ゴルフは、使うボールをプレーヤーが自由に選べることが特徴のスポーツです。
プレースタイルや条件によって選んだボールで、スコアや気分までガラッと変わるのが、ゴルフの面白さでもあります。
飛距離重視派やアプローチ時のスピンを重視するコントロール派、ラッキーカラーや打感の好みで選ぶフィーリング派など、プレーヤーがゴルフボールを選ぶ基準は、さまざまです。
今回は、スコアアップにつながると人気のライン入りボールをご紹介します。
ライン入りゴルフボールを使うメリット
安心してパッティングが出来る
グリーン上でカップまでのラインを見極めたら、カップインを目指して正確にしっかりとボールを打ち出さなくてはいけません。
自分の打ち出したい方向にラインを合わせてボールをリプレースし、パターのフェースをセットすることで、狙っている方向を視覚的に確認しながら、安心してパッティングをすることが出来ます。
パッティングが上達する
良いストロークで打ち出されたボールは、カップに向かって吸い込まれるように順回転しながら転がります。
順回転しているボールのラインはキレイな軌道を描きますが、そうでない場合は不規則な軌道となります。
ライン入りボールで転がり方を意識しながら練習すれば、正しいストロークが身につき、パッティングが上達するでしょう。
ティーショットの際に正しくアドレス出来る
ティーグラウンドで目標とする方向に向かって正確にアドレスするのは、意外と難しいものです。
正しくアドレスしているか自信がない時、ボールのラインがプレーヤーをサポートしてくれます。
打ちたい方向にラインを向けてボールをセットし、クラブのフェースを合わせてスタンスを取ることでアドレスしやすくなります。
ライン入りゴルフボールを使うデメリット
距離感のイメージがわきにくい
パッティングの際にラインを合わせることに集中しすぎると、距離感のイメージがわきにくく、タッチが合わないというプレーヤーもいます。
ラインを意識しすぎてインパクトの瞬間に強く当たりすぎたり、逆に大幅にショートしたりする場合もあります。
適切にストローク出来るように、ラインに集中しすぎないようにしましょう。
スロープレーになる場合がある
ティーショットやパッティングでラインを目標方向に合わせる際、神経質になりすぎるとなかなかボールがセット出来ず、プレー全体が遅くなる場合があります。
スロープレーは同伴者のリズムを崩したり、後続の組を不快にさせたり、非常に嫌われる行為ですので、すばやくボールをセットできるよう心がける必要があります。
ライン入りゴルフボールおすすめ8選
【キャロウェイ】
CHROME SOFT X LS(6430159128044)
ウレタンカバーの4ピース構造で、ショットは強弾道、グリーン周りではスピン力を発揮します。
中央に太めの赤と左右に細めの青のラインを配した3本線のトリプル・トラック・アライメントタイプです。
ターゲットに向けてセットしやすく、赤いラインをフェースの芯で打ち抜く感覚でしっかりとストローク出来ます。
【ダンロップ】
XXIO REBOUND DRIVE
3ピース構造で幅広いヘッドスピードに対応し、飛距離や打感、スピン力といった各性能に優れています。
ラインは、十字状のすっきりとしたデザインながら「コンセントレーションマーク」、「ターゲットライン」、「フェースタッチライン」、「ストロークナビゲーター」という4つの要素で構成され、プレーヤーをサポートします。
【テーラーメイド】
TOUR RESPONSE STRIPE
キャストウレタンカバーの3ピース構造で、耐久性が高く、ソフトな打感で楽に飛ばせてピタリと止まります。
ラインは独自の「NEW360°クリアパスアライメント」を搭載し、ターゲットに向かって正確にリプレースしやすく、インパクトの瞬間から黄と黒のラインによってボールの回転をしっかり確認することが出来ます。
【キャスコ】
KIRABOON
アイオノマーカバーの3ピース構造で、大径のディンプルがあることにより空気抵抗が小さくなり、ルール限界の高反発力で飛距離性能を実感できます。
ラインは十字と左右平行ラインの組み合わせで、方向性を出したい派とフェース面を意識したい派、それぞれが好みの向きでボールをリプレースしてターゲットを狙えます。
【ダンロップ】
SRIXON TRI-STAR
多くのプロに選ばれているSRIXONのシリーズです。
高反発アイオノマーカバーの3ピース構造で、打感はやわらかく、飛距離もグリーン上でのスピンも求めるプレーヤー向きです。
ターゲットを定めやすいナビゲートライン搭載で、シリーズ名上下のラインは打ち出す方向を、左右のラインはスクエアに当てることを意識させてくれます。
【本間ゴルフ】
D1 SPEED MONSTER(BT2003)
ソフトアイオノマーカバーの3ピース構造で打感はやわらかく、モンスター級の飛距離性能で、人気のD1より約5ヤード遠くに飛ばせます。
シリーズ名を中心とした上下左右のラインは、シンプルで見やすいすっきりとしたデザインで、ターゲット方向にボールをリプレースしやすく、しっかりとストロークが出来ます。
【タイトリスト】
VG3
多くのプロや上級者にも人気のあるTitleistのシリーズです。
反発力の高いカバーの3ピース構造で打感はやわらかく、初速のアップと余分なバックスピンを低減したタイプで、飛距離性能に優れています。
ラインは余計な情報のないシンプルですっきりとしたデザインで、集中してターゲットに合わせることが出来ます。
【ブリヂストン】
SUPER STRAIGHT(T1YX)
ソフトアイオノマーカバーの3ピース構造で、サイドスピンを少なくし て曲がりによる飛距離ロスを抑えた直進性重視タイプです。
やわらかい打感で、幅広いヘッドスピードに対応しています。
アライメントサイドマークはシリーズ名のみのすっきりとしたシンプルなデザインで、ターゲットに向かうゴルファーの集中力を切らせません。
まとめ
ゴルフは自分のプレースタイルや戦略に合わせてクラブやボールなどを自由に選べるスポーツです。
今回ご紹介した内容を参考に、自分に合うボールを見つけてスコアアップを目指して下さいね。
ライン入りゴルフボールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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