ゴルフクラブの中でも、特にドライバーにこだわりを持っているという人は多いのではないでしょうか。
1打目がいいとその後のプレイにも余裕が出てきますし、結果的に良いスコアに繋がります。
そしてドライバーを選ぶうえで重要視する人が多いのが「打感の良さ」です。
打感とはその名の通り打った感触ですが、一概に打感といってもその好みはさまざまです。
今回は打感の良いドライバーを使うメリットや、打感の良いドライバーの選び方、またおすすめのドライバーもご紹介していきます。
打感の良いドライバーを使うメリット
手ごたえがある
これは言葉で表すと抽象的な表現になってしまうのですが、打感が良いと「飛んでいる!」と感じる人が多いようです。
そのため打感の良いドライバーを使用すると、打った感触がダイレクトに手に伝わり飛距離の手ごたえを感じる事が出来ます。
気分がいい
これもどちらかというとメンタル面のメリットになってしまいます。
打感の良いドライバーは芯に当たると、とにかく気持ちがいいものです。
ドライバー全体でボールを包み込み、吸いつくような感覚が打っていて気持ちがいいと感じる人は多いようです。
音がいい
打感が良いと感じるドライバーは、往々にして打音も良い傾向にあります。
実際に音をシャットアウトした状態で打つと、打感が分からなくなるといった結果もあるようです。
しかし一言で打音といっても乾いた音や金属音、大きな音や控えめな音とさまざまです。
どれがいいかは、完全に個人によって好みが分かれるところです。
打感の良いドライバーの選び方
素材
一般的に「打感の良いドライバー」というと、打った時に弾力があり柔らかいドライバーをいう事が多いようです。
打感の硬さ・柔らかさはゴルフボールの種類もありますが、一番はヘッドの素材が大きく影響します。
柔らかいというのは、インパクト時のフェース部分とボールの接地面が大きいという事です。
フェース部分のたわみが大きく、ショット時にボールを包み込むように打ち出すドライバーは打感も柔らかくおすすめです。
ヘッドの大きさ・形状
「打感が良い」という事は、芯をくったショットが出来ているという事になります。
もしショットの安定感を求めるのなら大きめのヘッドがおすすめですし、コントロール重視の人は小さめのヘッドがおすすめです。
そしてどちらのヘッドにも共通して言える選び方は、フェース部分のスイートスポットの割合が大きいものを選ぶという事。
多少インパクトの位置がズレても、芯をくったような感覚で打感良く打てるからです。
音のいいもの
打感以上に個人の好みが分かれるのが「打音」です。
高い金属音のような音がならないと打っている感じがしないという人。
反対に大きな音は苦手で、控えめな音が好きな人とさまざまです。
そして実は各メーカーがこだわっているのも打音なのです。
打音に関しては「これがいい!」と一概には言えません。
そのため各メーカーのドライバーを試打をしてみて、自分が心地いい打音を探してみてください。
打感の良いドライバーおすすめ8選
【テーラーメイド】
STEALTH TENSEI RED TM50 (DW-CCU69)
今年非常に話題になったテーラーメイドのステルスドライバーです。
このドライバーはカーボンフェースが大きな特徴となります。
今までのドライバーはチタンフェースが主流でしたが、テーラーメイドが初のカーボンフェースを販売し、非常に話題になりました。
カーボンを使用することによりさらに軽量化され、コントロールしやすいドライバーに。
さらに打音にもこだわり、軽快なショット音となっています。
【キャロウェイ】
ROGUE ST MAX DRIVER(4F899029K300)
キャロウェイのローグSTシリーズのドライバーです。
このドライバーはフェースのスイートスポットが大きめに作られています。
そのためインパクトが芯から外れてしまっても、ドライバーが方向を補正してくれるので安定したコントロールが可能です。
またクラウンとソールにカーボンを使用しているので軽量化された分、最適な箇所に重心を置く事が出来ています。
フェース部分にも特殊なフレームが内蔵されており、高反発の弾道となっています。
【ピン】
G425 MAXドライバー ALTA J CB SLATE
2020年発売のピンのG425シリーズのMAXドライバーです。
このドライバーはクラウンが非常に薄く作られています。
その分ヘッドが低重心になり、ショット時に芯を外れてもブレずに高弾道で打ち出せるのが特徴です。
チタンフェースにより吸いつくような打感で、打感も非常に良いドライバーとなっています。
【プロギア】
SUPERegg
プロギアの2022年高反発モデルのドライバーです。
高反発で有名なスーパーエッグですが、こちらのドライバーの一番の特徴は高反発に加え強弾道という点です。
フェースの上下広い部分でたわみ、どこに当たっても高反発、強弾道のボールを打つことが出来ます。
ルール適応外クラブとなっているので、プライベートなラウンドで使用するドライバーです。
【タイトリスト】
TSi2ドライバー
タイトリストのTSi2ドライバーです。
このドライバーはメーカー独自開発の特殊チタンフェースが特徴です。
今までのチタンと比べると強度が高い素材で作られていているので、飛距離が出るドライバーになっています。
またスピンを抑えてストレートに飛ぶ弾道なので、ランも出やすくより飛距離が期待できます。
また爽やかな打音も人気のドライバーです。
【ダンロップ】
スリクソン ZX7(ZX7OD60)
スリクソンのZXシリーズのZX7ドライバーです。
スリクソンは数多くのプロゴルファーが使用している非常に人気のメーカーです。
その中でもこのZXシリーズはリバウンドフレームと呼ばれるフェースにより、大きいたわみが特徴となっています。
たわみによりボールの初速を上げて、弾力のある押し出しで飛距離を作り出すドライバーです。
ZX7はZX5に比べると低弾道で、スピンを抑えるショットが出来るようになっています。
【ヤマハ】
22 RMX VD59(Y22DR59YRR105)
ヤマハのリミックスの2021年モデルです。
このドライバーは安定した真っすぐな弾道が特徴なので、つかまりを良くしたい人におすすめのドライバーです。
またウエイトとロフト角調整が可能なので、自分の弾道の癖に合わせた調整も出来ます。
ヤマハは楽器メーカーだけあって打音にこだわっており、綺麗な打音がするクラブが多いです。
このドライバーは高めの金属音のような打音になっています。
【ブリヂストン】
B1ドライバー
ブリヂストンのBシリーズのB1ドライバーです。
このドライバーはクラウンとソールにカーボン、フェースにチタンを使用したヘッドです。
クラウン部分はたわみを大きく、ソール部分は硬くすることにより、弾力ある真っすぐな弾道を打つことが出来ます。
また、フェース面のスイートスポットが拡大。
それによりミスショットにも強いドライバーになっています。
まとめ
打感が良いと、打っていて非常に気持ちがいいものです。
しかし、同じドライバーを使っても、人によって感じ方はさまざま。
気分よくラウンドするために多くのドライバーを試打してみて、打感や打音など自分好みの1本を探してみてはいかがでしょうか。
打感の良いドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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