近年、渓流でトラウトを釣るためにベイトタックルを用いるアングラーが増えています。
小型ミノーを扱えるようなライトなベイトタックルで挑む渓流ルアーフィッシングは、渓流ベイトフィネスと呼ばれています。
昨今のフィッシングギアの進化によって可能となった、比較的新しいジャンルである渓流ベイトフィネスですが、どのようなロッドが必要なのでしょうか。
ここでは初心者にも最適な安いものをはじめとする、おすすめの渓流ベイトフィネスロッドを紹介します。
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目次
- 1 渓流釣り用ベイトフィネスロッドの選び方
- 2 渓流釣り用ベイトフィネスロッドおすすめ14選
- 2.1 【シマノ】トラウトワンNS(B50UL)
- 2.2 【シマノ】カーディフ NX(B48L)
- 2.3 【ダイワ】ピュアリスト(56ULB・V)
- 2.4 【ダイワ】ワイズストリーム(45ULB-3)
- 2.5 【メジャークラフト】トラウティーノ(TTS-B382UL)
- 2.6 【メジャークラフト】ファインテール マルチピース (FTX-B46/505UL)
- 2.7 【アブガルシア】トラウティンマーキスナノ (TMNC-485UL II TE)
- 2.8 【パームス】エゲリアネイティブ(ETVC-51XUL)
- 2.9 【パームス】レラカムイ(RKSC-53UL)
- 2.10 【テイルウォーク】トラウティア(55ML/C)
- 2.11 【フィッシュマン】ビームスブランシエラ(52UL)
- 2.12 【ボンバダアグア】クプアス48
- 2.13 【ボンバダアグア】ロイラ52
- 2.14 【ツリングモンキー】グレート鱒レンジャー改(CT50ダークナイトⅡ)
- 3 まとめ
渓流釣り用ベイトフィネスロッドの選び方
長さ
渓流ルアーに用いるロッドはベイト・スピニング問わず短いものがほとんど。
その理由は他のジャンルのフィールドよりも障害物が多く、取り回しのしやすい短めのロッドが使いやすいことです。
しかし、一口に渓流釣りと言っても、川幅の広い中流域で大物を狙う本流釣りから川幅が1mにも満たないような山奥の川で行う源流釣りまで、フィールドの種類によって様々なものがあります。
このフィールドの違いによって使うロッドの長さは使い分けるのが一般的です。
例えば、本流域では7~8ft、里川や支流のような平均的な規模の渓流では5~6ft、源流域では5ftに満たないレングスのロッドを用いるのがおすすめ。
ここでは5~6ftの最も出番の多いであろうレングスに焦点を当てて紹介しますが、自分の通うフィールドの規模に合わせてロッドの長さを選びましょう。
ルアーウエイト
渓流で用いるルアーの重量は2~6g程度のものがほとんどです。
この重量のルアーを快適にキャストできるロッドを選ぶと良いでしょう。
ロッドの適合ルアーウエイトはメーカーが公表しているほか、近年のロッドのほとんどはバット部に記載されています。
購入する際に確認しておきましょう。
パワー
渓流で用いるロッドのパワーはULかLが一般的です。
ミノーのようなロッドアクションを加えるルアーを使うときにはハリのあるLがおすすめです。
ターゲットとなる魚のサイズが小さいようなときには、より楽しむことができるULを選択するのも良いでしょう。
継数
他のジャンルの釣りに用いるロッドは1~2ピースのものが多いですが、渓流ロッドは2~5ピース程度のものが多いです。
2ピースのロッドはかさばるので、電車のような公共交通機関を使って釣りに行く方や源流域まで沢を上る方にはコンパクトなマルチピースモデルがおすすめです。
渓流釣り用ベイトフィネスロッドおすすめ14選
【シマノ】
トラウトワンNS(B50UL)
大手釣具メーカーのシマノが展開するネイティブトラウト用エントリーモデル、トラウトワンのベイトモデルです。
ハイパワーXを搭載しており、ベイトタックルと相まって高精度のキャストを繰り出すことができます。
リールシート・グリップ部にはCI4⁺素材が使われており、軽量かつ高感度のロッドに仕上がっています。
一方で値段はかなり低く抑えられており、非常にコストパフォーマンスの高いロッドでもあります。
初めての渓流ベイトロッドに迷ったらこれ、というアングラーも少なくありません。
【シマノ】
カーディフ NX(B48L)
同じくシマノのトラウトロッドですが、トラウトワンよりもワンランク上位機種、カーディフNXです。
また、上で紹介したモデルよりも硬めかつ短めのロッドとなっているため、シンキングミノー等をキビキビと動かすことができ、大物の引きにも耐えうるパワーが特徴です。
トラウトワンと同じく、ハイパワーX機構とCI4⁺素材のリールシート・グリップを搭載しており、軽量で高いキャストアキュラシーを持ったロッドとなっています。
【ダイワ】
ピュアリスト(56ULB・V)
ピュアリストはシマノと双璧を成す大手釣具メーカー、ダイワのエントリークラス渓流ベイトロッドです。
13,000円程度で購入できるエントリーロッドにも関わらず、グリップに天然木があしらわれ、マット調に仕上げられているため、高級感のある外観をしています。
カーボン含有率は上位機種に比べると低いため、高感度ではないものの粘りのあるロッドとなっており、ハリのあるロッドでは魚をばらしやすい初心者におすすめです。
【ダイワ】
ワイズストリーム(45ULB-3)
ピュアリストと同じく、ダイワの渓流ベイトロッドですが、ワンランク上のモデルです。
先に挙げたモデルとは異なり、3ピースとなっており仕舞寸法は49㎝、携帯に優れた1本となっています。
X45機構を搭載していることで、快適なキャストフィールを特徴としており、ピンスポットにキャストを決めることが可能。
腕に磨きをかけたいアングラーにおすすめです。
【メジャークラフト】
トラウティーノ(TTS-B382UL)
コストパフォーマンスの高いロッドで知られるメジャークラフトのエントリーモデルです。
中でも3.8ftと非常に短いレングスとなっており、源流釣行にぴったりです。
他のメーカーのロッドとは異なり、ベイトモデルはオフセットハンドル風のグリップとなっています。
手首の力だけでキャストする渓流ルアーフィッシングには最適。
コストパフォーマンスの高いモデルでもあり、はじめての1本にもおすすめです。
【メジャークラフト】
ファインテール マルチピース (FTX-B46/505UL)
メジャークラフトのトラウトロッド、ファインテールシリーズのなかでもこちらはマルチピースのモデル。
さらに、スイッチスタイルシステムと呼ばれる、継数を少なくすることでロッドレングスを調整できる少し変わったロッドです。
源流釣行の際やブッシュなどの障害物の多いフィールドでは4ピース4.6ftで、開けた渓流では5ピース5ftで、というようにフィールドに合わせてロッドレングスを調節することができます。
まさに1本2役でコストパフォーマンスも良いため、初めの1本におすすめです。
【アブガルシア】
トラウティンマーキスナノ (TMNC-485UL II TE)
スウェーデン発祥の総合釣具メーカー、アブガルシアは洗練されたデザインで若者から人気を集めています。
そんなアブガルシアの渓流ロッドであるトラウティンマーキスナノのTMNC-485UL II TEは携帯に便利なテレスコピックモデル。
仕舞寸法は47.8㎝とコンパクトで遠征釣行の際にも荷物になりません。
一方で、テレスコモデルながらシャキッとしたロッドで、ピンポイントを正確に撃ちながらテンポよく釣り歩くのにぴったりです。
【パームス】
エゲリアネイティブ(ETVC-51XUL)
パームスが誇るトラウトロッドシリーズであるエゲリアの3世代目のモデルです。
中でもETVC-51XULはグラスコンポジットモデルで、他の渓流用モデルにはあまり見られないXUL(エクストラウルトラライト)。
他のロッドとは異なり、軽量ルアーのキャストを得意としており、グラスロッド特有の爽快なキャストフィールが特徴です。
初心者だけでなく、普段と一味違った釣りを楽しみたい上級者にもおすすめの1本です。
【パームス】
レラカムイ(RKSC-53UL)
レラカムイは、パームスがリリースしているエゲリアと同価格帯のトラウトロッドです。
レラカムイシリーズは渓流魚だけでなく、海や湖などのフィールドにも対応しているトラウトロッドで、北海道仕様を謳った商品展開で人気を集めています。
北海道のトラウトは本州のトラウトよりもサイズが大きいため、レラカムイはエゲリアネイティブよりも力強いバットを持っています。
北海道では、川幅が1mも無いような源流域でも、海から遡上した50㎝近いアメマスが釣れることがあるため、しなやかさと力強さを兼ね備えたロッドが必要になります。
自分のフィールドの魚が大きめの場合はこちらを選択するのが良いでしょう。
【テイルウォーク】
トラウティア(55ML/C)
フレッシュウォーターからソルトウォーターまで様々なジャンルをカバーするメーカー、テイルウォークのトラウトロッドです。
最大ルアーウエイトが10gとなっており他のメーカーのロッドよりも重いルアーを扱うことができます。
そのため、7㎝程度のヘビーシンキングミノーも軽々キャストが可能。
深い落ち込みや淵の底に居ついているモンスタートラウトを狙い撃ちできるロッドです。
【フィッシュマン】
ビームスブランシエラ(52UL)
ベイトロッド専門メーカーであるフィッシュマンはロッドの高い性能で愛用する上級者が急上昇中のロッドブランド。
怪魚をはじめとしたビッグフィッシュをターゲットとしたロッドも数多くラインナップされていますが、最も力を入れているのはトラウトロッドといえるでしょう。
中でも一般的な渓流で使いやすいロッドがビームスブランシエラ52ULです。
しっかり曲がり粘りのあるロッドである一方で、適度なハリがありルアーの動きが手に取るようにわかります。
アクションをつけやすい絶妙なロッドバランスとなっており、思いのままにルアーを動かして魚を誘うことができるでしょう。
【ボンバダアグア】
クプアス48
ボンバダアグアは怪魚ロッドメーカーとして知られているツララの流れを汲み、2020年に独立した釣具メーカー。
もともとツララから販売されていたクプアス48は、現在はボンバダ×ツララコラボロッドとしてボンバダアグアから販売されています。
クプアス48は超ショートレングスのツララロッドとして話題を集め、北海道・東北のアングラーの間で愛用されてきました。
その所以は華奢ながらも奥に秘めたバットパワー。
怪魚ロッド譲りの強靭なバットでモンスターサイズのニジマスの引きにも負けることはなく、不意の大物への不安を払拭します。
3ピースロッドで軽量のため、源流釣行にもおすすめの1本です。
【ボンバダアグア】
ロイラ52
クプアスと同じくボンバダアグアのロッドです。
怪魚をターゲットとすることも視野に入れているため、他の渓流ロッドよりもかなりパワーのあるロッドになります。
適合ルアーウエイトは5~25gと渓流のロッドの中ではかなり硬めの竿ですが、北海道のような大物が潜むフィールドにはぴったり。
5.2ftの長さで1oz近いルアーをキャストできるロッドは多くないため、重宝します。
50㎝を超えるニジマス・アメマス・ブラウントラウト・イトウを掛けてもロッドパワーによって強気なファイトが可能。
近年よく見られるスモールビッグベイトを使っても面白いでしょう。
【ツリングモンキー】
グレート鱒レンジャー改(CT50ダークナイトⅡ)
昨今トラウト界隈で話題となっている鱒レンジャーシリーズのベイトモデルです。
管理釣り場のトラウトを狙うために使うアングラーが多いですが、充分渓流にも流用できるスペックを持っています。
5ftと渓流に最適なレングスで、最大ルアーウエイトは7gとなっており5㎝程度のヘビーシンキングミノーも軽々キャストが可能。
グラスロッド特有の粘りがあり、小さな魚でもしっかりと曲がるため釣りを存分に楽しむことができます。
近年はこのロッドを改造して使用する上級者をよく見かけます。
また、5000円程度で購入できるため、これから渓流釣りをはじめる初心者にもおすすめの1本です。
まとめ
今回は渓流ベイトフィネスロッドについて紹介しました。
トラウトロッドは長さや硬さなど様々ですが、フィールドの規模や魚のサイズに合わせ、自分にぴったりのロッドを選択できると思います。
お気に入りのロッドと一緒に渓流へ足を運べば、素敵な出会いがあなたを待っていることでしょう。
渓流ベイトフィネスロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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