グランドシートはテントの下に敷くことで、小石や砂利による凸凹を緩和し、テント内の居住性を向上させます。
また、グランドシートを敷くことで、テントの底が直接地面につかないため、テントを汚れや傷から守ることができます。
グランドシートは使うテントやシチュエーションに合わせて、素材や形、大きさなど、種類は様々です。
中でも、比較的扱いやすく、持ち運びに優れた200×200サイズのグランドシートを、選び方も含めて10個ご紹介します。
200×200グランドシートを使うメリット
扱いやすいサイズ
グランドシートは言うまでもなく屋外で利用するため、風や雨など、天候の影響を直接受けることになります。
特にキャンプ場や海岸沿いなどは風が強く吹くことも多いため、大きいグランドシートをきれいに広げるのは想像以上に大変です。
200×200サイズのグランドシートは、1人でも両手で広げることができ、スムーズに敷くことができます。
様々な用途に使える
正方形のシートは、グランドシートとしてだけでなく、レジャーシートやタープの代わりとして使えるものがあります。
地面のコンディションにより、グランドシートが不要になった場合でも、別の用途で使えば邪魔になることはありません。
また、正方形のシートは四隅を留めるだけで簡単に固定ができるため、荷物の仮置きも素早く行えます。
折りたたみしやすい
200×200グランドシートは正方形のため、半分ずつに折り曲げていけば、小さく折りたたむことができます。
大人が両手を広げると、だいたい150cm程なので、200cmをちょうど半分に折るのは1人でも難しくありません。
コンパクトになるため、テントなどと一緒に収納することもでき、持ち運びに便利です。
200×200グランドシートを使うデメリット
大きいテントには向かない
200cm四方のグランドシートは比較的コンパクトなサイズのため、大型のテントに使うには少し小さすぎます。
シートが小さすぎると、テントの床サイズに対して中途半端に敷くことになってしまい、余計に汚れてしまう可能性があります。
小さいテントであれば、折りたたんで使うこともできますが、大きいサイズには適しませんので注意が必要です。
手入れに手間がかかる
グランドシートは地面から上がってくる水分を止めてくれるので、撤去の際は濡れていることが多いものです。
濡れたシートをそのままにしてしまうと、カビや劣化の原因になるため、保管の際は清潔に保つ必要があります。
程よいサイズとは言え、200cmの横幅のあるシートの表面全体を掃除するのは非常に手間がかかります。
200×200グランドシートの選び方
テントサイズで選ぶ
グランドシートは、テントより少し小さめのサイズを選ばなければ、シートとテントの間に雨が入って、逆効果になってしまいます。
テントと同じメーカーで専用のシートがあれば一番安心ですが、ない場合にはテントの大きさをよく確認しておくと良いでしょう。
シートが大きかった場合には、出っ張った個所を折り込めば使えますが、小さすぎるとグランドシートの効果が薄れてしまいます。
また、専用のシートであればテントと固定ができますが、サイズが異なる場合には固定が困難なものもあるので注意が必要です。
材質で選ぶ
グランドシートは地面の汚れや湿気をシャットアウトするために、防汚性や防湿性に優れたものが良いでしょう。
厚めの素材は地面の段差を緩和し、居住性がアップしますが、折りたたんだ時の厚みが増すことでかさばり、持ち運びが大変です。
薄い素材のシートはコンパクトに折りたためて持ち運びやすい一方、穴が空きやすいものや、水が染み込んでしまうものもあります。
ポリエチレンなどの合成樹脂は水を通しませんが、ブルーシートのような触り心地が苦手という方にはおすすめできません。
金額で選ぶ
コンパクトで持ち運びに優れ、かつ耐久性も抜群という商品は安心できますが、その分金額が増してしまいます。
どんなに優れたグランドシートであっても、手入れや保管の状態によっては劣化が進行してしまいます。
せっかく高価なシートを購入できても、何度も買いなおしが必要になってしまっては出費がかさむだけです。
特に初心者の方は、高価すぎるものを避け、買いなおしや買い足しが必要になっても問題ない価格帯のものを選ぶと良いでしょう。
200×200グランドシートおすすめ10選
【Farfly】
グランドシート 防水 PU3000
こちらのグランドシートは、端を6か所も固定することができ、風が強い日でも安心です。
多機能のハトメは、テントへの固定だけでなく、ペグやロープを使うことで、よりシチュエーションにあった留め方ができます。
地面の湿気をテント内に入れないよう防水性に優れており、紫外線のカット加工も施されているため、タープとしても活躍します。
【HOBI】
三代目サバイブシート(SAN-4L-BO)
少し高価な商品とはなりますが、帆布の生地でできており、丈夫で撥水性にも優れ、重すぎず持ち運びに適したシートです。
強度や撥水性などの機能性はもちろんですが、飾りすぎない無骨なデザインがキャンプにぴったりです。
グランドシートのほかにも、荷物の置き場やレジャーシートとして、幅広く使うことができます。
【WOLF WALKER】
テントシート
こちらのテントシートは小さく折りたたむことができ、持ち運びやすい収納用のバッグが付いて2,000円程で購入できます。
防水性や耐久性に優れ、扱いやすいので初心者の方にもおすすめしたいグランドシートです。
端の色が異なるデザインとなっているため、毎回向きを同じにして利用することができ、効率的にお手入れができます。
【TAHUAON】
グランドシート
シンプルなデザインのグランドシートは、その他にもピクニックやビーチでのレジャーシートとしても便利です。
小さく折りたたんでコンパクトに収納することができるので、荷物が増えがちなアウトドアでも安心です。
四隅にはペグやロープを通して固定ができるよう、穴が開いており、地面やテントへの固定も簡単にできます。
【ロゴス】
ぴったりグランドシート(84960101)
ぴったりグランドシートはポリエチレン素材で防水性能が高く、地面からテント内への浸水を防ぐことができます。
タープとしては使うことができませんが、四隅は2本ずつ紐が出ており、テントやペグに縛り付けることで固定が可能です。
シンプルなつくりで安く購入ができるため、はじめて利用する方や予備として持っておきたい方にもおすすめです。
【Yueranhu】
グランドシート 200×200㎝
収納サイズはコンパクトで軽く、持ち運びに優れたこちらのグランドシートには、収納用の袋も付属して大変便利です。
ハトメは4か所あり、ペグでの固定はもちろん、ロープを通してテントに結ぶこともできます。
生地は薄くても、防水性や強度に問題はなく、テント内への浸水を防ぐことで快適なキャンプが楽しめます。
【Yueranhu】
グランドシート ペグ ロープ付き
ハトメが8か所あるこちらのグランドシートには、収納袋だけでなく、ペグが8本、ロープも6本付属しています。
タープやレジャーシートとして使う場合でも、ペグなどの付属品があるので、買い足す必要もありません。
防水性や耐久性にも優れ、テントを汚れや傷から守り、湿気の上昇を防ぐことでテント内の居住性も向上します。
【hobidays】
サバイブシートlite(DA2020OB)
日本製で品質を重視したこちらのシートは、分厚い生地で傷つきにくく、防水性にも優れています。
高額なものになりますが、耐久性があり、長く使い続けられるので、これから長く使う方や、利用頻度の高い方にはおすすめです。
柔らかい生地で馴染みやすいので、グランドシートやレジャーシートとしてだけでなく、車載シートとしても便利です。
【uxcell】
ターポリン
形状はシンプルですが、頑丈で耐久性のあるターポリンは、レジャーシートや荷物置きとしても万能です。
ガサガサとした触り心地が苦手という方もいらっしゃると思いますが、防水性や強度には優れています。
四隅にある固定用の穴は、別の材質で補強されており、ロープを結んで強く引っ張っても破れず安心です。
【AYLYHD】
透明ターポリン
こちらは、透明なシートのため、汚れ具合が一目で分かり、撤去後のお手入れがスムーズに行えます。
端は丈夫な素材で補強されており、四隅にはしっかりとハトメが備わっていますので、様々な用途に使うことができ便利です。
厚みのあるターポリンですので、水分を全く通さず、地面からの湿気がテント内へ入ることはありません。
まとめ
グランドシートは、タープやレジャーシートなど、様々な用途で使うことができるため、選び方もそれぞれです。
ご紹介したグランドシート10選をご参考に、自身の使い方に合った、快適で扱いやすいグランドシートを探してみてください。
200×200グランドシートの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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