ロングボードやファンボードは幅が広く、重量も重い特徴があります。
小柄な女性の方など、力の弱い方は持ち運びに苦労する方も多いのではないでしょうか。
ロングボード用のキャリーやハンドルを使うことで、持ち運びに不安のある方も、楽に、安全に持ち運ぶことができます。
この記事では、ロングボード用キャリーを使うメリット、デメリットに触れながら、おすすめの製品をご紹介します。
ロングボードキャリーを使うメリット
楽に持ち運ぶことができる
ロングボード用のキャリーを使うことで、重さのあるボードでも、楽に持ち運ぶことができます。
サーフィンは老若男女に人気のスポーツですが、力の弱い女性や子供にとって、重さのあるボードの持ち運びは重労働です。
いざサーフィンに出かけても、気軽に持ち運べないと、サーフィン自体が億劫になってしまいますよね。
力の弱い方だけでなく、駐車場からポイントまで距離がある場合にも、キャリーは強い味方になりますよ。
ボードを傷つけない
砂浜でロングボードを持ち運ぶ際に、ボードを引きずっている方も多いのではないでしょうか?
気づいた頃には大切なボードに小傷がたくさんついてしまっているかも知れません。
また、幅の広いロングボードは持ちづらく、手を滑らせてボードを落としてしまう可能性もあります。
キャリーを使うことで、地面を引きずらずに、かつ転落のリスクも少なく持ち運ぶことができます。
ロングボードキャリーを使うデメリット
海辺で荷物になる
ロングボード用のキャリーは、サーフィン中は砂浜に置いておく必要があり、荷物になってしまうことがあります。
タイヤ付きの大きなものはほかのサーファーの目にもつきやすく、車も乗り入れるような砂浜では他人の邪魔になる可能性も。
逆に、肩にかけるベルトタイプのものは目立ちませんが、飛ばされたりして紛失するリスクもあります。
いずれにしても、砂浜に私物を置く場合には注意が必要です。
状況によっては不安定になる
ロングボード用のキャリーの中でも肩にかけるタイプのものは、ポイントの状況によっては不安定になる可能性があります。
たとえば、風の強い状況では、面積が大きいロングボードは風の影響を特に大きく受けます。
両手でガッチリ持つ場合と比べると、ベルトタイプのキャリーでは不安定になり、転落や、人や物に衝突させるリスクがあるのです。
ロングボードキャリーの選び方
持ち運び方法でタイプを決める
ロングボード用のキャリーには、持ち運びの方法によって3つのタイプに分けられます。
地面を転がして運ぶ方法で使用する、タイヤの付いたキャリーは、ボードを持ち上げる力がいらず、長距離の移動に最適です。
ボードをベルトで固定して肩にかけられるタイプのキャリーは、肩で重さを支えるため中距離程度であれば無理なく運べます。
また、コンパクトなので海岸でも荷物になりにくいです。
ハードタイプのハンドルをボードに引っ掛けて、幅のあるボードを持ちやすくするタイプもあります。
片手で持つ前提のキャリーなので、力の弱い方は短距離の移動で使用すると良いでしょう。
以上の特徴を参考に、あなたのよく通うポイントで使いやすいキャリーを選んでくださいね。
砂浜で目立つものを選ぶ
結論から言うと、目立つカラーのキャリーを使うことがおすすめです。
サーフィン中はキャリー自体が砂浜で荷物になってしまいます。
目立たないカラーのキャリーを使うと、紛失したりほかの車が気づかずに接触してトラブルに繋がることも。
目立つカラーのキャリーを使うことで、これらのリスクは少なくなります。
また、サーフィン中に見える位置に置いておけば、自分の位置がわかるため、初心者の方は流されるリスクの軽減にもなります。
あまり考えたくはありませんが、盗難の可能性もあるので、人と被らないカラーや、ステッカーで目印をつけることもおすすめです。
ロングボードキャリーおすすめ8選
【seathestars】
ロングボード用スタンド
seathestarsからリリースされている、タイヤ付きで長距離の移動に適したキャリーです。
耐荷重は75kgあり、ロングボードの運搬には十分な強度と安定感があります。
本体は2.3kgと軽量で、タイヤを外してコンパクトに収納することもできるので、車内のスペースを圧迫することもありません。
また、タイヤは幅広いノーパンクタイヤを採用しているため、不安定でゴミの多い砂浜でも安心して使用できます。
【CAP】
ボードドーリーNEO
多くのサーフギアをリリースしているCAPからも、ロングボード用のキャリーがリリースされています。
このキャリーは、ボードを縦置き横置きのどちらでも使用することが可能です。
横置きできることで、運搬だけでなく、ワックスアップする際のスタンドとしても使用することができます。
アルミ製で軽量(3.5kg)、かつタイヤを外してコンパクトに収納することができる点も大きなポイントです。
【ACTIVE WINDS】
ロングボード用カート(LB-RM-T002)
ACTIVE WINDSからリリースされている、タイヤ付きのロングボード用キャリーです。
ボードを横置きで積むことができるので、ワックスアップの際にはスタンドとしても使えます。
また、こちらは座面がついており、ボードを積んでいない状態では簡易的な椅子になる魅力も。
サーフィン中の休憩はもちろん、定点カメラでサーフィンを撮影する場合のスタンドとしても活躍しますよ。
【Sarada】
カヤックカート
こちらのロングボード用キャリーは、タイヤ付きのキャリーの中では特にコストパフォーマンスが優れた製品です。
フレームはアルミ製で軽量でありながら、耐荷重が80kgあり、耐久性、安定性に優れています。
タイヤを取り外してコンパクトに折りたためるので、トリップにも気軽に持っていけるでしょう。
こちらの商品には専用のストラップベルトが付属しています。
【TOOLS】
ロングボードストラップ
幅広いサーフィン用品を取り揃えているTOOLSからも、ロングボード用のキャリーストラップがリリースされています。
ストラップのボード固定部分はバックルが付いており、一人で簡単に取り付け、取り外しが可能。
大きく柔らかいショルダーパッドによって、長い距離の持ち運びでも肩への負担が軽減されます。
ストラップタイプのキャリーは低コストで導入でき、コストパフォーマンスも良いですよ。
【Kolti】
SUPキャリーストラップ
Koltiからは、ロングボードからSUPまで幅広い用途をカバーできるキャリーストラップがリリースされています。
ボード取り付け部分は幅広く調整できて、サーフィン以外にSUPをする方も共通で使用することが可能です。
パドルを取り付けられるので、より楽に持ち運ぶことができますよ。
また、砂浜でも目立ちやすいカラーで、失くしにくいこともおすすめのポイントです。
【Funktion】
サーフボード肩掛けキャリーベルト(FK-900-BLK)
Funktionからリリースされているキャリーベルトは、取り付け、取り外しが簡単な特徴があります。
一般的な肩掛けキャリーはベルトやバックルでボードを固定しますが、こちらはハンガーで引っ掛けるように固定するアイテム。
そのため、ワンタッチで取り付け、取り外しができ、より気軽に使用することができます。
特に短距離の移動が多い方には、手軽に使えるこちらのキャリーがおすすめですよ。
【キャリらっくん】
キャリらっくん
キャリらっくんは、3通りの使い方ができる、ロングボード用キャリーハンドルです。
腕の長さが足りないような、幅の広いロングボードでも、片手で持ち運ぶことができます。
また、ボードのスタンドとしても使用でき、ワックスアップの際にも便利です。
さらに、車のリアゲートにキャリらっくんを引っ掛けることで、ウェットスーツを掛けるハンガーバーにもなります。
まとめ
ロングボードは女性や子供の方も気軽に楽しみやすい反面、力のない方にとっては持ち運びがネックになるでしょう。
現在、持ち運びに便利なロングボード用キャリーが各ブランドからリリースされています。
それぞれの製品に、特徴やおすすめの場面があります。
ぜひ今回の内容を参考にキャリーを導入して、もっと気軽にサーフィンに出かけましょう。
ロングボードキャリーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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