近年、ノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンが増えてきていますが、ゲーミングイヤホンにも搭載されているモデルがあります。
パソコンにだけでなく、PS5やスマホ等にも使いやすい商品が多く、一つあるととても便利です。
今回は、ノイズキャンセリング機能が付いているゲーミングイヤホンについてのメリットやデメリット、選び方なども解説しながら、おすすめ商品を紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホンを使うメリット・デメリット
- 2 ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホンを選ぶ際のポイント
- 3 ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホンおすすめ10選
- 3.1 【Kasato】Soundmaster Pro V1 マイク付きゲーミングイヤホン グリーン KST-SM-PV1
- 3.2 【final】VR3000 for Gaming FI-VR3DPLMB
- 3.3 【Razer】Hammerhead True Wireless ワイヤレスイヤホン ゲーミングイヤホン RZ12-02970100-R3A1
- 3.4 【ソニー】ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット MDR-EX31BN MDR-EX31BN B
- 3.5 【ASUS】ゲーミングイヤホン ROG Cetra II ROGCETRA2
- 3.6 【Edifier】GX07 ゲーミングイヤホン
- 3.7 【Chnrong】G28 ゲーミングイヤホン 503358-CS-0-UK
- 3.8 【Bose】QuietControl 30 761448-0010
- 3.9 【Bose】QuietComfort 20 SM BK
- 3.10 【Razer】Hammerhead USB-C ゲーミングイヤホン RZ12-02780100-R3M1
- 4 まとめ
ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホンを使うメリット・デメリット
ノイズキャンセリング機能が搭載されているゲーミングイヤホンを使うことで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
一方で、デメリットもある為、こちらも紹介します。
メリット
ノイズキャンセリングが付いているゲーミングイヤホンのメリットは下記の3点が挙げられます。
- 遮音性の高さとゲームへの没入感が上がる
- ゲーム内の環境音が聴き取りやすい
- ゲームだけではなく普段使いにも便利
遮音性の高さとゲームへの没入感が上がる
基本的にノイズキャンセリング機能が搭載されているのは、カナル型のゲーミングイヤホンです。
カナル型というだけでも遮音性が高いのですが、ノイズキャンセリング機能があると更に遮音性が高くなり、室内であれば外部音が殆ど聴こえなくなります。
その為、より一層ゲームへの没入感も上がります。
ゲーム内の環境音が聴き取りやすい
周囲の音が殆ど遮られる為、設定次第ではゲーム内の環境音が非常に聴き取りやすくなります。
特に足音や環境音が大事な情報になるFPSやTPSゲームにおいて非常に有利に働く為、予算に余裕があれば選びたい機能です。
ゲームだけではなく普段使いにも便利
ゲーム以外でもノイズキャンセリング機能付きのゲーミングイヤホンは大活躍です。
例えば、勉強や仕事で集中したい時などに付けておくだけでも、耳栓代わりになりますし、歌詞が無い作業用BGMを流しておくと、より集中力もアップします。
1つあるだけで、ゲームからスマホまで対応できるため、金銭面での節約にもなる為、便利です。
デメリット
一方で、ノイズキャンセリング機能が付いていることで考えられるデメリットは下記の4点です。
- インターホンや誰かに呼ばれても気づきにくい
- 種類が少ない
- ノイズキャンセリング機能搭載モデルは高価
- ワイヤレスイヤホンに多いため遅延が気になる可能性がある
インターホンや誰かに呼ばれても気づきにくい
遮音性が非常に高いので、ノイズキャンセリング機能付きゲーミングイヤホンをしたまま話しかけられたり、インターホンなどの呼び出し音に全く気付かないことが多々あります。
また、外で付けるとなると思いのほか車が近づいてくる音などが聴こえづらいので、気を付けましょう。
種類が少ない
まず、ノイズキャンセリングは屋外で使用することが想定されている機能の為、ゲーミングイヤホンに搭載されているものが少なく、選びづらいことがデメリットとして挙げられます。
ですので、無理に選ばず、カナル型で遮音性が高い商品を選ぶことも視野に入れておくといいでしょう。
ノイズキャンセリング機能搭載モデルは高価
格安ゲーミングイヤホンにはノイズキャンセリング機能付きは無く、どうしても欲しい場合は高価な買い物になることになります。
勿論、価格が高くなればゲーミングイヤホンとしての性能も上がっていきますので、予算に余裕があれば選択肢に入れてみるとゲームのパフォーマンスが向上するでしょう。
ワイヤレスイヤホンに多いため遅延が気になる可能性がある
ノイズキャンセリング機能が付いているイヤホンで有名な商品といえば、「AirPods Pro」が頭に思い浮かびます。
しかし、AirPods Proはゲーミングイヤホンでは無い為、遅延が発生してしまいます。
ゲーミングイヤホンにもワイヤレスイヤホンがあり、ノイズキャンセリング機能付きのモデルがあります。
ですが、使用環境によっては遅延が気になることがあり、FPSやTPSゲームにとっては遅延は致命的でしょう。
ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホンを選ぶ際のポイント
実際に商品を購入する際に重要なポイントを2点挙げます。
- 有線接続かワイヤレス接続か
- しっかりイヤホンにノイズキャンセリング機能が付いているかどうか
有線接続かワイヤレス接続か
まず一番に確認しておきたいポイントで、有線接続の場合はイヤホンジャックに挿せば問題なく使えます。
しかし、ワイヤレス接続となると、パソコン側に受信機が無いと絶対に使用できない為、事前に自分のパソコンがワイヤレス接続が可能かどうかを確認しましょう。
イヤホンのワイヤレス接続は基本的にBluetooth接続が多い為、もしパソコンにBluetoothを受信する機能が付いていない場合は、別途USBに挿すタイプのBluetooth受信機を購入しなければなりません。
しっかりイヤホンにノイズキャンセリング機能が付いているかどうか
商品名や説明文に「ノイズキャンセリング」と書いてあっても、それがマイク付きである場合、マイクにノイズキャンセリング機能が搭載されている可能性もあります。
マイクの音質は良くなりますが、イヤホンにはノイズキャンセリング機能が付いていないことも考えられるので、購入前には注意しましょう。
ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホンおすすめ10選
【Kasato】
Soundmaster Pro V1 マイク付きゲーミングイヤホン グリーン KST-SM-PV1
コスパの良いゲーミングイヤホンで、100%ではありませんが95%以上のノイズをカットしてくれます。
ゲーミングイヤホンとしての性能も高いのですが、インラインマイクが付いている為、衣類に擦れる音がマイクに乗りやすいので注意が必要です。
アルミニウム製で高級感もあり、ゲーミングイヤホンデビューにおすすめできる商品といえます。
【final】
VR3000 for Gaming FI-VR3DPLMB
有線接続で安定感のあるノイズキャンセリング機能搭載ゲーミングイヤホンです。
しっかりと音の方向が分かる定位感も搭載されており、ゲームでの使用に特化したイヤホンといえます。
見た目もシンプルで、外で使っていても違和感がない為、普段使いと併用しても便利かもしれません。
【Razer】
Hammerhead True Wireless ワイヤレスイヤホン ゲーミングイヤホン RZ12-02970100-R3A1
Razerの中では珍しいワイヤレスイヤホンで、人気モデルであるHammerheadの性能をそのまま活かしているのでゲーミングイヤホンとして問題なく使えます。
Bluetooth接続ですのでNintendo Switchやスマホでも使用できる為、とても便利でコスパ最強の商品です。
この他にサウンドを強化したものや、RGBライティングに対応したモデルもありますので、好みで選ぶといいでしょう。
【ソニー】
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット MDR-EX31BN MDR-EX31BN B
マイク付きノイズキャンセリングイヤホンで、大々的にゲーミングイヤホンと謳っていませんが、性能はお墨付き。
マルチペアリングにも対応しており、瞬時に様々なデバイスと切り替えられるのがとても便利です。
カラーはブラック・ホワイト・レッドの3種類で、他のゲーミングデバイスに合わせてカラーを選ぶと統一感もあっておすすめです。
【ASUS】
ゲーミングイヤホン ROG Cetra II ROGCETRA2
アクティブノイズキャンセル機能が付いたゲーミングイヤホンですが、珍しいUSB-C接続である点には注意が必要です。
USB-Cが搭載されているパソコンやandroid端末であれば問題なく使用できますが、iPhoneユーザーは変換機を別途準備する必要があります。
性能はピカイチで、アルミニウム製の軽量ボディは長時間プレイの邪魔にならず快適です。
【Edifier】
GX07 ゲーミングイヤホン
完全ワイヤレスのゲーミングイヤホンで、ゲームモードと音楽モードが搭載されている点が特徴です。
ゲームモードは超低遅延と強力なノイズキャンセリングがウリとなっており、完全ワイヤレスである為、操作の邪魔にもなりません。
さり気なくRGBライティングにも対応していますが、自分では見えないので、あまり意味は無さそうです。
【Chnrong】
G28 ゲーミングイヤホン 503358-CS-0-UK
曲げ伸ばしが自由自在な取り外し可能マイク付きゲーミングイヤホンです。
軽量ですが、イヤーウィングのお陰でホールド感も高くズレにくいのでゲーム中に邪魔になりにくい点が嬉しいですね。
価格が高いですがマイクの音質も良く、わざわざマイクを用意する必要が無いので、イヤホンに予算を充てられます。
【Bose】
QuietControl 30 761448-0010
首に引っかけるタイプのワイヤレスイヤホンです。
音質自体はとても良く問題ありませんが、マイク性能は低いので別途マイクを用意した方がいいでしょう。
首の後ろに引っかけるタイプが苦手だと、鬱陶しく感じるかもしれません。
並行輸入品の為、若干入手しづらいのがデメリットとして挙げられますが、それでも手に入れたいと感じられるイヤホンです。
【Bose】
QuietComfort 20 SM BK
周囲の音を取り入れる(ノイズキャンセリングをオフにできる)機能を手元でコントロール可能なイヤホンで、プロゲーマーやストリーマーも多く使用しているモデルです。
もしスマホと併用したい場合は、購入時に「Appleデバイス用」か「Samsung and androidデバイス用」のどちらかを選ぶことになるので注意しましょう。
【Razer】
Hammerhead USB-C ゲーミングイヤホン RZ12-02780100-R3M1
Razerの中でもフラッグシップモデルといえるゲーミングイヤホンで、性能面では申し分無く安心しておすすめできます。
一か所注意しておきたいのは、インラインマイク付きですので、マイクは別途用意したほうが使いやすいでしょう。
3.5mmプラグのモデルも用意されており、そちらは1万円前後とお手頃ですが、ノイズキャンセルが付いていないので、購入時は間違えないように注意が必要です。
まとめ
厳密に「ゲーミングイヤホン」と謳われていない商品も紹介しておりますが、ゲームモードがあったりするモデルなので問題なく使用できます。
有線接続のモデルのほうが遅延が無く安定感があって使いやすいですし、ワイヤレス接続は通勤・通学や運動の際にも使えて便利です。
自分の使用環境や好みに合わせて選ぶといいでしょう。
ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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