ゲームの音を聴くのに必須なデバイスといえば、ヘッドホンかイヤホンですが、普段どちらを使っていますか?
どちらでも問題は無いのですが、ゲーミング用か、普段用かで全然性能が違い、勿論ゲームをするのであればゲーミング用を使用するのが最適です。
今回は、特に最近人気が出てきているゲーミングイヤホンについての解説と、コスパ最強で安いおすすめのゲーミングイヤホンも紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 ゲーミングイヤホンとは
- 2 ゲーミングイヤホンは高い安いで何が変わる?
- 3 ゲーミングイヤホンの相場価格!安い・コスパが良いの基準は?
- 4 ゲーミングイヤホンを選ぶ際のポイント
- 5 コスパ最強の安いゲーミングイヤホンおすすめ12選
- 5.1 【JBL】QUANTUM 50 ゲーミングイヤホン JBLQUANTUM50BLK
- 5.2 【Plextone】ゲーミングイヤホン Green G30
- 5.3 【エレコム】ゲーミングヘッドセット イヤホン ARMA HS-ARMA30EBK
- 5.4 【ZAPEST】 ゲーミングイヤホン MEZ‐01
- 5.5 【TURTLE BEACH】BATTLEBUDS ホワイト ゲーミングイヤホン TBS-4003-01
- 5.6 【MSI】Immerse GH10 ゲーミングイヤホン SP819
- 5.7 【SteelSeries】ゲーミングイヤホン 61650
- 5.8 【ROCCAT】Aluma-Premium Performance ROC-14-210-AS
- 5.9 【HyperX】Cloud Earbuds ゲーミングイヤホン HX-HSCEB-RD
- 5.10 【Razer】Hammerhead Pro V2 マイク付きゲーミングイヤホン RZ04-01730100-R3A1
- 5.11 【Logicool G】G333-BK ゲーミングイヤホン ブラック
- 5.12 【Kasato】Soundmaster Pro V1 マイク付きゲーミングイヤホン
- 6 まとめ
ゲーミングイヤホンとは
ゲーミングイヤホンとは、よりゲームの中の環境音などを聴き取りやすくすることに特化したイヤホンで、FPS/TPSゲームなどの敵と戦うゲームにおいては特に音が重要な情報になります。
実際はそんなに通常のイヤホンと差はありませんが、足音などの環境音を聴き取りやすくするために低音域が強く聴こえる性質があります。
その為、音楽を聴くことにはあまり向いていません。
好みにはなりますが、特にメガネを掛ける人にはゲーミングイヤホンをおすすめします。
理由は、メガネを掛けていても、耳の上やこめかみの辺りが痛くなりづらく、快適にプレイできるからです。
結構ストレスになるので、現在ヘッドホン等を使用していて痛みに悩んでいるのであれば、ゲーミングイヤホンに替えてみるといいでしょう。
ゲーミングイヤホンは高い安いで何が変わる?
ゲーミングイヤホンの金額において、性能面で何が変わるかというと、主に下記の点が挙げられます。
- 音質
- ドライバーユニット
- ノイズキャンセリング機能があるか
音質については、主にプレイするゲームに合わせて購入するのが一番ですが、実際に聴いてみないと判断しづらいです。
しかし、イヤホン内部に搭載されているドライバーユニットについて少しでも情報があれば、大体どんな音を出してくれるのかが分かります。
そのドライバーユニットによって音質が左右される為、金額に差が出ることが多いです。
また、ノイズキャンセリング機能が付いていると、だいたい高価になりますが、無くても問題はないでしょう。
格安のゲーミングイヤホンを探している人にとっては、ノイズキャンセリング機能付きは選択肢から外れるかもしれません。
ゲーミングイヤホンの相場価格!安い・コスパが良いの基準は?
ゲーミングイヤホンで激安となると2,000円~3,000円程、格安でコスパが良い商品だと4,000円~6,000円程が予算になるかと思います。
ゲーミングイヤホンを選ぶポイントにもよりますが、マイクが必要なのか、音質にこだわるのか、有線なのか無線なのかによっても違ってくるので断言は難しいです。
しかし、そこまで予算を割かなくても、ある程度のポテンシャルを持ったゲーミングイヤホンは多数あります。
ですので、まずは安い商品から買ってみて、ヘッドホンよりゲーミングイヤホンの方が好きだなと思ったら高価なモデルを購入してみるのもいいでしょう。
ゲーミングイヤホンを選ぶ際のポイント
ゲーミングイヤホンを選ぶ際に重要なポイントは下記の通りです。
- 有線か無線か
- 遮音性と装着感
- 音質・ドライバーユニット
- 音の定位感
- マイクの有無
有線か無線か
まず選ぶべき点は接続方法で、ゲーミングイヤホンにおいては圧倒的に有線接続が多いです。
ワイヤレス接続も低遅延や、殆ど遅延が無いモデルもありますが、激安または、かなりの格安でゲーミングイヤホンを選ぶのであれば有線接続を絶対におすすめします。
音が大事な情報になるゲームにおいて遅延は致命的ですので、遅延の無い有線接続を選びましょう。
遮音性と装着感
イヤホンには「開放型(インナーイヤー)」と「カナル型」があり、より遮音性と装着感があるのはカナル型です。
カナル型は、音漏れや周囲の音を拾いにくい形状になっており、ゲーム音を聴き取りやすい特徴があります。
更に、ノイズキャンセリング機能があると、より一層遮音性が高まるのでおすすめですが、格安なゲーミングイヤホンには付いていないことが殆どですので、選びづらいかもしれません。
音質・ドライバーユニット
音質に関係するのがドライバーユニットで、3種類あります。
- ダイナミック型
- バランスド・アーマチュア型
- ハイブリット型
安価で多くのゲーミングイヤホンに使われているのがダイナミック型となっており、重低音に強いことが特徴です。
バランスド・アーマチュア型はダイナミック型と比べて聴こえてる音域が狭いのが特徴であり弱点ですが、小型な為、いくつもユニットを内蔵することが可能。
その為、低音域~高音域までカバーできますが、内蔵されているユニットが多ければその分、価格も高くなります。
ハイブリット型はその名の通り、二つのユニットのいいとこ取りをしているモデルで、格安のゲーミングイヤホンには搭載されていることは殆どありません。
音の定位感
定位感とは、音が左右どちらから聴こえているのか以外にも、距離感(近いのか遠いのか)が把握できるようになる機能の事で、FPSやTPS等の対人ゲームにおいて最重要とされています。
音を空間で把握しやすい為、敵がどの位置で撃ってきているか、近づいてきているか等が非常に分かりやすくなるメリットがあります。
また、サウンドカードやミックスアンプを追加することで、更に聴き取りやすくすることも可能です。
マイクの有無
基本的にゲーミングイヤホンにはマイクが付いていることが多いのですが、無くても問題ありません。
激安あるいは格安のゲーミングイヤホンに付いているマイクは音質が悪く、相手にとっては聴こえづらくなるでしょう。
また、口元まで伸びるタイプのマイクと、コード上にマイクと2種類あり、コード上にマイクがあると衣類に擦れて、その音が相手に聴こえることがあります。
ですので、USBタイプのマイクを別途用意することを強くおすすめします。
コスパ最強の安いゲーミングイヤホンおすすめ12選
【JBL】
QUANTUM 50 ゲーミングイヤホン JBLQUANTUM50BLK
有名な音響メーカーから販売されているゲーミングイヤホンで、エントリーモデルとなっています。
一般的なイヤホンと比べると低音域は聴こえやすいですが、それでも若干他のゲーミングイヤホンと比べると弱いですが、コスパの良さが魅力です。
ホワイトも用意されているので、好みに応じて選べる点も嬉しいですね。
【Plextone】
ゲーミングイヤホン Green G30
かなり軽量のモデルで、マイクも取り外し可能なタイプとなっており、使わない場合や別のマイクを使用する際は外せる点が便利です。
カナル型と、若干のノイズキャンセリング機能が付いており、遮音性は高く、よりゲーム音を聴こえやすくしてくれます。
3,000円を切る激安の価格帯の中でも音質は良く、使い勝手の良いゲーミングイヤホンで、おすすめです。
【エレコム】
ゲーミングヘッドセット イヤホン ARMA HS-ARMA30EBK
ゲーミングに特化したチューニングが施されたダイナミックドライバーを搭載しており、低音域だけでなく高音域も聴き取りやすくなっています。
良くも悪くも、フラットな印象のある音質で、別途オーディオミキサーやミックスアンプを使うと、より様々な音を聴き分けられるようになるゲーミングイヤホンです。
【ZAPEST】
ゲーミングイヤホン MEZ‐01
日本ブランドであるZAPESTのエントリーモデルのゲーミングイヤホンとなっています。
こちらも付属のマイクは取り外し可能で、手元にあるコントローラーで音量調整やミュートもできるため、とても便利です。
音質は銃声やプレイヤーの声が聴こえやすい中・高音寄りですが、低音も響くドライバーが搭載されているので、バランスが良いイヤホンと言えます。
【TURTLE BEACH】
BATTLEBUDS ホワイト ゲーミングイヤホン TBS-4003-01
珍しいホワイト×ブルーのゲーミングイヤホンで、ブラックも用意されています。
格安な価格帯の中ではトップクラスで声をクリアに拾ってくれる高感度マイクがあり、そのままマイクを使う人にはおすすめできる商品です。
音質はフラットに近いですが若干高音寄りで、足音は聴こえづらいかもしれません。
一方で、通話や銃声音などは聴き取りやすいタイプとなっています。
【MSI】
Immerse GH10 ゲーミングイヤホン SP819
絡まりにくく長いケーブルを採用したMSIのゲーミングイヤホンです。
しっかりとした低音・中音で、足音が聴き取りやすいドライバーユニットを搭載しており、コスパの良さを感じます。
一方で、マイクは若干短めとなっており、その分集音性が高く、他の音も拾いやすくなっています。
【SteelSeries】
ゲーミングイヤホン 61650
珍しい耳掛け&カナル型ゲーミングイヤホンで、かなりの軽量化が施されています。
耳の内側だけではなく、全体で支える為、重さや疲労を感じにくくなっており、装着感が抜群に良い商品です。
音質はクリアで、どちらかというと低音には弱くなっていますが、十分足音は聴こえますので、問題ありません。
【ROCCAT】
Aluma-Premium Performance ROC-14-210-AS
フラットタイプで細めのケーブルで絡まりづらく快適なゲーミングイヤホンで、コスパが良く耐久性の高い商品で人気があります。
手元に付いているコントローラーでミュートが可能ですが、押している間のみ有効となる為、若干使いづらさがあります。
全体的にクリアな音質になっており、低音域の他に高音域も強く聴こえてくれる為、ゲーム以外の使用にも対応可能です。
【HyperX】
Cloud Earbuds ゲーミングイヤホン HX-HSCEB-RD
HyperXから販売されているインラインマイク付きモデルのゲーミングイヤホンです。
カラーはレッド以外にイエローもあり、他のゲーミングデバイスに合わせてチョイスできますが、どちらも明るい色ですので、好みは分かれるかもしれません。
インラインマイクですが、先述した通り衣類などに擦れてノイズが相手に聴こえやすいというデメリットもありますので、別途マイクを用意するのも良いでしょう。
【Razer】
Hammerhead Pro V2 マイク付きゲーミングイヤホン RZ04-01730100-R3A1
Razerの中でも格安のゲーミングイヤホンで、こちらは旧モデルとなっています。
新しいHammerhead Duo というモデルになると価格は倍になりますが性能も向上しています。
現在はエントリーモデルとして扱われているHammerhead Pro V2ですが、コスパ最強のゲーミングイヤホンですので強くおすすめできる商品です。
【Logicool G】
G333-BK ゲーミングイヤホン ブラック
こちらも有名デバイスメーカーであるロジクールから、エントリーモデルのゲーミングイヤホンを紹介します。
カラーはロジクールらしいブラック×ブルーで、他にもホワイト×ブルーなどがあり、中でも珍しいのはパープル×イエローと奇抜なカラーもあります。
格安ラインギリギリではありますが、こちらもコスパ最強・有名メーカーという安心感もあり、人気のあるモデルです。
【Kasato】
Soundmaster Pro V1 マイク付きゲーミングイヤホン
様々なデバイスに対応したゲーミングイヤホンで、耳の内側に引っかかる突起があり、イヤホンのズレを抑えてくれる役割を果たしています。
音質も立体感があり、定位感にも優れているため、空間的に状況を把握しやすくなっています。
少し価格としては高めになっていますが、その分の性能を遺憾なく発揮してくれる最高のゲーミングイヤホンです。
まとめ
今回は1万円以下、特に2,000円台~6,000円台の激安・格安ゲーミングイヤホンにスポットを当てて紹介しました。
ゲーミングイヤホンデビューにピッタリな商品ばかりですし、何より重くないというのが最大のメリットですので、この記事を見てゲーミングイヤホンに興味を持っていただけたら幸いです。
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