登山に向かう際に、必ず携帯する必要のあるアイテムとして代表格なのは登山地図ですが、IT技術が発達した今、スマートフォンでも見れるようになっています。
そのアプリの代表例がYAMAPですが、一部の対応している機種ですと、スマートフォンと連携させ、時計の文字盤でも地図を確認することができ便利です。
この記事ではYAMAP対応登山時計を使うメリットとデメリットの両方を説明した後、選び方とおすすめ10選を紹介していきます。
目次
- 1 YAMAP対応登山時計を使うメリット
- 2 YAMAP対応登山時計を使うデメリット
- 3 YAMAP対応登山時計の選び方
- 4 YAMAP対応登山時計おすすめ10選
- 4.1 【CASIO】スマートアウトドアウォッチ プロトレックスマート GPS搭載(WSD-F30SC-BK)
- 4.2 【CASIO】スマートアウトドアウォッチ プロトレックスマート GPS搭載(WSD-F30-BK)
- 4.3 【Apple】Apple Watch SE 第二世代 2023
- 4.4 【Apple】Apple Watch Series 9 GPSモデル
- 4.5 【Apple】Apple Watch Ultra 2 GPS + Cellularモデル
- 4.6 【Apple】Apple Watch Series 8 GPS + Cellularモデル
- 4.7 【Apple】Apple Watch Series 7 GPS + Cellularモデル
- 4.8 【Apple】Apple Watch SE 第2世代 GPSモデル バンドなし
- 4.9 【Apple】Apple Watch SE GPSモデル
- 4.10 【Apple】Apple Watch Series 6 GPS + Cellularモデル
YAMAP対応登山時計を使うメリット
最大のメリットは、登山ルートを常に確認しながら登山が行えることです。
紙の登山地図であれば、いちいち登山リュックを降ろして、登山地図を出してから確認して、またそれを登山リュックに入れて、と手間が非常にかかります。
しかし、YAMAP対応の登山時計を使うことで、常に登山ルートを確認できる状態になるので、手間もかからず、遭難するリスクも下げることができます。
また、YAMAPに対応した登山時計はスマートフォンと連携しているので、転倒感知機能や心拍数の計測など、登山を安全に行うためのツールもあり便利です。
それに加え、普段使用しているスマートフォンを使って、事前に登山ルートの確認ができることも非常に便利で、このこともメリットであると言えます。
YAMAP対応登山時計を使うデメリット
YAMAP対応の登山時計はスマートウォッチであるため、普段から使用している人でないと、操作が難しいと感じる人も多く、まず慣れが必要です。
また、スマートウォッチの中には充電があまりもたないモデルもあるので、充電器を持参する必要があり、荷物が増える点はデメリットと言えます。
また、アナログの登山時計に比べてスマートウォッチは耐衝撃や防水機能が弱く、急な天候悪化や過酷な環境になると、故障する可能性があります。
登山地図としてYAMAP対応登山時計しか持って行かない場合は、日帰り登山やハイキング程度を目安にするようにした方が無難と言えるでしょう。
こうした心配事が増えることも、YAMAP対応登山時計のデメリットの代表例なので、自分にとってどの機能がいいのか、登山ルートの難易度と相談しましょう。
YAMAP対応登山時計の選び方
今使っているスマートフォンは何か
現在YAMAPに対応しているスマートフォンは、大きく分けて2つに分かれます。
それはApple WatchとCASIO Smart Outdoor Watchの2つであり、今自分が持っているスマートフォンがiPhoneであれば前者、Androidであれば後者を推します。
スマートフォンとスマートウォッチには相性があり、特にiPhoneユーザーであればApple Watchを選ぶべきであると断言でき、動作的に相性は非常に重要です。
他に対応している機種もありますが動作確認が取れておらず、地図の表示が上手くいく保証はないため、この2つから選ぶことが無難です。
充電の持ち具合
YAMAPを作動させている間は常にGPSを使用している状態であるため、登山中はいつもよりも電池の消費量が増えます。
そのため、バッテリーの耐久性と電池の持ち具合は非常に重要で、下山途中に充電が切れてしまうと、最悪の場合遭難する可能性もあり危険です。
ステップアップも考慮して、丸二日間ほど持つモデルを選ぶと良いでしょう。
タウンユースもできるモデルかどうか
YAMAP対応の登山時計として使用するなら、Apple WatchかCASIO Smart Outdoor Watchを推奨していますが、モデルによってはかなり高額です。
そのため、登山の時だけ使うのは勿体無いので、タウンユースも使用できるように、デザインや機能性をしっかり確認しておく必要があります。
タウンユースすることで、操作にも慣れることができますし、着けている時の違和感を事前に払拭することができるためおすすめです。
メーカー
YAMAPの動作確認が取れている現行モデルは、Apple WatchとCASIO Smart Outdoor Watchの2つだけです。
それぞれAppleとCASIOから発売されており、その知名度は抜群です。
日本各地に公式ストアがあるので、故障した際はすぐに見てもらえますし、その点でも安心できると言えます。
価格帯
Apple WatchとCASIO Smart Outdoor Watchは決して安くはありませんが、その分多機能であり、今後の登山を快適にすることができるはずです。
価格帯としては40,000円〜150,000円程度と、スペックによって大きく差があります。
そのため、自分に必要な機能や性能を事前にしっかり把握しておくことが重要で、必要ない機能にお金を払うことは非常に勿体無いことと認識しておきましょう。
YAMAP対応登山時計おすすめ10選
【CASIO】
スマートアウトドアウォッチ プロトレックスマート GPS搭載(WSD-F30SC-BK)
ブラックと基調として、縁にディープブルーを配色したおしゃれなこのモデルは、文字盤にサファイアガラスを採用しており、傷や汚れに強いモデルです。
目的に合わせたアプリをダウンロードすることで、登山だけでなく色々な用途に使用することができ、汎用性もあり便利です。
日常生活用防水機能もついており、スマートウォッチの弱点も克服しています。
推奨環境 | Android |
---|---|
防水機能 | あり |
本体重量 | 111g |
【CASIO】
スマートアウトドアウォッチ プロトレックスマート GPS搭載(WSD-F30-BK)
黒を基調にしたボディに縁の色をブラック、レッド、ブルーの3色から選べるデザインで、生活用防水機能などがついたアウトドアモデルです。
オフラインのカラー地図とGPS機能を長時間使える「エクステンドモード」を採用しているため、電池切れのリスクは低く、安心して登山ができる時計です。
推奨環境 | Android |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 83g |
【Apple】
Apple Watch SE 第二世代 2023
現行のApple Watchで一番人気のあるモデルであるApple Watch SEは、Apple Watchの中でも一番コストパフォーマンスが良いと評判のモデルです。
YAMAPの動作確認がされているので、地図が表示されないというリスクもなく、快適な登山を約束してくれるはずです。
タウンユースもしやすいモデルなので、iPhoneユーザーにはもってこいのモデルと言えます。
推奨環境 | iPhone |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 本体のみ 40mm: 30.49g 44mm: 36.20g |
【Apple】
Apple Watch Series 9 GPSモデル
最新式のApple Watchで人気のGPSモデルは、YAMAPに対応しており、高機能モデルなので操作性も抜群で使いやすいモデルになっています。
ダブルタップで画面に触れることなく操作できることや、Siriの性能が上がったことで、より便利かつ多機能になったiPhoneは登山の手助けをしてくれるはずです。
推奨環境 | iPhone |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 本体のみ 45mm: 38.7g (アルミニウム)、41mm: 31.9g (アルミニウム) |
【Apple】
Apple Watch Ultra 2 GPS + Cellularモデル
現行の最高位モデルであり、GPS+Cellular対応なので、iPhoneが近くになくても通信が可能であり、もはやこのApple Watchだけで登山可能です。
バッテリーも最大36時間、低出力モードだと72時間連続で使えるタフなモデルなので、一泊程度の登山ルートであれば問題なく使用することができます。
推奨環境 | iPhone |
---|---|
防水機能 | あり |
本体重量 | 本体のみ 49mm: 61.4g (チタニウム) |
【Apple】
Apple Watch Series 8 GPS + Cellularモデル
Apple Watchのseries8は無駄な機能がなく、ハイコスパモデルとして人気のシリーズで、常備点灯もありYAMAPの確認にも便利なモデルです。
血中酸素を測るモードや心電図が撮れるモードもあり、普段の生活から登山をするためのコンディションを整える役目も果たしてくれる、多機能なモデルです。
推奨環境 | iPhone |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 本体のみ 45mm: 38.8g (アルミニウム),51.5g (ステンレススチール) 41mm: 32.0g (アルミニウム), 42.3g (ステンレススチール) |
【Apple】
Apple Watch Series 7 GPS + Cellularモデル
二世代前のseries7ですが、その機能は決して低くなく、リアルタイムで高度を計る機能やデジタルコンパスも内蔵している、登山向きのモデルになります。
文字盤もクリスタルを使用しているので、高い耐亀裂性能を備えており、登山時に故障することや、画面が壊れてしまうことを防いでくれるはずです。
推奨環境 | iPhone |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 本体のみ 32.0g または 38.8g |
【Apple】
Apple Watch SE 第2世代 GPSモデル バンドなし
少しでも安く現行一番人気のSE第2世代を購入したいのであれば、このようなバンドなしのモデルも検討してみてはいかがでしょうか?
登山をするためにApple Watchのバンドを交換する人も多いため、最初からバンドなしを選択し、自分が好きなバンドを購入するのも手段としてはありです。
最初についてくるバンドで登山するのは嫌だと感じているのであれば、おすすめの方法です。
推奨環境 | iPhone |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 本体のみ 40mm: 30.49g 44mm: 36.20g |
【Apple】
Apple Watch SE GPSモデル
現行的入る一番安いApple WatchはこのSE第1世代で、スマートウォッチの入門編として使ってみることも、視野に入れてみてはいかがでしょうか。
20,000円台前半で手に入る手軽さはありつつ、機能面も決して悪くない、防水機能や毎日の健康管理もしてくれるこのモデルは、かなりお買い得なモデルです。
推奨環境 | iPhone |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 記載なし |
【Apple】
Apple Watch Series 6 GPS + Cellularモデル
スマートウォッチとしては大きめの44mmのディスプレイを搭載しておきながら、40,000円台後半で買えるこのseries6はかなりお買い得です。
その上、GPS+Cellularモデルのため、iPhoneが手元になくても通信することができるため、財布や定期券などの荷物を極限まで少なくすることができ便利です。
推奨環境 | iPhone |
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防水機能 | あり |
本体重量 | 記載なし |
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