近年ではメカニカルキーボードも普及率も上がっており、様々な軸タイプを採用し、機能が充実した製品が多数発売されています。
ただ、メカニカルは打鍵音が目立つため、煩わしさを感じてしまい、静音性に優れた軸タイプを求める方もいるでしょう。
そんな方に最適なのがピンク軸(静音赤軸)ですが、高額な製品が多く、「安い価格で購入したい」と考える方も多いと思います。
そこで本記事では、ピンク軸キーボードおすすめ紹介をはじめ、使用するメリットデメリットを解説します。
目次
- 1 ピンク軸のキーボードとは
- 2 ピンク軸のキーボードを使うメリット
- 3 ピンク軸のキーボードを使うデメリット
- 4 ピンク軸のキーボードおすすめ10選
- 4.1 【Mambasnake】ゲーミングキーボード
- 4.2 【Archiss】Maestro2S(AS-KBM02/SRGBAWP)
- 4.3 【Archiss】Maestro TKL(AS-KBM91/SRGBAWP)
- 4.4 【Archiss】ProgressTouch RETRO(AS-KBPD08/SRBKNWP)
- 4.5 【Archiss】ProgresTouch TINY(AS-KBPD70/SRBKNWP)
- 4.6 【FILCO】Majestouch2 HAKUA(FKBN91MPS/JMW2-AKP)
- 4.7 【FILCO】Majestouch3(FKBN104MPS/EMB3-AKP)
- 4.8 【FILCO】Majestouch MINILA-R Convertible(FFBTR66MPS/NPK)
- 4.9 【オウルテック】メカニカルキーボード(OWL-KB109CRE2-BK)
- 4.10 【Fnatic Gear】mini STREAK(FG-KB-5060455782031_SML)
- 5 まとめ
ピンク軸のキーボードとは
メカニカルキーボードには、赤・青・茶・銀などの軸タイプが存在しており、それぞれに特徴があります。
中でもメカニカルスイッチで最も静音性に優れているのが、ピンク軸(静音赤軸)です。
キーストローク・アクチュエーションポイントを赤軸よりも浅く仕上げており、軽いタッチで音がほとんど鳴りません。
赤軸と大きな性能の違いはありませんが、赤軸の上位互換に位置しており、静音性はメンブレンと比較しても遜色がないです。
配信・録音環境下で使用しやすいですし、周囲を気にする必要も無いので、赤軸で満足できなかった方におすすめです。
ピンク軸のキーボードを使うメリット
静音性が高い
メカニカルキーボードは金属とバネを採用しているため、軸タイプで差はありますが、打鍵音が目立つのが特徴です。
ですが、ピンク軸は浅めのキーストロークで軽やかなタイピングを可能にしつつ、打鍵音を打ち消すように加工しています。
底打ち音も響かないので、メンブレンキーボードと遜色のない静音性を発揮してくれます。
スムーズなタイピングが行える
メカニカルキーボードは、スイッチ部分の金属とバネがパーツを押し下げることで、反応し入力されます。
キーを押し下げた際にパーツが接触し、引っ掛かりを感じるため、タイピング操作が重くなるのが特徴です。
ですが、ピンク軸はストロークを浅くし引っ掛かりを軽減しているので、軽やかで心地良いタイピングが行えます。
ピンク軸のキーボードを使うデメリット
メカニカル感が薄れる
ピンク軸はメカニカル特有の打鍵音を完全に打ち消しており、マイクに雑音が乗ったり、周囲を気にする必要がありません。
ただ、メカニカル特有の心地良さを求める方の場合、打鍵音がないので満足できない可能性もあります。
打鍵感は残っているので感触は楽しめますが、打鍵音はメンブレンとほとんど変わらないため、音も楽しみたい方は注意が必要です。
疲れやすい
ピンク軸はアクチュエーションポイント・キーストロークが浅く、軽やかなタイピングを行えるのが特徴です。
ただ、他の軸タイプとは違い跳ね返りも小さいので、底までキーを押して入力される人は疲れやすい傾向にあります。
他の軸タイプから乗り換える場合、いつもの感覚で操作すると疲労が溜まってしまう可能性もあります。
製品数が少なく高額な物が多い
メカニカルキーボードには、赤・青・茶・銀軸等のタイプが存在していますが、ピンク軸は特に希少性が高いです。
ピンク軸を採用した製品数自体が少ないですし、高額な製品が多いため相応のコストが掛かります。
5千円以下で入手することは不可能に近く、最低でも1万円以上の出費を想定し、探さなければいけません。
ピンク軸のキーボードおすすめ10選
【Mambasnake】
ゲーミングキーボード
Windows/MacOSをはじめ、携帯端末への互換性もあり、屋内外でも活躍できるキーボードです。
バックライト点灯時には50時間、バックライト未点灯で800時間使用できるので、充電が切れる心配もありません。
全62キーでコンパクトに仕上げており、ロールオーバー機能で複雑な操作を素早く実行できます。
【Archiss】
Maestro2S(AS-KBM02/SRGBAWP)
キー同士の間隔を狭めつつ、不要なスペースを極限までカットし、フルサイズながらもコンパクトに仕上げたキーボードです。
MacOS用の最適化機能が搭載されているので、操作感を損ねることなく、パフォーマンスを発揮してくれます。
タイピング時に役立つ機能をはじめ、マルチメディアで直感的にコントロールできる操作性もおすすめです。
【Archiss】
Maestro TKL(AS-KBM91/SRGBAWP)
Windowsだけでなく、MacOS配列モードも搭載しており、DIPスイッチで適応力を高めたキーボードです。
テンキーレスサイズでマウス可動域を広く確保できるので、ゲーミング・イラスト等でパフォーマンスを発揮できます。
スタンドで角度を付けることで、姿勢を維持しやすいですし、赤軸よりも静音性に優れており、周囲を気にする必要もありません。
【Archiss】
ProgressTouch RETRO(AS-KBPD08/SRBKNWP)
頑丈なガラス層基盤を使用し、メカニカル特有の耐久力をさらに底上げした、フルサイズキーボードです。
人間工学に基づき、アーチを描く形状に仕上げることで、操作時の疲労・負担をしっかり軽減してくれます。
赤軸よりも静かで軽やかなタイピング体験を与えつつ、DIPスイッチで直感的に操作できる点も評価されています。
【Archiss】
ProgresTouch TINY(AS-KBPD70/SRBKNWP)
必要最小限のキーだけを残し、コンパクトに仕上げているので、マウス可動域を広く確保できるキーボードです。
削除されたキーは、ファンクションキーを併用したショートカットで使用できるので、パフォーマンスも下がりません。
ガラス層基盤+鉄板シャーシで耐久力を高めつつ、裏面スタンドで使用時の安定性も確保されています。
【FILCO】
Majestouch2 HAKUA(FKBN91MPS/JMW2-AKP)
ガラス層基盤をしっかりと固定することで打鍵時の衝撃を軽減し、耐久力を高めたキーボードです。
歪みの無いクリアな打鍵感を実現しつつ、ピンク軸由来のクリアで軽やかなタイピングを楽しめます。
ロールオーバー機能が搭載されているので、複雑な操作を要するプログラミング・ゲーミングに最適です。
【FILCO】
Majestouch3(FKBN104MPS/EMB3-AKP)
ファンクションキーを活用したショートカットを使用し、直感的なコントロールを可能にしたキーボードです。
軽やかなタイピングを静かに行えますし、全キーロールオーバー機能が搭載されているので、複雑な操作も難なく行えます。
耐久力の高い樹脂素材をキーキャップに使用し、経年劣化を防いでいるので、視認性も長期間維持できます。
【FILCO】
Majestouch MINILA-R Convertible(FFBTR66MPS/NPK)
有線だけでなく、Bluetooth接続にも対応しており、コンパクトサイズで屋内外でも使用しやすいキーボードです。
マルチペアリングで接続端末の即時切り替えが可能なので、作業効率を飛躍的にアップしてくれます。
静音性に優れているので周囲を気にする必要もありませんし、2色のバリエーションから選べる点もおすすめです。
【オウルテック】
メカニカルキーボード(OWL-KB109CRE2-BK)
裏面スタンドで角度を付けつつ、付属パームレストを合わせることで、疲労・負担を軽減してくれるキーボードです。
赤軸よりも消音性能に優れつつ、軽やかなタイピングを実現しているので、周囲を気にせずに使用できます。
6キー~9キー同時押しを可能にするロールオーバー機能も搭載しているので、複雑な操作でもパフォーマンスを発揮してくれます。
【Fnatic Gear】
mini STREAK(FG-KB-5060455782031_SML)
着脱式USBケーブルを採用し、テンキーレスサイズに仕上げており、屋内外でも使用しやすいキーボードです。
強力グリップスタンドにより、使用時の安定性を高めつつ、付属パームレストを使用し、疲労・負担も軽減してくれます。
専用ソフトウェアを使用し、キー割り当て・マクロ設定等のカスタムも可能であり、自分だけの使用感を実現できます。
まとめ
ピンク軸キーボードは静音性に優れているので、周囲を気にせずに使用できますが、製品数の少なさと価格が難点です。
最低限1万円前後の予算は掛かりますが、気になる方は紹介した内容を参考にし、お気に入りを見つけ出してくださいね。
ピンク軸のキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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