レイドジャパンの2WAYシリーズから新たに「マグナム2WAY」が2020年5月28日についに発売されました。
マグナム2WAYはシリーズの中での最大サイズになりますので、これまでの沈む虫ルアーとは一線を画したコンセプトとなっています。
オリジナルサイズの2WAY、ワンサイズアップしたビッグ2WAYとの違いや使い分け方をご紹介していきたいと思っております。
また、別記事ではレイドジャパンの2021年新作ルアー&ワームを紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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目次
マグナム 2WAYの特徴
これまでの虫系ルアーは「弱々しく」「繊細な動き」といったフィネス要素の強い釣り方が主流でしたが、マグナム2WAYはボディー、レッグなどのパーツをすべて巨大化させたため、水中では甲殻類のように力強くアピールします。
これまでの2WAYでは攻め込むことができなかったような、ヘビーカバーの奥の奥に入れ込むことも想定したハードモデルとなっています。
マグナム2WAYの関連動画
マグナム 2WAYが活躍する状況
ボリュームのあるサイズ感ですので、ジグ打ちするようなシチュエーションで活躍します。
例えばアシ際でのカバー打ち、ゴミ溜りなど、オリジナルの2WAYでは攻略することができないようなヘビーカバーがマグナム2WAYの主戦場となります。
琵琶湖のような広大なフィールドや、濁りのきついエリアでもしっかりと存在感をアピールしますので、ボリューム感を最大限に活かしたいシチュエーションで使ってみましょう。
マグナム 2WAYの使い方
マグナム2WAYの最大の特徴である、ボリューム感のあるシルエットを活かすために、ラバージグやテキサスリグとの使い分けがおすすめです。
2つに分かれたボディーがユラユラと水中で漂い、バスに対して威嚇にも近い、攻撃的なアクションを生み出します。
今までの虫系ルアーとは一線を画した唯一無二の存在と言えます。
ヘビダン
岸際のゴミ溜りや、アシの隙間にマグナム2WAYのヘビダンを打っていきましょう。
複数のレッグがフォーリング中に揺らめき、ボトムに着底後は水流の影響を受けながら艶めかしくバスの食い気を誘います。
濁りが強いときなど、テキサスリグやラバージグよりもシルエットを出したいときに有効的です。
ジグヘッドワッキー
オリジナルの2WAYと同様に、ジグヘッドワッキーも定番の使い方になります。
ヘビダンよりもゆっくりとフォールしますので、じっくりとバスに存在をアピールさせたいときにおすすめです。
ユラユラと自発的にレッグが動きますので、アシ際を一定のレンジでトレースしたいときにも重宝します。
マグナム 2WAYのタックル
自重の重たいマグナム2WAYですので、最適なタックルはパワー重視のバーサタイルベイトタックルになります。
アクションをつけやすい適切な硬さ、ヘビーカバーも攻略可能な剛性が求められますので、普段ハードルアーとジグ打ちを兼用しているようなタックルが理想的です。
ロッド
パンチング専用ロッドですとパワーが強すぎますので、MH~Hで操作性の優れたロッドが好ましいといえます。
ロッドの調子はファーストテーパーがマグナム2WAYとの相性が良く、竿先の繊細さとカチッとしたバットパワーが操作性、剛性ともにバランスが取れていると言えます。
おかっぱりであれば、6.6~7f前後の長さが取り回しがよくておすすめです。
リール
マグナム2WAYは自重がありますので、ハードルアーからジグ打ちまでこなせるロープロファイル型かラウンド型のリールで問題ありません。
ヘビダンなど、近距離でテンポよく打っていく釣りを想定している場合は、ハイギアモデルが回収スピードが早く最適です。
ライン
ヘビーカバーを攻略していくためには、根ズレに強い強靭なラインが必須となります。
マグナム2WAYにベストマッチと言えるのが14~20lbのフロロカーボンで、フィールドのストラクチャーの濃さで号数を選択しましょう。
フロロカーボンであれば、根ズレに強いだけでなく、マグナム2WAYの艶めかしいアクションを最大限に引き出すことができます。
マグナム 2WAYのまとめ
今回はオリジナルサイズの2WAYよりも大幅にサイズアップした「マグナム2WAY」について解説をしてきました。
これまでの虫系ルアーの常識を覆すボリューム感たっぷりのサイズ感となっていますので、デカバス攻略に特化したスペシャルルアーになること間違いなしです。