ロングボード用フィンおすすめ10選!サイズ等の選び方も解説!

「ロングボードで優雅なウォーキングをしたい!」

「ロングボードでダイナミックなターンをしたい!」

と思ったことはありませんか。

ロングボードの長さや形状により、ウォーキングやターンなどのライディングスタイルが変わってきます。

ただし、サーフィンのスタイルを決めるのはロングボードの長さや形状だけでなく、実はフィンも大きく影響しているのです。

フィンを変えてみることで同じロングボードでもこれまでのサーフィンスタイルを変えることができます。

この記事ではロングボードに合うフィンの種類やサイズを解説します。

ロングボードで使うフィンの特徴

ロングボードで使うフィンは大きめのセンターフィンとセンターフィンの両わきにつける小さなサイドフィンがあります。

センターフィンのみをつけると水面への抵抗が少なく、真っすぐ進む性能に優れてスピード重視なサーフィンができます。

センターフィンにサイドフィンをプラスすることにより、安定感が得られることからクイックなターンやダイナミックな技に向くようになります。                                                               

ロングボードのフィンのセッティングはセンターフィンのみを使うシングルフィンとサイドフィンを併用するシングルスタビライザーが主流です。

ロングボードにはフィンを差し込むフィンボックスが1つのものと3つのものが存在し、1つのものはセンターフィンのみで使うことになります。

フィンボックスが3つついている場合には、その日の波の状況に応じてフィンのセッティングを変えることができます。

ロングボード用フィンの選び方

ロングボードのフィンを選ぶ場合、どのようなスタイルのサーフィンをしたいかで選択するフィンの種類は変わってきます。

フィンを選ぶ際に基準となるのはフィンのサイズ、形状、硬さです。

フィンのサイズ

ロングボードの長さや浮力、波のコンディションによりベストなフィンのサイズは変わってきます。

例えばロングボードの上でウォーキングをするクラシカルなスタイルを楽しむのであれば、太めで長さのあるフィンがオススメです。

色々な技を取り入れるマニューバー重視であれば少し小さめのセンターフィンとサイドフィンを組み合わせるのが良いでしょう。

またその日の波のコンディションによってフィンを変える場合もあります。

例えば、小さな波の日であればある程度サイズのあるセンターフィンを使用し、大きな波であればしっかり波を捉えて安定性が出るサイドフィンもプラスします。

これが必ず正解というサイズが決まっているわけではありませんが、まずはベーシックなサイズのものから試してみましょう。

例えるならば、9フィートの長さのロングボードであれば、9インチのフィンを使用します。

シングルスタビライザーであれば、センターフィンはシングルフィンより一回り小さなサイズを選択しましょう。

例えば9フィートの長さのロングボードであれば、7.5~8インチのフィンを使用します。

シングルスタビライザーのセッティングで使用するサイドフィンは100mm前後です。

フィンの形状

フィンの形状が変わることにより水の抵抗が変わるので、スピードや技のかけやすさなどが変わります。

フィンの根元から先端までの高さ(Depth)が高いと安定性が高まり、逆に低いと安定性が良くないぶん回転性が高まり曲がりやすくなります。

ボードと接する付け根の幅(Base)が広いと安定性や直進性が良くなり加速力が増します。

逆に付け根の幅(Base)が狭くなると安定性や直進性が低くなるが回転性は向上するという事です。

後方に向かって伸びたフィンの角度(Rake)の反りが強いと粘りのあるターンができ、反りが弱いと水の抵抗が少なくなるため回転性が高まります。

フィン全体の面積(Area)が広くなるほど波を捉えるホールド性が高まり、安定感が増します。

フィンの硬さ

フィンの硬さはカーボンやファイバーグラス、プラスティックなどの素材により異なってきます。

硬いフィンはしっかりしたターンができ、大きさがある波や力のある波でしっかりホールドしてくれる特徴があるため反発力も高くなります。

技をしっかり入れたサーフィンをするには硬いフィンはおすすめです。

ソフトなフィンはフレックス性(しなり)が高いことにより、細かな調整や扱いがしやすくなります。

小波やパワーの無い波、女性や脚力の弱い方に向いています。

ロングボード用フィンおすすめ10選

【CAPTAIN FIN】
JOEL TUDOR 

  • タイプ : ロングボードセンターフィン
  • サイズ(Depth):10.125inch

ロングボードワールドチャンピオンシップに3度輝いたジョエル・チューダーのシグネチャーモデルです。

ピボットフィンと呼ばれるフィンの先にある傾きがほとんどない直立した形状であるため安定性があり、ボードの先端まで歩いていくノーズライディングをするのに適しています。

また面積の大きなフィンはスピードコントロールがしやすく、ノーズライディングをするためのポジションにとどまりやすくなります。

【FCS】
KELIA MONIZ

引用:Amazon

  • タイプ : ロングボードセンターフィン
  • サイズ(Depth):9.75inch

ハワイ出身のプロサーファーで2年連続ロングボードワールドチャンピオンシップに輝いたケリアモニーツのシグネチャーモデルです。

ほとんどのロングボードに最適なデザインで、ボトムでの加速や大きなターンをするのにバランスが良いフィンです。

フィンをとめるビスが不要なワンタッチ着脱できるFCS2システムです。

【FCS】
HATCHET 9" PG FIN

引用:Amazon

  • タイプ : ロングボードセンターフィン
  • サイズ(Depth):9inch

全体にボリュームがあり、ノーズライディングで安定性を発揮します。

ほぼ垂直に立ち上がった形状は方向転換にも素早く対応できるので、ノーズライディングへとスムーズにライディングをつなげられます。

フィンを固定するビスが不要なワンタッチ着脱のFCS2システムです。

【FLYING DIAMONDS】
CJ PERFORMANCE CENTER VOLAN

  • タイプ : ロングボードセンターフィン
  • サイズ(Depth):8inch

フライングダイヤモンドはCJ NELSON主宰の南カリフォルニアの新しいブランドです。

バランス性に優れ、最高速度を維持しつつ思い通りの取り回しができるセンターフィンです。

サイドフィンを組み合わせる事で縦の動きとスピードをコントロールし、シングルスタビライザーとしても楽しめます。

【TRUE AMES】
GEORGE GREENOUGH

引用:Amazon

  • タイプ : ロングボードセンターフィン
  • サイズ(Depth):9.75inch

仕上がりの美しさに定評があり、70年代の頃にフィンデザインに非常に大きな衝撃を与えました。

先端部分は細く柔軟性があるので技の素早さを実感できるとともに、ベース部分には幅を持たせているので非常に高い安定感も備えています。

サイズ展開があるため、サイドフィンと組み合わせてシングルスタビライザーとしての使用も可能です。

【TRUE AMES】
Yater Spoon Gloss

引用:Amazon

  • タイプ : ロングボードセンターフィン
  • サイズ(Depth):9.75inch

レジェンドシェイパー、レニー・イェイターのシグネチャーモデルです。

60年代半ばのサーファーに衝撃を与え成功したのがこのモデルです。

アルファベットのDのような形をしているDフィンの後ろ側のバックエリアを取りのぞき、サメの背びれのような新たな形状を生み出しました。

このモデルは彼の代表作であり、ゆったりとしたスタイルのクラシックな乗り心地のフィンです。

【DART FIN】
DS-1 HCF 

引用:楽天市場
  • タイプ : ロングボードサイドフィン
  • サイズ(Depth):95mm

幅広い波に対応するオールラウンド系から競技等に特化したようなパフォーマンス系まで、センターフィンとの組み合わせ次第で色々なセッティングができる万能なサイドフィンです。

アウトラインのカーブが多いことにより、さらに速い切り返しができる点も魅力のひとつ。

【FUTUREFINS】
FIBER GLASS SIDE BITE FYU

引用:Amazon

  • タイプ : ロングボードサイドフィン
  • サイズ(Depth):88.5mm

サーフボードブランドであるYUデザインのロングボード用サイドフィンです。

ライディング中の回転性を高める為の狭いベースと浅めに設定されたフィンの傾きで、安定したターンと優れたコントロール性を兼ね備えたモデルです。

8〜9フィート位の長さのセミロングから9フィート以上のロングボードまで、あらゆるサイズのボードにあうサイドフィンです。

【FCS】
CARVER PG QUAD REAR Side Bytes

引用:Amazon

  • タイプ : ロングボードサイドフィン
  • サイズ(Depth):100mm

パワフルなターンの伸びと加速性を重視したデザインのフィンです。

ロングボードだけでなく、SUP(スタンドアップパドル)、またはショートボードで4本のフィンをセットするクワッドリアにも適しています。

【FCS】
GL Natural

引用:Amazon

  • タイプ : ロングボードサイドフィン
  • サイズ(Depth):93mm

薄くて軽いタイプのハイパフォーマンスロングボード向けのサイドフィンです。

フィンの先端部分(ティップ)は柔軟性があり、根元のベース部分は柔軟性を少なくすることで、性能と強度が増しているデザインです。

まとめ

ロングボードは同じでもフィンのサイズや形状、硬さを変えることでサーフィンは変わります。

フィンを見直すことでウォーキングや技を取り入れるマニューバーなど理想のサーフィンに近づくことができます。

紹介アイテム一覧

ロングボード用フィンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

CAPTAIN FIN
JOEL TUDOR 
FCS
KELIA MONIZ
FCS
HATCHET 9" PG FIN
FLYING DIAMONDS
CJ PERFORMANCE CENTER VOLAN
TRUE AMES
GEORGE GREENOUGH
TRUE AMES
Yater Spoon Gloss
DART FIN
DS-1 HCF 
FUTUREFINS
FIBER GLASS SIDE BITE FYU
FCS
CARVER PG QUAD REAR Side Bytes
FCS
GL Natural