その六角形の形状は立てるだけでサマになり、キャンプ場でもいちばんよく見かけるヘキサタープ。
なかでも、遮光性が高く雨にも強いポリコットン(TC)素材がここ数年のトレンドでラインナップも豊富です。
そのため、どれを選んだらよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、数多いTCヘキサタープの中から、人気が高くコスパのよい商品を厳選してご紹介していきます。
目次
- 1 TCヘキサタープを使うメリット
- 2 TCヘキサタープを使うデメリット
- 3 TCヘキサタープの選び方
- 4 TCヘキサタープおすすめ10選
- 4.1 【テンマクデザイン】焚火タープTCマルチコネクトヘキサ
- 4.2 【FIELDOOR】ヘキサタープ TC Lサイズ
- 4.3 【DOD】ヘーキサタープ(TT5-582-TN)
- 4.4 【WAQ】HEXATARP TC Mサイズ
- 4.5 【ビジョンピークス】ファイアプレイスTCヘキサタープ2(VP160202I01)
- 4.6 【テントファクトリー】Hi-TCタープ470バイカラー(TF-TCHT470BAI)
- 4.7 【Hilander】ヘキサゴンタープ(HCB-018)
- 4.8 【Soomloom】ヘキサタープTC(outdoor-0570102)
- 4.9 【Unigear】ヘキサタープ tcタープ
- 4.10 【TIANBOLANG】TCヘキサタープ
- 5 まとめ
TCヘキサタープを使うメリット
設営しやすい
TCヘキサタープは、基本の張り方としてはメインポール2本と8本のロープで固定させるだけと、とても簡単です。
設営が簡単なうえにシルエットもかっこいいので、ソロからファミリーまで幅広い層から選ばれています。
アレンジが利く
ヘキサタープはメインポール2本+サブポール2本で空間を広げたり、6本のポールでオープンタープにしたりとアレンジも自由自在。
また、テントの前に張って広い前室を作る、通称「小川張り」も簡単にでき、その日の気分次第でさまざまなアレンジができます。
遮光性が高い
TC素材はポリエステルに比べて生地が厚く光を遮るため、タープの下は濃い影ができ快適に過ごすことができます。
実際、日陰と日なたの温度差は5〜10度あると言われており、真夏の炎天下になるとそれ以上になります。
そのため、体感温度はもちろんのこと、クーラーボックスの保冷効果を保つのにもとても有効なのです。
火に強い
TC素材はコットンを含むため火に強く、焚き火の火の粉が飛んできても穴が空きにくいというメリットがあります。
そのため、タープの側で焚き火をしても安心で、あまり火を強くしないのであればタープの下での焚き火も不可能ではありません。
ただし、全く燃えないというわけではありませんので、火の取り扱いには十分に注意しましょう。
TCヘキサタープを使うデメリット
重量がある
TC素材は、ポリエステルと比べて重いのがデメリットで、特に大きなサイズのタープになると持ち運びに一苦労します。
そのため、バックパックキャンプや自転車キャンプなどには向きません。
持ち運びの負荷を減らすためには、ポールをアルミ製にしたり、袋を分けて持ち運ぶような工夫が必要となるでしょう。
張り方にはコツが必要
先ほどお伝えしたとおりTC素材は重量があるため、特に風の強い日の設営は、風にあおられて立てにくいケースもあります。
また、ポリエステルと比べて伸縮性がないため、慣れるまでは生地をピンと張るのが難しいと感じるでしょう。
ペグを打つ場所やポールの立て方など、YouTubeの設営動画などを参考に、自分のやりやすい方法を見つけていくといいですね。
周りとかぶりやすい
TCヘキサタープはラインナップが豊富で似たような商品も多いため、キャンプ場を見渡すとかなりの確率で被ってしまいます。
自分らしさを演出したい場合は、珍しい色をチョイスしたり、無地のタープにシルクスクリーンでプリントするのもいいですね。
また、アパレルブランドとのコラボ品であれば珍しいカラーもあり、他のキャンパーとかぶりにくいのでおすすめです。
TCヘキサタープの選び方
サイズで選ぶ
ヘキサタープは長方形のレクタタープに比べて日陰の範囲が狭くなるため、余裕を持ったサイズ選びをすることをおすすめします。
メーカーサイトに記載されている対応人数よりも1〜2人少ない人数での使用を目安にするとよいでしょう。
また、テントの前室として使いたい場合は、テントとかぶるスペースも考慮して、大きめサイズを選ぶと間違いありません。
カラーで選ぶ
TCヘキサタープはベージュやオリーブ系の色がメインになりますが、最近では流行りのブラックカラーも多くリリースされています。
有名メーカーであれば定番カラー+ブラックを展開している商品も多いので、ホームページ等でチェックしてみましょう。
付属品の有無で選ぶ
自在付きガイロープや簡易的なペグがついている商品は多いのですが、ポールがセットになっているものは少ないです。
タープを初めて購入する方にとっては、ポールもすべてセットになった商品を選ぶと、ポール選びに迷うことがありません。
また、延長ベルトやランタンフックが付いた商品もあるので、別でオプション品を用意する必要がなく便利です。
メーカー
TCテントを出しているアウトドアメーカーのほとんどは、TCタープもリリースしているのでチェックしてみましょう。
最近では中華ブランドのTCヘキサタープが評判が良く、低価格でありながらしっかりとした品質を保った商品が数多くあります。
低価格の商品は、ECサイトのレビューをしっかりとチェックして、評価の高い商品から選ぶと安心です。
価格帯
高コスパの中華ブランド品であれば7〜8千円台から、国内ブランドのものであれば3万円前後の商品まであります。
低価格商品でも、有名ブランドと同じ工場で作られている高品質の商品もあるので、ブランドにこだわらなければ十分に使えます。
TCヘキサタープおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ | 重量 | 付属品 |
---|---|---|---|
テンマクデザイン 焚火タープTCマルチコネクトヘキサ | 580×450cm | 5.75kg | 連結用キャップ・ガイロープ |
FIELDOOR ヘキサタープ TC Lサイズ | 530×570cm | 5kg | ペグ・ガイロープ |
DOD ヘーキサタープ | 420×420cm | 3.0kg | ガイロープ |
WAQ HEXATARP TC Mサイズ | 340×330cm | 6.7kg | メインポール・サブポール・ペグ・ガイロープ・延長ベルト |
ビジョンピークス ファイアプレイスTCヘキサタープ2 | 460×435cm | 4.4kg | ペグ・ガイロープ |
テントファクトリー Hi-TCタープ470バイカラー | 425×445cm | 4.8kg | ガイロープ |
Hilander ヘキサゴンタープ | 320×420cm | 5.7kg | ガイロープ・メインポール |
Soomloom ヘキサタープTC | 420×410cm | 3.8kg | ペグ・ガイロープ |
Unigear ヘキサタープ tcタープ | 420×410cm | 3.41kg | ペグ・ガイロープ・延長ベルト |
TIANBOLANG TCヘキサタープ | 320×295cm | 1.5kg | なし |
【テンマクデザイン】
焚火タープTCマルチコネクトヘキサ
サーカスTCに連結可能なキャップが付属した、ファミリーキャンプにも十分対応できるビックサイズのタープです。
もちろん単体で使用することもでき、4本のポールで跳ね上げれば開放的に、地面に直接ペグを打ち込めば雨風をしのぐことも。
他の中華系ブランドと比較するとお値段はするため、しっかりとした品質のものを長く使いたいという方におすすめです。
サイズ | 580×450cm |
---|---|
重量 | 5.75kg |
付属品 | 連結用キャップ・ガイロープ |
【FIELDOOR】
ヘキサタープ TC Lサイズ
4〜6人でもゆったりとくつろぐことのできるサイズ感で、遮光性、難燃性にも優れたTCヘキサタープです。
テントの入口に設営する「小川張り」をしたり、ソロ〜デュオの時はカンガルースタイルにしたりとアレンジも自由自在。
色はカーキとコヨーテから選べるので、手持ちのテントやキャンプギアに合わせてコーディネートするのもおすすめです。
サイズ | 530×570cm |
---|---|
重量 | 5kg |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
【DOD】
ヘーキサタープ(TT5-582-TN)
DODはチーズタープ、オクラタープなどをリリースしていますが、いちばんシンプルで使い勝手がよいのがこちらのタープです。
なかでもおすすめはDODのチマキテントと連結させるやり方で、大人も余裕で立てる高さになるため圧迫感がありません。
TC素材で濃い日陰を作ることができるため、日差しの強い夏でもタープの下で快適に過ごすことができます。
サイズ | 420×420cm |
---|---|
重量 | 3.0kg |
付属品 | ガイロープ |
【WAQ】
HEXATARP TC Mサイズ
WAQのタープは付属品が豊富で、ポールやペグがセットになっているため、初めてタープを購入する方にもおすすめです。
付属のハンガーテープはとても便利で、幕下にセットしてランタンフックにできるだけでなく、延長ベルトとして使用することも。
それによって小川張りを実現できたりと、オプション品を追加購入することなく色々な楽しみ方ができます。
サイズ | 340×330cm |
---|---|
重量 | 6.7kg |
付属品 | メインポール・サブポール・ペグ・ガイロープ・延長ベルト |
【ビジョンピークス】
ファイアプレイスTCヘキサタープ2(VP160202I01)
黒のパイピングがアクセントとなりおしゃれで、ノーロゴのため他メーカーのテントと合わせてもしっくりときます。
ポールは付属しませんが、黒のパイピングに合わせて黒のポールを選ぶと全体が引き締まった印象になります。
流行りのブラックテントやブラックファニチャーと合わせて、映えるサイトを演出してみてはいかがでしょうか。
サイズ | 460×435cm |
---|---|
重量 | 4.4kg |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
【テントファクトリー】
Hi-TCタープ470バイカラー(TF-TCHT470BAI)
TCヘキサタープは似たような色が多いため、周りと差をつけたければこちらのバイカラーがおすすめです。
ベージュまたはモスグリーンのカラーから選べて、重くなりがちなブラックタープのアクセントとなり映えるサイトを演出します。
テントファクトリー独自のHi-TCを使用しているため耐久性に優れ、裏側のコーティング加工で雨の浸透を防いでくれます。
サイズ | 425×445cm |
---|---|
重量 | 4.8kg |
付属品 | ガイロープ |
【Hilander】
ヘキサゴンタープ(HCB-018)
320×420とやや小さめサイズのため、通常張りであれば2〜3人での使用に向いているTCヘキサタープです。
ベーシックなベージュ系の色合いで、ブランドロゴが控えめにプリントされており主張しすぎないところがポイントです。
この価格でポールが2本付属しているのはありがたいですが、ペグは付属しないため買い忘れのないようご注意ください。
サイズ | 320×420cm |
---|---|
重量 | 5.7kg |
付属品 | ガイロープ・メインポール |
【Soomloom】
ヘキサタープTC(outdoor-0570102)
1万円以下で購入できるコスパのよさでAmazonの評価も高く、YouTubeでも多くのレビュー動画が投稿されています。
ノーマルからムササビ張りまでさまざまなアレンジができ、ナチュラル系のカラーは手持ちのテントともフィットします。
この値段にして赤の三角自在がついているところも高ポイントで、ポールも赤で合わせてコーディネートするのもおすすめです。
サイズ | 420×410cm |
---|---|
重量 | 3.8kg |
付属品 | ペグ・ガイロープ |
【Unigear】
ヘキサタープ tcタープ
ハトメではなく亜鉛合金金具がついているため耐久性に優れており、ランタンフックまで付いているところも高ポイントです。
また、5mの延長ベルトがついているため小川張りもでき、かつ1万円以下で購入できるというコスパのよさが際立っています。
色はカーキ、グリーンの2色展開で、グリーンには同系色のロープが付いてくるのでミリタリー好きにもおすすめです。
サイズ | 420×410cm |
---|---|
重量 | 3.41kg |
付属品 | ペグ・ガイロープ・延長ベルト |
【TIANBOLANG】
TCヘキサタープ
グレーの色味がスタイリッシュで、同系色のテントと合わせるとおしゃれなサイトを演出することができます。
撥水加工、ハトメの補強もしっかりとされているにも関わらず1万円でお釣りがくるコスパのよさが魅力です。
某有名メーカーと見た目がそっくりなので、かっこいいタープをとにかく安く手に入れたいという方におすすめです。
サイズ | 320×295cm |
---|---|
重量 | 1.5kg |
付属品 | なし |
まとめ
簡単に設営ができて、快適なキャンプを実現してくれるTCヘキサタープは、1枚持っておいて損はありません。
最近では手頃で高品質な商品が手に入るようになりましたので、あなたのアウトドアライフに取り入れてみてはいかがでしょうか。
TCヘキサタープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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