海や湖での水遊びにはもちろん、SUPやシュノーケリングなどのアクティビティでも活躍する「マリンシューズ」。
グリップ力が優れた滑りにくいマリンシューズであれば、濡れた岩場や木道でも安心して使用できますよね。
しかし、さまざまなブランドから発売されているので、どれが自分に合うかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は安心して使用できる滑らないマリンシューズを使用するメリットや選び方、おすすめ商品10選を詳しく紹介します。
滑らないマリンシューズを使うメリット
ケガのリスクを軽減できる
海や湖の近くの岩場は濡れている場合が多いので、誤って滑って転んでしまうと大ケガをする可能性もあります。
しかし、ソールにグリップ力があるマリンシューズを使用することで、転倒によってケガをするリスクを軽減できます。
とくに、小さなお子さんのいるご家庭では、グリップ力に優れた滑りにくいマリンシューズがおすすめです。
足が疲れにくい
グリップ力に優れたマリンシューズは、滑りにくいので長時間履いていても足が疲れにくいです。
さらに、EVA素材を使用したクッション性の高いソールであれば、長時間であっても快適に着用できるでしょう。
疲れにくいのでキャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、ハイキングやSUPなどのアクティビティでも活躍します。
マリンスポーツでも活躍する
グリップ力が高く滑りにくいマリンシューズは、安定感に優れるのでさまざまなシーンで活躍します。
とくに、サーフィンやシュノーケリングなどの、マリンスポーツでも安心して使用できるでしょう。
水中で使用する場合も通気性や排水性のよい商品が多いので、足が蒸れにくいので快適に使用できます。
滑らないマリンシューズを使うデメリット
価格の高い商品が多い
グリップ力に優れた滑りにくいマリンシューズは、一般的な商品と比べて価格帯のやや高い商品が多いです。
そのため、1年に数回しか使用する機会がないという方の中には、購入を悩んでしまう方もいるでしょう。
しかし、マリンシューズには水陸両用で使用できる商品も多く発売されているので、サンダルとしても活用できます。
やや重さがある
ソールに滑りにくい素材を使用した性能の高いマリンシューズは、一般的な商品と比較してやや重さがあります。
そのため、キャンプなどのアウトドアシーンで持ち運びの機会が多い方は、やや不便に感じるかもしれません。
なるべく持ち運びのしやすい軽量なマリンシューズが欲しい方には、ソールにEVA素材を使用した商品がおすすめです。
脱ぎ履きに時間がかかる
滑りにくい安定感のあるマリンシューズは、ベルトがあることで脱ぎ履きに時間のかかる商品が多いです。
キャンプの際のテントへの出入りが多い方などは、脱ぎ履きが大変と感じる方もいるでしょう。
しかし、ベルトでフィット感を調節できるので、水中でも脱げにくく安心して使用できます。
滑らないマリンシューズの選び方
使用用途に合ったタイプを選ぼう
マリンシューズは3つのタイプがあるので、自分に合った商品を選びましょう。
スニーカー
フィット感があり、足をケガから守れる安全性の高さが魅力です。
ややソールの薄い商品が多いので、凸凹した地面ではケガをする可能性も。
サンダル
フィット感と、疲れにくい厚みのあるソールが魅力です。
足を露出する部分があるので、やや安全性に劣ります。
スリッポン
軽量で持ち運びやすく、脱ぎ履きのしやすさが魅力です。
フィット感の調整が難しく水中で脱げてしまう可能性もあります。
ソールに厚みがあると安全で疲れにくい
海や湖、川などの岩場がある場所で使用する場合は、ソールに厚みのある商品を選びましょう。
ソールに十分な厚みがあれば鋭利な石やガラス片がある場所でも、足をケガから守ってくれます。
また、厚みがあるソールはクッション性が高く、長時間歩いても足や腰に負担がかからないので疲れにくいです。
ただし、クッション性の高いシューズは重量があり、フィンをつけるようなアクティビティには向きません。
軽量で足を動かしやすい片脚の重量200g以下の商品がおすすめです。
購入前にフィット感の確認を
マリンシューズを選ぶ際は、必ず購入前にフィット感の確認を行いましょう。
水の中で使用すると脱げやすい傾向にあるので、普段の靴より0.5cm小さめのサイズを選ぶことをおすすめします。
キャンプなどのアウトドアで陸地での使用がメインとなる方は、普段と同じ程度のサイズで問題ありません。
しかし、各ブランドによってサイズ感が異なるので、可能であれば購入前に試着を行ってください。
試着ができない場合は、レビューでサイズ感をチェックするとよいでしょう。
通気性が高いと蒸れにくく快適
マリンシューズを購入する際は、速乾性や排水性に優れた商品がおすすめです。
アッパー部分にメッシュ素材を使用した商品は、通気性が良いので足の蒸れを感じにくく臭いも気にならないでしょう。
また、商品によってはソール部分に排水用の穴が開いている商品もあり、水中での使用後も快適に履き続けられます。
アウトドアでの使用用途に合わせて、適切な機能を持つマリンシューズを選んでください。
人気の高いおすすめメーカーを紹介
おすすめメーカーを3つ紹介します。
KEEN
2003年にアメリカで誕生した、新しいフットウェアメーカーです。
性能の高さはもちろん、ユニークなデザインも魅力の1つです。
Teva
1984年にアメリカではじめてスポーツサンダルを開発したメーカーです。
シンプルなデザインの商品が多く、タウンユースでも活躍します。
ノースフェイス
1966年にアメリカで創業したアウトドアメーカーです。
キャンプギアからアパレルアイテムまでさまざまな商品を発売しています。
気になる価格帯をチェック
グリップ力のある滑りにくいマリンシューズの価格は、6,000円程度から18,000円を上回る商品まで、価格帯にやや幅があります。
高価な商品になるほど、フィット感や耐久性、通気性などが優れる高性能な商品が多い印象があります。
ただし、使用するアウトドアーシーンによっては、オーバースペックとなる可能性も。
マリンシューズを購入する際は、価格はあまり気にせずに自分の使用用途に合った商品を選ぶと失敗することはないでしょう。
滑らないマリンシューズおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | タイプ |
---|---|---|---|---|
Columbia スライブリバイブ | 205g | 25~28cm | 合成ゴム | スリッポン |
MERRELL Hydro Moc | 170g | 23~25cm | 樹脂 | サンダル |
NIKE キャニオンサンダル | 265g | 25~29cm | 合成繊維 | サンダル |
SALOMON REELAX Slide | 196g | 22~25cm | ゴム | スリッポン |
THE NORTH FACE ストレイタムレペンテ | 193g | 23~28cm | 高反発圧縮成型EVA | サンダル |
KEEN UNEEK | 315g | 23~32cm | ラウンドポリエステルコード、ラバー | サンダル |
THE NORTH FACE ストレイタム ピカ | 250g | 23~28cm | ゴム | シューズ |
KEEN NEWPORT H2 | 379g | 23~32cm | ポリエステル、合成ゴム | サンダル |
Teva フリントウッド | 295g | 26~30cm | ナイロン、ゴム | サンダル |
vibram five fingers V-Aqua | 138g | 不明 | ポリエステル | シューズ |
【Columbia】
スライブリバイブ(BM8043)
履き心地の良さと歩きやすさの両立を目指した、スリッポンタイプのレディース向けマリンシューズです。
軽くて厚みのあるEVA素材を使用しているのでクッション性が高く、長時間歩いても膝や腰に負担がかかりにくいでしょう。
アウトソールにはさまざまな悪路にも対応できる「アダプトトラックス」を採用しているので安定性も十分です。
重さ | 205g |
---|---|
サイズ | 25~28cm |
素材 | 合成ゴム |
タイプ | スリッポン |
【MERRELL】
Hydro Moc(J19992)
ユニークなフォルムデザインと、唯一無二の履き心地の良さで人気が高いサンダルタイプのマリンシューズです。
通気性はもちろん、排水性にも優れているのでSUPやサーフィンなどのウォーターアクティビティでも活躍します。
また、重量170gと軽量で足運びが軽く、アウトドアシーンはもちろんタウンユースとしても使用できるでしょう。
重さ | 170g |
---|---|
サイズ | 23~25cm |
素材 | 樹脂 |
タイプ | サンダル |
【NIKE】
キャニオンサンダル(CV5515)
シンプルでスタイリッシュなデザインで、アウトドアシーンからタウンユースまでさまざまな場面で活躍するマリンシューズです。
厚みがありクッション性に優れたアウトソールは、長時間や長距離を歩いても腰や膝に負担がかかりにくいでしょう。
また、アウトソールには深い溝があるので、どんな悪路でも滑りにくく、安心して歩けます。
重さ | 265g |
---|---|
サイズ | 25~29cm |
素材 | 合成繊維 |
タイプ | サンダル |
【SALOMON】
REELAX Slide(LI3181)
登山やハイキングなどのアクティビティ後のリカバリーシューズとしても活躍する、スリッポンタイプのマリンシューズです。
アッパー部分はメッシュ素材を使用しているので、汗をかいても足が蒸れにくく臭いが気になることもないでしょう。
また、アウトソールはソフトなEVA素材を使用しており、クッション性にも優れるので足が疲れにくいです。
重さ | 196g |
---|---|
サイズ | 22~25cm |
素材 | ゴム |
タイプ | スリッポン |
【THE NORTH FACE】
ストレイタムレペンテ(NF52351)
さとうきびが原料のバイオベース素材を採用した、環境に優しいサンダルタイプのマリンシューズです。
くるぶしから足の甲にかけてウェビングテープがついており、足のフィット感を簡単に調整できます。
また、抗菌防臭加工を施しているので汗をかいたときでも足が蒸れにくく、臭いも気になりません。
重さ | 193g |
---|---|
サイズ | 23~28cm |
素材 | 高反発圧縮成型EVA |
タイプ | サンダル |
【KEEN】
UNEEK(1014097)
2本の紐と1枚のソールから作られた、ユニークなデザインの新世代マリンシューズです。
ソールに「レーザーサイピング」を施すことで、シューズ接地面から水分を押し出すように作用し、悪路でも滑ることがありません。
また、天然原料による抗菌防臭加工を施しているので、汗をかいても足の臭いが気になりにくいでしょう。
重さ | 315g |
---|---|
サイズ | 23~32cm |
素材 | ラウンドポリエステルコード、ラバー |
タイプ | サンダル |
【THE NORTH FACE】
ストレイタム ピカ(NF52357)
水陸両用でも安心して使える、耐久撥水加工を施したシューズタイプのマリンシューズです。
アッパー部分にはメッシュを採用し、インソールに排水ホールもついているので水中で使用した後も水抜けは抜群。
ラバーを採用したアウトソールはグリップ力が高く、濡れた岩場や木道でも滑りにくいので安心して使用できるでしょう。
重さ | 250g |
---|---|
サイズ | 23~28cm |
素材 | ゴム |
タイプ | シューズ |
【KEEN】
NEWPORT H2
速乾性に優れた素材を使用しているので、ウォーターアクティビティでも安心して使用できるマリンシューズです。
プラスチックとゴムの中間の性質を持つアウトソールは、軽量で耐久性にも優れます。
つま先がワイドに作られているので十分なスペースがあり、万人受けするサイズ感で履き心地の良さも魅力の1つです。
重さ | 379g |
---|---|
サイズ | 23~32cm |
素材 | ポリエステル、合成ゴム |
タイプ | サンダル |
【Teva】
フリントウッド(1118941)
水を吸収しにくい「非吸湿素材」を使用し速乾性に優れた、サンダルタイプのマリンシューズです。
シューズの裏地には軽量で通気性に優れたメッシュ素材を使用し、足が蒸れにくく臭いも気になりにくいでしょう。
カーブしたEVAソールは足のサポートとなり、凹凸があるので悪路でも滑りにくく転倒リスクが軽減できます。
重さ | 295g |
---|---|
サイズ | 26~30cm |
素材 | ナイロン、ゴム |
タイプ | サンダル |
【vibram five fingers】
V-Aqua
アウトドアシーンのどんな地面にも対応できる、5本足形シューズタイプのマリンシューズです。
軽量かつ薄型の素材で作られているので、水中でも陸地でも裸足のような感覚で歩くことができるでしょう。
また、アウトソールには特徴的なシリコンプリントが施されているので、濡れた岩場などでも滑りにくいです。
重さ | 138g |
---|---|
サイズ | 不明 |
素材 | ポリエステル |
タイプ | シューズ |
まとめ
今回は、安心して使用できる滑らないマリンシューズを使用するメリットや選び方、おすすめ商品10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途に合ったマリンシューズを探して、アウトドアを快適に楽しんでください。
滑らないマリンシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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