仕事からゲームまで、メカニカルキーボードを使えば心地よくタイピングができるため、幅広い方にとても人気のデバイスです。
しかし、軸にも様々な種類があり、自分の使用感にはどの軸が良いか分からないと言う方も多いと思います。
茶軸の製品であれば、大きすぎない打鍵音と適度なキーの重みでどんな方でも扱いやすいです。
今回は茶軸のメカニカルキーボードのメリットや特徴を紹介し、日本語配列のおすすめ製品10選を紹介します。
目次
- 1 茶軸のメカニカルキーボードとは
- 2 茶軸のメカニカルキーボードを使うメリット
- 3 茶軸のメカニカルキーボードを使うデメリット
- 4 茶軸のメカニカルキーボードおすすめ10選
- 4.1 【FILCO】KOBO Majestouch MINILA-R Convertible (KOBO-ASG08-M-NSG)
- 4.2 【ELECOM】ゲーミングキーボード メカニカル 茶軸(ECTK-G01UKBK)
- 4.3 【Logicool】POP KEYS(K730)
- 4.4 【Owltech】メカニカルキーボード(OWL-KB109CBR2-BK)
- 4.5 【FILCO】Majestouch2(FKBN108M/JB2)
- 4.6 【ARCHISS】ProgresTouch TKL(AS-KBPD91/TBKNWP)
- 4.7 【ARCHISS】Maestro2S(AS-KBM02/TGBAWP)
- 4.8 【Logicool】MX MECHANICAL(KX850)
- 4.9 【Logicool G】ゲーミングキーボード(G512)
- 4.10 【Logicool G】ゲーミングキーボード(G913)
- 5 まとめ
茶軸のメカニカルキーボードとは
入力時に適度なクリック感と、キーの重みがあるタクタイルタイプのキースイッチで、汎用性が高く万人受けしやすいです。
青軸のようなクリック感が欲しいが、カチカチといった大きい打鍵音の悩みを解消してくれるような軸と言えます。
打鍵感については、音はならないが入力した時の感覚は指に明確に伝わり、赤軸のような抜けるような軽さは無いです。
赤軸と青軸の良いとこどりをしたような軸で、クセが少なくバランスが良い事からメカニカルキーボード初心者にもおすすめします。
メンブレンキーボードに近い押し心地で、静音性やストロークの滑らかさを特に求めていないといった方にピッタリくる軸と言えます。
茶軸のメカニカルキーボードを使うメリット
ほど良いクリック感の打鍵感が気持ちいい
青軸ほどのカチッとしたクリック感はありませんが、ハッキリと入力を感じれるような適度なクリック感はあります。
茶軸特有の弱めの「カタカタ」と音が出るクリック感は、タイピングをしていて気持ちよく感じる大きなポイントです。
赤軸のような抜ける感覚は嫌だけど、青軸ほどカッチリとしたクリック感は求めていないという方にピッタリきます。
押下圧が程よく誤入力が起きにくい
キーを押すのに必要となる指の力のことを表しており、重いほどキーを押す力が必要となり指の負担が増えます。
茶軸の場合55gとなっていますが、赤軸は45gと軽くキーに指を乗せただけでも反応してしまいます。
青軸は60gと誤入力は起きにくいですが指の負担が大きく、茶軸は誤入力が起きにくい程度にサクサクタイピング可能な重さです。
クセが少ないので扱いやすい
ほど良い打鍵感に大きすぎない打鍵音と、茶軸には尖ったクセが少ないです。
バネの感覚など、メカニカルキーボード特有のクセのようなものはありますが、どんな人でも扱いやすい軸です。
初めてのメカニカルキーボードでどの軸を選ぶか迷っている方は、最初の1台目として茶軸の製品を使ってみる事をおすすめします。
茶軸のメカニカルキーボードを使うデメリット
青軸ほどではないが打鍵音が大きい
青軸ほどのクリック音が出ませんが、人の多いオフィスや家族などが寝静まった後などの利用にはあまり向いていない打鍵音です。
リモート会議などではマイクにタイピング音が入りやすく、会議を滞らせてしまう要因の1つになりえます。
日中などに1人での使用には全く問題ありませんが、周りに人が居る場合は少し不快感を与えてしまうことがあります。
長時間の使用には向いていない
押下圧が55gなので、45gの赤軸と比較すると少し重くなります。
10gの違いではありますが、1日中など長時間使用した場合の疲労感は大きく変わります。
趣味でパソコン操作したりゲームなどする分には問題ありませんが、エンジニアなど仕事で使う場合にはあまりおすすめできないです。
長時間の使用には赤軸など押下圧の軽い製品を選ぶと良いです。
尖った個性が無く中途半端
青軸ほどのクリック感が無く、赤軸のような軽さもありませんが、中途半端であるとも言えます。
他の軸にはあるような個性のようなものが茶軸の場合無いので、使っていて飽きやすい方も居られます。
しかし、茶軸が自分の使用感に合わなかった場合は、ストロークの重さなどキーのどの部分があった方が良いか分かりやすいです。
茶軸のメカニカルキーボードおすすめ10選
【FILCO】
KOBO Majestouch MINILA-R Convertible (KOBO-ASG08-M-NSG)
Bluetoothと有線の接続方法を選べるため、使用環境に応じて使い分けることができます。
USB接続と合わせて最大5台のデバイスと接続可能で、ワンタッチで切り替えできます。
60%サイズでありながら多機能であり、キーの配列も自分好みにカスタマイズ可能です。
Mac用に最適化されたキー配列も提供しており、Macユーザーでも問題無く使えます。
【ELECOM】
ゲーミングキーボード メカニカル 茶軸(ECTK-G01UKBK)
安価で茶軸のメカニカルキーボードを試してみたい方におすすめです。
テンキーレスなのでコンパクトで、デスク周りがスッキリとします。
ゲームでよく使うことになるキーには、交換用の滑り止め付きのキーキャップが付属されており、ゲームプレイ中にとても役立ちます。
【Logicool】
POP KEYS(K730)
POPでおしゃれな見た目が特徴のメカニカルキーボードです。
専用ソフトを使うことで、絵文字キーなどのカスタイマイズを自由に行えます。
単4電池2本で動作し、最大36カ月の使用が可能で電池持ちに非常に優れています。
3台のデバイスの接続が可能で、切り替えもワンタッチで行えるので、複数のデバイスを同時に使用する際のストレスが少ないです。
【Owltech】
メカニカルキーボード(OWL-KB109CBR2-BK)
スベリ防止ラバーチルト機構が採用されており、タイピング中にキーボードがズレにくくストレスが少ないです。
マルチメディアキー機能のおかげでミュート、ボリュームコントロール、早送りなどの操作が素早く行えます。
パームレストが付属品として同封されており、、タイピング中の手首の疲労や腱鞘炎予防にとても有効です。
【FILCO】
Majestouch2(FKBN108M/JB2)
とてもシンプルなデザインと機能で、人を選ばずどんな人にでもキーボードです。
Nキーロールオーバー機能が搭載されており、複数のキーを同時に押してもすべての入力を認識してくれます。
スイッチ端子のスルーホールが半田で固定されており、耐久性がとても高く、ライターからゲーマーまで幅広い方におすすめです。
【ARCHISS】
ProgresTouch TKL(AS-KBPD91/TBKNWP)
人間工学に基づき、キーが階段状になるように段差がついており、キーボード全体に指が届きやすく指の負担がとても少ないです。
2色形成のキーキャップが採用されており、長期間使用した場合でも、摩耗により文字が薄れる心配はありません。
本体の背面には、キー入力の切り替えなどが行えるDIPスイッチが搭載されており、キーレイアウトの変更などが行えます。
【ARCHISS】
Maestro2S(AS-KBM02/TGBAWP)
フルキーボードですが、テンキーレスサイズ並みのコンパクトさで、高級感も兼ね備えているキーボードです。
キーボード背面の配線は左右と中央3方向へのガイドが付いており、環境に応じて好きな方向へ流すことが可能です。
MacOS風配列最適化モードがあり、ソフトウェアを使わずに、Mac純正キーボードに近い操作感覚でタイピングできます。
【Logicool】
MX MECHANICAL(KX850)
最大3台のデバイスをボタン1つで切り替え可能で、WindowsからMac間でも複雑な調整不要でスムーズに切り替えができます。
フル充電でバックライトオフだと最長10ヶ月使うことができ、電池持ちにとても優れています。
ロー・プロファイルキーを採用しており、メカニカルキーボードでありながら短いストロークなので、手首や指への負担も少ないです。
【Logicool G】
ゲーミングキーボード(G512)
トッププレートにはアルミニウム合金が使われており、1万前後の価格とは思えない高級感があります。
フローディングデザインが使われており、キーが少し浮いているのでバックライトが映えやすく、掃除もしやすいです。
重量が約1.1kgなので、高速でタイピングを行ってもキーボードがずれる事無く、ストレスフリーのタイピングができます。
【Logicool G】
ゲーミングキーボード(G913)
スタンドを畳んだ状態で厚みが22mmと薄く、手首に負担がかかりにくいので、長時間の仕事やゲームも疲れにくいです。
本体の右上にはメディアコントロールキーが搭載されており、音量調整などが指で直感的に行えます。
メカニカルキーボードは、強くタイプすると金属音がなる場合がありますが、この製品は鳴らないのでタイピング中のストレスが少ないです。
まとめ
クセが少なく誰にでも扱いやすい茶軸は、人によっては面白みがないと感じる場合もあります。
独特のクリック感と大きすぎない打鍵音の茶軸は、メカニカルキーボード初心者からプロまで幅広くおすすめです。
茶軸のメカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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