裸足でさっと履くことができて、キャンプや水辺のアクティビティで大活躍するサンダルはアウトドアの強い味方です。
ところがサンダルによっては滑りやすく、転びそうになってヒヤッとした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、足元を気にせずアクティブに動くことができる、滑らないアウトドアサンダルです。
本記事では「滑らないサンダル」にターゲットを絞って厳選し、その選び方のポイントについても解説していきます。
目次
- 1 滑らないアウトドアサンダルを使うメリット
- 2 滑らないアウトドアサンダルを使うデメリット
- 3 滑らないアウトドアサンダルの選び方
- 4 滑らないアウトドアサンダルおすすめ10選
- 4.1 【KEEN】ニューポート H2
- 4.2 【KEEN】ビッグキッズ ニューポート H2
- 4.3 【Chaco】Z1 クラシック（12366105/12365105）
- 4.4 【TEVA】HURRICANE XLT2（1019234/1019235）
- 4.5 【THE NORTH FACE】ウルトラ ストレイタム プロ II（NF52350）
- 4.6 【SHAKA】NEO BUNGY（SK-104）
- 4.7 【TELIC】ALL ROADS-S1
- 4.8 【crocs】ビストロ クロッグ（10075）
- 4.9 【KEEN】ヨギ サンダル（1024633）
- 4.10 【SALOMON】REELAX Slide 6.0（LI3180）
- 5 まとめ
滑らないアウトドアサンダルを使うメリット
足元を気にしなくてよい
今お使いのサンダルが滑りやすいものであれば、足元が気になって思いっきりアウトドアを楽しむことができませんよね。
そこでグリップ力の高いサンダルに変えることにより、滑りにくく、海でも山でも、濡れた地面も気にせずガシガシと歩くことができます。
また、転びそうになってもとっさに手をつくことが難しい小さなお子さんにとっては、滑らないサンダルを履くことはとても大事なことです。
濡れた場所でも安心
水辺のアクティビティ以外でも、濡れた路面やプールサイド、船のデッキなどは滑りやすく、ソールに凸凹がないサンダルはとても危険です。
いっぽう滑らないサンダルであれば、あらゆる方向にグリップが効くため、急な動きをしてもつるっと滑ってしまうようなことがありません。
履き心地がよい
滑らないサンダルのほとんどは、しっかりとしたソールで厚みがあるため、ビーチサンダル等と比べて履き心地が格段によくなっています。
特に、流行りのリカバリーサンダルは底が厚いうえに履き心地が柔らかなため、長時間履いていても疲れにくく、快適な履き心地です。
滑らないアウトドアサンダルを使うデメリット
コーデが難しい
グリップ力の高いサンダルはアウトドア感が強くなってしまい、その日のファッションに合わないこともしばしばあります。
肌見せ部分が少ないサンダルであれば、スカートやワンピースと合わせにくい場合もあるので、女性にとってはコーデが難しい場合も。
見た目と機能を両立させるのは難しい面もありますが、迷った時はソールの厚いものを選ぶと、スタイルアップして見せてくれるのでおすすめです。
全く滑らないわけではない
滑らないサンダルとは言っても、全く滑らないというわけではなく、コケの生えた岩の上や藻が多い磯を歩くと滑ってしまうことがあります。
そのため、特に滑りやすい場所で遊ぶ場合は、足元に注意する必要があります。
足元が不安な場合は、モンベルのサワーサンダルフェルトという、フェルトソールを後付けする商品もあるのでチェックしてみて下さい。
値段が高い
滑らないサンダルは、有名アウトドアブランドの商品を選ぶと品質的にも安心ですが、それなりに高いというデメリットがあります。
有名ブランドに似た安い中華ブランド品も多くありますが、物によっては耐久性に難があったり、重すぎて使いづらいと感じる場合も。
高い商品には高いなりの良さがあるため、商品レビューも参考にしつつ、お財布と相談しながら商品を選ぶようにしましょう。
滑らないアウトドアサンダルの選び方
ソールで選ぶ
滑らないアウトドアサンダルにも、さまざまな形のソールがあるため、製品画像を確認して選ぶようにしましょう。
例えばトレッキングシューズのようにソールのブロックが大きく、溝が深いものであれば、リバートレッキングでも安心して使用できます。
逆にブロックが細かく溝が浅いものであれば、素足のような感覚で履くことができ、あらゆる動きに対してグリップ力を発揮します。
履き心地で選ぶ
滑らないアウトドアサンダルの履き心地はさまざまで、柔らかいものもあれば、足全体をしっかりとガードしてくれる硬めのタイプまであります。
履き心地に関しては、商品概要欄やユーザーレビューも参考にはなりますが、できれば実店舗で試してみるのをおすすめします。
一般的にリカバリーサンダルと表記してあるものは、柔らかい履き心地になっているため、リラックスして履きたい方にはおすすめです。
形で選ぶ
滑らないアウトドアサンダルには、シューズタイプ、ベルトタイプ、クロッグタイプ、スリッポンタイプなどさまざまな形があります。
その形によって、脱ぎ履きやすいもの、歩きやすいもの、デザイン性の優れたものなど、それぞれの良さがあります。
ユーザーレビューを参考にそれぞれのメリット・デメリットを確認したうえで、あなたにとって最適な商品を選ぶようにしましょう。
重さで選ぶ
グリップ力の高いソールを使ったものは、どうしても重量があり、長時間履いていると足が疲れてしまうこともあります。
特に足の甲や足首で支えるタイプのサンダルは、重いものほど足が疲れやすくなる傾向にあるので注意が必要です。
ただし、軽ければいいというわけではなく、人によっては軽すぎるものは逆に歩きづらいと感じる場合もあります。
例えば一般的なスニーカーの重量は、片足350〜400gと言われているので、その重量をベースに選ぶとイメージが湧きやすいでしょう。
メーカー
アウトドアサンダルの定番、KEENやChaco、TEVAなどは、デザインや機能など、豊富なラインナップの中から選ぶことができます。
また、登山靴を扱っているメーカーであれば、種類は少ないものの、登山靴で培ったテクノロジーを採用しているため安心感があります。
ここ数年のトレンドでもあるリカバリーシューズのメーカーからも、防滑タイプのサンダルが出ているので要チェックです。
価格帯
Amazonなどで購入できる中華ブランド品であれば、3,000円台でしっかりとしたソールのものを購入することができます。
いっぽう有名ブランド品になると1万円以上はするため、高いと感じる場合は並行輸入品や、セール時期を狙って購入するのもよいでしょう。
並行輸入品の場合は、ショップレビューの評価が高い、信頼のおける販売元から購入すると安心です。
滑らないアウトドアサンダルおすすめ10選
| メーカー・製品名 | サイズ | 重量 | タイプ |
|---|---|---|---|
| KEEN ニューポート H2 | 25〜35cm | 366g | シューズ |
| KEEN ビッグキッズ ニューポート H2 | 20〜25.5cm | 304g | シューズ |
| Chaco Z1 クラシック | 22〜29.5cm | 475g | ベルト |
| TEVA HURRICANE XLT2 | 22〜29cm | 280g | ベルト |
| THE NORTH FACE ウルトラ ストレイタム プロ II | 23〜28cm | 308g | ベルト |
| SHAKA NEO BUNGY | 22〜30cm | 記載なし | ベルト |
| TELIC ALL ROADS-S1 | 23〜28cm | 390g | ベルト |
| crocs ビストロ クロッグ | 22〜31cm | 250g | クロッグ |
| KEEN ヨギ サンダル | 25〜32cm | 266g | クロッグ |
| SALOMON REELAX Slide 6.0 | 25〜28.5cm | 記載なし | スリッポン |
【KEEN】
ニューポート H2
KEENの定番ニューポートは、海や川、タウンユースにもマルチに使えるため、夏はこれ一足あれば十分と言っても過言ではありません。
厚めのアウトソールは濡れた場所でも滑りにくく、インソールはクッション性が高いため、長時間履いていても疲れにくい作りです。
他にもレディス、キッズ用がラインナップされているため、家族で揃えて親子コーデを楽しむのにも最適です。
| サイズ | 25〜35cm |
|---|---|
| 重量 | 366g |
| タイプ | シューズ |
【KEEN】
ビッグキッズ ニューポート H2
ニューポートのキッズ用になりますが、25.5cmまでのサイズ展開のため、女性でも履くことができます。
大人用との違いはかかとまであるところで、足をしっかりとガードしてくれるため、川遊びやキャンプなどのアクティブなシーンに最適。
大人用より価格が安いところがメリットですが、大きいサイズは欠品しやすいため、自分のサイズがあれば早めの購入をおすすめします。
| サイズ | 20〜25.5cm |
|---|---|
| 重量 | 304g |
| タイプ | シューズ |
【Chaco】
Z1 クラシック（12366105/12365105）
アウトドアの定番、チャコサンダルのスタンダードなモデルで、1本のウェビングベルトで固定させる作りはこのブランドの大きな特徴です。
2年の歳月をかけて作られたというブランドオリジナルのソールは、しっかりとしたグリップ力を誇ります。
ただし、ソールは若干重量があり、長時間歩くと疲れやすいため、親指部分にループが付いたZ2クラッシックも選択肢のひとつとなります。
| サイズ | 22〜29.5cm |
|---|---|
| 重量 | 475g |
| タイプ | ベルト |
【TEVA】
HURRICANE XLT2（1019234/1019235）
ミッドソールにEVA素材を使っているため、先述のKEEN、Chacoと比べて軽量で、長時間履いていても疲れにくいのが特徴です。
それでいてアウトソールのグリップ力は申し分なく、タウンユースから水辺のアクティビティまで幅広く活躍してくれます。
メンズ、レディス、キッズ用がライナップされており、それぞれウェビングベルトの色柄が違うため、家族で色柄違いで揃えるのもいいですね。
| サイズ | 22〜29cm |
|---|---|
| 重量 | 280g |
| タイプ | ベルト |
【THE NORTH FACE】
ウルトラ ストレイタム プロ II（NF52350）
アウトソールにはビブラムソールを採用しているため、高いグリップ力を誇り、夏のキャンプや川遊びにも最適です。
また、ミッドソールはファストフォームという独自技術により反発力が強く、自然と足が前に出るため歩きやすい作りとなっています。
ただし、アッパーのベルトは足首で固定しないタイプのため、素足感はあるけどもホールド感に欠けるというところは好みが分かれそうです。
| サイズ | 23〜28cm |
|---|---|
| 重量 | 308g |
| タイプ | ベルト |
【SHAKA】
NEO BUNGY（SK-104）
サメの歯のような形状をしたグリップにより滑りにくく、ソールが厚いため若干重量はありますが、足裏へ負担が少ないサンダルです。
また、アッパー部分の2本のストラップと足首のストラップにより、足全体をホールドしてくれるため、長時間歩いても疲れにくい作りとなっています。
そのストラップはベルクロテープで足幅の調節ができるため、夏は素足で、秋口は靴下を履いたりと色んな履きこなしができます。
| サイズ | 22〜30cm |
|---|---|
| 重量 | 記載なし |
| タイプ | ベルト |
【TELIC】
ALL ROADS-S1
リカバリーサンダルとして知られているテリックのスポーツサンダルは、防滑ソールを採用しているため雨の日でも滑りにくくなっています。
このサンダルの大きな特徴は5.5cmというソールの高さで、身長を盛ることができるため、低身長の方もスタイルアップして見せてくれます。
テリックならではのリカバリー機能も効いているため、履き心地も柔らかで、見た目だけでなく機能にもこだわったサンダルです。
| サイズ | 23〜28cm |
|---|---|
| 重量 | 390g |
| タイプ | ベルト |
【crocs】
ビストロ クロッグ（10075）
こちらの厨房用クロックス、ビストロは隠れた名品で、水や油で滑りやすい厨房はもちろん、船のデッキでも滑らないと釣り人にも人気です。
滑りにくいその秘密はアウトソールに並んだ三角形のゴムで、柔らかい素材でできているためあらゆる方向へのグリップ力を発揮します。
厨房用につき、通常のクロックスのような水抜き穴が開いていないため、ドリルなどで穴を開けて使っているユーザーも多いようです。
| サイズ | 22〜31cm |
|---|---|
| 重量 | 250g |
| タイプ | クロッグ |
【KEEN】
ヨギ サンダル（1024633）
KEENのなかでも独特の形をしたヨギサンダルは、スリッポンタイプですがグリップ力が高く、アウトドアシーンで活躍してくれます。
流行りのリカバリーサンダルに比べると履き心地は固く、クッション性はありませんが、足がしっかりとガードしてくれている感覚があります。
甲が若干低めの作りになっているため、甲高の方はワンサイズ大き目を選ぶとよいでしょう。
| サイズ | 25〜32cm |
|---|---|
| 重量 | 266g |
| タイプ | クロッグ |
【SALOMON】
REELAX Slide 6.0（LI3180）
ウィンタースポーツや登山用ブーツのイメージが強いサロモンですが、この商品は履き心地抜群のリカバリーシューズになります。
リカバリーシューズでありながらも、サロモン独自のコンタグリップソールを採用しているため、濡れた路面や下り坂でも滑りにくい作りです。
そのため、キャンプなどのアウトドアだけでなく、登山やスポーツの後のリラックサンダルとしても幅広く活躍してくれます。
| サイズ | 25〜28.5cm |
|---|---|
| 重量 | 記載なし |
| タイプ | スリッポン |
まとめ
今回は「滑らないアウトドアサンダル」をテーマに、さまざまなタイプの商品をご紹介してきました。
この記事を参考に、あなたの夏のアクティビティを全力でサポートしてくれる、とっておきのサンダルを探してみて下さい。
滑らないアウトドアサンダルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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