ブラックバスとは
ブラックバスは、北アメリカ原産の淡水魚です。スズキ目サンフィッシュ科オオクチバス属に属し、日本では特にオオクチバスを指してブラックバスと呼ぶことが多いです。
ブラックバスは、体長が50cmほどになる魚で、体は緑褐色で黒い縦帯が入っています。口が大きく、肉食性で、魚類や甲殻類、昆虫などを捕食します。
ブラックバスは、1925年に日本に移入されました。当初は釣り魚として移入されましたが、その後、生息域を広げ、現在では全国の河川や湖沼で生息しています。
ブラックバスは、釣りの対象魚として人気があります。
しかし、ブラックバスは、在来魚を捕食するなど、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるため、特定外来生物に指定されています。そのため、ブラックバスを釣った場合は、生きたまま持ち帰ることはできません。
ブラックバスの釣り方
ブラックバスの釣り方には、大きく分けて「ルアー釣り」と「エサ釣り」「フライフィッシング」の3種類がありますが、ルアー釣りが一般的です。
ルアー釣り
ルアー釣りは、疑似餌(ルアー)を使ってブラックバスを釣る方法です。
ルアーには、ハードルアーとソフトルアー(ワーム)の2種類があります。
ハードルアーは、金属やプラスチックなどの硬い素材で作られたルアーで、ソフトルアー(ワーム)は、ゴムやプラスチックなどの柔らかい素材で作られたルアーです。
エサ釣り
エサ釣りは、生き餌や魚などのエサを使ってブラックバスを釣る方法です。
エサには、ミミズや甲殻類(エビやザリガニ)、小魚(ブルーギルやバス稚魚など)、昆虫が有効です。
フライフィッシング(フラデバ)
フライフィッシングは、人工餌としてフライ(羽毛や糸で作られた模擬餌)を使用して釣る方法です。
フライを使用してブラックバスを釣り釣法は「フラデバ」と呼ばれることもあります。
ブラックバスの食べ方
ブラックバスは、白身魚で淡白な味わいです。調理法は、焼く、煮る、揚げるなど、様々な方法で楽しむことができます。
- 塩焼き
- ムニエル
- 唐揚げ
- フライ
- 煮付け
ブラックバスは、淡水魚なので、魚臭さが気になることがあります。魚臭さを取るには、下処理で皮を剥いたり、内臓を取り除いたりすると良いでしょう。また、調理する際には、濃いめの味付けをすると魚臭さが軽減されます。
ブラックバスは、寄生虫がいる可能性があるため生で食べずに加熱調理するようにしましょう。