夜釣りでは多くの魚が活発になり、特にルアーだとメインの時間帯になることも多いですよね。
夜は安全確保により一層の注意が必要で、昼に比べて自分の存在のアピールが重要になるため、フラッシャーライトは用意したいアイテムです。
夜釣りでの安全確保に有効なアイテムですが、実は選ぶ際や使用には注意点もあります。
そこで今回は、釣り用のフラッシャーライトについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
フラッシャーライトとは
フラッシャーライトとは、物を照らすためのライトではなく、自分の存在をアピールするためのライトのことです。
夜釣りでは周りから自分の存在が気付かれにくいため、トラブルになることもありますよね。
フラッシャーライトを身に着けて点灯しておくことで、光で周囲に自分の存在をアピールし、トラブルを未然に防ぐことができます。
特に夜にウェーディングの釣りをする場合は、必須アイテムと言ってもいいでしょう。
釣り用に作られたものもいくつかありますが、夜間作業用、ランニング用などに作られたものを使用することも可能です。
釣り用フラッシャーライトを使うメリット
フラッシャーライトは夜釣りでの安全確保のために有効なアイテムで、必須アイテムとも言っていいでしょう。
具体的には、使用することで以下のようなメリットを得ることができます。
周囲への存在アピール
夜釣りでは周りから気付かれにくいですし、ウェーディングする場合はなおさらでしょう。
存在に気付いてもらえないと、他者のルアーやオモリがぶつかるトラブルや、車がギリギリまで気付いてくれなこともあります。
フラッシャーライトで自分の存在をアピールしておけば、そういったトラブルのリスクを軽減することができますね。
万が一のときの安全確保
フラッシャーライトはトラブル予防だけでなく、トラブルが起こった時にも役立つアイテムです。
例えばウェーディングしていて流されたり、落水して救助を待つシチュエーションのとき、居場所が分からなければ救助に時間がかかります。
フラッシャーライトを点灯させておけば発見されやすいですし、SOS点灯機能付きであれば、通報できないときも救助を要請できます。
コンパクトでバッテリーが長寿命
周囲への存在アピールと言う点では、ヘッドライトや、代用のライトなどでも問題ないでしょう。
ただ釣っている間に邪魔になってしまうこともありますし、バッテリー寿命が常時点灯に適していないものもあります。
釣り用のフラッシャーライトであればその点はクリアされているので、快適に安心して釣りを楽しむことができます。
荷物に取り付けておくのもおすすめ
特におかっぱりの釣りの場合、バッカン等を持ち歩くことも多いかと思いますが、暗闇だと見失ってしまうこともありますよね。
フラッシャーライトを取り付けておけば、荷物から離れても置いた位置がすぐにわかるメリットがあります。
他の釣り人からも気付かれやすくなるので、踏まれてしまうリスクが少なくなりますね。
釣り用フラッシャーライトを使うデメリット
フラッシャーライトは安全装備なのでぜひ用意してほしいアイテムですが、使用するとき少し注意するべきポイントがあります。
使わない理由になるものではありませんが、選ぶ際は以下のようなデメリットが少ないものを選ぶといいでしょう。
充電等の管理が面倒
フラッシャーライトは長時間の点灯に適した作りですが、充電式や電池式のものが多いので、電池の管理が必要です。
また海水域でのウェーディングの場合、塩害のリスクもあるため、使用後は汚れを取す必要もあります。
これらを怠ると使おうとしたときに動作しなくなることがあるので、こまめな管理はやや面倒に感じることもあるでしょう。
釣り専用に作られたものが少ない
フラッシャーライトは夜釣りに有効なものではありますが、釣り用に作られたものはあまりないのが現状です。
もちろんかならずしも釣り専用でなくても使えますが、サイズや操作性などを求めると、なかなか適したものが見つからない場合も多いです。
釣具店でも種類はあまりないので、通販で幅広く探したほうがおすすめです。
ランガンだと少し邪魔に感じることも
フラッシャーライトは、Dカンなどに取り付けるものがほとんどです。
このため、頻繁に釣り歩くスタイルだとバシバシと体を叩かれる感覚があって、少なからずストレスになることがあります。
これはなるべくコンパクトで軽いものを選んだり、取り付け方法を工夫するなどすれば、ある程度軽減することができます。
釣り用フラッシャーライトの選び方
フラッシャーライトは釣り用以外から流用することも多いので、フィッシングシーンに適したものを選ぶ必要があります。
具体的には、以下のようなポイントをチェックして購入しましょう。
防水性
釣り場での使用を想定すると、まず必須になるのが防水性です。
ウェーディングでの釣りはもちろん、おかっぱりでも雨や水しぶきで濡れるシチュエーションは多々あるでしょう。
内部の部品は水濡れはもちろん塩害に弱いので、防水性のないライトを使用すると、すぐに故障してしまいます。
ウェーディングでの釣りには十分な防水性が必須ですし、おかっぱりでも最低限の防滴性のあるものを選ぶのがおすすめです。
バッテリー寿命(連続点灯時間)
フラッシャーライトは、釣り場にいる間は常に点灯しておくべきものなので、十分なバッテリー寿命があるものを用意しましょう。
フラッシャーライトにはバッテリーが充電式、乾電池式の2種類ありますが、一般的にはバッテリー式のほうが連続使用時間は長いです。
ただし充電がなくなった時すぐに使えないので、電池式なら予備電池を持ち歩いたり、コンビニなどで確保できるメリットもあります。
なお、充電式、乾電池式ともにニッケル水素バッテリーを使用する場合、寒いとバッテリー寿命が落ちるので注意しましょう。
邪魔にならないもの(サイズ・重さ・取り付け方法)
特に代用品を使用する場合に注意したいのが、取り付けた時に釣りの邪魔にならない作りのものを選ぶことです。
サイズが小さく軽いものがおすすめですが、それ以上にチェックしたいのが取り付け方法です。
ライフジャケットなどにはDカンが付いているものも多いですし、ベルトループにも取り付けられるので、カラビナ式が便利です。
しかし固定は出来ないので、動くときにぶらぶらして邪魔になることもあるでしょう。
クリップ式も付け外しが楽なメリットがありますが、不意に外れるリスクもあります。
一部ベルトに固定できるタイプもあり、比較的邪魔にならないのでおすすめです。
SOS機能について
フラッシャーライトには、緊急時のためにライトの点滅でSOS信号を発せるものがあります。
落水や流されてしまった際にはありがたい機能ですが、使用には注意が必要です。
不要な時にSOS信号を発してしまうと、船舶などからトラブルと勘違いされ、海上保安庁等に通報されてしまうことがあるからです。
切り替えができるものは、不要な時にSOSモードを使用しないよう注意し、SOS発光しかできないものは、緊急時のみ使用するようにしましょう。
釣り用フラッシャーライトおすすめ10選
上記したポイントを踏まえて、釣り用におすすめのフラッシャーライトをご紹介します。
釣りでの使用を想定したモデルはもちろん。釣りに使える代用品もピックアップしたので、ぜひチェックしてくださいね。
【ハピソン】
バックマーカー(YF-260)
釣り用のライト類を幅広く手掛ける、ハピソンのフラッシャーライトです。
コンパクトなボディで釣っている間邪魔にならず、取り付けもDカンやベルト幅広く選べて利便性も高い設計になっています。
IPX5相当の防水性に、電池寿命約50時間と、釣り用のフラッシャーライトとして十分な性能を持ったおすすめ商品です。
【ZEXUS】
LEDライト(ZX-135)
釣り用品も多数展開している冨士灯器が発売する商品で、釣り場での使用を想定してIPX7相当の防水機能を備えています。
コンパクトな懐中電灯のようなデザインで、カラビナでDカンやベルトループに取り付けでき、点滅時は光の色も4色から選べます。
白色ライトは常時点灯も可能なので、ちょっとしたときに手元を照らすことができるのも便利ですね。
【ルミカ】
Xtrada X8 マルチライト(A21047)
ケミホタルでおなじみのルミカが発売する、マルチに使える便利なライトです。
赤色LEDの常時点灯で60時間連続点灯可能で、120ルーメンの白色ライトや、蓄光ルアーに使えるUVライトまで付いています。
やや大き目なのが玉に瑕ですが、手元においておける釣り用ライトとしてはこれ以上ないアイテムと言えるでしょう。
【ELPA】
LEDマーカーライト(DOP-MK02)
軽量柔軟な作りで、コスパにも優れたフラッシャーライトです。
価格は安いですが発光面が広く取られているので視認性が良く、軽量で柔らかな素材なので動きの邪魔もしにくくなっています。
長くて水に浸かりやすく、生活防水なのでおかっぱりでの使用に限られますが、アピール力が高く安全性は確保しやすいのでおすすめです。
【OLIGHT】
Gober Kit ウォーキングライト
アウトドア全般に幅広く使用できる、オリジナル設計のフラッシャーライトです。
USB充電式で繰り返し使用でき、2個のライトが2つにまとまった作りなので、ひとつ外して荷物のところに置いておくような使い方も可能です。
常時点灯、フラッシュモード、RGB変色モード、SOSモードの4パターン切り替え可能で、マルチに使用できます。
【OLIGHT】
Gober 安全ライト
コンパクトで取り付け場所を選ばずに使用できる、充電式のフラッシャーライトです。
点灯は常時点灯、フラッシュモード、RGB変色モード、SOSモードの4パターンで、1時間半の充電で28時間の連続使用できます。
IPX4防水なので、主におかっぱりでの釣りや、荷物に付けるマーカーとしての使用がおすすめです。
【Lepro】
ヘッドライト(PR320016-a)
釣での使用も視野に入れたアウトドア仕様のヘッドライトで、フラッシャーライトとしても使える2in1設計の商品です。
ヘッドライトとしてはもちろん、長時間点灯可能な赤色LEDの点滅モードもあり、フラッシャーライトとしても使用できます。
フラッシャーライトとして使用する場合は、ライトを後ろ側に回して使用すると、より効果的でしょう。
【ReFUNA】
ランニングライト LEDアームバンド
夜のランニング用に作られたアームバンド型のフラッシャーライトで、釣りでの使用にもおすすめのアイテムです。
腕に巻くのでDカンやベルトの有無にかかわらず取り付けでき、取り付け位置が高くなるので視認性も確保しやすいメリットがあります。
夏のアジングなど、軽装で夜釣りを楽しみたいライトゲームのときにもおすすめです。
【NITEIZE】
スポットリット(SLG-06)
使い方もシンプルで、見た目もかわいい、カラビナ一体型のフラッシャーライトです。
本体を押せば点灯、点滅の切り替えができ、グローブなどを履いていても問題なく操作できるでしょう。
筆者もこのタイプのフラッシャーライトを使用していましたが、アピール力も問題なく、やはり面倒な操作がないのが楽なのでおすすめです。
【ムサシ】
充電式スーパーフラッシュライト 6W(COB-WL005BK)
かなり強力な光を発し、確実に周囲からの視認性を確保できるカラビナ一体型のフラッシャーライトです。
コンパクトながら本格的な懐中電灯と同等の600ルーメンの光を発し、周囲へしっかりアピールしてくれます。
周囲への影響を考えると、おかっぱりよりは、遠浅でのウェーディングなどでの使用をおすすめします。
まとめ
夜の釣りは釣果も期待でき楽しいですが、安全確保が非常に重要になります。
フラッシャーライトは周囲への存在アピールに有効なアイテムなので、夜釣りを楽しみたい方はぜひ用意して、安全に釣りを楽しんでくださいね。
フラッシャーライト 釣りの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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