ゴルフボールには様々な種類、様々な特性を持ったもので溢れています。
自分がゴルフをする上でどのようなことを重視するか、それを明確にすることで選択がしやすくなります。
それぞれを打ち比べて比較して決める、ということもなかなかしづらい部分があるので、ある程度同じボールを使って自分が求めている性能かどうか見極めましょう。
今回は数あるゴルフボールのなかで、曲がらないボールのおすすめをご紹介します。
曲がらないゴルフボールとは
ゴルフボールは大きく分けると、スピン系、ディスタンス系、それらの特性をあわせ持つ第3のボールがあります。
スピン系ゴルフボールはその名のとおり、スピン量が入りやすいよう設計されています。
コアが固くカバーその周りがやわらかいため、フェースに食いついてスピンがかかりやすい特徴をもちます。
そのため、アイアンショットやアプローチにランを出したくないと考えている上級者に好まれます。
ディスタンス系ゴルフボールは飛距離を追求した設計をしていて、コアがやわらかくボールが潰れるため、スピンをかけるというよりも強い反発で飛距離が出るような特徴があります。
そのため、スピン系よりもディスタンス系や第3のボールを使用すると、スピンの関係で曲がりにくい傾向があります。
曲がらないゴルフボールを使うメリット
曲がらないゴルフボールを使うメリットは、OBになりにくいというのが最大のところです。
OBはそれだけで2打罰となってしまうので、それを減らすだけでスコアアップに直結してきます。
ティーショットのOBはその後のメンタルに影響を与えますし、セカンドショット以降のOBは全てが嫌になってしまうほど落ち込んでしまいます。
ディスタンス系のボールを使用する場合、飛距離を伸ばせるかもしれないという点もメリットになります。
初心者や飛距離不足で悩んでいる方にとっては、デメリットは感じない部分が多いかもしれません。
また、ディスタンス系のボールはスピン系のボールよりも価格が安いことが多いため、お財布に優しいのも嬉しい点です。
曲がらないゴルフボールを使うデメリット
デメリットを挙げるとすると、曲がらないボールはスピンが効きにくいためアイアンショットでグリーンに止めたり、アプローチでピタッと寄せることが難しい点にあります。
また、曲がらないゴルフボールは打感が硬く感じるものが多い傾向にあるので、そこに違和感を覚える方にとってはデメリットになります。
曲がらないゴルフボールおすすめ10選
【タイトリスト】
VG3
プロゴルファー使用率ナンバー1メーカーのタイトリストは、スピン系のpro V1が有名ですが、他にもVG3というモデルが発売されています。
色は白、黄色、緑と複数ラインナップされているので、カラーボールを好んで使用する方でも手に取りやすいです。
VG3はディスタンス系のボールに分類されますが、他のディスタンス系のボールと比較するとやや価格が高く感じるモデルではあります。
しかし、そこはさすがのタイトリストで、アイアンショットなどである程度のスピンの効きを実感できるレベルになっています。
スピンを減らし切って低弾道で前に飛ばすというだけではない、バランスのいいモデルになっています。
【タイトリスト】
HVCソフトディスタンス(1HVSD-J)
HVCは価格が抑えられたモデルで、打感がやわらかく感じるのも特徴的です。
このモデルはそのなかでもディスタンス系として開発されているので、硬めが多いディスタンス系の中では柔らかい打感が特徴的です。
カラーリングは白1色しかラインナップがないので、カラーボールを使いたいという方にとってはデメリットになってしまう点もあります。
タイトリストのボールを試す入門編としても手に取る価値はあるかと思うボールです。
初心者の頃はボールはすぐになくなってしまうので、このボールを試して他のボールへの移行を検討していくのもいいでしょう。
【ダンロップ】
ゼクシオリバウンドドライブ
ダンロップから、ヘッドスピードが不足していると考えている方にもおすすめのゼクシオリバウンドドライブです。
ゼクシオというブランドラインは、飛距離に悩むゴルファーに向けてのクラブラインといった一面もあるので、その名を冠したボールも飛距離を出すことを念頭に設計されています。
カラーリングもピンクや黄色といったカラーボール以外に、味付けの違う白が3種と豊富にラインナップされています。
性能のいいボールでピンクがあるのは珍しいので、女性も使いやすいモデルです。
3ピースボールとなっているので価格も高めになってはいますが、スピン性能やその打感を考えるとそれもやむなしな良いモデルです。
【スリクソン】
X3
ダンロップのアスリートラインでもあるスリクソンから、ドラコン競技の公式球にもなっているX3です。
飛距離を追求した3ピースボールであるために、2ピースボールと比べるとアプローチのスピン量も入りやすくなっています。
しかし、何よりも飛びを追求した構造のため、スピン量を減らし直進性が高い弾道になるように設計されているので、曲がらずに飛ばしたいという欲求を叶えてくれるモデルになっています。
カラーリングは白と黄色の2色となっているので、カラーボールが使いたいという方も手にとりやすいです。
【ブリヂストン】
TOUR B JGR(J1WX)
国内メーカーのボールブランドとしてダンロップと双璧を成すブリヂストンから、TOUR B JGRです。
カラーリングが白2種に、黄色、ピンクとラインナップされているので、幅広いゴルファーの方が手に取りやすいです。
「マッスルコア」と名付けられた、潰れやすく復元しやすいコアのお陰で、低スピン高初速で飛ばしていくことができます。
このボールも3ピースなので価格が高くなってしまいますが、スコアアップに間違いなく貢献してくれるボールになっています。
【ブリヂストン】
SUPER STRAIGHT(T1WX)
ブリヂストンから、白2種類と黄色のカラーリングが選べるボールをご紹介。
このボールも3ピースボールではありますが、他のモデルと比べると価格がやや抑えられているので、その点では非常にコストパフォーマンスに優れたボールになっています。
打感が柔らかいのですが、スピン量も抑えられるよう設計されていて、中弾道で真っ直ぐ飛ばしていくことができるモデルです。
打感やスピン量のバランスまで考える方にとっては、全ての面でバランスの取れたボールになっているためおすすめです。
【キャロウェイ】
E・R・C(64291561200117)
クラブでのシェア率が高いキャロウェイもボールを発売していて、このE・R・Cは白、ピンク、赤、黄色とカラーリングも豊富です。
低スピン高初速をもたらしてくれる柔らかいコアになっていて、曲がらずに強い弾道で飛ばしていくことができます。
ボールのナンバーが特徴的で、111や777といった3桁のナンバー表記になっているので、他の人のボールと取り違えてしまうことも減るかもしれません。
【キャロウェイ】
WARBIRD(6421458120044)
同じくキャロウェイからコストパフォーマンスに優れたWARBIRDです。
2ピースボールなので、価格が他のモデルと比べると圧倒的に抑えられているのが最大の利点です。
白と黄色の2種類がラインナップされていて、性能を考えるとゴルフを覚えたての頃に使用するのには最適なボールになっています。
真っ直ぐ飛ばしやすいとはいえOBや池やロストボールの危険性は常にあります。
そのなかで価格を気にすることなく使用できる、というのはメンタル面でも1つ大きな助けになります。
【テーラーメイド】
DISTANCE+SOFT(M7185601)
キャロウェイと同じくクラブで大きなシェアを誇るのがテーラーメイドで、ボールも発売しています。
このDISTANCE+SOFTもコストパフォーマンスに優れたボールです。
高初速、低スピン、高弾道でありながら、ソフトな打感になるように設計されているボールで、2ピースボールとなっています。
白や黄色のカラーリングの他にも、4種類のカラーボールが3個ずつ入っているマルチカラーがラインナップされているのも特徴的なボールになります。
価格帯は先程のキャロウェイのWARBIRDと同じあたりになっているので、テーラーメイドのクラブを使用している人はこのモデルを使ってみるのもいいでしょう。
【ホンマ】
D1(BT2201)
コストパフォーマンスといったらこのボールと言われることもある、ホンマの2ピースボールD1です。
カラーリングも豊富で、白、緑、オレンジ、黄色にマルチカラーと幅広く用意されています。
低スピン化を目指して「ロースピンラバーコア」が採用され、更に二酸化炭素と石油使用を少なくして環境への負荷を軽くし、環境に優しい点も特徴的なモデルになっています。
まとめ
ゴルフは自分で使うボールを数多くのモデルの中から選ぶスポーツです。
クラブもさることながら、どのような特徴のあるものを使用するのか、自分の好みを最大限反映することができるものです。
クラブと比べると比較的気軽に色々なモデルを打ち比べることができるので、自分が求めているボールに出会えるよう色々とお試しください。
曲がらないゴルフボールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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