オフィスワーク・ゲームプレイ・イラスト作業など、幅広く使用されるキーボードですが、操作時の疲労・負担がネックです。
長時間操作を行っている際、「慣れない角度で操作しにくい」「位置を調節したい」と、不満に思うこともあると思います。
そこで活躍するのが、増加傾向にある疲労を軽減できるキーボードですが、高額な製品も多く、安い製品を求める方もいるでしょう。
そこで本記事では、疲れないキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 疲れないキーボードを使うメリット
- 2 疲れないキーボードを使うデメリット
- 3 疲れないキーボードの選び方
- 4 疲れないキーボードおすすめ12選
- 4.1 【バッファロー】ワイヤレスキーボード(BSKBW325BK)
- 4.2 【マイクロソフト】エルゴノミクス キーボード(LXM-00018)
- 4.3 【Perixx】PERIBOARD-606
- 4.4 【Perixx】PERIBOARD-512(PERIBOARD-512W)
- 4.5 【Logicool】g213(G213r)
- 4.6 【Perixx】PERIBOARD-813(11976)
- 4.7 【Logicool】ERGO K860(K860)
- 4.8 【ヒューレット・パッカード】HP970 PROGRAMMABLE(3Z729AA#ABJ)
- 4.9 【マイクロソフト】Surface Ergonomic
- 4.10 【Logicool】G PRO X(G-PKB-002LNd)
- 4.11 【Perixx】PX ERGO MECHANICAL(PB-335)
- 4.12 【Razer】Pro Type Ultra(RZ03-04110800-R3J1)
- 5 まとめ
疲れないキーボードを使うメリット
疲労・負担を軽減できる
長時間キーボードを操作し、操作を行っている際、指先をはじめ、腕や肩が凝ったり、疲れを感じた経験がある方も多いでしょう。
ですが、近年では形状を湾曲に設計したり、スタンド・パームレストを付属し、疲労軽減を考慮した製品も多数発売されています。
これらを活用することにより、長時間のデスクワーク・ゲームプレイ時に掛かる疲労・負担を減らし、快適な環境を構築できます。
作業効率が上がる
デスクワーク化が進み、オフィスだけでなく、自宅環境でもパソコンを操作し、仕事・作業に取り掛かる人も増えています。
長時間キーボードを操作している際、疲労・負担を感じてしまい、作業効率が落ちた経験がある方も多いでしょう。
ですが、疲労を軽減できるキーボードを使用することで、疲れにくく、長時間作業を継続できるので、効率アップが期待できます。
選択肢が多く選びやすい
疲労・負担の軽減を考慮し、設計されたキーボード製品数は多く、こだわりを持って選びやすいのが特徴です。
キーボードタイプをはじめ、調節自由度・価格帯が様々なので、好みから自由に選択できます。
有線だけでなく、無線接続に対応しつつ、携帯性を考慮した製品もあり、幅広い選択肢があるのは大きなメリットです。
疲れないキーボードを使うデメリット
品質を求めるとコストが掛かる
疲労・負担の軽減を考慮し、設計されているキーボードは多いですが、製品価格によって差が存在します。
低価格の製品の場合、角度調節スタンドのみですが、高価格な製品であれば、キーキャップまで馴染むように設計されています。
徹底的に疲労・負担を取り払うなら、高額キーボードですが、1万円を超える製品が基本となるため、予算には注意が必要です。
慣れが必要な製品もある
疲労・負担軽減を考慮したキーボードの中には、特殊な形状を採用したり、ホームポジションで分割しているタイプもあります。
これらは慣れてしまえば快適ですが、従来のキーボードから乗り換えた場合、操作感が大きく異なるのが特徴です。
基本操作は変わらずとも、手の置き方・指の動かし方も違ってくるため、慣れるまでは苦労する可能性も想定しておきましょう。
疲れないキーボードの選び方
キーボードタイプで選ぶ
キーボードには、メンブレン・パンタグラフ・メカニカルタイプが存在していますが、適しているタイプは人によって異なります。
手が大きく、小さな動きが窮屈に感じるなら、キーピッチが広く、ストロークも深いメンブレン・メカニカルがおすすめです。
逆に手が小さく、大きく手・指を動かす操作が苦手であれば、キーピッチが狭く・ストロークが浅いパンタグラフがマッチします。
適したタイプは人によって異なるため、手の大きさをはじめ、得意なストローク・ピッチの感覚を考慮し、選ぶと良いでしょう。
角度調節・形状で選ぶ
キーボード操作時に疲れを感じる原因ですが、角度が悪かったり、操作しにくい形状であるという点です。
つまり、疲労・負担をしっかり軽減するためには、角度調節が行えるスタンド・操作しやすい形状であるのが重要になります。
角度は製品で調節できる範囲が異なりますし、形状にも違いがあるため、自分に合いそうな製品を選ぶのが大切です。
キーボードを毎日長時間操作される方の場合、常に疲労・負担が蓄積するため、エルゴノミクス設計の製品を選びましょう。
使用用途で選ぶ
ゲームプレイ・事務作業・クリエイトなど、キーボードを使用する用途は様々ですが、掛かる疲労・負担は用途で異なります。
事務・クリエイター業務の場合、長時間同じ姿勢で操作するため、姿勢を維持しやすい形状に設計された製品がおすすめになります。
対して、ゲームプレイの場合、独特な位置・姿勢で大きく操作することが多いため、ラクに操作できる高さの調節が重要です。
使用用途次第で最適な製品は変わってくるため、自身の使用用途を考慮し、選びましょう。
価格帯で選ぶ
疲労・負担軽減を考慮し、設計されたキーボード製品は多数存在しており、5千円~2万円以上と価格帯も様々です。
もちろん、価格に応じて品質も上がるため、高品質を求めるなら高額製品がベストですが、相応のコストが掛かります。
予算に限りが無いなら問題は無いですが、限られた予算内で探しているなら、「1万円以下」などで探していくのがおすすめです。
無理の無い価格帯で絞り込み、気に入った製品を選んでいきましょう。
疲れないキーボードおすすめ12選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 接続 | 調節 |
---|---|---|---|---|
バッファロー ワイヤレスキーボード | メンブレン | 430×128×22mm/420g | 無線 | 可 |
マイクロソフト エルゴノミクスキーボード | メンブレン | 485x 261 x 74 mm/1.02kg | 有線 | 可 |
Perixx PERIBORAD-606 | メンブレン | 351×227mm/640g | 無線 | 可 |
Perixx PERIBORAD-512 | メンブレン | 486×234×44mm/1.03kg | 有線 | 不可 |
Logicool G213 | メンブレン | 452×218×33mm/1kg | 有線 | 可 |
Perixx PERIBORAD-813 | パンタグタフ | 422×125×19mm/630g | 無線 | 可 |
Logicool ERGO K860 | パンタグラフ | 456×233×48mm/1.16kg | 無線 | 可 |
ヒューレット・パッカード HP970 PROGRAMMABLE | パンタグラフ | 430×120×13mm/676g | 無線 | 可 |
マイクロソフト Surface Ergonomic | パンタグラフ | 460×229×35mm/1.01kg | 無線 | 可 |
Logicool G PRO X | メカニカル | 361×153×34mm/980g | 有線 | 可 |
Perixx PX ERGO MECHANICAL | メカニカル | 421×225×50mm/1.2kg | 有線 | 可 |
Razer Pro Type Ultra | メカニカル | 439×222×40mm/1.09kg | 両対応 | 可 |
【バッファロー】
ワイヤレスキーボード(BSKBW325BK)
フルサイズながらも余分なスペースをカットし、サイズを抑えつつ、厚みを抑えることで携帯性も高めたキーボードです。
あらゆるシーンで活躍する無線接続に対応しており、メディアコントロールキーも充実しています。
深みのあるストロークを実現しつつ、キーの厚みを抑えているので、手の小さい方にも扱いやすく、疲労・負担も軽減できます。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 430×128×22mm/420g |
接続 | 無線 |
角度・位置調節 | 可 |
【マイクロソフト】
エルゴノミクス キーボード(LXM-00018)
ホームポジションを中心に分割しつつ、湾曲な形状に仕上げており、快適な操作環境を実現できるキーボードです。
姿勢だけでなく、パームレストで腕への負担も軽減できますし、メディアコントロールキーも充実しています。
オフィス・事務作業における使用率が高いメンブレンタイプなので、違和感なく使用しやすい点もおすすめです。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 485.8 x 261.2 x 74.1 mm/1.02kg |
接続 | 有線 |
角度・位置調節 | 可 |
【Perixx】
PERIBOARD-606
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、ホームポジションを維持しやすいように曲線状に設計したキーボードです。
パームレストスタンドを使用し、角度・高さを調節できるので、長時間の操作も負担無く行えます。
無線接続対応で適応力も高いですし、マウスホイール付きで操作性を考慮されている点も魅力です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 351×227mm/640g |
接続 | 無線 |
角度・位置調節 | 可 |
【Perixx】
PERIBOARD-512(PERIBOARD-512W)
ホームポジションを中心に分割しつつ曲線状に設計しており、腕を動かさずに操作しやすいキーボードです。
腕・指にフィットしやすく、長時間の操作をサポートしてくれますし、パームレストで負担も軽減してくれます。
メンブレンタイプを採用し、キーストロークも深めなので、しっかりと底打ち入力を行う方に最適です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 486×233.7×43.7mm/1.03kg |
接続 | 有線 |
角度・位置調節 | 不可 |
【Logicool】
g213(G213r)
パームレスト+2段階角度調節スタンドが搭載されており、長時間のゲームプレイを想定し、設計されたキーボードです。
メンブレンタイプで違和感を感じずに使用しやすく、ロールオーバー機能により、複雑な操作も正確に行えます。
メディアコントロールキーをはじめ、カスタマイズ性も高く、細部までこだわりつつ、疲労・負担を減らしたい方におすすめです。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 452×218×33mm/1kg |
接続 | 有線 |
角度・位置調節 | 可 |
【Perixx】
PERIBOARD-813(11976)
ホームポジションを中心にカーブを描く形状に設計しており、操作しやすい姿勢を維持できるキーボードです。
ソフトクッション付きリストレスト+角度調節スタンドを活用し、疲労軽減効果も期待できます。
キーストロークが浅く、軽やかに入力できますし、幅広い互換性を持っているので、効率アップが狙える点も好評です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 422×125×19mm/630g |
接続 | 無線 |
角度・位置調節 | 可 |
【Logicool】
ERGO K860(K860)
人間工学に基づいたデザインを採用し、ホームポジションを中心に分割することで、自然なタイピングが行えるキーボードです。
キーキャップには指先にフィットする窪みを設けているので、指に馴染みやすく、軽やかに入力できます。
パームレスト+2段階角度調節レッグを活用することで、疲労・負担の軽減が期待できる点も好評です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 456×233×48mm/1.16kg |
接続 | 無線 |
角度・位置調節 | 可 |
【ヒューレット・パッカード】
HP970 PROGRAMMABLE(3Z729AA#ABJ)
マルチペアリング機能に対応し、長時間の操作も軽々行える大容量バッテリーが搭載されたキーボードです。
ペアリング機能をはじめ、自動調節バックライト・カスタマイズ可能なショートカットキーも搭載しています。
多機能を活用し、作業効率アップが期待できますし、角度調節スタンドで疲労・負担軽減が考慮されている点も魅力です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 430×120×13mm/676g |
接続 | 無線 |
角度・位置調節 | 可 |
【マイクロソフト】
Surface Ergonomic
作業効率化を考慮した英語配列を採用し、曲線状に仕上げることで、操作時の姿勢改善が期待できるキーボードです。
上質素材を使用したリストレストを搭載しており、キーボード操作時の圧迫感から解放され、作業効率アップが期待できます。
Windows/MacOSに互換性を持っているので、クリエイティブな作業を長時間行う方におすすめです。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 460×229×35mm/1.01kg |
接続 | 無線 |
角度・位置調節 | 可 |
【Logicool】
G PRO X(G-PKB-002LNd)
赤軸(リニア)スイッチを採用しており、感触を楽しみつつ、静かにタイピングが行えるキーボードです。
着脱式ケーブル+テンキーレスサイズで携帯性に優れつつ、オンボードメモリを活用し、プロファイル作成も行えます。
滑り止め機能付き調節スタンドも搭載されているので、疲労・負担を減らしつつ、激しい操作時の安定性も確保されています。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 361×153×34mm/980g |
接続 | 有線 |
角度・位置調節 | 可 |
【Perixx】
PX ERGO MECHANICAL(PB-335)
ホームポジションを中心に分割し、カーブ形状に設計しており、自然な姿勢を維持しやすいキーボードです。
角度調節スタンドを活用し、長時間の操作も負担無く行えますし、軽やかな入力で青軸の心地良さも味わえます。
全キープログラムに対応し、プロファイルも保存できるので、自分の理想環境を忠実に再現できる点も魅力です。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 421×225×50mm/1.2kg |
接続 | 有線 |
角度・位置調節 | 可 |
【Razer】
Pro Type Ultra(RZ03-04110800-R3J1)
静音性に優れたイエロー軸を採用し、無線接続に対応しているので、あらゆるシーンに適応できるキーボードです。
ソフトタッチコーティングを施したキーキャップを採用しており、弾むような心地良いタイピングが行えます。
フルプログラムキー・マクロ設定と機能も充実しており、リストレストで疲労軽減も期待できるので、生産性もアップします。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 439×222×40mm/1.09kg |
接続 | 両対応 |
角度・位置調節 | 可 |
まとめ
疲れにくいキーボードは製品数も多いですが、価格に応じて期待値も変わるため、品質を求めるなら相応のコストが掛かります。
とはいえ、手が出しやすい価格帯の製品もありますし、本記事も参考にしていただき、選んでいただければ幸いです。
疲れないキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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