ロングボードを持ち運ぶときに必要となるのがケースです。
大きく分けるとハードケース、ニットケース、デッキケースの3種類です。
ニットケースはボードの形をしているニット素材で、靴下のようにボードを入れて端を紐でしばります。
デッキカバーは薄い素材で、滑り止め用のワックスを塗っている表面を覆うように片面につけるカバーです。
ハードケースは緩衝材が入っていて、ボード全体をしっかり覆えます。
この記事ではハードケースのメリット、デメリットとおすすめ10選をご紹介します。
ロングボード用ハードケースを使うメリット
ロングボードを保護してくれる
ハードケースはロングボードが傷つくのを防いでくれます。
緩衝材が入っていることで、多少当たってもロングボードが傷つくことはありません。
車や飛行機で移動する時に、ボードを傷つけることなく運ぶことができます。
決して安くはない大切なロングボードを長く使うためには、きちんと保護することが必要です。
保管時の汚れを防いでくれる
ハードケースに入れて保管することで、ワックスや砂で車内や家が汚れることを防げます。
ワックスは毎回落とすわけではないので、ワックスを塗った状態で保管することがほとんどです。
ロングボードを洗ったとしても、不思議とどこかに砂がついているということもあります。
ハードケースはボード全体を包み込むので、汚れを気にすることなく保管することが出来るのです。
ボードの出し入れがしやすい
ハードケースは先端から側面にかけファスナーがついていて、ファスナーを全開にすると簡単にケースに入れることができます。
ニットケースやデッキカバーの場合、長く重いロングボードを一人で扱うのは大変。
ハードケースは側面のファスナーを開けておくと簡単に出し入れができる点が魅力です。
ストラップがついている
ハードケースはショルダーストラップがあるため、持ち運びが非常に楽になり便利です。
ニットケースやデッキカバーの場合、脇に抱えて持ち運ばないといけません。
ロングボードは重いため、長い時間抱えて移動するのは大変です。
ショルダーストラップがついていると、肩にかけて楽に持ち運ぶことができます。
サーフボード以外のものも入れられる
ハードケースにはポケットのついているものがあります。
サーフィンでは、舵取りの役割をするフィンや、ボードの流れ防止のためにボードと足をつなぐリーシュコードが必須です。
ハードケースを使用すると、ロングボード以外の小物も一緒に収納することができます。
それにより、フィンやリーシュコードを忘れる心配もないので非常に便利です。
飛行機に乗せる際に安心
飛行機に乗る際は自分の管理下からボードが離れてしまいます。
特に海外では空港のスタッフが丁寧に扱ってくれず、現地に着いたらボードが破損していたということも。
ボードが破損していたら、せっかく楽しみにしていたサーフトリップが台無しです。
旅先で楽しくサーフィンをするためにも、大切なロングボードを入れるハードケースがあると安心でしょう。
旅先で荷物が増えても大丈夫
海外旅行に行く場合、お土産を買うとスーツケースに入りきらないことがあります。
ニットケースやデッキカバーは、ロングボードにピッタリなので他のものを一緒にいれることはできません。
ハードケースは少し余裕があるので、バスタオルやTシャツをいれることができます。
バスタオルやTシャツをボードケースに入れることで、スーツケースにお土産などを入れるスペースが確保できるのです。
バスタオルやTシャツが緩衝材の役割をしてくれ、さらにはボードの保護にも。
ボードについているワックスや砂が気になる場合は、ボードをニットケースに入れておくとバスタオルやTシャツにつくのを防げます。
ロングボード用ハードケースを使うデメリット
ニットケースやデッキカバーより少し値段が高い
ニットケースやデッキケースに比べると、ハードケースは少し値段が高いです。
また、ロングボード用はショートボード用よりも長さもあるため、やはり値が張ってしまいます。
車移動の際にかさばる
ロングボード用のハードケースは、ロングボードより一回り大きい造りです。
車載する場合でも、ニットケースやデッキカバーに比べるとかさばります。
友人と行く場合、大きなハードケースを持ち込むとスペースを取るので、嫌がられることも。
ハードケースを使用する場合は前もって車内スペースを確認しておきましょう。
保管に場所を取る
日常使いでハードケースを使わない場合、保管する必要が出てきます。
ハードケースは緩衝材が入っているため、半分に畳んだとしてもかなり場所をとります。
そのため、置いておけるほどの収納場所を確保できるかを考慮する必要があるのです。
ロングボード用ハードケースおすすめ10選
【Creatures Of Leisure】
HARDCASE
5mmのウレタンパッドのハードケースです。
防水コーティング加工された、新素材のダイヤモンドテックを使用。
パッド付きのショルダーストラップが持ち運びの際の負担を減らしてくれます。
【FCS】
3DXFIT
側面から輪郭の形状に層状にクッションが内蔵されているため、保護性がありしっかりとフィットする作りになっています。
外装はラバーコーティングされた厚手のリップストップ生地。
リップストップ生地はテントやパラシュート、寝袋などで使われている耐久性のある格子状の生地です。
センターフィンをつけたまま収納できるので、ポイント移動の時には便利なアイテム。
取り外しが可能なショルダーストラップがケース内側ポケットについています。
【DESTINATION】
デイバッグ(DS-01ED409202)
5mmのプロテクションパッドを使用しています。
プラスチックタイプのファスナーなので、塩で錆びて開けにくくなることもありません。
中央のV字の部分はポケットになっていて、ウエットスーツ着替えに使えるシートがついています。
【SCELL】
ハードケース(Shb96-wh)
5mmの厚みがあり、開口部は大きく開くのでボードの出し入れが容易です。
内側は撥水素材を使用しているため、濡れたままボードを入れることができます。
マジックテープ付きの18×24cmの大きめのポケットが収納に役立ちます。
ワックスなどの小物やリーシュコード、タオルなどを入れることができるので便利です。
取り外しと長さ調整ができるショルダーストラップ付きです。
【ROXY】
ハードケース(3700910101527)
女性に人気のロキシーブランドのロングボード用ハードケースです。
ウエットスーツを収納できるポケット付き。
排水用の穴が付いているので、水がついたまましまうことができます。
【Funktion】
サーフボードケース(FK-SLVHC-R906)
シンプルなデザインで軽量のハードケースです。
内側にはマジックテープ付きの小さなポケットがあり、ワックスやフィンなどの小物が収納できます。
外側にもファスナー付きのポケットがあるので、リーシュコードなどを入れられて便利です。
【TOOLS】
ハードケース
8mmの厚みがあり、飛行機にも安心して乗せられるケース。
内側にはフィンを収納できるポケットがついています。
フルオープンのファスナーがついているので、ボードの出し入れにも困りません。
フィンをつけたまま収納するフィンホールは、マジックテープでの開閉が可能です。
背面に光を反射する素材を使用しているので、熱でボードが劣化するのを防ぐことが出来ます。
【OCEAN&EARTH】
ボードバッグ
耐紫外線コーティングされた厚手のターピー生地を使用しています。
ボードの先端に当たる部分はしっかり保護できる作り。
持ち運びを楽にするショルダーストラップ付きです。
【TOOLS】
TLS STD BOARD CASE
全体的に太めのデザインで、さまざまなタイプのロングボードに使えます。
スポンジタイプのソフトボードのように、厚みのあるボードも収納が可能です。
センターフィンをつけたまま収納できるフィンホールがついています。
【extra】
バブルケース ロングボード用(Z-04X00004096)
二重構造のエアパッキンで、しっかりとロングボードを保護するハードケースです。
ボードの後ろ側は、両サイドがマジックテープで止める構造になっています。
ボードに合わせたサイズ調整が可能なので、ボードを複数所持してる方には重宝します。
まとめ
少し値の張るロングボード用ハードケースですが、大切なボードを長く使うにはあると便利なアイテムです。
メリットも多くあるので、用途や自分のロングボードに合わせてハードケースを選択しましょう。
ロングボード用ハードケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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