魚釣りでは、スムーズに針を外すための針外しが使われますが、ヘラブナ釣りでも用意しておくアイテムだと言えます。
ヘラブナは食用ではなくリリースすることが多いので、また釣れてくれるようスムーズに針を外してあげることが望ましいからです。
ただし針外しにも色々なものがあり、ヘラブナに適したものを選ぶ必要があります。
そこで今回は、ヘラブナ釣り向きの針外しについて、選び方やおすすめ商品、使い方まで徹底解説します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 ヘラブナ釣りで針外しは必要?
- 2 ヘラブナ針外しの選び方
- 3 ヘラブナ針外しおすすめ10選
- 3.1 【ダイワ】CARP 針外し3本セット No.1(AC-027)
- 3.2 【プロックス】フックリムーバーAL M(PX886AMBLK)
- 3.3 【ナカジマ】フロート針外し L(NPK2045)
- 3.4 【ベルモント】メイク針外し MP
- 3.5 【ヒロカ】針ハズシ ツクツク 中
- 3.6 【Crazy Shark】アルミフィッシュフックリムーバー 6.7インチ
- 3.7 【ダイワ】CARP Y型フックリリース(LAC-228)
- 3.8 【山元工房】あ・なるほどハリ外し 超ロング
- 3.9 【ダイシン】竹針外し スキヌリ段巻 長物 30cm(50094-30)
- 3.10 【ダイシン】竹針外し 長物 60cm(50093)
- 4 ヘラブナ針外しの使い方
- 5 まとめ
ヘラブナ釣りで針外しは必要?
ヘラブナ釣りでは針外しは使わない方も少なくありませんが、できれば用意しておくべきアイテムの一つです。
ヘラブナ釣りは食べるためではなく、リリースすることが多いので、なるべく傷つけずに針を外して元気に逃がしてあげるのが理想的です。
針を外すのに手間取れば、その分体力は消耗し、酸欠のリスクもあるので、手早く作業するに越したことはありません。
針外しがあれば、針が多少飲まれてもスムーズに針を外してリリースしてあげることができます。
また、ヘラブナ釣りは座ったまま行うことが多いので、長めの針外しがあれば立ち上がらずリリースすることもできます。
値段も安いものから用意できるので、一つ用意しておくことをおすすめします。
ヘラブナ針外しの選び方
針外しは、様々な釣りに使われるため種類も豊富なので、その中からヘラブナに適したものを選ぶ必要があります。
使いやすさにも違いがあるので、どういったものが使いやすいか、選び方のポイントを解説します。
かぎ針状の針外しを選ぶ
釣りに使う針外しにはいくつかの種類があり、適した魚が変わります。
ルアーフィッシングでは、フォーセップやプライヤーを使う場合もありますが、ヘラブナの口の形状では使いにくいのでおすすめしません。
ヘラブナへの使用を前提にするなら、ヘッドがかぎ針状になった、いわゆるC型と呼ばれるタイプがおすすめです。
かぎ針状の針外しは、針を引っかけて少し押し込んで外す形なので、ヘラブナのように吸い込み型の捕食をする魚に適しています。
ただし、場合によってはプライヤーのほうが外しやすいこともありますし、釣りでは何かと重宝するので、1つ持っておいてもいいでしょう。
なるべく剛性のあるもの
かぎ針状の針外しは、細い鉄板の先端を加工したものが多く、やや曲がりやすい欠点があります。
小魚であれば多少やわな作りでも問題ありませんが、ヘラブナ釣りはサイズを狙う釣りです。
大助サイズになれば、タモ網に入れたときもかなりパワフルに暴れますし、やわな針外しでは破損してしまうリスクも少なくありません。
このためヘラブナ釣りに使うなら、なるべく頑丈なものを選ぶほうがいいでしょう。
最近は百円ショップでも針外しを見かけるようになりましたが、大型のヘラブナ用としては役不足なので、あまりおすすめしません。
先端の金属部分が長いと曲がりやすいので、ヘラブナ専用の針外しでは柄が長く、金属部分が小さいものが多いです。
柄が長さ
一般的に、針外しは魚をキャッチしたときに使うため、短めのものが多いです。
よくある10cm程度のものは、魚が手元にいる場合にはいいのですが、ヘラブナ釣りでは使いにくいこともあります。
ヘラブナ釣りの場合は、座ったまま魚を釣ってネットインまでするので、その動作のなかで針を外すなら長めのものがいいでしょう。
ヘラブナ専用に作られた針外しには30cm以上のものもあり、水面まで少し距離があるときも、立ち上がらずに針を外しやすいです。
とくに、野ベラ釣りでへら台から釣る場合には、長いものがおすすめです。
ただし長い針外しは使うのに慣れも必要なので、最初の内は魚を手元まで寄せて、練習がてら短いものを使ってもいいでしょう。
ヘラブナ針外しおすすめ10選
上記したポイントを踏まえ、ヘラブナ釣りに使えるおすすめの針外しをご紹介します。
手軽に使える安いものから、デザインにもこだわったものまでピックアップしたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【ダイワ】
CARP 針外し3本セット No.1(AC-027)
精巧な作りで使い勝手もよく、コスパにも優れた基本の針外しです。
コイにも使えるほど丈夫なので簡単に曲がることもなく、信頼性の日本製ながら価格も安いので、迷ったらこれを選べば問題ないでしょう。
100mm・120mm・150mmの3本セットで、へら台に座って使うにはやや短めではありますが、桟橋などから使うには十分でしょう。
【プロックス】
フックリムーバーAL M(PX886AMBLK)
頑丈なアルミ製ボディを採用し、針の固定もしやすい先端形状を採用した針外しです。
先端はフックをスムーズに引っかけられる構造で、バリも少なく、魚にもラインにもやさしい作りになっています。
LLサイズは19cmと長めですが、先端も大きくレギュラーサイズにはやや使いにくいので、必要に応じて短いサイズを選ぶのがおすすめです。
【ナカジマ】
フロート針外し L(NPK2045)
価格も安く、全長は31cmと長尺で足場が高いときも使いやすい針外しです。
グリップ部分は桐製で、ウキのような柄になっていますが、実際に水に落としてもグリップの浮力で沈まない設計になっています。
やや曲がりやすいので大型のヘラブナには少し心もとないですが、値段が安いので予備を購入してもコスパに優れていると言えます。
【ベルモント】
メイク針外し MP
長さはなくポケットサイズの針外しですが、針の外しやすさはこれ以上ないほど優れたおすすめ商品です。
針を固定しやすく、かつ外した針がヘッドに隠れる設計になっているため、スムーズに針を外すことができます。
長さがないのでへら台からの釣りでは使いにくいですが、桟橋からの釣りなど、魚を手元に寄せられる環境ではベストなアイテムです。
【ヒロカ】
針ハズシ ツクツク 中
こちらもポケットサイズの短い針外しですが、魚へのダメージが非常に少ない作りになっています。
本体がすべて樹脂製なので、魚の口腔内に触れても傷付けにくく、針外しに不慣れな方や、作業中に魚が暴れても安心です。
ペンのようにポケットに挟んでおけますし、基本的には針外しは使わず、飲んでしまったときのために備えておきたい方にもおすすめです。
【Crazy Shark】
アルミフィッシュフックリムーバー 6.7インチ
大型のグリップを装備し、扱いに慣れていない方にもスムーズに作業できる針外しです。
先端のフックを針に引っかけて、グリップで押し出すように作業することで、スムーズなフックオフができます。
グリップがある分、多少持ち歩きにくいデメリットはありますが、ほかの針外しが上手く使えなかった方も試してみる価値ありの商品です。
【ダイワ】
CARP Y型フックリリース(LAC-228)
素早い針外しが可能な、Y型ヘッドを採用した針外しです。
Y型は掛かった針に当てて押し込むだけでフックが外せるので、針をひっかける手間があるC型より素早く作業ができます。
ただし針を固定しない分、暴れる魚などに対してはC型より作業しにくいので、スピード重視か確実性重視かで使い分けるといいでしょう。
【山元工房】
あ・なるほどハリ外し 超ロング
独特な形状の木製グリップと、マルチに使えるヘッド形状を採用した、マルチツール的な使い方ができる針外しです。
針金を湾曲させたようなヘッドは、針が浅くかかった時も飲んでしまったときにも外しやすい設計になっています。
また、ガン玉はずしとしても使える設計になっているので、仕掛けに板オモリではなくガン玉を使っている方にもおすすめです。
【ダイシン】
竹針外し スキヌリ段巻 長物 30cm(50094-30)
デザインや仕上げにもこだわった竹製の柄を採用した、こだわりのヘラブナ用針外しです。
高級感のある段巻塗りに、持ち手には藤巻きの装飾を施したデザインで、へら竿との見た目的な相性も抜群です。
ヘッドにはヘラブナのおちょぼ口とも相性がいい小さいタイプを使っているので、使い勝手も折り紙つきです。
【ダイシン】
竹針外し 長物 60cm(50093)
竹製の柄を使い、60cmと長めながらコスパにも優れたヘラブナ用針外しです。
一般的な針外しにはなかなかない長さで、へら台など足場の高い場所からの釣りでも、立ち上がらずに作業できます。
専用品でありながら価格も手ごろなので、見た目にこだわる方にも、長めの針外しを探している方にもおすすめの商品です。
ヘラブナ針外しの使い方
C型ヘッドの場合はハリスに針外しをひっかけて、そのまま押し込んで針をひっかけ、軽く押し込み針を外します。
魚を傷つけてしまう可能性があるので、あまり奥に押し込みすぎないようにし、できれば魚が落ち着いてから作業するといいでしょう。
また、ハリスを傷つけないよう、魚の口に近い位置で針外しをひっかけるようにしましょう。
まとめ
針外しは釣りの手返しを考えても、魚への負担を考えても、用意しておくアイテムと言えます。
紹介したように様々な商品があるので、使い勝手やデザインも踏まえながら、適した針外しを購入してくださいね。
ヘラブナ針外しの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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