スチールアイアンシャフトおすすめ10選!メリットやデメリットを解説!

自分に合ったアイアンとはどのようなものでしょう?

アイアンを選ぶ基準は、ヘッドの形状やシャフトの素材や長さ、グリップの太さや色などです。

一口にアイアンと言ってもそれを構成するパーツは大きく3つに分かれていて、種類も多く、それぞれに特徴があります。

そこで今回は「シャフト選び」に注目して、あなたにおすすめの一本を見つけてみましょう。

スチールアイアンシャフトを使うメリット

遠くへ飛ばすことができる

スチールシャフトは重いため、スウィングの遠心力と重さを利用して、カーボンよりも力強く遠くへボールを運ぶことができます。

基本的に、アイアンショットは飛距離よりも正確性が重要です。

しかしながら、飛距離が出れば次のショットが容易になり、結果的に正確性も向上するというメリットに繋がります。

狙った場所に正確に運ぶことができる

スチールシャフトは硬いため、カーボンシャフトと比べるとしなりやトルクが少ないです。

言い換えると、スウィングのブレが少なく、再現性の高いショットが可能となることを意味しています。

1ヤード単位の正確性が求められるシビアなアスリートにとって、スチールシャフトは最適な素材と言えるでしょう。

実際、安定感や再現性が求められるプロ選手のほとんどが、スチールシャフトを使用しているのです。

安価である

カーボンシャフトは高価なものが多いですが、スチールシャフトは比較的安価なため、優れたコスパもメリットです。

ゴルフを始めたばかりの初心者や、新しいシャフトを探しているアベレージゴルファーが気軽に試すことができます。

新製品が発売される度に買い替えるゴルファーは、最新技術によってスコアがアップしているかもしれません。

スチールアイアンシャフトを使うデメリット

疲労が溜まりやすい

重くて硬いシャフトを使うということは、一定以上の体力も必要です。

ラウンド中に疲労が蓄積すると徐々に身体が動かなくなり、飛距離や正確性が落ちてしまいます。

シャフトを変えてスコアが悪くなった、後半になるとミスが増えるという方は、スペックが合っていない可能性があります。

以前より疲労を感じることが多くなった場合は、スチールシャフトのスペックを見直してみましょう。

メンテナンスが必要

スチールシャフトの材料は鉄のため、大切に扱わなければいけません。

雨天のラウンド後や定期的にメンテナンスをしないと錆びてしまい、シャフトのパフォーマンスが発揮できなくなります。

最悪の場合、シャフトが折れてしまい、一緒にラウンドする仲間にケガを負わす危険性もゼロではないです。

空拭きをする、グリップやヘッド付近の錆をチェックするなど、定期的なメンテナンスを怠らないように注意しましょう。

スチールアイアンシャフトの選び方

重さ

まず、大事なのはスチールシャフトの重さです。

重いシャフトを使うには体力が要りますが、扱うことができれば遠くまで飛ばすことができます。

自分が扱うことができる最大の重さで選ぶと良いでしょう。

一般的な30代男性の120g程度を基準にして、女性や高齢はそれよりも軽く、筋肉質なアスリート体質はもっと重くても大丈夫です。

硬さの種類

硬さは「S」、「R」、「SR」、「X」、「L」などの呼び名が一般的です。

「X」や「S」は硬くて男性向けで、反対に「R」や「L」は柔らかく女性向けとされています。

スウィングスピードが速いゴルファーは、硬いシャフトを使うと安定した弾道で飛ばせるのです。

調子について

調子とはキックポイントとも呼ばれ、勢いよくスウィングした時にしなりがシャフトのどの部分で起こるかを指します。

種類は主に「先」、「中」、「元」の3つです。

「先調子」はヘッド側がしなるので、ボールの捕まりが良くなり打球が上がりやすくなります。

反対に「元調子」はグリップ側がしなり、スウィングのタメが効いてヘッドスピードが上がり、遠くまで飛ぶのです。

「中調子」はその中間のイメージで、タイミングを合わせやすくなります。

各メーカーの特徴

スチールシャフトで特に評価が高いのは「日本シャフト」「トゥルーテンパー」「KBS」の3メーカーです。

日本シャフト社は、高品質を維持するために国内生産にこだわっています。

軽くて硬いシャフトは使いやすく、初心者からベテランまで幅広く支持を獲得しました。

True Temper社は世界初のスチールシャフトを完成させた老舗で、重量感のあるシャフトでアスリートからの信頼を集めています。

KBSはシャフト制作にデータを活用する最先端ブランドです。

オーダーメイド感覚で最適なシャフトを提案するという考えが評価され、人気を博しています。

価格帯

スチールシャフトはカーボンシャフトと比較して安価な場合がほとんどです。

安いものだと一本あたり2,000円台から、高いものでも6,000円台で収まります。

しかしながら自分で交換することが難しいため、本体料金と別に工賃がかかることを想定しておきましょう。

また、シャフトの種類によっては単品販売が無く、「〇本セット」のような注文のみ可能な場合もあります。

予算と性能を考慮しつつ、検討してください。

スチールアイアンシャフトおすすめ10選

メーカー・製品名重さ(g)硬さ調子
日本シャフト NS PRO GH94.5~104.0R,SR,S,X中調子
日本シャフト NS PRO MODUS³127.5~129.5R,S,X元調子
日本シャフト NS PRO ZELOS68.5記載なし先調子
日本シャフト NS PRO GH Neo94.5~104R,SR,S,X中調子
True Temper ELEVATE MPH 95100~101R,S先調子
True Temper プロジェクトX IO105~115S,S+,X中調子
True Temper ダイナミックゴールド125~134R300,S200,S300,S400,X100元調子
True Temper ツアーイシュー131~132S200,X100元調子
KBS ツアー110~130R,R+,S,S+,X記載なし
KBS Cテーパー110~130R,R+,S,S+,X記載なし

【日本シャフト】
NS PRO GH(950)

引用:Amazon

「世界を代表する軽量スチール」と呼ばれ、卓越した性能で世界中のゴルファーに愛用されています。

その抜けの良さと振りやすさは抜群で、操作性と粘りのバランスもとても良いです。

打球が「上がらない」「止まらない」「飛ばない」という方は、一度試す価値のあるシャフトと言えます。

重さ(g)94.5~104.0
硬さR,SR,S,X
調子中調子

【日本シャフト】
NS PRO MODUS³

日本シャフト社の最重量級シャフトでありながら、最適なフィーリングが実現しました。

絶妙な粘り感がトッププロからも高い信頼を得ており、上級者が求める操作感や打感にもしっかり応えています。    

重さ(g)127.5~129.5
硬さR,S,X
調子元調子

【日本シャフト】
NS PRO ZELOS(7)

世界最軽量を実現し、「生涯スチール」がキャッチコピーです。

軽いだけでなくスチールの強弾道と安定した方向性を両立しています。

年齢によるハンデを払拭して、易しく飛ばしたい方に最適なシャフトです。

重さ(g)68.5
硬さ記載なし
調子先調子

【日本シャフト】
NS PRO GH Neo

引用:Amazon

GHとMODUSの技術を統合させ、軽さと硬さの良いとこどりを実現しています。

近年のストロングロフトと大型化するアイアンヘッドに最適な調整を施して、振り心地がスムーズです。    

重さ(g)94.5~104
硬さR,SR,S,X
調子中調子

【True Temper】
ELEVATE MPH 95

引用:Amazon

打出し角と最高到達点が最大になるよう設計されていて、スピン量と高さの両面でグリーンを狙えます。

初速を最大化することで最大の飛距離性能も持ち合わせているので、扱いやすく万人向けと言えるでしょう。    

重さ(g)100~101
硬さR,S
調子先調子

【True Temper】
プロジェクトX IO

フレックスが上がる毎に重さが5g増えて、打ち出しやスピンは低いです。

製品名のIOは「Individually Optimized」の略で、それぞれのプレーヤーが最適なシャフトを選べるように設計されているという意図を感じます。   

重さ(g)105~115
硬さS,S+,X
調子中調子

【True Temper】
ダイナミックゴールド

スチールシャフトの代名詞と言えば、このダイナミックゴールドのフラッグシップモデルです。

重心が高くてスピン量が少ないので、飛距離を出しやすいと言われています。

スチールシャフトを選ぶときの基準にするのもよいかもしれません。    

重さ(g)125~134
硬さR300,S200,S300,S400,X100
調子元調子

【True Temper】
ツアーイシュー

特殊な技術で製造上の個体差を解消したモデルです。

最重量級でもあり精度の誤差もなく安定性も高いシャフトなので、シビアな場面でも信頼して使える上級者モデルになります。  

重さ(g)131~132
硬さS200,X100
調子元調子

【KBS】
ツアー

引用:Amazon

KBSのフラッグシップモデルで、スムーズなフィーリングと飛距離性能が特長のスチールシャフトです。

ツアーという名前がついていますが、実はアベレージゴルファーにもおすすめできる使いやすいモデルでもあります。

重さ(g)110~130
硬さR,R+,S,S+,X
調子記載なし

【KBS】
Cテーパー

引用:Amazon

KBS シリーズの中で最もスピンを抑えることができ、打ち出しを抑えたいプレイヤー向けのシャフトです。

スムーズで癖のないしなり感と安定性を実現しているので、スペックの割に使いやすいモデルと言えるでしょう。    

重さ(g)110~130
硬さR,R+,S,S+,X
調子記載なし

まとめ

体格や体力によっても最適なシャフトは異なります。

単に人気のあるモデルを使えば簡単に飛ばせるという訳ではありません。

各メーカーの特長も踏まえて最適なスチールシャフトを選んでください。

紹介アイテム一覧

スチールアイアンシャフトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

日本シャフト
NS PRO GH(950)
日本シャフト
NS PRO MODUS³
日本シャフト
NS PRO ZELOS(7)
日本シャフト
NS PRO GH Neo
True Temper
ELEVATE MPH 95
True Temper
プロジェクトX IO
True Temper
ダイナミックゴールド
True Temper
ツアーイシュー
KBS
ツアー
KBS
Cテーパー