近年のゴルフ道具は目まぐるしい進化をしており、ゴルフシューズも例外ではありません。
ゴルフシューズは重く硬い素材で、履きづらかったり、足が痛くなってしまうイメージを持たれているのではないでしょうか?
しかし、最新のゴルフシューズは以前のゴルフシューズとは全く異なり、軽く履きやすくなっており、疲れにくいためスコアアップも可能です。
そのような軽くて使いやすくスコアアップも狙える軽量ゴルフシューズを10選ご紹介します。
軽量ゴルフシューズを使うメリット・デメリット
メリット
足の疲労が軽減される
多くのゴルファーを悩ます足の疲労。
18ホールラウンドすると25000〜30000歩程度になると言われており、軽量シューズを使用する事による疲労軽減効果は絶大です。
疲労軽減により、後半になっても足腰に疲労が溜まらず、常に最高のパフォーマンスを実現できるうえにスコアアップができ、さらにラウンド翌日の筋肉痛や足腰の疲労からくる倦怠感も軽減することが可能です。
後半にスコアを崩す人や、ラウンド後に筋肉痛になる人におすすめです。
簡単に持ち運べる
ゴルフ練習場にどのような靴を履いて行くか迷ったことがことがある人は多いのではないでしょうか?
そのようなときゴルフシューズは重いからと運動靴で練習される方が多いですが、軽量シューズはそのような問題を解決できます。
ラウンドする時と同じシューズで練習することにより足裏の感覚のズレを防ぐことができ、スコアアップにつなげることが出来ます。
練習場では上手くいくけど、コースに行くとなかなか上手くいかない、などの悩みがある人は解決できる可能性があります。
打球が安定し飛距離が伸びる
アマチュアの多くのミスは足腰が止まることによる手打ちが原因です。
軽量シューズを使うと地面反力が使いやすくなり、足腰に回転を加えることが出来ます。
足腰が回転することで、手打ちが軽減され再現性の高いスイングになり、打球が安定しやすくなります。
また、地面反力を使うことにより飛距離アップも期待することが出来ます。
飛距離も欲しく、安定性も欲しいアマチュアにとっては嬉しいポイントです。
デメリット
傾斜地に弱い
軽量シューズの特性から足腰が動きやすくなる反面、傾斜地など足腰を止めてしっかりとミートさせるショットは苦手です。
傾斜地が多いゴルフ場をラウンドする機会が多い方は、軽量シューズを使用しても期待するような結果は得られない可能性があります。
また、軽量型は足裏のスパイクが少ない傾向があり滑りやすくラウンドでの歩行中に転倒による怪我の恐れも少しながらあります。
足元が軽く安心感がない
ゴルフ場には足元が不安定な場所が多くあり、シューズの重みから安心感を得られることが出来ます。
そのことから、軽量シューズは重さを感じにくく安心感を得られにくいです。
ゴルフはメンタルのスポーツと言われています。
ゴルフにおいて安心感がないことはスイングにも影響を及ぼす恐れがあります。
しかし、しっかりと足にフィットするシューズを選ぶことにより安心感を得ることが出来ます。
軽量ゴルフシューズを選ぶ際に注意するポイントや選び方
ソフトスパイク or スパイクレス
ゴルフシューズにはソフトスパイクとスパイクレスというものがあります。
ソフトスパイクは鋲というものがあり、その鋲が滑り止めの役割を果たします。
スパイクレスは鋲の無いシューズです。
足裏には多くの細かな凹凸があり、その凹凸が鋲の役割を果たし滑り止めの効果を発揮します。
ソフトスパイクとスパイクレスの違いは大きく2つです。
1つ目は、スパイクレスは足裏の凹凸がすり減ってしまえば使用不可能になってしまう点です。
しかし、ソフトスパイクは鋲を交換することで、すり減っても何度も使用することがことが出来ます。
2つ目は、履き心地です。
ソフトスパイクは鋲があることにより、足裏に違和感を覚える人もいます。
スパイクレスは全体的に凹凸が張り巡らされており、運動靴を履いているような感覚のため履きやすいのが特徴です。
素材で選ぶ
ゴルフシューズには本革や、合成皮革で作られているものと、メッシュや布で作られているものがあります。
また、革とメッシュの両方で構成されているものもあり、様々な種類があります。
革とメッシュタイプの大きい違いは、通気性と耐久力です。
革タイプは雨に強く、高い耐久性を持つのが特徴です。
しかし通気性は悪く蒸れることが多く、足が疲れやすいのも特徴になります。
メッシュタイプは優れた通気性で蒸れることがなく、比較的軽いため革タイプよりも疲れにくいです。
メリットの反面、雨は大の苦手です。
雨が降るとほぼ確実と言っていいほど、靴下まで濡れてしまい、雨が強く降り出せばゴルフができる状態ではなくなります。
ダイヤル式or紐式
今のトレンドはダイヤル式ではありますが、紐式にも根強いファンがいらっしゃるのも事実です。
それぞれにメリット、デメリットがあります。
ダイヤル式は、ワイヤーが足全体を締め誰の足にもフィットしてくれる点が最大の特徴です。
デメリットは故障する可能性があり、故障すると修理が難しい場合がほとんどになってしまいます。
紐式は細かな締め付けができることが最大の強みです。
また、故障の心配もなく、紐の色を変えることでデザインも自分好みに出来ます。
しかし紐の特性上、全体的に足を締めることはできず、緩みやすいです。
加えて、紐を結ぶのもラウンド中には手間のかかる動作で、めんどくさいと感じる人も多くいらっしゃいます。
メーカーと値段で選ぶ
ゴルフシューズには多くのメーカーが参入しています。
FootJoy(フットジョイ)、adidas(アディダス)、asics(アシックス)、MIZUNO(ミズノ)、ECCO(エコー)、NIKE(ナイキ)、New Balance(ニューバランス)。
この中から選ばれることがほとんどだと思います。
この中でどの世代でも一番人気を獲得しており、性能も良いFootJoy(フットジョイ)がおすすめですが、値段も高くなりがちです。
とにかく性能を求める方にはピッタリです。
その他のメーカーにも多くのモデルがあり、必ず自分にピッタリなシューズが見つかるはずです。
値段に関しての疑問にはシンプルな答えです。
初心者には、1万円程度の初心者モデルを。
中級者には、2〜3万円程度のモデルを。
上級者には、3万円以上の最高級モデルを。
高い値段だから良いシューズとは限らず、自分に合うシューズを履くのが1番ベストな選択です。
軽量ゴルフシューズおすすめ10選
【フットジョイ】
フューエルBOA(55449J)
ゴルフシューズシェアNo.1のフットジョイからリリースされている、軽量シューズです。
新開発されたストラウトは軽量化に重きを置き、超軽量化されながら、高いグリップ力を持ちます。
アッパーには天然皮革のような柔らかさを持つ、新アッパー素材防水ソフトスイームを使用しています。
また、日本人向けの幅の広さで履きやすく疲れにくいのが特徴です。
【FootJoy】
Pro/Sl カーボンゴルフシューズ
こちらもフットジョイからリリースされており、ツアー使用率No.1のシューズになります。
このシリーズは4作目となり、前作よりも軽さがグレードアップし、カーボンファイバープレートがミッドソールの中に入っています。
また、スパイクレス特有の滑りやすいという心配はなく、前作に比べスパイクレスポイン数が増え、ヒール幅も広くなり、さらにはグリップ力と安定性も良くなりました。
ダイヤルに関しても、1ミリ単位で締めることができ、多くの方に合うシューズです。
【フットジョイ】
フレックスXP(56273W245)
このシューズはメッシュタイプになります。
このシューズの最大の特徴は、メッシュタイプなのに防水加工が施されており、多少の雨なら問題なくゴルフ出来る点です。
それに加えて、軽量に関しては革タイプより性能は大きく上回っています。
ゴルフ場だけではなく、ゴルフ場の行き帰り、練習場などいろいろな場面で使用することが出来ます。
また、価格が10000円前後というのもポイントです。
【アディダス】
ZG21(KZI00)
こちらの商品はアディダスからリリースされているシューズになります。
このシューズは多くの愛用者がいらっしゃり大変人気です。
紐式というところが最大のポイントであり、玄人向けになります。
他のシューズに比べて幅が狭いこともあり、紐で調節しやすいのも特徴です。
また、使用レビューには軽さを評価する声も多く、軽量性能の高さも抜群に良いシューズです。
購入色によっては汚れが目立つという声もあるので、色選びは慎重にすることをおすすめします。
【アシックス】
ゲルプレショットボア(1113A003)
日本の大阪で創業されたアシックスからリリースされているシューズになります。
最大の特徴は、インパクト直前に生じる方向に対して、垂直に配置した「サブスタッド」が優れたグリップ力を発揮し、ヘッドスピードアップを促す点です。
さらにアシックスは日本の企業ということもあり、日本人向けの設計になっており、非常に足に馴染みやすくなっています。
足に馴染むことから実際の重さよりもシューズを軽く感じることができ、履き心地も非常に良い仕上がりになっています。
【ミズノ】
ネクスライトPRO BOA(51GM2210)
ミズノからリリースされているシューズです。
このシューズはミズノさんが、革新的フィット性能×軽量設計というのを目標に作られたシューズです。
ベロとソールが一体となるようにつくられており、ベロ止めの効果だけでなくフィット感も高くなりました。
また、ネクスライトシリーズで初めて天然皮革を使用したシューズで、足当たりが良いうえによりフィットする設計になっています。
【プーマ】
プロアダプト アルファキャットディスク
有名企業のプーマからリリースされているシューズです。
ゴルフのイメージはあまり無いですが、大企業なので莫大な資金を投じてシューズを作っており、シューズの完成度は他社のシューズに負けていません。
こちらは、1つのパーツに数種類の素材や形状を取り入れることで、プーマ独自のシューズになっています。
今回はその中でも、軽量化に特化しているシューズです。
軽量でありながらも高い安定性を誇る革新的テクノロジーをフルレングスに搭載しており、軽量性能も抜群です。
【キャロウェイ】
HYPERCHEV BOA
キャロウェイとは有名ゴルフメーカーです。
キャロウェイからリリースされているシューズになります。
こちらのシューズは、前作よりも45グラム減、片足340g/26.5cmという圧倒的な軽量を成し遂げました。
履き口が大きいのも嬉しいポイントで、足の出し入れがしやすくなっています。
またデザインが良いという意見が多く、デザイン重視の方にもピッタリなモデルとなっています。
【ブリヂストンゴルフ】
TOUR Bゼロスパイクバイターライト
ブリヂストンからリリースされているシューズです。
このシューズは、ブリヂストン史上最軽量に加えて高いグリップ力を誇るのが特徴です。
特にグリップ力は他社を寄せ付けないレベルです。
もともとブリヂストンはタイヤ製造メーカーであり、その技術を応用することによるグリップ力はメーカー1と言えるレベルです。
突起の配置にも独自の技術が採用されているほどです。
【PGM】
防水ゴルフシューズ
PGMからリリースされているシューズです。
このシューズの特徴は圧倒的コストパフォーマンスです。
8000円前後でこれほどの軽量化とグリップ力を兼ね備え、まさに初心者の方におすすめなシューズです。
また、ソールが薄い設計になっており、足裏でラインを読みたいなどの要望にも対応でき、上級者の方にもおすすめできます。
生地が柔らかいのも特徴で、履きやすく、足になじみやすいです。
まとめ
今回は軽量シューズ10選を紹介させていただきました。
ゴルフは一生できるスポーツで、その土台となるゴルフシューズの特性や特徴を理解するのは非常に重要です。
自分が求めていた性能をもち、かつ、フィットするシューズを選び、楽しいゴルフ生活を送りましょう。
軽量ゴルフシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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