パソコンやコンシューマー機でゲームをしていて、「そろそろ本腰入れて環境を整えようかな」と考えた時に、ゲーミングモニターの購入を検討した人も多いのではないでしょうか。
そこで色々と調べているうちに、曲面のモニターを見かけたことあるかと思います。
実はゲーミングモニターにとって曲面であることが有利になる場面があるので、今回は湾曲ゲーミングモニターの説明や、メリット・デメリットについて解説します。
最後には、おすすすめのゲーミングモニターも載せておくので、参考になれば幸いです。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 湾曲ゲーミングモニターとは
- 2 湾曲ゲーミングモニターを使うメリット・デメリット
- 3 湾曲ゲーミングモニターおすすめ12選
- 3.1 【MSI】湾曲ゲーミングモニター 24インチ Optix G241VC MN515
- 3.2 【MSI】Optix G24C4 ゲーミングモニター VA湾曲パネル
- 3.3 【AOC】ゲーミング液晶モニター C24G2/11
- 3.4 【Dell】S2422HG 23.6インチ 曲面 ゲーミングモニター
- 3.5 【ASTEX】WIS 27インチ ゲーミングモニター 曲面
- 3.6 【ASTON】ゲーミングモニター 曲面モニター KA-F27CM
- 3.7 【AOC】ゲーミング モニター C27G2ZE/11
- 3.8 【プリンストン】ULTRA PLUS ゲーミングモニター 曲面ディスプレイ PTFGFA-24C
- 3.9 【Pixio】PXC325 ディスプレイ ゲーミングモニター
- 3.10 【ASUS】TUF Gaming ゲーミングモニター VG27VQ
- 3.11 【LG】ゲーミング モニター UltraGear 34GL750-B
- 3.12 【HKC】曲面スクリーン ゲーミングモニター TG34C3U
- 4 まとめ
湾曲ゲーミングモニターとは
湾曲ゲーミングモニターとは、モニターの両端が内側に曲がっているデザインになっており、ゲームや仕事において非常に便利です。
ゲーミングモニターなので、ゲームに適したスペックになっている為、同じインチで同じスペックの平面ゲーミングモニターも存在します。
「それのどこが良いのか」というのは、後述するメリットやデメリットのところで触れるとして、本当に使いやすいのかどうかという部分が気になりますよね。
結論としては、「用途による」と思っていて、デザインなどの作業には向いていないでしょう。
ゲームにおいて、特にFPSやTPSゲームでは非常に使いやすいので、これらのゲームタイトルを主にプレイする人であれば購入することをおすすめします。
湾曲ゲーミングモニターを使うメリット・デメリット
ここでは、湾曲ゲーミングモニターを使ことで得られるメリットやデメリットについて触れておきます。
「自分は平面のゲーミングモニターでも問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、選ぶうえでの参考になれば幸いです。
メリット
まずはメリットですが、下記の事が考えられます。
- ゲームへの没入感が段違い
- 目への負担が減り疲れにくい
- 横幅が広く情報量が多く得られる
ゲームへの没入感が段違い
平面のモニターと比べて「覆われている感覚」を感じることがあり、その為、ゲームへの没入感がグンと増します。
その分、臨場感や迫力が段違いで、まるでゲームの中に入ったかのような感覚を得られることも人気の一つです。
このメリットというのは、あくまでプレイするゲームにもよりますが、RPGなどの動きの少ないゲームでも効果的と言えます。
目への負担が減り疲れにくい
大きなモニターを使ったとしても、端が湾曲している為、視点移動が少なくなることがメリットです。
つまり、目を動かす範囲が少なくて済むので、長時間ゲームをプレイしても、負担が減り疲れを感じにくくなります。
なるべく視点移動を少なくしたいと思って、小さいモニターを使用していた人にもおすすめしたい理由の一つです。
横幅が広く情報量が多く得られる
湾曲ゲーミングモニターは基本的に横幅が広く、その分、得られる情報量が多いことが最大のメリットです。
例えばゲームだと視野が広くなりますが、湾曲しているお陰で中央を見ていても、画面端が視界に入ってきます。
ですので、画面端でどんなことが起こっているのかが分かりやすくなり、ゲームを有利に進められるでしょう。
デメリット
勿論良いところばかりではないので、デメリットについても触れておきます。
考えられるデメリットは下記の通りです。
- 使用感には個人差がある
- 慣れるまで違和感があり時間がかかる
- 平面のモニターに比べてサイズが大きい
- 価格が高い
使用感には個人差がある
これには簡単な理由があって、人それぞれモニターまでの視点の距離、高さ等、ゲーミング環境が違うからです。
こればっかりは使ってみないと分からないところではありますので、「流行っているから」という理由だけで買うのはおすすめできません。
湾曲していること以外のスペック、例えばリフレッシュレートや応答速度などだけを求めるのであれば、平面モニターでも問題ないので、そちらも選択肢に入れておくと良いでしょう。
慣れるまで違和感があり時間がかかる
平面モニターからいきなり湾曲しているゲーミングモニターに替えると、今までと視点移動や見え方が変わるので、始めは違和感があるでしょう。
人によっては、慣れるまでは逆に疲れやすくなる可能性もありますが、一時的なものですので、使っていれば便利さに気づいてきます。
慣れるまでは、少しゲームや作業をする時間をセーブしながら徐々に慣れていけば問題ありません。
平面のモニターに比べてサイズが大きい
平面のモニターと比べると、モニターのインチ数がそこまで変わらなくても大きい商品が多いです。
その為、設置するには、ある程度のスペースが必要になり、デュアルモニターの環境などが作りにくくなります。
あらかじめ、サイズ感などを調べておき、今のゲーミング環境に設置できるかどうかも調べておくと良いかもしれません。
価格が高い
ほぼ同スペック・同インチのゲーミングモニターを比較すると、平面のモニターより湾曲モニターの方が価格が高い傾向にあります。
これでも当初、湾曲ゲーミングモニターが出始めた頃よりかは価格が下がってきていますが、まだまだ高いのが現実です。
予算に余裕があれば問題ありませんが、同時に他のゲーミングデバイスを揃えたいと考えているのであれば、コスパを考えて平面のゲーミングモニターも視野にいれておきましょう。
湾曲ゲーミングモニターおすすめ12選
【MSI】
湾曲ゲーミングモニター 24インチ Optix G241VC MN515
安価で購入できる湾曲ゲーミングモニターで、MSIの中でもエントリーモデルとされている商品です。
リフレッシュレートが75Hzとなっており、PS4やNintendo Switch、高fpsが出ないパソコンでゲームをプレイしている人にとっておすすめとなっています。
一方でスピーカーは無く、音声端子も無いので、パソコン以外で使用すると音声出力にコツが必要です。
【MSI】
Optix G24C4 ゲーミングモニター VA湾曲パネル
同じモデル内で23.6インチ(24インチ)~37.5インチまで選べ、且つ、解像度やリフレッシュレート違いを取り扱っている為、かなり幅広く選べる湾曲ゲーミングモニターです。
今回は一番小さいインチをチョイスしていますが、ゲーム用であれば問題ないサイズですし、リフレッシュレート144Hz、応答速度1msと充分すぎるスペックとなっています。
間違いなくコスパが良いので、ゲーミングモニターデビューにおすすめです。
【AOC】
ゲーミング液晶モニター C24G2/11
この価格帯でリフレッシュレート165Hzが出せるモニターは少なく、湾曲ゲーミングモニターという点においてコスパが良い商品です。
入力端子の豊富さと、最初から付属しているケーブルも多く、どの端子にも対応。
パソコンとコンシューマー機を同時に接続しようとしている人は、別途ケーブルを買い足す必要がありません。
そういった面でも親切で、サポートもパネル不良は1年、それ以外の保証は3年とかなり充実している点も安心できます。
【Dell】
S2422HG 23.6インチ 曲面 ゲーミングモニター
DELLのゲーミングモニターって意外だと思われがちですが、平面ゲーミングモニターと同様、かなりハイスペックで価格も押さえられています。
高さ調整に加え、傾きも調整可能なので、目線やプレイスタイルに合わせやすいことも特徴の一つです。
AMDのFreeSync Premiumという、鮮明で画面が途切れずにスムーズに描写してくれる助かる機能がついています。
【ASTEX】
WIS 27インチ ゲーミングモニター 曲面
画面サイズは大きめですが、上下左右の視野角が178度と、どこから見ても遜色なく見やすいゲーミングモニターです。
液晶周りのフレームが薄く、迫力のある映像を楽しめるとあって人気があり、複数枚並べてもモニター同士が綺麗に繋がったように見えるのでおすすめ。
ノングレア(非光沢)パネルなので、照明などの光の映り込みが非常に少なく、目の負担が減るのもメリットといえます。
【ASTON】
ゲーミングモニター 曲面モニター KA-F27CM
かなりフレームが薄いベゼルレスを採用した湾曲ゲーミングモニターです。
最大リフレッシュレートは165Hz、応答速度は1msとゲーミングモニターの中でもハイスペックとなっています。
また、ブルーライトカットの機能が搭載されており、長時間のゲームや作業に適していますし、眼精疲労に対する配慮が高いです。
【AOC】
ゲーミング モニター C27G2ZE/11
27インチの湾曲ゲーミングモニターで、リフレッシュレートは脅威の240Hz。
このスペックでこの価格帯はコスパ最強と言えるので、予算に余裕があればおすすめしたい商品です。
リフレッシュレートだけではなく、応答速度も0.5msと非常に速く、モニターサイズと湾曲ということで、どんな一瞬の動きにも反応しやすく、ゲームにおいて有利に立ち回れるでしょう。
【プリンストン】
ULTRA PLUS ゲーミングモニター 曲面ディスプレイ PTFGFA-24C
同スペックで平面モニターやインチ違いもあるので、選びやすい湾曲ゲーミングモニターです。
ゲームのジャンル別に最適化されているプリセットがいくつかあり、プレイするゲームに合わせて変更できるのが特徴的。
一方で応答速度は遅めなので、他との比較対象になるでしょう。
【Pixio】
PXC325 ディスプレイ ゲーミングモニター
1500Rの湾曲ゲーミングモニターで、32インチと大型ですが端まで見やすくなっています。
こちらはフルHD画質ですが、同モデルでWQHD画質の高解像度モデルも販売しているので、より綺麗な画質を楽しみたいのであれば、そちらもおすすめです。
大画面であり湾曲ということもあり、没入感は最高ですので、大きいモニターを探している人は選択肢に入れてもいいでしょう。
【ASUS】
TUF Gaming ゲーミングモニター VG27VQ
27インチの湾曲ゲーミングモニターの中でも人気が高い商品で、Amazonでも常にトップの方に位置づけされています。
高さ・上下左右に角度調整が可能で、視点を合わせたり配置場所に迷うことは無くなるでしょう。
165Hzのリフレッシュレートはゲーミングパソコン向けではありますが、最高画質設定でも遅延やブレを無くし、安定した描写を実現しています。
【LG】
ゲーミング モニター UltraGear 34GL750-B
少し趣向を変えて、ウルトラワイドモニターもご紹介します。
こちらも湾曲ゲーミングモニターで、かなり横長になっている為、得られる情報量が非常に多いのが特徴。
ただし、サイズも大きいので、120cm程度のデスクだと、これ1枚で埋まってしまうでしょう。
環境を整えるのが大変ですが、見合ったスペックをしていますし、臨場感も段違いです。
【HKC】
曲面スクリーン ゲーミングモニター TG34C3U
こちらもウルトラワイドモニターで、解像度は3440×1440と高解像度となっています。
端から端まで鮮明に描写され、且つリフレッシュレートも144Hzと充分すぎるスペック。
基本的には解像度があがるとリフレッシュレートは下がるのですが、この価格帯で解像度・リフレッシュレート共にハイスペックな点でコスパ最強とも言えます。
まとめ
ゲーミングモニターを買う上で、湾曲が良いのか平面が良いのか悩むところですが、結論としては「予算を抑えられる平面・臨場感や没入感の高い湾曲」といったところでしょうか。
同スペックで比較すると数千円変わってくるので、コスパや予算との相談になるでしょう。
ですが、湾曲ゲーミングモニターを使用してのゲームは別格ではあるので、レビューや口コミを参考にしながら選んでみてください。
湾曲ゲーミングモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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