と言います。
他にもベルトタイプやベアフィットタイプなどがあり、軽量で持ち運びには優れますがつま先の保護がないので注意が必要です。
足先のケガのリスクを軽減できるので、アウトドアシーンにぴったりなトゥガードタイプを選びましょう。
使用用途に合った素材をチェック
アウトドアサンダルに使用される素材は主に2種類に分けられるので、自分の使用用途に合った素材を選びましょう。
ラバー・EVA
水を弾く撥水性に優れるので、水に濡れてもすぐに乾きます。
とくにEVA素材は軽量でクッション性が高く、長時間歩いても疲れにくいです。
ポリエステル
水に濡れても乾きやすく、耐久性が高くお手入れも簡単です。
さらに、メッシュ素材を使用していれば通気性もよく、長時間履いていても蒸れにくいです。
ソールの滑りにくさを確認しよう
アウトドアシーンで使用するサンダルは、ソールに凹凸がある滑りにくい商品を選びましょう。
グリップ力に優れた商品であれば、濡れた岩場や木道などを歩く際も、転倒するリスクが抑えられます。
とくに、湖や海で水遊びをする方におすすめです。
ただし、長期間アウトドアサンダルを使用することで、ソールがすり減ってきてしまう可能性があります。
ソールがすり減ることでグリップ力も低下するので、1年に1度は必ずソールを確認してください。
クッション性の高いソールは疲れにくい
アウトドアサンダルを購入するときは、ソールに厚みがありクッション性が高い商品を選ぶとよいでしょう。
クッション性に優れたサンダルは、長時間履いていても足や腰に負担がかかりにくく、疲れを感じにくいです。
さらに、ソールに厚みがあるとガラスの破片や尖った小石などから、足の裏を守ることにもつながります。
クッション性の高さは快適な履き心地と安全性につながるので、ぜひチェックしてみてください。
通気性や速乾性の高い商品がおすすめ
アウトドアサンダルを選ぶ際は、通気性や速乾性に優れた商品を選びましょう。
通気性や速乾性に優れた商品は、長時間履いていても蒸れにくいので快適に使用できます。
メッシュ生地は通気性には優れますが、その分耐久性は低くなるので注意が必要です。
自分の使用用途に合わせて、必要な機能をもつアウトドアサンダルを見つけてください。
自分の足に合うかサイズ感を確認しよう
アウトドアサンダルを快適に使用するために、購入する際は自分の足に合うのかフィット感を確認しましょう。
サイズ感は各ブランドによって、同じサイズでもフィット感が異なる場合が多くあるので注意が必要です。
そのため、「いつも履いているサイズだから」と言って購入すると、サンダルの機能を十分に発揮できない可能性もあります。
サンダルを購入する際は、可能であればアウトドアショップで試着をしてフィット感を確認してみてください。
人気の高いおすすめメーカーは?
人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
KEEN
2003年にアメリカで誕生したフットウェアメーカーです。
ユニークなデザインで人気の高い商品を発売しています。
Teva
「To Play 」 「To Protect」をコンセプトにサンダルを発売するメーカーです。
サイズ展開が豊富でさまざまな人の足にフィットしやすいです。
ビルケンシュトック
250年近い歴史を有するドイツのフットウェアメーカーです。
長時間履いていても疲れにくいサンダルを発売しています。
気になる価格帯をチェック
つま先のあるアウトドアサンダルは5,000円程度から20,000円を上回るものまで、価格帯に大きな幅があります。
価格の高い商品は撥水性や防水性、通気性に優れた使い勝手の良い商品が多い印象です。
ただし、使用する人や使用用途によっては、高価な商品もオーバースペックとなる可能性もあります。
そのため、購入する際は価格はあまり気にせずに、使用用途に合わせてお気に入りのアウトドアサンダルを購入しましょう。
つま先ありのアウトドアサンダルおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 対象 |
---|---|---|---|---|
crocs オフロード スポーツ クロッグ | 340g | 22~33cm | 分類外繊維 | ユニセックス |
Merrell ハイドロモック ウォーターシューズ | 210g | 25~34cm | レザー | メンズ |
SALOMON リラックスサンダル | 不明 | 22~25cm | ポリエステル | レディース |
KEEN WHISPER | 不明 | 22.5~26cm | ポリエステル | レディース |
KEEN UNEEK | 315g | 22~33cm | ポリエステル | ユニセックス |
KEEN NEWPORT RETRO | 390g | 25.5~29cm | ポリエステル | メンズ |
HOKA シャワーサンダル | 354g | 25~28cm | ラバーEVA | メンズ |
Teva OUTFLOW CT | 350g | 25~29cm | ポリエステル | メンズ |
BIRKENSTOCK ボストン 幅狭 | 299g | 22.5~26.5cm | 牛革 | レディース |
Columbia ロックントレイナー ネイキッド 2 | 不明 | 23~29cm | スエード | ユニセックス |
【crocs】
オフロード スポーツ クロッグ(202651)
アウトドアシーンにはもちろん、タウンユースとしても使用できるスリッポンタイプのアウトドアサンダルです。
「クロスライト」素材を使用しているのでクッション性に優れ、長時間歩いても疲れを感じにくいでしょう。
また、踵には調節可能なターボストラップがついているので、サイズ感を簡単に調節できフィット感が得られやすいです。
重さ | 340g |
---|---|
サイズ | 22~33cm |
素材 | 分類外繊維 |
対象 | ユニセックス |
【Merrell】
ハイドロモック ウォーターシューズ(J48595)
オリジナリティの高いフォルムデザインと機能性の高さが魅力のスリッポンタイプのアウトドアサンダルです。
通気性や撥水性に優れているので、SUPやサーフィンなどのウォーターアクティビティでの使用もおすすめです。
また、ソールはクッション性と反発弾性に優れているので、足腰に負担がかかりにくく疲れを感じにくいでしょう。
重さ | 210g |
---|---|
サイズ | 25~34cm |
素材 | レザー |
対象 | メンズ |
【SALOMON】
リラックスサンダル(LI3181)
長時間でも快適な履き心地の、登山やハイキング後のリカバリーシューズとしても活躍するアウトドアサンダルです。
やわらかいメッシュアッパーは通気性が高く、汗をかいた後でも蒸れによる足の臭いが気になりにくいでしょう。
また、ソールには天然ゴムを30%まで配合したクッション性の高い素材を使用しているので、足や腰に負担がかかりにくいです。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 22~25cm |
素材 | 合繊 |
対象 | レディース |
【KEEN】
WHISPER(1016243)
スタイリッシュなデザインでアウトドアシーンでの使用はもちろん、タウンユースもできるアウトドアサンダルです。
防水性が高く汚れにも強い作りとなっているので、アウトドアでの使用後も簡単にお手入れができるでしょう。
シューレースによりフィット感はありますが、脱ぎ履きも簡単にできるのでテントへの出入りが多いキャンプでもおすすめです。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 22.5~26cm |
素材 | ポリエステル |
対象 | レディース |
【KEEN】
UNEEK(1014097)
2本のシューレースと1枚のソールから作られた、新しくデザイン性の高いアウトドアサンダルです。
ソールにレーザーサイピングを施すことで、接地面から水分を押し出し、不整地を歩いても優れたグリップ力を発揮します。
素足での使用はもちろん、肌寒い季節はソックスを履いても使用できるので、オールシーズン使える汎用性の高い商品です。
重さ | 315g |
---|---|
サイズ | 22~33cm |
素材 | ポリエステル |
対象 | ユニセックス |
【KEEN】
NEWPORT RETRO(1027450)
KEENと2人組の絵画作家「Gravityfree」がコラボした、唯一無二のデザイン性の高いアウトドアサンダルです。
防水性や耐久性が高いポリエステル素材を使用してるので、万が一汚れてしまっても簡単にお手入れができるでしょう。
また、つま先全体がワイドな作りとなっているので、さまざまな人の足にフィットしやすく履き心地が良い作りとなっています。
重さ | 390g |
---|---|
サイズ | 25.5~29cm |
素材 | ポリエステル |
対象 | メンズ |
【HOKA】
シャワーサンダル(1106534)
デザイン性と機能性に優れ、アウトドアシーンからタウンユースまで幅広く活躍するアウトドアサンダルです。
アッパー部分には、排水のため切り込みが入っているので通気性が良く、濡れた後も快適な履き心地を維持できるでしょう。
また、反発性とクッション性に優れたソールにより、長時間歩いても足腰に負担がかかりにくいです。
重さ | 354g |
---|---|
サイズ | 25~28cm |
素材 | ラバーEVA |
対象 | メンズ |
【Teva】
OUTFLOW CT(1134357)
クッション性が高くグリップ力にも優れるラバーソールを使用しているので、アウトドアシーンに最適なサンダルです。
メッシュ素材を使用したアッパー部分は通気性が良く、汗をかいたときでも足の蒸れを感じにくいでしょう。
また、ペパーミントをベースとした独自の「Life Naturals」技術で、臭いの原因となるバクテリアの繁殖を抑えます。
重さ | 350g |
---|---|
サイズ | 25~29cm |
素材 | ポリエステル |
対象 | メンズ |
【BIRKENSTOCK】
ボストン 幅狭(BK060193)
気温の高い時期には裸足で、肌寒い季節にはソックスを着用してオールシーズン使用できるアウトドアサンダルです。
アッパー部分についたベルトでサイズ感を自由に調整できるので、さまざまな人の足にフィットするでしょう。
また、素材には高級感のあるオイルドヌバックレザーを使用しているので、タウンユースとしてもおすすめです。
重さ | 299g |
---|---|
サイズ | 22.5~26.5cm |
素材 | 牛革 |
対象 | レディース |
【Columbia】
ロックントレイナー ネイキッド 2(YU0307)
キャンプやBBQなどはもちろん、フェスやタウンユースとしても活躍する汎用性の高いアウトドアサンダルです。
アッパー部分はソールと一体型構造となっているので、包み込まれるようなフィット感が魅力です。
また、片手で簡単にサイズ感を調整できるベルト構造となっているので、さまざまな人の足にフィットするでしょう。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 23~29cm |
素材 | スエード |
対象 | ユニセックス |
まとめ
今回は、ケガのリスクを軽減できるつま先のあるアウトドアサンダルを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途に合ったお気に入りのデザインのサンダルを見つけて、アウトドアを楽しんでください。
つま先ありのアウトドアサンダルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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