周囲の雑音を打ち消して、より綺麗な音声や音楽を聴くことができるノイズキャンセリングヘッドホン。
物音を遮断して作業に集中したい時や、ゲームや動画のノイズを軽減したい時には欠かせないものになっています。
しかし、商品ごとに音質やノイズキャンセリング機能の品質が異なり、どれを選べばいいか迷いますよね。
そこで当記事では、有線のノイズキャンセリングヘッドホンの選び方や、おすすめの商品10選を紹介していきます。
目次
- 1 有線のノイズキャンセリングヘッドホンを使うメリット
- 2 有線のノイズキャンセリングヘッドホンを使うデメリット
- 3 有線のノイズキャンセリングの選び方
- 4 有線のノイズキャンセリングヘッドホンおすすめ10選
- 4.1 【SONY】MDR-ZX110NC
- 4.2 【SONY】MDR-1AM2
- 4.3 【SONY】WH-1000XM5
- 4.4 【オーディオテクニカ】ATH-M20x
- 4.5 【Lenovo】Lenovo Go アクティブノイズキャンセリング ヘッドセット(GXD1C99243)
- 4.6 【ULTRASONE】ISAR(ULT-ISAR)
- 4.7 【Anker】Soundcore Life Q35(A3027)
- 4.8 【Logicool】PRO X(G-PHS-004WL)
- 4.9 【SteelSeries】Arctis Pro(61486)
- 4.10 【BOSE】QuietComfort Ultra Headphones(880066-0100)
有線のノイズキャンセリングヘッドホンを使うメリット
有線のノイズキャンセリングヘッドホンには、リラックスしたい時と集中したい時、両方で使うメリットがあります。
まず、周囲の雑音を打ち消すことで、ヘッドホンから流れる音声だけを聞くことが可能です。
周囲の話し声や物音を遮断して音楽に集中することができるため、臨場感や没入感が大幅に上昇します。
そのため、駅やカフェなどの公共空間でリラックスしたい時におすすめです。
また、音楽を流さずに無音の状態で使用することで、雑音を遮断して静かな状況で作業することができます。
テスト勉強や資料作成などの重要な作業に集中して取り組みたい時には、無音での使用もおすすめです。
有線のノイズキャンセリングヘッドホンを使うデメリット
有線のノイズキャンセリングヘッドホンのメリットは、場合によってはデメリットになることがあります。
まず、雑音を遮断してしまうため周囲の状況が分からず、物音や声などに気付けなくなってしまう点です。
場合によっては危険が伴うため、外出先や移動中に使用する際には周囲に気を配る必要があります。
また、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンの価格帯は、どうしても通常に比べて高くなりがちです。
高品質なものは5万円以上する場合もあるので、予算と相談して必要なものを選ぶようにしましょう。
最後に、有線のモデルはワイヤレスに比べて音質が高い代わりに携帯性が低くなります。
有線とワイヤレスどちらでも使えるモデルもあるので、気になる方はそちらを選ぶと良いでしょう。
有線のノイズキャンセリングの選び方
接続方式で選ぶ
有線のノイズキャンセリングヘッドホンの中には、コードを取り外してワイヤレスでも使用できるタイプのものがあります。
こうしたヘッドホンはハイレゾ音源には有線・外出先ではワイヤレスと、場面によって使い分けることが可能です。
また、コードを別のものに取り換えて性能を微調整することもできるため、音に拘りたい方や故障が心配な方にもおすすめです。
また、費用を抑えたい場合や室内でのみ使用する場合には、コスパの良好な有線のみのモデルの優先度が高くなります。
重量で選ぶ
長時間装着するノイズキャンセリングヘッドホンを選ぶ場合には、商品の重量を確認することも大切です。
重たいヘッドホンを長時間装着していると、頭や耳だけではなく肩や腰にも負担がかかり、疲労が蓄積する原因になります。
そのため、ヘッドホンを長時間連続で装着する方には、300g以下の軽量なモデルがおすすめです。
一方で、1~2時間程度の短時間しか装着しない方であれば、300g以上でも他の機能が優れたモデルを選んでも問題ありません。
音質で選ぶ
ヘッドホンの音質は商品によって差が大きく、自分の好みと一致した音質のヘッドホンを選ぶことも重要です。
音声が一音ずつ聞き取れるかどうかの解像度や、音の響きや奥行きなどの音場の広さなどが、音質の重要なポイントです。
ただし、音質が高いものは比例して値段も高くなる傾向にあります。
普段聞く音楽の種類や傾向などに合わせて、自分に合った音質のものを選ぶと良いでしょう。
ドライバーで選ぶ
高音域や低音域など、特定の音域に強いヘッドホンが欲しい方は、ドライバーに注目することも重要です。
音声信号を音に変換するドライバーの大きさに応じて、ヘッドホンの音域は大幅に変化します。
ドライバーが大きくなると音質は向上しますが、ヘッドホン全体の重量も増加するため、高音域が出辛くなりがちです。
大きいと低音域が、小さいと高音域に優れていて本体の大きさにも関わるため、選ぶ際にはチェックしておきましょう。
用途で選ぶ
ヘッドホンには、用途に合わせて「リスニング」と「モニター」の二種類が存在します。
リスニングは音楽を楽しんで聞くために調整されており、長時間聞いても聞き疲れしないのが特徴です。
モニターは本来の音源を忠実に再生できるようになっており、楽曲作成などの際に役立ちます。
リスニングは趣味で、モニターは仕事でノイズキャンセリングヘッドホンを使う方におすすめになっています。
メーカーで選ぶ
ノイズキャンセリングヘッドホンは国内外の様々なメーカーから発売されており、多彩なラインナップが展開されています。
メーカーによってもヘッドホンの特性は異なるため、自分の好みに合ったメーカーを選びましょう。
オーソドックスなノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい方には、国内の人気メーカーであるSONYがおすすめです。
ゲーミング機材が欲しい方には、steelseriesやLogicoolなどのメーカーがおすすめになります。
価格帯で選ぶ
有線のノイズキャンセリングヘッドホンは、幅広い価格帯で展開されています。
安価なものであれば5,000円以下で購入することができ、ノイズキャンセリングを気軽に体験することが出来ます。
5万円以上するハイグレードなモデルであれば、最高品質の音質で音楽を楽しむことが可能です。
普段の用途や聞く音楽の傾向に合わせ、予算と相談して自分に必要な価格帯の商品を選ぶようにしましょう。
有線のノイズキャンセリングヘッドホンおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重量 | 接続方式 | ドライバー |
---|---|---|---|
SONY MDR-ZX110NC | 150g | 有線 | 30mm |
SONY MDR-1AM2 | 187g | 有線 | 40mm |
SONY WH-1000XM5 | 250g | 有線/無線 | 30mm |
オーディオテクニカ ATH-M20x | 190g | 有線 | 40mm |
Lenovo Lenovo Go アクティブノイズキャンセリング ヘッドセット | 237g | 有線 | 40mm |
ULTRASONE ISAR | 246g | 有線/無線 | 40mm |
Anker Soundcore Life Q35 | 270g | 有線/無線 | 40mm |
Logicool PRO X | 320g | 有線 | 50mm |
SteelSeries Arctis Pro | 426g | 有線 | 40mm |
BOSE Bose QuietComfort Ultra Headphones | 250g | 有線/無線 | 非公開 |
【SONY】
MDR-ZX110NC
クイック折り畳み機構でコンパクトに収納できる、持ち運びやすいノイズキャンセリングヘッドホンです。
専用のプラグアダプターが付属しており、航空機での移動の際に接続して使用することができます。
ノイズキャンセリングヘッドホンの入門や、移動時にノイズキャンセリングヘッドホンを使いたい方におすすめです。
重量 | 150g |
---|---|
接続方式 | 有線 |
ドライバー | 30mm |
【SONY】
MDR-1AM2
着脱式ケーブルで、機器に合わせて様々なケーブルを使い分けることができるノイズキャンセリングヘッドホンです。
リモコン・マイク付きケーブル、4.4mmバランスケーブルに加え、別売りの複数のケーブルに対応しています。
優れた装着感で長時間着用にも適しており、一つ上のランクのヘッドホンが欲しい方にはこちらもおすすめになります。
重量 | 187g |
---|---|
接続方式 | 有線 |
ドライバー | 40mm |
【SONY】
WH-1000XM5
状況に合わせてノイズキャンセリング機能を最適化する「オートNCオプティマイザー」を搭載したヘッドホンです。
Walkmanの技術を活用したドライバーは高音質で、様々な音域をクリアに再生することができます。
通話音声のノイズをAI機能で軽減することもでき、ハイグレードなノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい方におすすめです。
重量 | 250g |
---|---|
接続方式 | 有線/無線 |
ドライバー | 30mm |
【オーディオテクニカ】
ATH-M20x
楽曲作成などに使用される、ノイズキャンセリング機能を搭載したスタジオモニターヘッドホンのエントリーモデルです。
モニターヘッドホン特有の広帯域でフラットな音源を、ノイズキャンセリングで雑音なく聞くことができます。
リスニングではなくモニター用途のノイズキャンセリングヘッドホンを試してみたい、という方におすすめになります。
重量 | 190g |
---|---|
接続方式 | 有線 |
ドライバー | 40mm |
【Lenovo】
Lenovo Go アクティブノイズキャンセリング ヘッドセット(GXD1C99243)
USB Type-C接続に対応した、オンライン会議向けのノイズキャンセリングヘッドホンです。
トークスルーモードを搭載しており、外部から声を掛けられた際に聞き逃さず反応できるようになっています。
リモートワークなどにノイズキャンセリングヘッドホンを使用したい、という方におすすめです。
重量 | 237g |
---|---|
接続方式 | 有線 |
ドライバー | 40mm |
【ULTRASONE】
ISAR(ULT-ISAR)
ULTRASONE独自のサウンドテクノロジーS-Logicを搭載した、定位感の抜群なノイズキャンセリングヘッドホンです。
ノーマルモード、ANCモード、アンビエントモードの三つのノイズキャンセリングモードを搭載しています。
有線と無線を切り替えて使用することもでき、家でも外でも使えるノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい方におすすめです。
重量 | 246g |
---|---|
接続方式 | 有線/無線 |
ドライバー | 40mm |
【Anker】
Soundcore Life Q35(A3027)
ハンズフリー通話やマルチポイント接続、アプリでのカスタマイズなどに対応したノイズキャンセリングヘッドホンです。
Soundcoreアプリではモードの選択のほか、イコライザーのカスタムなどを行うことができます。
睡眠モードではヒーリングサウンドを再生することもでき、長時間の移動や作業中の休憩などにも役立ちます。
重量 | 270g |
---|---|
接続方式 | 有線/無線 |
ドライバー | 40mm |
【Logicool】
PRO X(G-PHS-004WL)
Logicoolから発売されている、プロレベルのゲーミングノイズキャンセリングヘッドホンです。
大型の50mmドライバーは広い音域に対応し、足音などの物音をしっかり聴き取ることができます。
ゲーミング機器として使うノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい方におすすめです。
重量 | 320g |
---|---|
接続方式 | 有線 |
ドライバー | 50mm |
【SteelSeries】
Arctis Pro(61486)
1680万色の照明効果に対応した、ゲーミング機器らしいノイズキャンセリングヘッドホンです。
ChatMix DialでPCと接続することで、ゲーム音声と通話音声をワンタッチで調整することができます。
通話などを繋げながらゲームを楽しみたい、という方にはこちらのモデルもおすすめです。
重量 | 426g |
---|---|
接続方式 | 有線 |
ドライバー | 40mm |
【BOSE】
QuietComfort Ultra Headphones(880066-0100)
最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載した、洗練されたノイズキャンセリングヘッドホンです。
クワイエット、アウェア、イマージョンの三つの音楽モードが搭載されており、状況に合わせて使い分けることができます。
内蔵マイクで音声通話にも対応しており、使いやすく高品質なノイズキャンセリングヘッドホンが欲しい方におすすめです。
重量 | 250g |
---|---|
接続方式 | 有線/無線 |
ドライバー | 非公開 |
有線のノイズキャンセリングヘッドホンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方