キャンパーで「焚き火台は色々あるけど、種類がありすぎてどれを選べばよいかわからない」という悩みを持つ人は多いと思います。
焚き火台は体を温めたり調理をする役割がありますが、シンプルでデザイン性の高い焚き火台は特に人気があります。
さらに、シンプルな焚き火台ならではの機能性や特徴があり、注目するとおすすめできる点が多いです。
この記事ではシンプルな焚き火台のメリットやデメリット、おすすめの焚き火台を紹介していきます。
目次
- 1 シンプルな焚き火台を使うメリット
- 2 シンプルな焚き火台を使うデメリット
- 3 シンプルな焚き火台おすすめ10選
- 3.1 【snow peak】焚き火台(ST-032RS)
- 3.2 【coleman】ファイアーディスク(2000031235)
- 3.3 【tent-Mark DESIGNS】男前ファイアグリル
- 3.4 【UNIFLAME】ファイアスタンド2(683064)
- 3.5 【CAPTAIN STAG】ステンレスイージーファイアベース(UG-6)
- 3.6 【Joy factory】クロカワ焚き火台(IS-17)
- 3.7 【タキビズム】リアルファイアースタンド ジカビ
- 3.8 【DOD】秘密のグリルさん(Q5-574-SL)
- 3.9 【Tokyo Camp】焚き火台
- 3.10 【cacomoca】ファイアーピット・ガーデン
- 4 まとめ
シンプルな焚き火台を使うメリット
設営・撤収が簡単
まず構造がシンプルでわかりやすく設計されているため、誰でも簡単に設営・撤収することができます。
そして、パーツ数が少なく組み立てられるように作られており、初めて焚き火台を使う人も苦労することなく焚き火を楽しめます。
構造が複雑でよく考えて作られた物もありますが、設営・撤収が簡単でスムーズにできると焚き火をより楽しむことが可能です。
手入れがしやすい
入り組んだ構造ではなく手が入りにくい箇所が少ないため、使用後の処理や日々のメンテナンスがしやすいです。
焚き火台を使用した後は、薪の燃えた煤や料理で使った後の汚れなどが付着しているので、手入れが必ず必要になります。
手入れがしやすく丁寧に扱うことで焚き火台を永く使用し続けられるので、愛着のあるキャンプギアとして重宝するでしょう。
デザイン性に優れている
シンプルな焚き火台は構造や使い勝手だけでなく、見た目もデザイン性が高くおしゃれな物が多いです。
たとえば円柱型・皿型・V字型など様々な形があり、焚き火台自体だけでなく薪が燃えたときの炎の迫力なども考えられています。
見た目のカッコよさ・おしゃれ感と炎があがる際の美しさ・迫力を兼ね揃えており、よい焚き火の時間を過ごせるはずです。
シンプルな焚き火台を使うデメリット
付属品を買わなければならない
構造や見た目がシンプルがゆえに排除されている機能が多く、料理などをする際には付属品を別に購入しなければなりません。
たとえばダッチオーブンを使用したりバーベキューをする際に、ゴトクや網が付属していない場合は別途必要になります。
焚き火台の使用用途によっては必要な物を買い足す必要があるため、見た目と使い勝手の両立が難しい場合もあります。
収納サイズが大きい
焚き火台の種類によっては折りたたみや分解ができず、大きいサイズのまま収納しなければならない物があります。
たとえば円柱型はパーツが大きくそのままでの収納となり、皿型は脚をたたむだけの構造なのでサイズ的にはかさばります。
造形や見た目の美しさはありますが収納サイズが大きい物もあるので、何を優先するかを考えて購入するとよいでしょう。
重い
焚き火台に雰囲気を出すためにどっしりとした重厚感がある物や、鉄素材で耐久性を重視した物は重い物が多いです。
たしかに焚き火台の雰囲気や耐久性は重要ですが、本体が10kg以上の物は運搬や設営の際に疲れてしまうかもしれません。
自分の焚き火スタイルやキャンプの参加人数によって、重さがあってもよいのか軽いほうがよいのか検討するとよいでしょう。
シンプルな焚き火台おすすめ10選
【snow peak】
焚き火台(ST-032RS)
逆ピラミッド型でステンレス素材を採用しているため耐久性がよく、持ち運びも簡単なので長きにわたり人気を集め続けています。
折りたたんだ状態から脚を広げるだけで設営できるため、初めて使用する人でも簡単に設置することが可能です。
また、別売りのグリルを使用することによりバーベキューや焚き火料理ができ、用途を広く使用できます。
【coleman】
ファイアーディスク(2000031235)
ステンレス製の受け皿に脚が3本ついているだけと見た目はとてもシンプルで、1.6kgと軽量なので持ち運びが楽です。
耐荷重は約30kgあるので薪をのせてその上にダッチオーブンをのせることができ、キャンプ料理の幅がとても広がります。
さらに、薪が燃えたあとの灰や煤が中央に集まりやすく、後処理は灰や煤を皿から落とすだけなので片手でできるほど簡単です。
【tent-Mark DESIGNS】
男前ファイアグリル
脚を開くだけで簡単に設営ができ、素材はオールチタンで塗装や装飾がないシンプルなデザインです。
重量は500g以下でとても軽いので持ち運びがしやすく、折りたためるタイプなので収納時にコンパクトにでき、A4用紙ほどのサイズです。
そして、本体にサポートバーとゴトクが付属しているので、鍋やダッチオーブンを使って料理をすることができます。
【UNIFLAME】
ファイアスタンド2(683064)
特殊耐熱鋼の網とステンレス製のポールのみで構成された焚き火台で、設営は脚を開いて網を載せるだけなのでとてもシンプルです。
重さは490gと軽量ですが、網を張ると薪なら4~5本は一度に載せることができるほどの強度を発揮します。
しかし、ゴトクや焼き網を載せる構造がなく、料理をするには別にスタンドが必要なので焚火以外の用途にはやや不向きでしょう。
【CAPTAIN STAG】
ステンレスイージーファイアベース(UG-6)
蒸し器のような皿型のデザインがおしゃれなだけでなく、ステンレス製で耐久性に優れたコンパクトな焚き火台です。
展開サイズは直径26cmの円形でソロキャンプでも使い勝手がよく、開いた羽の部分を内側に折りたたむととても小さくなります。
また、ゴトクや焼き網を上に設置しコンロとしても使えるので、バーベキューをしたり鍋を置いて調理するこも可能です。
【Joy factory】
クロカワ焚き火台(IS-17)
直径38cm×高さ30cmの円柱型で素材に黒皮鉄が使用され、重厚でどっしり安定感のある焚き火台です。
構造的にリング間にある隙間から空気をとり込めるようになっているので、薪が勢い燃え迫力のある炎を楽しむことが可能です。
また、設営は脚に灰受けとリングを3つ組むだけと簡単で撤収もスムーズ、普段のメンテンナンスもしやすくなっています。
【タキビズム】
リアルファイアースタンド ジカビ
円盤型フォルムのデザインが独創的でおしゃれ感があり、直径50cmの大型サイズで多くの薪を組むことが可能です。
構造の特徴として本体の外縁に物を置けるスペースが採用され、飲み物や食べ物の保温をすることができます。
そして、三角柱のゴトクが付属しているのでシェラカップやヤカンをのせることができ、料理にも適しているといえるでしょう。
【DOD】
秘密のグリルさん(Q5-574-SL)
構造はフレームとメッシュ網だけで構成され、設営は網を広げてフレームに差し込むだけなのでとても簡単です。
メッシュ素材には耐熱性の物が採用され、焚き火の熱には十分に対応できる耐久性があり薪を効率的に燃やすことができます。
さらに、ステンレス製の焼き網とゴトクが付属しているため、買ってすぐに焚き火やバーベキューを楽しむことができます。
【Tokyo Camp】
焚き火台
ステンレス製の天板とゴトクで構成され、組み立ては天板を合わせて脚とゴトクを差し込むだけなので簡単です。
そしてシンプルなデザインでありながら骨組みの角度などが細部にまで計算され、安定性が確保されているので安心して使用することができます。
また、筒形の焚き火台に比べて大きな薪を使用でき、構造上空気の通りがよいため薪を効率的に燃やすことが可能です。
【cacomoca】
ファイアーピット・ガーデン
お皿型の鋳物で重さが12kgあり焚き火をするのに適した造りになっているため、格子型でも三角型でも薪を組むことができます。
特徴的なのは製造過程の鋳造時にできた独特の模様があり、見た目はシンプルですがよく見るとデザイン性に優れていることが分かります。
また、重厚でかなりの安定感があるので少々の風が吹いたくらいでバランスを崩すことがなく、安心して使用することが可能です。
まとめ
シンプルな焚き火台はデザイン性に優れているだけでなく、構造や設営もシンプルな物も多くあります。
コンパクトに収納できる物から無骨で重厚な物まで様々あり、自分の好みや使用環境に合っている物を選び焚き火を楽しんでください。
シンプルな焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方