【渓流ベイトフィネス】ショックリーダーおすすめ5選!種類や太さ、長さの選び方を解説!

渓流ベイトフィネスでPEラインを使う方場合、ショックリーダー選びもとても重要です。

一口にショックリーダーと言っても素材や太さ、メーカーによる違い等、様々な種類があります。

また、ショックリーダーを組む際にどのくらいの長さにすれば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、渓流ベイトフィネスでPEを使う場合に選ぶべきショックリーダーのおすすめ5選と、ショックリーダーの選び方、ショックリーダーを組む際の適切な長さなどをご紹介させていただきます。

梶原
執筆者

    神奈川県在住。海釣りから渓流釣りまで幅広いジャンルをシーズンに合わせて楽しんでいます。友人にライトショアジギングに誘われたのをきっかけに釣りにハマり、今では毎週のように釣りに出かけています。渓流ベイトフィネスをメインに、渓流に行けないときは近所でシーバス、メバル、タチウオなどを狙っています。最近はボートでのロックフィッシュ、タイラバなどにも挑戦中です。

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    渓流ベイトフィネスでPEラインを使う際にショックリーダーは必要?いらない?

    渓流ベイトフィネスをやっている方の中には「そもそも渓流ベイトフィネスでショックリーダーは感度が悪くなるからいらないんじゃない?」と思っている方もいるかもしれません。

    確かに、ショックリーダーを組むとPEラインの感度を100%活かすことが出来なくなってしまいます。

    しかし、伸縮性のないPEラインでは、魚がバイトした瞬間の衝撃などで、簡単にラインが切れてしまいます。

    小さい魚でもバイトの際の衝撃はなかなか強いので、よほどの上級者出ない限り衝撃を吸収するためにショックリーダーが必要です。

    特に初心者の方で、PEラインを使って渓流ベイトフィネスを始めようと思っている方は、ショックリーダーを組むことを強くおすすめします。

    渓流ベイトフィネスに適したショックリーダーの選び方

    渓流ベイトフィネスで使用するショックリーダーはナイロン製のショックリーダーとフロロカーボン製のショックリーダーの2つに分けられます。

    それぞれの特徴や太さの選び方、ショックリーダーを組む際の適切な長さ等をご紹介させていただきます。

    素材(フロロカーボン/ナイロン)の選び方

    ショックリーダーを選ぶ上で重要になってくるのが素材選びです。

    渓流ベイトフィネスで使用するショックリーダーはナイロン製とフロロカーボン製があります。

    ナイロン製のショックリーダーは、衝撃吸収に優れ、魚のバイトを弾きにくいという特徴があります。

    一方で、伸びやすく、衝撃が加わった瞬間から伸び始めるので、感度があまり良くないのがデメリットです。

    フロロカーボン製のショックリーダーはナイロン製と比べて、衝撃が加わった瞬間は伸びないという特徴があります。

    一瞬間を置いてから伸び始めるイメージなので、ナイロン製と比べて感度が良く、耐摩耗性に優れています。

    フロロカーボンは高比重な素材のため、水なじみがよく、ルアーをボトムに沈めやすいです。

    フロロカーボンは硬い素材のため、キャストの際にガイドに絡んでしまったりするトラブルが多くなってしまうのがデメリットです。

    ナイロンもフロロカーボンもそれぞれに得意な場面、苦手な場面がありますので、適材適所で使い分けましょう。

    太さ(号数・強度)の選び方

    ショックリーダー選びの中で最も大切なのが太さ(号数・強度)選びです。

    ショックリーダーの太さは、メインのPEラインと同じか、やや細いものを選ぶのが基本と言われています。

    しかし、渓流ベイトフィネスで使用するショックリーダーはメインラインと同じかやや太いものがおすすめです。

    特に源流域では岩などに擦れてしまうことが多くなりますので、太めのショックリーダーにすることで、切れてしまうリスクを少なくすることができます。

    私の場合、0.4号のPEラインに6~8lbのショックリーダーを組み合わせることが多いです。

    長さの選び方

    ショックリーダーを組む場合、どのくらいの長さを取れば良いか悩む方も多いと思います。

    ショックリーダーの長さは最低でも狙っている魚のサイズよりも長く取るようにしましょう。

    4ft程度の長さのロッドの場合はトップガイドからリールのレベルワインダー位までの長さを取るのがおすすめです。

    ショックリーダーの長さが短いと、魚が暴れた際にPEラインに尾ヒレなどが擦れて、切れてしまうリスクが高まります。

    また、逆にショックリーダーの長さが長すぎると、PEラインとショックリーダーの結び目がレベルワインダーなどに引っかかり、キャストがうまく出来ないことがあります。

    フリップキャスト等を多用する場合は、ラインの垂らしをほぼ取らないので、トップガイド~レベルワインダーまでの長さを基準にショックリーダーをの長さを決めると良いです。

    5ft以上の長さのロッドを使用する場合は、1m前後の長さを基準に狙う魚種やフィールドによって長さを調整するのがおすすめです。

    ショックリーダーの簡単でおすすめの結び方

    PEラインに限らず、ラインは結び目を作ると強度が下がります。

    小さいトラウトを狙う場合にはそこまで神経質になる必要はありませんが、大型のトラウトを狙っていく場合には強度の低下も考慮してPEラインやショックリーダーを選ぶ必要があります。

    強度の低下をなるべく少なくするためには、FGノットなどの摩擦系のノットがおすすめです。

    初心者の方には、簡単に結べる10秒ノットと呼ばれる結束方法をおすすめします。

    それぞれ詳しく解説してくれている動画をご紹介しますので、詳しい結び方は動画の方をご覧ください。

    【渓流ベイトフィネス】ショックリーダーおすすめ5選

    ここでは渓流ベイトフィネスで使用するショックリーダーの中でも、私が特におすすめしたいショックリーダーを5つご紹介させていただきます。

    それぞれの特徴や、使いやすい場面なども合わせてご紹介していきます。

    【VARIVAS】
    TROUT EXTREME SHOCK LEADER

    おすすめのショックリーダー1つ目は、VARIVASのTROUT EXTREME SHOCK LEADERです。

    TROUT EXTREME SHOCK LEADERは、ナイロン製で4~40lbの14種類が展開されています。

    特に渓流解禁時期などの厳寒期でもしなやかさを失わないリーダーで、トラウトのバイトやローリング、突っ込みなどにもしっかり対応して、フックアウトさせない性能を持っています。

    カラーも自然に馴染みやすいブラウンを採用しており、反応がシビアな季節でもラインが溶け込むので、魚に違和感なくルアーを追わせることができます。

    TROUT EXTREME SHOCK LEADERは、寒い時期に特におすすめのショックリーダーです。

    【YAMATOYO】
    耐摩耗ナイロンショックリーダー

    おすすめのショックリーダー2つ目は、YAMATOYOの耐摩耗ナイロンショックリーダーです。

    耐摩耗性糸を使いながらも、ナイロン特有のしなやかさも併せ持ったショックリーダーで、源流域などの障害物の多いフィールドでおすすめのショックリーダーです。

    30m巻きが3~12lbの8種類、20m巻きが16~30lbの4種類展開されており、さらにどれもが実勢価格で1000円大幅に切ってくる格安ショックリーダーです。

    渓流ベイトフィネスでは水中の障害物だけでなく、キャスト時に木にひっかけてしまったり、川を遡上している時に岩に擦ってしまったりと、ショックリーダーを傷つけてしまう場面が多くあります。

    そんな時でも価格の安いショックリーダーであれば躊躇なく交換できるので、肝心な時に傷ついたショックリーダーのせいで魚をバラしてしまうということもなくなります。

    【VARIVAS】
    SUPER TROUT ADVANCE BIG TROUT VSP

    おすすめのショックリーダー3つ目は、VARIVASの SUPER TROUT ADVANCE BIG TROUT VSPです。

     SUPER TROUT ADVANCE BIG TROUT VSPは、フロロカーボン製のショックリーダーで、実強度8~22lbの7種類を展開しています。

    直線強度、結節強度を極限まで高めたVSP製法を採用しており、ビックトラウトがかかった場合でも全く問題ない強度と耐摩耗性を誇っています。

    ビックトラウトを狙う下流域や湖などのフィールドで、特におすすめのショックリーダーです。

    【KUREHA】
    SeaGuar Premium MAX SHOCK LEADER

    おすすめのショックリーダー4つ目は、KUREHAのSeaGuar Premium MAX SHOCK LEADERです。

    クレハのシーガーといえばソルト用のショックリーダーとして有名ですが、トラウトにもばっちり使えます。

    フロロカーボン製で耐摩耗性に優れ、実強度も2~81.5lbまで22種類も展開されています。

    ラインナップが豊富なので、メインのPEラインに合わせてより繊細なセッティングをしたい方におすすめのショックリーダーです。

    【サンヨーナイロン】
    APPLAUD nanodaX リーダー

    おすすめショックリーダー5つ目は、サンヨーナイロンのAPPLAUD nanodaXリーダーです。

    ナイロンでも、フロロカーボンでもない第3の素材「ナノダックス」を使用したショックリーダーで、実強度3~35.5lbの15種類が展開されています。

    ナノダックス社が開発したナイロンのしなやかさを持ちながら、フロロカーボンよりも強度があるという新素材を使った新世代のショックリーダーです。

    新しいものを試してみたい方、ナイロンとフロロカーボンのいいとこどりをしたい方などにおすすめのショックリーダーです。

    まとめ

    今回は、渓流ベイトフィネスでPEラインを使用する際に、ショックリーダーを組むメリットや、ショックリーダーの選び方、おすすめのショックリーダー5選をご紹介させていただきました。

    様々な条件のフィールドで行われる渓流ベイトフィネスにおいて、狙った魚をキャッチするためのショックリーダー選びはとても重要です。

    狙う魚の大きさや、フィールドの気温、状況、水中の環境まで考慮して最適なショックリーダーを選ぶことで、釣果が飛躍的に向上します。

    今回ご紹介した太さ(号数、強度)や長さ、素材の選び方を参考にして、ぜひご自身にぴったりのショックリーダーを見つけてください。

    紹介アイテム一覧

    ショックリーダーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

    VARIVAS
    TROUT EXTREME SHOCK LEADER
    YAMATOYO
    耐摩耗ナイロンショックリーダー
    VARIVAS
    SUPER TROUT ADVANCE BIG TROUT VSP
    KUREHA
    SeaGuar Premium MAX SHOCK LEADER
    サンヨーナイロン
    APPLAUD nanodaX リーダー