チヌのヘチ釣りの最盛期である初夏から真夏にかけてシーズンに於いて、最高のエサが〝イガイ〟です。
イガイは小さな2枚貝で足糸(そくし)と呼ばれる繊維を張り巡らせ群生している貝です。
イガイは海中の岸壁にくっついており、チヌは主食としていますので〝最高のエサ〟になるわけです。
このイガイをエサとして捕獲するために開発された道具が〝イガイ取り器〟です。
イガイ取り器の使い方と選び方の解説とおすすめをご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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目次
イガイ取り器の使い方
イガイ取り器はタモ網の柄の先端に取り付け、岸壁についているイガイの足糸と呼ばれる繊維にイガイ取り器の爪を引っかけて抜き上げるイメージで使用するとカンタンです。
満潮時に使用すると水の抵抗で上手く繊維にかかりませんので、使用するタイミングは干潮時が最適でしょう。
チヌのヘチ釣りは、どのエサを使用するにしても、干潮時はエサ取り、潮が満ちてきたら釣りをするローテーションで行うと効率が良いのでおススメです。
イガイ取り器の選び方
先端の形状
イガイは足糸(そくし)を利用して壁面に身体を固定しています。
また、イガイの団子状に密集して岩や壁に張り付く生態から、イガイ取り器の先端の形状は、足糸と壁面の隙間に入りやすい鋭利さがあれば簡単に取れます。
また、剝ぎ取りやすいように平たいものや、足糸に引っ掛かりやすい形状であると更に取りやすいのでおすすめです。
カゴの有無
イガイ取り器の熊手のような部分にカゴが付いているモデルがありますが、カゴ付きのモデルは描き出したイガイが水中に落下するのを防止できるので便利なものの、障害物に引っ掛かりやすいというデメリットもあります。
カゴが付いて居ないモデルでも〝足糸〟をしっかり絡めれば問題はありませんが海中にイガイを落しやすいです。
代用品は可能?
干潮時の低い場所であれば、潮干狩り用の熊手が汎用性が高くイガイ取り器の代用品として重宝します。
タモの柄につけるタイプの専用のイガイ取り器ではフォローできない、フジツボやカメノテのようなエサも取れますので一つ持っておくことをおススメします。
イガイ取り器おすすめ8選
【ヤマワ産業】
ギャフ ハンディー・イガイ取り No.046004
鋭利な先端はイガイの足糸と壁の隙間に刺さりやすく、カーブ部にイガイがフィットして非常に使いやすいモデルでしょう。
また、タモ網の柄とのジョイント部分もしっかりしているので、洗い使い方が要求されるイガイ取りで安心のつくりです。
【Belmont】
イガイ取り器 MR055
高性能でコスパの良いおすすめのモデルです。
先端の爪の部分は、平たく加工されていて団子状に壁についているイガイの塊が取りやすい作りが便利です。
また、海中に落としやすいイガイの塊もカーブ部に上手く収まります。
【昌栄】
イガイ取り 中 No.548-1
先端の平たい作りでイガイの足糸を絡めとるよりも、剥がすことに特化したモデルです。
非情にシッカリとした作りですので、強引に剥ぎ取れますので時間の短縮にもつながります。
ネットが付いているので、イガイを海中に落とす心配もありません。
【スタジオクラブ】
ポケット貝取り
イガイ取り器は一つ持っておくとエサが現地調達できるので経済的な道具ですが、このモデルは本体価格1500円以下で買えるという非常に懐に優しいモデルです。
性能も他のモデルと比較しても引けを取りませんが、若干弱いイメージがあるので若いイガイに使用する事をおススメします。
【ヤマワ産業】
ギャフ パワフル・イガイ取り No.046011
イガイ取り器の先端の爪の角度が良く出来ていて良く引っ掛かり剥がせます。
それでいて頑強な作りで、荒い使い方でも破損しにくいです。
カーブ部にある網が深いので、一々海面にイガイを上げてバケツに移しまた海中にいれてイガイをとらずとも十分にエサが確保できるので便利です。
【大吉 】
千吉 忍者クマデ アミ付きタイプ 約440mm
干潮時専用としておススメなのが潮干狩り用の熊手です。
使用するタイミングと場所は限定されますが、確実にイガイがとれますので15分くらいでバケツ一杯にできます。
ハンディサイズなのでかさばらないのも魅力です。
【高儀】
万能熊手 アミ付
非情に頑丈にできていいるので、イガイはもちろんカメノテやフジツボのような海面からだと取りにくいエサも取れます。
使用する場所は限定されますが、一つ積んでおくとエサのバリエーションをふやせますのでおススメのモデルです。
【CAPTAIN STAG】
万能熊手ネット付 M-6266
面白いほどイガイはもちろん、フジツボ、カメノテが剥がせる熊手です。
潮干狩りにも使用できるので、干潮時に色々楽しめるのでおススメです。
場所を選ぶモデルですが汎用性が高いのでおススメのイガイ取りです。
まとめ
クロダイは、その精悍な顔つきと強烈な引きから人気の魚です。
生息場所は身近な漁港ですので気軽に行けるだけでなく、エサもその場所で採取した物が一番釣れます。
干潮時にイガイ取り器でエサを確保して満潮周りでヘチ釣りを楽しむスタイルが財布を痛めませんのでおススメです。
本稿を是非ご参考に釣りの幅を広げていただければ幸いです。
イガイ取り器の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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