インフレータマットは、ウレタンフォームが入ったマットで、キャンプや車中泊の際、寝袋の下に敷いて敷布団のようにして使うのが一般的です。
そのため、キャンプや車中泊で使うにはもってこいのアイテムと言えます。
インフレータマットは、2cmから10cmまで様々な厚みの製品が各メーカから販売されており、どれを買えばよいか迷うと思います。
そこで特におすすめなのが、寝心地最高の8cmインフレータマットです。
本記事では、8cmインフレータマットのメリット、デメリット、選ぶ際のポイントをまとめ、おすすめの商品10選を紹介します。
8cmインフレーターマットを使うメリット
最高の寝心地
インフレータマットの寝心地を決めるのは厚みですが、8cm厚あれば、腰痛に悩まされず最高の寝心地を体感できます。
キャンプや車中泊などアウトドアで寝泊まりする場合、薄いマットを使うと、地面に石があったり、車内では倒した座席のシートの段差があったりで、どうしても地面の凹凸が気になってよく眠れなくなってしまいます。
よく使われる5cm厚のマットでも問題ないでしょうが、多少凹凸を感じることも。
一方、8cmの厚みがあれば、マット自体にしっかりとした硬さがあるため、凹凸を感じさせないのでおすすめです。
断熱性
8cmの厚みは、断熱性にも優れています。
薄いマットだと、体重でつぶれて地面に体がついて、冷気を感じてしまう可能性ありますが、8cmだと十分な厚みがあるため、地面の冷気を感じさせません。
特に冬キャンプをする場合、8cm厚はありがたさを感じます。
自動で膨らみやすい
インフレータマットは自動膨張する機能を持ちますが、8cm厚の場合、ウレタンフォームがよりたくさん含有しているため、容易に膨らむこともメリットです。
厚みが薄いと膨らみが悪く、後から口で息を注入して膨らませる必要があります。
8cm厚であれば、十分なウレタンフォームによって、バルブを開いて放っておくだけで、ほぼ完全に膨らませることができるでしょう。
8cmインフレーターマットを使うデメリット
場所をとる
8cmインフレータマットはその分厚さだけあって、嵩張るし場所をとるのがデメリットです。
車に積んでキャンプ場へ持ち運ぶ場合、および、家で保管する場合、いずれも広いスペースを確保する必要あります。
8cmインフレータマットの収納サイズは、2~3人用テント1式くらいのイメージで、家族でキャンプへ行く場合、全員分の8cmマットを車に積むのは大変でしょう。
そのため、8cmマットを利用するのは1人か2人の代わりばんこにするなど、工夫するとよいでしょう。
畳むのが大変
8cm厚のインフレータマットは、使うときは自動膨張するので簡単ですが、畳むのが大変なのもデメリットです。
最高の眠りを楽しんだ後だけに、片付けが大変なのは仕方がないでしょう。
全身を使って空気を抜きながら、うまく収納袋へ入れる必要あり、最初はうまくできないかもしれませんが、慣れたら問題ないでしょう。
8cmインフレーターマットの選び方
マットのサイズ
インフレータマットを選ぶ際は幅と長さをよく確認しましょう。
長さが短いと足や頭がはみ出ることになり、また幅が短いと、寝返りをうった際に体がマットからはみ出てしまい、寒いを思いをすることになります。
8cmインフレータマットの場合、長さは190cm、幅は65cm程度のものが多く、それくらいあれば問題ありません。
特別仕様で幅が10cm広めの製品であったり、セミダブルやダブルタイプの製品もあるので、より快適さを求めるなら、検討してみるとよいでしょう。
ダブルかシングルか
インフレータマットには1人用のシングル、2人用のダブルタイプがあります。
ダブルタイプは、シングルタイプの幅を約2倍にしたものとなります。
カップルや夫婦で使うことが多い場合は、ダブルタイプを選びましょう。
ただ、シングルタイプでもマット2枚をボタンで連結できる構造のものが多く、ダブルタイプと同様に2人で使えます。
自動膨張バルブの個数
8cmインフレータマットは厚みがあって膨らむのに時間かかるため、より短時間で膨らませるため、バルブが2個ついている製品を選びましょう。
最近のインフレータマットは2個バルブがついているものが多いですが、念のため確認するとよいでしょう。
滑り止めがあるか
マット裏面に滑り止めがついていることを確認しましょう。
滑り止めがないと、マットの上で体をもぞもぞと動かした際、マットが動いてしまい、睡眠に集中できなくなってしまいます。
断熱性のR値
断熱性能(マットがどのくらい熱を逃さないか)を数値化したのがR値です。
インフレータマットのR値は、ホームページや販売サイトの商品ページで確認できます(。
同じ8cmのインフレータマットでも、メーカによって断熱性能は異なるため、HPなどに記載あれば、念のため確認しておくとよいでしょう。
R値の目安として、主に夏に使用するのであればR値が2以上、冬でも使う場合はR値が4以上であることを確認しましょう。
8cmインフレーターマットおすすめ10選
【WAQ】
インフレータブル式マット 8cm WAQ
マット部分にひし形のウレタンフォームを使い、程よい沈み込みで快適な寝心地が得られる商品です。
自動膨張バルブ2個、滑り止め、連結機能など基本的な機能を持ったうえで、さらに、補修キット付属して1年間の保証付きであるのが特徴的です。
同じ8cmインフレータマットでも他社と比較して、重量が多少軽いのも特徴です。
【QUICKCAMP】
QC-CM8.0
手頃な価格で実用的なアウトドア商品を展開しています。
QUICKCAMPは8cmインフレータマットだけでも3種類展開しており、こちらはシングルタイプのマットです。
手ごろな価格でありながら、自動膨張バルブ2個、滑り止め、連結機能など基本的な機能を持っており、6か月間の保証期間もありがたいです。
【QUICKCAMP】
QC-CMW8.0
セミダブルタイプの8cmインフレータマットです。
セミダブルタイプなので、幅107cmと広く、1人で広々使ってもよいし、大人1人と子供1人で寝ることも可能です。
8cmインフレータマットの中でもこのサイズ感は他社になかなかないので、是非おすすめです。
【QUICKCAMP】
QC-CMD8.0
ダブルタイプの8cmインフレータマットです。
シングルタイプを2個連結した幅プラス10cm程度の幅137cmもあり、かなり広々しており、大人2人でも快適な寝心地が得られます。
大きく嵩張るサイズですが、収納は家族で協力して行えば問題ないでしょう。
【Bears Rock】
MT-108F
バルブから空気が漏れにくい構造で、かつ、バルブの開閉で空気量の微調整によってマットの硬さ調整が行えるのが特徴的です。
また、2枚連結したときに段差ができないよう工夫を凝らした構造となっています。
こちらの商品は、2枚連結した際、ちょうどミニバン、軽、SUVなどの車種に対応しています。
【Bears Rock】
MT-108K
2枚連結時に、3ナンバーのアルファードやハイエースなど、大きめの車に対応したものです。
上で紹介したMT-108Fに対し、幅が10cmだけ広い75cmとなっており、他社ではなかなかないこのサイズ感、痒い所に手が届く商品ですね。
【VASTLAND】
インフレーターマット 8cm
8cmインフレータマットも割安な価格で提供されており、口コミではコストパフォーマンス最高との声が多いです。
VASTLANDの2Wayコットと組み合わせあれば、サイズ的にぴったりで、非常に快適に眠れるでしょう。
【WINGEAR】
WG-IMT8-DB
8cmインフレータマットも扱っており、同ブランドのコットと組み合わせると、最高の寝心地が得られます。
こちらのマットは低価格でありながら、幅70cmと他社の同等マットより幅広めになっているのが特徴です。
【VENTLAX】
8cm INFLATABE MAT
8cmインフレータマットについても、3色展開していますが、いずれもミリタリー調のおしゃれなカラーリングで高級感あるため、所有欲を満たしてくれるでしょう。
独自の波状ウレタン素材が空気の層を作り出した構造で、夏場は涼しく、冬は温かいという効果が期待できます。
また、自動膨張バルブ2個、滑り止め、連結機能など基本的な機能を持ちながら、1年間の保証付きというのも嬉しいポイントです。
【LUXCOL】
インフレーターマット 8cm 枕付き
こちらの商品は枕つきの8cmインフレータマットです。
枕を別途を用意する必要がないというのはメリットですね。
また、生地が柔らかい素材で、触り心地が良いのが特徴です。
R値は5.2と高い数字を謳っており、断熱性は十分でしょう。
まとめ
8cmインフレータマットのメリット、デメリット、選び方のポイントをまとめ、おすすめ10選を紹介しました。
厚みが2cm~10cmまであるインフレータマットの中でも、キャンプや車中泊で使う際の寝心地の良さや、持ち運びや収納性の観点から、8cm厚が最適な選択と言えるでしょう。
空気だけのエアマットでは味わえない、ウレタンが詰まった、8cmインフレータマットで極上の眠りを体感してみてはいかがでしょうか?
8cmインフレーターマットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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