ゲームや文書作成など、パソコンを使う上では切っても切り離せないキーボード。
仕事柄パソコン作業が多いという方でしたら、1日のかなりの時間をキーボードとに接していることでしょう。
そんなキーボードですが、その形状やキー配列などによって、使い心地が大きく変わってしまうことはご存知でしょうか。
今回はたくさんのキーボードの中から、早打ちしやすいモデルに注目し、作業効率を上げる10点のアイテムを厳選してご紹介します。
目次
- 1 早打ちしやすいキーボードとは
- 2 早打ちしやすいキーボードを使うメリット
- 3 早打ちしやすいキーボードを使うデメリット
- 4 早打ちしやすいキーボードの選び方
- 5 早打ちしやすいキーボードおすすめ10選
- 5.1 【ARCHISS】INTRO Mini BT 日本語配列(AS-PKMD85J-WHA)
- 5.2 【サンワダイレクト】マルチペアリングBluetoothキーボード(400-SKB073)
- 5.3 【iClever】ワイヤレスキーボード 日本語配列 テンキー付き(GKJ22B)
- 5.4 【ロジクール】Bluetoothワイヤレスキーボード(K380BK)
- 5.5 【ロジクール】アドバンスド ワイヤレスキーボード MX KEYS(KX800)
- 5.6 【CORSAIR】メカニカルキーボード K60 PRO TKL(CH-911D01A-JP)
- 5.7 【ARCHISS】Maestro2S(AS-KBM02/SRGBAWP)
- 5.8 【FILCO】Majestouch Convertible 3(FKBC108M/JB3)
- 5.9 【東プレ】REALFORCE SA R2(R2SA-JP3-IV)
- 5.10 【東プレ】R3 Keyboard(R3HH21)
- 6 まとめ
早打ちしやすいキーボードとは
早打ちしやすいキーボードとは、その名の通りキー入力が高速でできるキーボードのことです。
イメージしやすい例としては、ノートパソコンに搭載されている薄型のキーボードがあります。
このようなモデルはキーストロークが浅く1回1回の入力時に指を大きく動かす必要がないため、キー入力の高速化に繋がります。
この他に、キースイッチの押し心地が軽いほうがいいという人や、反対にしっかりした押し心地が良いという方もいるでしょう。
そのような場合は、キースイッチのカスタマイズができるメカニカルキーボードが早打ちできるキーボードになります。
早打ちしやすいキーボードを使うメリット
作業効率が上がる
キー入力の速度は、作業効率に直結する重要なポイントです。
キー入力が速い人はそれだけ高速で作業を終えることができ、余った時間で別の仕事や自分の趣味をすることが可能です。
仕事量が多くて困っている方や、残業続きの方こそ、早打ちできるキーボードを選びましょう。
疲れにくい
キーストロークが浅かったり、キースイッチを軽く押せたりするキーボードに見られる大きなメリットです。
このようなキーボードでは、キー入力時の指の負担が少なくすむため、長時間の作業でも疲れにくくなります。
また、指の負担が減ると腱鞘炎を発症したり、首や肩が凝ったりするリスクも抑えられます。
パンタグラフキーボードなら静音性も魅力的
薄型キーボードの代表格であるパンタグラフ式は、標準的なモデルでも高い静音性を有しています。
そのため、オフィスやカフェなど、公共の場であまり音を立てたくないような状況であっても気兼ねなく作業に集中できます。
また、パンタグラフ式のモデルは価格も安いため、予算が厳しいという方も気軽に購入できるモデルです。
メカニカルキーボードなら耐久性・カスタマイズ性が高い
ゲーム実況者がよく使っているアグレッシブなデザインのキーボードのほとんどが、メカニカルキーボードです。
メカニカルキーボードはゲームのために作られているわけではなく、そのメリットの大きさ故にたくさんの人に親しまれています。
特に、耐久性とカスタマイズ性の高さは他の追随を許さず、このタイプの圧倒的なメリットとなっています。
早打ちしやすいキーボードを使うデメリット
キーストロークが浅いとミスタイプにつながりやすい
キーストロークが浅いとキー入力の高速化に繋がりますが、これには大きなデメリットも隠されています。
それは、誤って他のキーに触れてしまったときのミスタイプが他のタイプのキーボードよりも多発するということです。
普段から早打ちをしているという方には問題ありませんが、タイピング初心者の方には少々ストレスになるかもしれません。
メカニカルキーボードは高価
メカニカルキーボードの数少ないデメリットの一つが価格です。
メカニカルキーボードは各キースイッチがそれぞれ独立した構造となっているため、製造コストが高く価格も高価となっています。
ただ、メリットを考えると必ずしも高すぎるというわけではありませんので、予算をしっかり考えた上で選ぶべきでしょう。
早打ちしやすいキーボードの選び方
キーボードのタイプ
早打ちしやすいキーボードのタイプは、大きく分けて次の3つがあります。
パンタグラフ式はノートパソコンに採用されているタイプのキーボードで、軽いタッチで入力でき静音性が高いことが魅力です。
メカニカル式はキースイッチをカスタムして打鍵感をコントロールでき、スイッチ自体の耐久性も非常に高いタイプになります。
静電容量無接点方式はキースイッチに物理的な接点がないため、なめらかなキータッチとチャタリングが起きないことが特徴です。
サイズ
持ち運んで外出先でも使いたいという方の場合、キーボードのサイズにはぜひ注目してください。
テンキーが独立しているフルサイズキーボードは、Excelや会計ソフトを使う機会の多い方におすすめです。
持ち運んで使いたいという方でしたら、薄型でテンキーレスのタイプがカバンに収まりやすくて便利になります。
ハイスペックなキーボードではサイズを%で表示していることも多いため、間違いの無いように1度商品画像を確認しましょう。
接続方式
キーボードの接続方式は、有線接続と無線接続、Bluetooth接続の3種類に分けられます。
有線接続は接続安定性に極めて優れるというメリットがありますが、ケーブルの取り回しが面倒というデメリットがあります。
無線接続はレシーバーを使ってパソコンとキーボードをつなぐため、ケーブルがいらず快適です。
Bluetooth接続は無線接続をさらに進化させ、パソコンだけではなく、スマホやタブレットにも使える便利なタイプです。
キーピッチ
キーピッチとは、キースイッチの中心間の距離のことを指す用語です。
キーボードによっては、キーピッチの違いにより思ったような使い心地が得られなくなる可能性があります。
一般的なフルサイズキーボードの場合キーピッチは19mmとなっていますが、場合によってはより狭いモデルも販売されています。
キーピッチが変わると使い心地に悪影響が起こるほか、狭すぎるキーピッチはミスタイプを引き起こすため注意が必要です。
メーカー
早打ちしやすいキーボードを販売しているメーカーは数多くありますが、ここではメジャーなメーカーを3つご紹介します。
アーキスは国内外の高品質な素材を使った、シンプルで使いやすさを追求したパソコンの周辺機器で有名なメーカーです。
コルセアはゲーミングデバイスやPCファンで有名なメーカーで、美しいライティングに定評があります。
東プレは日本製のキーボードの最高級モデルであるREALFORCEで有名で、キーストロークのカスタムなど唯一無二の機能性が特徴です。
価格帯
早打ちしやすいキーボードの価格帯は、そのキーボードのタイプにより異なります。
パンタグラフ式は数千円から購入可能で、ハイスペックなモデルでも10,000円前後の価格帯となっています。
メカニカル式はおよそ15,000円~25,000円程度の価格帯で、パンタグラフ式よりも比較的高価です。
静電容量無接点方式の価格帯は、安いものでも25,000円からとなっており、かなり高価な商品となっています。
早打ちしやすいキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | キーボードのタイプ | サイズ | 接続方式 |
---|---|---|---|
ARCHISS INTRO Mini BT | パンタグラフ式 | テンキーレス | Bluetooth 有線接続 |
サンワダイレクト マルチペアリングBluetoothキーボード | パンタグラフ式 | テンキーレス | Bluetooth |
iClever ワイヤレスキーボード 日本語配列 テンキー | パンタグラフ式 | フルサイズ | 無線接続を |
ロジクール Bluetoothワイヤレスキーボード | パンタグラフ式 | テンキーレス | Bluetooth |
ロジクール アドバンスド ワイヤレスキーボード MX KEYS | パンタグラフ式 | フルサイズ | Bluetooth USB-Type C |
CORSAIR メカニカルキーボード K60 PRO TKL | メカニカル式 | テンキーレス | USB-Type C |
ARCHISS Maestro2S | メカニカル式 | フルサイズ | 有線接続 |
FILCO Majestouch Convertible 3 | メカニカル式 | フルサイズ | 有線接続 Bluetooth |
東プレ REALFORCE SA R2 | 静電容量無接点方式 | フルサイズ | 有線接続 |
東プレ R3 Keyboard | 静電容量無接点方式 | テンキーレス | Bluetooth |
【ARCHISS】
INTRO Mini BT 日本語配列(AS-PKMD85J-WHA)
有線接続とBluetooth接続の両方に対応し、コンパクトで使いやすく早打ちしやすいキーボードです。
ベゼルを極限まで狭くすることで、本体の横幅は293mmとA4サイズのコピー用紙にも収まるサイズ感となっています。
同時に2台の機器に接続し、入力先を簡単に切り替えられるマルチペアリング機能が搭載されています。
キーボードのタイプ | パンタグラフ式 |
---|---|
サイズ | テンキーレス |
接続方式 | Bluetooth 有線接続 |
【サンワダイレクト】
マルチペアリングBluetoothキーボード(400-SKB073)
接続安定性に優れるBluetooth5.0に対応し、素早い入力性と省電力性能も魅力的な早打ちしやすいキーボードです。
Fキーと音量調節キーなどが一体化したマルチファンクションキーが搭載されているため、作業効率アップに最適です。
このページではテンキーレスモデルをご紹介していますが、テンキーありのフルサイズキーボードもラインナップされています。
キーボードのタイプ | パンタグラフ式 |
---|---|
サイズ | テンキーレス |
接続方式 | Bluetooth |
【iClever】
ワイヤレスキーボード 日本語配列 テンキー付き(GKJ22B)
マットなブラック塗装がシンプルかつ高級感を演出する、フルサイズの早打ちしやすいキーボードです。
急速充電が可能な内蔵バッテリーが搭載されており、乾電池を用意する必要がなくお財布に優しい仕様となっています。
本体の背面には亜鉛合金製のパネルが組み込まれ、薄型でも剛性が高く安定感の高いキー入力が可能です。
キーボードのタイプ | パンタグラフ式 |
---|---|
サイズ | フルサイズ |
接続方式 | 無線接続 |
【ロジクール】
Bluetoothワイヤレスキーボード(K380BK)
複数のOSをキーボードが自動で判別し、キー配置を最適化してくれる、早打ちしやすいキーボードです。
小型で静音性に優れるパンタグラフ式キーボードで、重さもおよそ400gと比較的軽量です。
カラーラインナップも充実しており、グラファイト、オフホワイト、ローズ、グレージュ、ラベンダーの5つから選べます。
キーボードのタイプ | パンタグラフ式 |
---|---|
サイズ | テンキーレス |
接続方式 | Bluetooth |
【ロジクール】
アドバンスド ワイヤレスキーボード MX KEYS(KX800)
ロジクールが販売するパンタグラフ式キーボードのフラッグシップモデルで、機能面がかなり充実しています。
キートップは指先の形状に合わせてなだらかにくぼんでおり、なめらかかつ高精度のキー入力を実現しています。
手が近づくと自動で点灯するスマートイルミネーション機能により、暗い場所でもキーの位置を正確に把握することが可能です。
キーボードのタイプ | パンタグラフ式 |
---|---|
サイズ | フルサイズ |
接続方式 | Bluetooth USB-Type C |
【CORSAIR】
メカニカルキーボード K60 PRO TKL(CH-911D01A-JP)
キースイッチのアクチュエーション距離が1.0mmと非常に浅く、超高速なキー入力が可能な早打ちしやすいキーボードです。
バックライトは専用のCORSAIR iCUE ソフトウェアにより調整可能で、キーのプログラムや各キーのライティングなどが設定できます。
USB-Type Cケーブルでパソコンと有線接続することで、入力速度を通常の8倍高速化できるハイパーポーリング機能も搭載されています。
キーボードのタイプ | メカニカル式 |
---|---|
サイズ | テンキーレス |
接続方式 | USB-Type C |
【ARCHISS】
Maestro2S(AS-KBM02/SRGBAWP)
フルサイズキーボードながらキー配置を工夫してコンパクトなサイズ感におさめている、早打ちしやすいキーボードです。
キースイッチには定番のCHERRY MXスイッチが採用されており、7種類のキースイッチの中から自分の好みに合うものを選択できます。
極めてシンプルなデザインですが、キーロック機能やDIP Switch機能など、PCゲームに便利な機能がしっかり搭載されています。
キーボードのタイプ | メカニカル式 |
---|---|
サイズ | フルサイズ |
接続方式 | 有線接続 |
【FILCO】
Majestouch Convertible 3(FKBC108M/JB3)
有線接続、電池駆動+Bluetooth接続、USB給電+Bluetoothの3タイプの接続方式が使える早打ちしやすいキーボードです。
USB接続を含めて最大5台のデバイスとの同時接続が可能で、ワンタッチで切り替えて使用できます。
日本語配列と英語配列の切り替えにも対応しており、用途によって使い分けられるため非常に便利です。
キーボードのタイプ | メカニカル式 |
---|---|
サイズ | フルサイズ |
接続方式 | 有線接続 Bluetooth |
【東プレ】
REALFORCE SA R2(R2SA-JP3-IV)
日本語配列のキーボードの頂点に君臨する東プレが販売する早打ちしやすいキーボードです。
キースイッチのアクチュエーションポイントが調節できるAPC機能を、キーごとに独立して搭載しています。
キースイッチの寿命は5,000万回以上と非常に長寿命で、10年以上は軽く使い続けられるでしょう。
キーボードのタイプ | 静電容量無接点方式 |
---|---|
サイズ | フルサイズ |
接続方式 | 有線接続 |
【東プレ】
R3 Keyboard(R3HH21)
REALFORCEシリーズの中でもBluetooth接続に対応したモデルで、圧倒的な機能性が魅力的です。
静電容量無接点方式による極めてなめらかなキータッチにより、指の負担が少ないなめらかなキー入力ができます。
キースイッチの高さは指の動きに合うように細かく列ごとに調節されており、タッチタイピングに最適です。
キーボードのタイプ | 静電容量無接点方式 |
---|---|
サイズ | テンキーレス |
接続方式 | Bluetooth |
まとめ
早打ちしやすいキーボードには、キーボードのタイプやサイズなど、様々な特徴を持った製品が数多く販売されています。
みなさんもこの記事を参考に、自分に合ったキーボードを是非一度探してみてください。
早打ちしやすいキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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