キャンプ器具を固定するのに活躍するペグですが、天候や地面の状態次第では、ペグが抜けてしまうことも少なくありません。
そのため、抜けにくいロングペグはあると非常に頼もしい存在です。
ただ、ロングペグが初めての場合、長いペグのみで十分なのか、短いペグも必要なのかなど、ペグの長さで悩む方も多いです。
そんな方に向けて、ロングペグのメリット、デメリット、使い分けの必要性や長くて使いやすいロングペグを10選ご紹介します。
目次
- 1 ロングペグを使うメリット
- 2 ロングペグを使うデメリット
- 3 ロングペグの使い分けは必要?
- 4 ロングペグおすすめ10選
- 4.1 【YOGOTO】30cm ペグ セット
- 4.2 【ERDEX】30cm Y字ペグ
- 4.3 【Soomloom】30cm ペグ チタン製
- 4.4 【FUTUREFOX】30cm キツツキ V字ペグ(WPP-10)
- 4.5 【HIMIMI】31cm U字ペグ
- 4.6 【CAPTAIN STAG】38cm プラスチックペグ(UZ-13167)
- 4.7 【エリッゼ】38cm 鍛造ペグ エリッゼステーク(MK-380K)
- 4.8 【CAMPING MOON】40cm スチールペグ(T-40-6P)
- 4.9 【CAMPING MOON】40cm ステンレスペグ(R-40-6P)
- 4.10 【Boundless Voyage】40cm チタンペグ
- 5 まとめ
ロングペグを使うメリット
悪天候でも抜けにくい
短いペグの場合、雨で地面がぬかるんでいると柔らかい土質の部分にしか刺さらないため、ペグが抜けてしまいやすいです。
ロングペグなら硬い土質の部分にまでしっかりと刺さるため、地面の状態に左右されることがありません。
また、ロングペグは深く刺さることで風への抵抗力も高く、強風でも地面に食いついて抜けにくいです。
ファミリーからソロまで使える
短いペグだと、ファミリーテントや大型タープに対して風への抵抗力が足りないため、ペグが折れたり、抜けたりしてしまいます。
ロングペグは短いペグよりも風への抵抗力が高く、ファミリーテントや大型タープでもしっかり固定することが可能です。
ソロの場合は、固定する力が増すため、より安心してキャンプを楽しめます。
怪我や事故のリスクを減らせる
悪天候下のキャンプでは、ペグが短いとすぐ抜けてしまい、テントやタープが飛んで人に当たる可能性があります。
特に大型テントは重量があり、飛んでしまうと怪我や事故にも繋がるため、しっかり固定できるペグが必要です。
ロングペグは風への抵抗力が強いため、キャンプ器具が飛んでいくリスクを減らすことができます。
ロングペグを使うデメリット
持ち運びがしづらい
ロングペグは、短いペグと比べると長さや重量があり、荷物がかさばることから、持ち運びがしづらいです。
そのため、荷物を軽く、かさばらないようにしたいバイクや自転車、徒歩でのキャンプには向きません。
積める荷物に余裕があり、テントの横までペグを持ち運べる、車でのオートキャンプに適したペグといえます。
打ち抜きが疲れる
長さがあるため、短いペグよりもペグハンマーで叩く回数が多くなります。
特に大型テントは、ペグを打つ箇所が多いため、ペグ打ちだけで疲れてしまうなんてことも。
また、抵抗力があるので、ペグ抜きは短いペグより労力を使います。
そのため、ロングペグを使用する場合は、打ち抜きしやすいペグとペグハンマーを用意することが大切です。
ロングペグの使い分けは必要?
ロングペグは固定する力がある反面、設営や撤収に手間がかかるため、労力を減らしたい場合は、使い分けが必要です。
特にソロキャンプでは、1人で作業を行う必要があるため、打ち抜きしやすい、短いペグの方が重宝します。
ただソロキャンプでも、天候によってはロングペグが必要になることもあるので、ペグは両方持っておくようにしましょう。
複数人のキャンプでも、ペグは両方持っておくのがオススメです。
例えばロングペグのみの場合、短いペグでも十分な地面に対して、ロングペグで打つことになり、余計な手間が発生してしまいます。
ソロ、複数人、どちらにおいてもペグは、臨機応変に対応できるよう使い分けすることが大切です。
ロングペグおすすめ10選
【YOGOTO】
30cm ペグ セット
鍛造で作られたペグなので、地面が硬いサイトでもガンガン使用していけます。
長さが30cmあるため、硬い土はもちろん砂地でも抜ける心配がありません。
ヘッドは円柱型で当てやすく、先端部分は地面に食い込みやすいよう旋削されているため、ペグ打ちもしやすいです。
安価な値段で、ペグが15本入っておりコスパが良いのもポイント。
【ERDEX】
30cm Y字ペグ
ジュラルミンで作られたペグで、一本の重さは42gと非常に軽量で持ち運びがしやすいです。
形状はY字になっており、接地面が広く抵抗力があるため、ペグが抜けやすいぬかるんだ地面や砂地などで、特に活躍します。
カラフルな見た目で、ペグの置き忘れを防止できるうえ、本数も20本入っているのでペグがなくなって困ることもありません。
【Soomloom】
30cm ペグ チタン製
チタン合金で作られたペグで、スチール製よりも頑丈で折れにくく、さらにサビにも強いため、長く使用していくことができます。
また、重量も70gと軽く持ち運びもしやすいため、バイクや自転車、徒歩のキャンプでも持って行くことが可能です。
チタン製の中では、安価な値段となっており、コスパ面でも優れています。
【FUTUREFOX】
30cm キツツキ V字ペグ(WPP-10)
地面に食い込みやすく抜けにくいV字の形状をしており、素材もスチールで硬いため、どんな場所でも使用可能です。
ヘッド部は打ち込み面が広く、叩きやすい形状となっているため、打ち損じも少なくすみます。
また、V字ペグは他のペグと違い重ねることで、コンパクトに収納することができるので、持ち運びもしやすいです。
【HIMIMI】
31cm U字ペグ
砂浜や雪山、柔らかい芝生向けに作られたペグで、不安定な地面でもU字の形状で、しっかり地面に食いついていきます。
また、高強度のアルミニウム素材で耐久性が高く、雨や日差しでも劣化することはありません。
ただし、硬い地面の場合はペグが曲がる可能性があるため、ペグを打つ際は柔らかい地面でのみ行うようにしましょう。
【CAPTAIN STAG】
38cm プラスチックペグ(UZ-13167)
砂地向けに開発されたプラスチック製のペグで、砂浜でもしっかりペグを固定することができます。
ペグの長さは38cmあり深く地面に刺さるため、強風でも抜けることがありません。
また、柔らかい地面や雪上でのキャンプにも使用することができ、値段も非常に安価なため、コスパよく使い分けしたい方には特にオススメです。
【エリッゼ】
38cm 鍛造ペグ エリッゼステーク(MK-380K)
非常に頑丈な鍛造ペグで、硬い地面や石が混じった地面でも、負けずにガンガン食い込んでいきます。
楕円の形をしており、地中でクルクル回ることがないため、しっかりとペグが固定されます。
重量があるので、強風でもペグが飛んでいく心配がありません。
その反面、持ち運びはしづらいため、オートキャンプでの使用がオススメです。
【CAMPING MOON】
40cm スチールペグ(T-40-6P)
熱処理をしたS45C機械用特殊鋼を使用しているため、通常のスチールと比べて非常に頑丈です。
長さも40cmあり地面に深くさせるので、強風でも問題なく使用していけます。
ロープをひっかけるフック部は深く長く作られており、ペグからロープが抜ける心配もありません。
値段も非常に安価で、手が出しやすいのもポイント。
【CAMPING MOON】
40cm ステンレスペグ(R-40-6P)
サビに強いステンレスのため、湿気の多い雨でのキャンプから雪山でも使用していけます。
鍛造で作られているので硬度があり、硬い地面や砂利で使用しても壊れる心配はありません。
値段もチタンと比べて安価なため、頑丈でサビにくいペグを安く手に入れたい方には特にオススメ。
ただし、重量はチタンと比べると重いので注意が必要です。
【Boundless Voyage】
40cm チタンペグ
チタン合金は非常に頑丈なため、硬い地面でも石を砕いてガンガン刺していけます。
耐食性にも優れており、サビにくく汚れも落としやすいので、ペグのメンテナンスが非常に楽です。
長さも40cmあり軽いため、場所や天候を選ばず活躍できます。
値段は他のペグと比べて少々高めですが、長く使っていけるためコスパも良いです。
まとめ
ロングペグは、キャンプ器具の固定に抜群の効果を発揮します。
ただしデメリットもあるため、労力を減らしたい場合は使い分けが必要です。
それぞれの特性を把握し、その場に合うペグを使い分けていきましょう。
ロングペグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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