ゲーミングヘッドセットの接続方法は主に2種類あり、有線と無線(ワイヤレス・Bluetooth)があります。
どちらにもメリット・デメリットがあり、実際に購入する際に悩んでしまいますよね。
選び方は人それぞれですが、悩みすぎて選べない場合は、いっそのこと両方とも使えるモデルを選んでみるのもいいでしょう。
そこで本記事では、有線無線両用のゲーミングヘッドセットについて解説し、おすすめ商品も紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 有線無線両用ゲーミングヘッドセットとは
- 2 有線無線両用ゲーミングヘッドセットを使うメリット
- 3 有線無線両用ゲーミングヘッドセットを使うデメリット
- 4 有線無線両用ゲーミングヘッドセットの選び方
- 5 有線無線両用ゲーミングヘッドセットおすすめ10選
- 5.1 【PHOINIKAS】 ゲーミングヘッドセット Q9S-P
- 5.2 【ソニー】PULSE 3D (CFI-ZWH1J)
- 5.3 【プリンストン】ULTRA PLUS UP-HS24WBK
- 5.4 【Razer】Barracuda X RZ04-03800100-R3M1
- 5.5 【Logicool G】ゲーミングヘッドセット G933s
- 5.6 【Razer】BlackShark V2 Pro RZ04-03220100-R3M1
- 5.7 【Corsair】VIRTUOSO RGB WIRELESS White CA-9011186-AP SP893
- 5.8 【SteelSeries】Arctis 7P 61467
- 5.9 【JBL】QUANTUM 800 JBLQUANTUM800BLK
- 5.10 【EPOS】H3PRO Hybrid 1000892
- 6 まとめ
有線無線両用ゲーミングヘッドセットとは
基本的にゲーミングヘッドセットは、有線もしくは無線どちらかで接続しますが、大抵は1つの接続方法にしか対応していません。
しかし、両用のゲーミングヘッドセットであれば、有線でも無線でも接続できるため、両方の良いとこ取りができます。
ゆっくりしたいときは無線、音を聴き逃したくないときは有線など、使い勝手が非常に良いのが特徴です。
有線無線両用ゲーミングヘッドセットを使うメリット
有線無線両用のゲーミングヘッドセットを使うメリットは多くありますが、主に下記の3点です。
- さまざまなデバイスで使いまわせる
- 遅延が気になる時に有線で対応できる
- あらゆる方法で音質改善ができる
さまざまなデバイスで使いまわせる
有線と無線どちらにも対応しているゲーミングヘッドセットであれば、幅広いデバイスで使いまわせます。
有線はUSBや3.5mm端子、無線はUSBドングルやBluetoothなので、それぞれの端子が接続できれば、問題なく使えます。
なので、パソコンをはじめ、複数のデバイスを持っていて、使うヘッドセットを1つにしたい人におすすめです。
遅延が気になる時に有線で対応できる
無線接続の場合、環境や商品によって遅延が発生することがあります。
音楽を聴いたり通話だけしているなど、遅延が影響しない場合は問題ありませんが、コンマ1秒を争うFPSなどのゲームでは、遅延は致命的です。
その際に、有線接続に変えることで遅延を無くせるため、両用のゲーミングヘッドセットが非常に便利。
無線で遅延が出てしまうことを懸念している人は、両用のモデルをおすすめします。
あらゆる方法で音質改善ができる
それぞれ専用のソフトやアプリがあれば、イコライザーを設定できるので、好みの音質に調整できますが、そのソフトがなければ音質を変えられません。
ですが、有線接続であれば、別売りのサウンドカードやミックスアンプのようなものを介すことで、改善できる場合があります。
注意しなければならないのは、他のデバイスを介す場合、有線接続じゃないと使えない点です。
無線接続では、専用ソフトが無い限り調整できないので気を付けましょう。
有線無線両用ゲーミングヘッドセットを使うデメリット
デメリットは少ないですが、考えられるのは下記のとおりです。
- 通常のゲーミングヘッドセットより価格が高い
- 有線に切り替えるのが面倒
通常のゲーミングヘッドセットより価格が高い
有線と無線の両方を兼ね揃えており、有線接続のための付属品も多いため、どうしても価格は高騰していきます。
ほとんどのモデルが1万円を超えてくるので、気軽に購入しづらいのが現状です。
ですが、価格に見合った性能を発揮してくれますので、有線と無線で悩んでいるのであれば、高くても買う価値はあります。
有線に切り替えるのが面倒
無線から有線に切り替える際に、ケーブルを繋いでデバイスにセットしなければならず、少し面倒です。
有線も無線もそれぞれの良さがあり、活かせる使い方が異なります。
思い切って、有線と無線をデバイスごとに分けてしまうのも一つの方法でしょう。
有線無線両用ゲーミングヘッドセットの選び方
有線無線両用のゲーミングヘッドセットを選ぶ際に、注目したいポイントは下記の通りです。
- 対応している端子
- 音響に関する性能
- ワイヤレスでの連続使用時間
対応している端子
有線での接続時に使用する端子をチェックしておきましょう。
ほとんどは3.5mm端子かUSB接続ですが、稀に2色端子もあり、対応していないデバイスには使えないので注意が必要です。
そのため、メインで使うデバイスに対応した端子を選ぶようにしましょう。
音響に関する性能
大口径のドライバーを使っていたり、5.1chや7.1chなどのサラウンドシステムを搭載しているなど、音響に関する性能に注目しておきましょう。
人によって低音の響きを重視したり、高音の抜け具合を重視するなど様々ですが、迷ったら平均的で聴こえの良いものを選ぶことをおすすめします。
音の聴こえ方や響き方は、口コミやレビューを参考にすると、よりイメージしやすいでしょう。
ワイヤレスでの連続使用時間
有線の時は気になりませんが、ワイヤレスで使う際にはバッテリー容量と、連続使用時間も注目するといいでしょう。
使っていない時にこまめに充電しておけば問題ありませんし、充電が切れたら有線に切り替えられるのもメリットなので、最重要ということではありません。
多くのモデルは5~8時間程度の連続使用が可能ですが、中には12時間以上にも対応しているモデルもあります。
ワイヤレスで使うことをメインに考えているのであれば、チェックしておきましょう。
有線無線両用ゲーミングヘッドセットおすすめ10選
【PHOINIKAS】
ゲーミングヘッドセット Q9S-P
取り外し可能な猫耳が可愛らしい、ゲーミングヘッドセットです。
安価ですが、大口径のオーディオドライバーを搭載しているので、低音から高音まで聴き取りやすくなっています。
パソコンでもBluetooth接続はできますが、ドングルは付属していないため、自身で別途用意する必要があります。
ですが、コンシューマー機やモバイルデバイスであれば、そのまま接続可能です。
【ソニー】
PULSE 3D (CFI-ZWH1J)
ソニーの純正品で、PS5向けに作られたゲーミングヘッドセットです。
3Dオーディオ向けに特殊なチューニングが施されており、上下左右の音を詳細に聴き分けられるようになっています。
また、PS5向けではありますが、パソコンや他のデバイスでも問題なく使えるため、使いまわしも便利。
大容量の内蔵バッテリーにより、約12時間の連続使用が可能になっているので、充電切れの心配も少ないです。
【プリンストン】
ULTRA PLUS UP-HS24WBK
ミドルスペックのゲーミングヘッドセットで、価格とスペックのバランスが非常に良い商品です。
7.1chバーチャルサラウンドに対応しており、専用のアプリを使うことで非常に細かく音質を設定できます。
イヤーパッドが2種類付属しており、柔らかい素材と蒸れにくいメッシュ生地から、好みのものを選んで簡単に交換できるようになっているのもポイント。
無線接続でも低遅延で、一瞬の物音も聴き逃しません。
【Razer】
Barracuda X RZ04-03800100-R3M1
4in1のハイブリットゲーミングヘッドセットです。
1万円台のゲーミングヘッドセットの中でも、群を抜いてコスパが良い商品。
特殊なドライバーにより低音から高音まで、周波数別に細かくチューニングしてあるので、どこを取っても聴きやすくなっています。
【Logicool G】
ゲーミングヘッドセット G933s
イヤーパッド・イヤーカップが大きく、ホールド感と密閉感の高いゲーミングヘッドセットです。
イヤーカップにコントローラーが付いており、音量などを手元でラクラク調整可能。
マイクも非常にスペックが高く、大口径のノイズキャンセリングマイクを採用しており、ゲーミングヘッドセットの中でもトップレベルでクリアな音質を実現しています。
【Razer】
BlackShark V2 Pro RZ04-03220100-R3M1
Razer特有のチタンドライバーを採用し、クオリティの高い音質を実現したゲーミングヘッドセットです。
非常に遮音性の高いイヤーカップで、物理的に周囲のノイズをカットしてくれるため、ゲームへの没入度が段違い。
また、Razerの最新機能を使うことで、非常に精度の高い立体音響を体感できるうえに、ゲーム内の状況を音によって把握しやすくなります。
【Corsair】
VIRTUOSO RGB WIRELESS White CA-9011186-AP SP893
ワイヤレス・USBでの有線接続・3.5mm端子での有線接続と、多くのデバイスに対応したゲーミングヘッドセットです。
内蔵された加速度計によって、ヘッドセットを置いただけで電源が自動的にオフになる仕組みとなっており、そのまま装着すれば瞬時にオンに。
外側に施されたRGBライティングもカッコよく、カラーも細かく設定できます。
サイズは大きめですが軽量アルミニウムを使っているので、付け心地は軽く、疲れにくくなっています。
【SteelSeries】
Arctis 7P 61467
こちらもPS5向けに開発されたモデルですが、USB-Cドングルを接続できるデバイスであれば、パソコン以外にも使用可能です。
Discordの認定を受けている収納式マイクを搭載しており、ノイズキャンセリング機能も非常に精度が高くなっています。
なんといっても注目ポイントは、そのバッテリー容量で、驚愕の24時間ノンストップでワイヤレス使用が可能です。
【JBL】
QUANTUM 800 JBLQUANTUM800BLK
ゲーミングに最適化されたアクティブノイズキャンセリングに加え、ぶ厚いイヤーパッドによる遮音性で、ゲーム内の音を聴き逃さない仕組みになっています。
水平方向のサウンドは内蔵されたドライバーから、頭上など3D的な音はバーチャルサラウンドで補うことで、周囲の音を正確に拾ってくれます。
もともと低音寄りではありますが、専用のアプリを使うことで更に低音を強くしたり、高音を伸ばしたり、自分好みの音に調整可能です。
【EPOS】
H3PRO Hybrid 1000892
音質・スペック、どれを取っても最高峰のゲーミングヘッドセットです。
有線接続とBluetooth接続を同時にオーディオをミキシングできるモデルは非常に少なく、そのうちのひとつが、この商品。
蒸れやすい箇所にメッシュを採用しており、快適度も非常に高いです。
マイクアームは着脱式になっているので、ボイスチャットをしない時は外しておくと、普通のヘッドホンとしても使えます。
まとめ
有線と無線どちらも使えるモデルは徐々に増えてきており、選びやすくなってきました。
どちらも使えると、いざという時に取り回しがラクなので、有線と無線どっちを買おうか悩んでいるなら、どちらでも使えるタイプを買うのもアリかもしれませんね。
有線無線両用ゲーミングヘッドセットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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