フェルトのマリンシューズおすすめ10選!メリットやデメリットは?

釣りやダイビングをする人であれば、フェルトのマリンシューズの存在を知っている方は多いかと思います。

しかし、一般的なスポーツショップやマリングッズ売り場には置いていないため、ピンとこない方もいらっしゃることでしょう。

なんとなく滑りにくそう、というイメージはあっても、実際のところどうなのか、履いてみないとわかりませんよね?

そこで今回は、フェルトのマリンシューズを使うメリット・デメリットをご紹介しつつ、その選び方についても解説していきます。

フェルトのマリンシューズを使うメリット

滑りにくい

普通のラバーソールのマリンシューズを履いていると、苔の付いた岩場を歩くとツルッと滑ってしまうことがよくあります。

滑りやすいシューズを履いていると、足元が気になって思いっきり水辺のアクティビティを楽しむことができませんよね。

そんな時はフェルトソールのマリンシューズに替えることにより滑りにくく、アクティブに動くことができます。

クッション性がある

フェルトのマリンシューズは滑りにくいだけでなく、厚みのあるフェルトソールがクッションとなり、歩き心地もやわらかです。

長時間履いていても疲れにくいため、長距離を歩く時や、傾斜のきつい岩場を登る沢登りなどでその威力を発揮します。

足をガードしてくれる

厚みのあるフェルトソールにより足裏を保護してくれるため、ゴツゴツとした岩場や小石の多い場所を歩いても足が痛くなりません。

また、ハイカットタイプは肌の露出を減らせるため、ヒルに血を吸われたり、クラゲに刺されたりといったトラブルも回避できます。

さらに、つま先やかかとがラバー補強されているため、岩にぶつかり生地が破れてケガする、といった心配がありません。

フェルトのマリンシューズを使うデメリット

乾きにくい

フェルト素材は直射日光に当てると劣化しやすくなるため、使った後は陰干しをする必要があります。

そのため乾きが遅く、次の日も使う時は乾かないまま濡れた状態で使うことになり、若干不快に感じることもあるでしょう。

フェルトが消耗しやすい

フェルトは履いているうちに潰れてきて、厚みが半分くらいになるとクッション性が損なわれ、歩きにくくなってきます。

そうなってしまったらフェルトの交換時期ですが、張替えができる商品は少なく、買い換えが必要になってしまいます。

バリエーションが少ない

フェルトのマリンシューズは黒一色のものが多く商品数も少ないため、どれも同じものに見えてしまうかも知れません。

なかには色違いのものがあったり、珍しい色柄のものも存在しますので、後ほど紹介するおすすめ商品をチェックしてみて下さい。

持ち運びの際にかさばる

フェルトのマリンシューズはハイカットが多く、フェルトの厚みもあるため、コンパクトに収納することができません。

そのため、旅行に持って行く場合はかさ張り、旅行バッグの中でかなりのスペースを専有してしまうことも。

少しでもコンパクトにまとめたければ、ローカットタイプのシューズを選ぶのも選択肢のひとつです。

フェルトのマリンシューズの選び方

フェルトの厚みなどの性能で選ぶ

フェルトの厚みがあるほどクッション性が高く長持ちするため、詳細情報をチェックするようにしましょう。

仕様としては、ソールに水抜き穴が開いているものは水を効率的に排出できるため、水の抵抗を減らしたい沢登りに最適です。

また、スパイクがついたものはさらにグリップ力が増すため、滑りやすい磯や苔の付いた岩場でその威力を発揮するでしょう。

ハイカット or ローカット

ハイカットのものは、肌の露出が少なくケガをしにくいですが、ファスナーの上げ下ろしが面倒で保管場所も取ってしまいます。

いっぽうローカットのものはファスナーがなく履きやすいですが、濡れた状態では脱ぎ履きしにくいと感じることも。

それぞれのメリット・デメリットを考えて、ご自身が使いやすいと思う商品を選ぶようにしましょう。

メーカーから選ぶ

沖縄のダイビング用品専門店、海士商店が出しているSEA PEOPLEの商品は、沖縄のツアーガイド御用達で品質にも定評があります。

老舗ダイビング用品メーカーGULLの商品はお値段はしますが、高い品質で安心感があります。

その他、あまり馴染みのない中国や台湾のメーカーからも質の高い商品が出ているため、製品レビューを参考に選ぶようにしましょう。

価格帯で選ぶ

ラバーソールのマリンシューズに比べると値段は高めで、安いものでも5千円程、高いもので1万円以上するものもあります。

ですが、シマノやダイワのような釣具メーカーのシューズに比べると安いので、釣り用シューズを安く購入したい人にもおすすめです。

フェルトのマリンシューズおすすめ10選

メーカー・製品名タイプ性能
SEA PEOPLE フェルトブーツハイカットフェルト厚13mm
X’SELL 鮎タビハイカット水抜き穴
GULL フエルトソールブーツハイカットフェルト厚12mm
AROPEC ダイビングブーツ フェルトローカットフェルト厚10mm
PROBLUE フエルトソールブーツハイカットフェルト厚10mm
deepoutdoors フェルトソールブーツハイカットフェルト厚:ロゴ有り13mm /ロゴ無し10mm
YONSUB ネオプレンダイビングブーツローカットフェルト厚10mm
YONSUB 迷彩防水ダイビングブーツハイカットフェルト厚10mm、沢用(水抜き穴)・磯用(スパイク)
Caravan 渓流タビハイカットフェルト厚13mm
阪神素地 ウェーディングシューズハイカット水抜き穴、フェルトスパイク付

【SEA PEOPLE】
フェルトブーツ

引用:Amazon

このブーツはフェルトの厚さが13mmもあり、高いクッション性とグリップ力が特徴です。

そのためリバートレッキングや沢登りの際、苔が生えた岩の上を歩いても滑りにくく、安心してアクティビティを楽しむことができます。

沖縄のネイチャーガイドも御用達で、ツアーでもよくレンタルされているため、ツアーで使った後に個人買いをするユーザーが多いのも納得です。

タイプハイカット
性能フェルト厚13mm

【X’SELL】
鮎タビ(FP-5780)

鮎釣り用に作られたブーツですが、フェルトソールのグリップ力が高いため、川遊びや磯遊びなど水辺のアクティビティでも活躍します。

ブーツの中は中割れタイプになっており足の踏ん張りが効くため、足を取られやすい渓流での沢登りなどにも最適です。

黒、赤の2色展開でサイズもSS(23.0〜23.5cm)から3L(27〜28cm)まであるため、カップルで色違いで揃えるのもいいですね。

タイプハイカット
性能水抜き穴

【GULL】
フエルトソールブーツ(GA-5619C)

ダイビング用品メーカーGULLのフェルトソールブーツは、ダイビングだけでなくビーチエントリーするシュノーケリングにも最適。

12mmのフェルトソールはゴツゴツした岩場やサンゴのかけらの上を歩いても痛くなく、毒を持った海の生物からも足を保護してくれます。

さらに、かかと部分の縫製を両サイドにずらすことにより靴ずれを防止するという、細かい配慮もなされた足に優しいブーツです。

タイプハイカット
性能フェルト厚12mm

【AROPEC】
ダイビングブーツ フェルト(BT-106BF-BK)

引用:楽天市場

ローカットタイプのブーツは気軽に使うことができ、履き口は伸縮性に優れているためさっと履くことができます。

さらに、つま先からかかとまでしっかりとしたラバー加工が施されているため、耐久性が高くハードに使っても破れにくい作りです。

10mmのフェルトソールはクッション性にも優れており、重い荷物を持つダイビングで使っても足裏が痛くなりにくく快適です。

タイプローカット
性能フェルト厚10mm

【PROBLUE】
フエルトソールブーツ(BT-209)

引用:Amazon

台湾の大手ダイビング用品メーカーPROBLUEのブーツは、イルカのブランドロゴとラバー部分のオレンジのラインがおしゃれです。

足の甲と足首部分まで施されたラバーキャップはネオプレン素材の保護にもなり、生地が破れにくく耐久性も申し分ありません。

お値段は少々しますが、おしゃれなデザインのものをお探しの方、耐久性の高いブーツをお探しの方にとってはおすすめです。

タイプハイカット
性能フェルト厚10mm

【deepoutdoors】
フェルトソールブーツ 

引用:楽天市場

このブーツはブランドのロゴ入り、ロゴなしの2タイプがあり、ロゴ入りはフェルト厚が13mm、ロゴなしは10mmとなっています。

外から見えにくいブラインドファスナーは斜めに付けられているため、開口部が広く足入れしやすいというメリットがあります。

また、本体内側に見やすく記されたサイズ表記が地味にありがたく、家族で揃えた時に自分のものがひと目で分かるので便利です。

タイプハイカット
性能フェルト厚:ロゴ有り13mm /ロゴ無し10mm

【YONSUB】
ネオプレンダイビングブーツ(YZ015)

引用:Amazon

中国広州のヨンサブスポーツは、マスクやシュノーケル、フィンなどのダイビング用品を製造するメーカーです。

このフェルトブーツはしっかりとした作りであるにも関わらずとても軽く、ドローコードで調節できるためフィット感もあります。

黒のフェルトブーツが多いなかオレンジのカラーリングは珍しいため、黒一色になりがちなマリンウェアの差し色にもなってくれます。

タイプローカット
性能フェルト厚10mm

【YONSUB】
迷彩防水ダイビングブーツ

引用:Amazon

前述のダイビングブーツのハイカット版で、沢用(フェルト底+水抜き穴)と磯用(フェルト底+スパイク)の2種類が用意されています。

どちらも滑りにくく、10mmの厚みがあるため尖った石を踏んでも痛くならず、沢登りや渓流釣りなどあらゆるシーンで活用できます。

ウッディな柄はアウトドアシーンにマッチするので、人と違ったブーツをお探しの方にとってもおすすめです。

タイプハイカット
性能フェルト厚10mm、沢用(水抜き穴)・磯用(スパイク)

【Caravan】
渓流タビ(0035025)

引用:Amazon

かの登山靴メーカー、キャラバンの渓流タビは足袋型になっているため、地面の形をダイレクトに感じることができます。

また、足の指に力を入れやすく、甲のベルクロテープでフィット感を高めることもできるため、本格的に沢登りを始めたい方にもおすすめです。

ですが、親指と人差指が分かれた形状は、慣れるまではビーチサンダルのように親指の付け根が痛く感じる場合もあります。

タイプハイカット
性能フェルト厚13mm

【阪神素地】
ウェーディングシューズ(FX-277)

引用:Amazon

こちらは釣り用のウェーディングシューズになりますが、マリンシューズに近い形状のため磯遊びなどにも使えます。

足の甲から足首に向かってベルトで固定できるため、靴の中に砂が入るのを防ぎ履き心地も快適です。

ですが、靴全体が水を吸って重く感じてしまうため、長時間歩いたり泳いだりするのには向きませんのでご注意下さい。

タイプハイカット
性能水抜き穴、フェルトスパイク付

まとめ

フェルトのマリンシューズの存在を知らなかったという方も、一度履くと手放せなくなるに違いありません。

この記事を参考に、あなたにピッタリなフェルトのマリンシューズを探して、マリンアクティビティを心ゆくまで楽しんで下さい。

紹介アイテム一覧

フェルトのマリンシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

SEA PEOPLE
フェルトブーツ
X’SELL
鮎タビ(FP-5780)
GULL
フエルトソールブーツ(GA-5619C)
AROPEC
ダイビングブーツ フェルト(BT-106BF-BK)
PROBLUE
フエルトソールブーツ(BT-209)
deepoutdoors
フェルトソールブーツ 
YONSUB
ネオプレンダイビングブーツ(YZ015)
YONSUB
迷彩防水ダイビングブーツ
Caravan
渓流タビ(0035025)
阪神素地
ウェーディングシューズ(FX-277)