シューズと言えば、靴紐で結ぶというイメージがありませんか。
近年、素材の性能の向上によって、靴紐ではなく、ワイヤーでシューズと足を密着させるダイヤル式ゴルフシューズが注目を集めています。
今後新しいシューズを選び購入する時に、「靴紐で結ぶシューズと何が違うのか」ということを知っているかどうかでコストパフォーマンスのいい買い物ができるかが決まってきます。
今回はダイヤル式ゴルフシューズのおすすめ15選と選ぶ際の注目点を一緒にご紹介します。
目次
- 1 ダイヤル式ゴルフシューズとは
- 2 ダイヤル式ゴルフシューズを使うメリット
- 3 ダイヤル式ゴルフシューズを使うデメリット
- 4 ダイヤル式ゴルフシューズの選び方
- 5 ダイヤル式ゴルフシューズおすすめ15選
- 5.1 【adidas】コードカオス ボア21(KZI13)
- 5.2 【FootJoy】ドライジョイズ SP(53369W245)
- 5.3 【MIZUNO】ネクストライト 008 ボア(51GM2120)
- 5.4 【ECCO】バイオムハイブリッド3(15585401007)
- 5.5 【NEW BALANCE】FuelCell 1001v3(MSG1001)
- 5.6 【ブリヂストン】TOUR B ゼロ・スパイク バイター ライト(SHG150)
- 5.7 【le coq sportif】Lecoq4(QQ2SJA00)
- 5.8 【adidas】ツアー360 22(LWP85)
- 5.9 【アシックス】ゲルプレショット(1113A003)
- 5.10 【EDWIN】スパイクレスシューズ(edm461)
- 5.11 【キャロウェイ】Footwear AEROSPORT BOA(247-0996501)
- 5.12 【PUMA】フュージョンFX ディスク(195029)
- 5.13 【NEW BALANCE】Fresh Foam 4300(MGB4300)
- 5.14 【adidas】アルファフレックス ボア(CEZ98)
- 5.15 【MIZUNO】ネクストライトSL BOA(51GM2215)
- 6 まとめ
ダイヤル式ゴルフシューズとは
ダイヤル式ゴルフシューズは、ダイヤルを回すことによって、一瞬でシューズの締め付けを可能にする機能を搭載したシューズのことを指します。
また、脱ぐ時にもダイヤルをカチッと引っ張り上げるだけですぐに脱ぐこともできます。
構造としては、シューズの中にワイヤーが入っており、ダイヤルで巻き込むことで足と一体化させるものです。
ゴルフ場のロッカールームやラウンド前のカートでの雑談時には「カチカチゴルフシューズ」と呼んでいるおじさまがいるのを私はよく見かけます。
むしろそちらの方がよく耳にする機会が多いかもしれませんね。
ダイヤル式ゴルフシューズを使うメリット
シューズの着脱が容易
シューズに足を入れ、ダイヤルを数回まわすだけでしっかりと足に密着してくれます。
また、脱ぐ時もダイヤルを上に引っ張り上げるだけで1〜2秒で脱ぐことができます。
また、ダイヤル式の場合、ゴルフグローブをしたままでも回すことができるのでグローブを外すことなく、シューズを脱ぐことができることが大きなメリットです。
初心者ゴルファーはラウンド中に走り回っていることが多く、シューズの紐を結び直している時間がもったいなかったり、焦る原因になるため、初心者にはダイヤル式シューズをおすすめします。
雨に強い
靴紐タイプシューズと比べて、ダイヤル式シューズはシューズを締め付けるために必要な穴の大きさが小さいです。
これによって、雨や朝露によって芝に付着した水滴がシューズの中に入る量を非常に少なくできます。
加えて、ダイヤル式はワイヤーを使用しているため、靴紐と違い水を吸うことがないです。
これらの要素のおかげで、シューズ内部に水が浸入してくるスピードがかなり遅くなります。
スタイリッシュに見える
ダイヤル式シューズは、靴紐がないため、靴紐があった箇所まで使用できます。
そのおかげで、大きめのデザイン模様を入れたりすることでおしゃれなシューズの幅が広がっています。
靴紐を結んだ時にできる蝶々結び部分がないため、足元がすっきりして、これまでとは違ったファッションにも挑戦できます。
ダイヤルの位置が側面、中央、かかと部分など、メーカーによって違うため、その点も自分の好みに合わせた選択肢が広がっています。
ダイヤル式ゴルフシューズを使うデメリット
長時間ラウンドしていると締め付けが緩くなる
靴紐と違い、ダイヤルでロックしているだけのため、走ったり、ボールを打ったりする時にシューズにかかる負荷でワイヤーが少しずつ緩んでいきます。
筆者が使用していた時は2〜4ホールに1回はダイヤルを締め直していました。
締め直し自体は一瞬で終わるためあまり気にはならないですが、この点を気にする方は靴紐タイプシューズにした方がいいかも知れません。
局所的に足がホールドされることがある
シューズの中のワイヤーの通し経路がブランドごとで決まっているため、足の形状に合わせた着用が難しいことがあります。
お酒を飲んだ次の日など、特に足がむくんでしまっていることがあるため、自分に当てはまるか検討することが重要です。
他にも、足の甲や足首などの局所に痛みが出る可能性があります。
ネットショッピングで購入する前に店頭で一度試着してみることをおすすめします。
ダイヤルやワイヤーが破損した場合は買い替え
ダイヤル式ゴルフシューズは、靴紐タイプシューズと異なり、ダイヤルやワイヤーが壊れた場合、買い替えになります。
理由としては、ダイヤルとワイヤーを交換しなければならないため、交換のコストが高く新しいシューズを買う方が安くなることがほとんどです。
気に入ったシューズを使い続けたい場合は、靴紐を変更することで長く使える靴紐タイプシューズを検討してもいいかもしれません。
ダイヤル式ゴルフシューズの選び方
ダイヤルの位置
メーカーごとにダイヤルを着けている位置が異なります。
現在流通しているシューズには、側面、甲部、シューズのかかと付近が多いです。
ダイヤルの位置によってシューズと足を固定する締め付け箇所が変わってきます。
実際に足の形状によって微妙に位置が異なるため、実際に今回紹介した3つのタイプのダイヤルシューズを店頭で履き比べてみることが大事です。
ダイヤル式ゴルフシューズおすすめ15選
【adidas】
コードカオス ボア21(KZI13)
スパイクレスでありながらも驚異的なグリップ力を誇り、傾斜地などの様々なライでも安定したスイングを行えます。
撥水機能を兼ね備えたアッパー生地を使用しており、全天候型のシューズで非常に高いパフォーマンスを持っています。
この生地のおかげでラウンド後のお手入れも簡単です。
ソールからつながるコントロールラップのおかげで、すばらしいフィット感があり、スイング時の力のロスを最小限にしてくれます。
【FootJoy】
ドライジョイズ SP(53369W245)
防水仕様の人工皮革の中でも柔らかくしなやかな素材を用いて、高いフィット性と防水性を兼ね備えた全天候型のゴルフシューズです。
足首まわりに低反発スポンジ素材を採用することで、ホールド力を向上させています。
クッション素材にEVA、ソール素材にTPUの2つからなるシャーシ構造で軽量性と伸縮性、耐久性を持った新型アウトソールでしっかり足にフィットします。
このおかげで安定性と快適性を両立しています。
FootJoyのシューズは多くのツアープロに使用されており、高品質で有名のため、非常におすすめです。
【MIZUNO】
ネクストライト 008 ボア(51GM2120)
MIZUNOネクスライトシリーズ史上最軽量モデルで、初心者におすすめしたいゴルフシューズです。
シューズ本来のパフォーマンスは保ちつつ、ソールを薄くすることによって軽量化を実現しています。
前作であるネクスライト 006 ボアよりもアウトソールの突起数を増やし、突起の方向を工夫することで地面をつかむグリップ力がアップしています。
シューズのかかと部分に独特の溝を配置したことにより高いクッション性を出し、使用者の足の負担軽減を行っています。
メッシュ素材を使用していることで通気性もよく、快適にラウンドできますし、防水アッパー素材と防水素材を加えることで雨の日にも十分対応できるシューズです。
【ECCO】
バイオムハイブリッド3(15585401007)
TAK(ヤク)レザーと呼ばれる牛革をアッパー生地に使用しており、軽量かつ耐久性にも優れた1足です。
加えてECCO独自の撥水加工を用いることで全天候でも高い快適性を持っています。
また、アスリートの足を計測し考案された形状を採用しています。
このことで足の動きに連動し、歩行しやすく、ショット時にも高いパフォーマンスを引き出してくれること間違いなしです。
低重心構造になるよう開発されており、踏み込んだ力がより地面に伝わり、高いグリップ力からスイング時のバランスキープができます。
ECCOのFLUIDFORM(TM)と呼ばれる一体成型製法によって、柔軟性、クッション性、反発性が高く、長時間のプレーでも快適で1ラウンド終わった後の疲れがまったく違います。
【NEW BALANCE】
FuelCell 1001v3(MSG1001)
スタイリッシュなデザインでラウンド時にも高いファッション性をもたらしてくれます。
アウトソールに使用されているマルチフレックスソールのおかげで、シューズの様々な屈曲を可能にしており、一人一人のゴルファーにシューズが寄り添ってくれ、足への負担を軽減します。
シューズのインサートカバーには防滑性に優れたメッシュカバーを使用しており、安定したショットを量産してくれ、スコアアップにつながります。
シューズの名前にもあるように、FUELCELL素材がミッドソールに入っており、高いクッション性、反発性で地面反力を生かしたスイングの力を最大限伸ばしてくれます。
【ブリヂストン】
TOUR B ゼロ・スパイク バイター ライト(SHG150)
全米女子アマ優勝した馬場咲希さんが使用していたシューズで、アマチュアからプロゴルファーまで幅広い方に使用できるシューズです。
ブリヂストンのタイヤテクノロジーで培われた技術を応用し、グリップ力が高い突起形状を実現しています。
防水仕様で、雨の日のラウンドに使用でき、ラウンド後の汚れ落としなどのメンテナンスも容易です。
軽量、反発性、屈曲性に優れた材質をミッドソールに採用しており、ラウンド中の歩行やスイングをしっかりサポートしてくれます。
【le coq sportif】
Lecoq4(QQ2SJA00)
かかと部分にワイヤーロックシステムのダイヤルがついており、甲ダイヤルシューズと比べて足を包み込むようにホールドしてくれるため、足の甲への負担がかかりにくくなっています。
日本人の足の形状を考慮して設計した3Eアナトミカルラストを採用しており、足全体にソフトフィットし快適な履き心地で日本人に適したシューズです。
防水加工が施されているため、雨の日のラウンドでも安心して回れます。
【adidas】
ツアー360 22(LWP85)
全英女子オープン優勝の渋野日向子さんが使用している非常に高性能でコストパフォーマンスの高いシューズです。
6つのソフトスパイクを適所に配置した、スパイクモアアウトソールを導入しており、他のシューズに負けないグリップ力を誇っています。
人体解剖学をもとに、ゆとりと密着感のバランスを計算したことで歩く時や走る時の快適性を得た上で、ショットの時の横方向へのズレを抑え、ショットの再現性を高めてくれます。
360°ラップのダイヤル式シューズであるため、スイング時のアッパー部分にかかる力が分散され、シューズ内でのズレを非常に少なくしてくれます。
【アシックス】
ゲルプレショット(1113A003)
足全体の高いクッション性、通気性、防臭性を持っているオーソライトインナーソールを使用しているため、ラウンド後の疲れの低減やアフターメンテナンスの容易さがおすすめです。
ショット時に発生する力を外側にあるソールの形状で受け止め、安定した足元を提供してくれます。
また、搭載されているダイヤルは対衝撃性能が高く、予想外の誤解放が起こりにくいです。
防水仕様で雨の日でもシューズ内部の浸水を防いでくれます。
ワイズは3E相当で日本人の足にも十分ゆとりがあり、ダイヤルで自分の求める着圧に設定できることも特徴です。
【EDWIN】
スパイクレスシューズ(edm461)
EDWINがこれまで培ってきた縫製技術を応用したシューズです。
撥水効果のある合成皮革を使用することで、扱いやすさ、お手入れのしやすさもおすすめのポイントです。
光沢感を抑え、落ち着いた足元を作り出してくれるデザインで、他の人との差別化も図れます。
片足で330g程度と軽量でありながらも、十分な強度が出るように工夫されています。
ラウンドシューズに利用するだけでなく、普段やランニング、ウォーキングでも使用できるため、利用できる範囲が非常に広いことも注目されています。
【キャロウェイ】
Footwear AEROSPORT BOA(247-0996501)
石川遼さんや上田桃子さんなど多くのプロゴルファーから愛されているブランドの主力商品です。
無駄をなくした流線型形状のアッパーのおかげで、足元をすっきり見せる効果があります。
それと雨の日のラウンドでの雨水が下に流れやすくなります。
クッション性に優れたアウトソールを用いることでショットや歩行時の安定性、快適性を向上させてくれます。
【PUMA】
フュージョンFX ディスク(195029)
ミッドソールの全面にFUSIONFOAMという快適クッション素材を使用することで、ラウンド時の疲れを低減してくれます。
アウトソールには6つのソフトスパイクと耐久性の高いカーボンラバーを使用することでグリップ力を向上させ、様々なライからショットを打つゴルファーを足元からサポートしてくれます。
シューズのアッパー部分には上質な人工皮革を用いていることで、フィット感があり、おすすめの1足です。
【NEW BALANCE】
Fresh Foam 4300(MGB4300)
生体力学に基づいて、配置された足の甲部のパネルとダイヤルシステムの組み合わせによる「パフォーマンスフィット構造」によって超越したフィット感を持っています。
これによって、足の横ズレが少なくなり、ショット時のボールのブレ幅も小さくできます。
FRESH FOAMミッドソールと呼ばれるクッション性、安定性、グリップ力に優れたものを使用しているため、18H歩いて回ったとしても十分なパフォーマンスを最後まで発揮してくれます。
【adidas】
アルファフレックス ボア(CEZ98)
履いた時は足裏にフィットして心地いい着用感を、脱いだ時は元の形状に戻ってへたらない低反発ソックライナーを採用しているモデルです。
低反発枕をイメージしてもらうと想像しやすいと思います。
ロングセラー商品である「ピュアメタル BOA」のコンセプトを引き継ぎつつ、最新技術を導入したコストパフォーマンスの高いモデルのため、初心者ゴルファーには一押しのシューズです。
【MIZUNO】
ネクストライトSL BOA(51GM2215)
ソフトスパイクとダイヤル式ゴルフシューズの組み合わせでありながら、重量は片足で280gと非常に軽量で、ラウンド時に多く走る方にはおすすめの1足です。
ネクストブーティ設計と伸縮性の高い素材のおかげで、高いフィット感を得ることができ、非常に快適に使用できます。
汚れの落としやすい素材を使用していることから、ラウンド終了後の清掃がしやすくなっています。
まとめ
近年、多くの技術が進歩してきて、私たちの使用するギアが変化してきています。
新しいものを使用してみると案外快適なラウンドに繋がることもありますよ。
今回紹介した内容を参考に、自分のダイヤル式ゴルフシューズを選んでみてください。
ダイヤル式ゴルフシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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