『釣り×キャンプ』のスタイルを得意とする筆者から、今回釣りで使用するおすすめの一人用テントを紹介します。
堤防での海釣りで大活躍間違いなしです。
釣り×キャンプと聞くと、ハードルが高そうに聞こえますがそうではありません。
釣り場でのキャンプを推奨する話ではなく、堤防での釣りに一人用テントを持ち込んで過ごしてみて分かった快適さ、また釣りに対してのメリットが沢山あります。
今回はそこを伝えたいので是非取り入れて、より良い時間をお過ごしください。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
目次
- 1 釣りで一人用テントを使うメリット・デメリット
- 2 釣りに最適な一人用テントの選び方
- 3 釣りに最適な一人用テントおすすめ10選
- 3.1 【キャプテンスタッグ】ツーリングテント クレセント ドームテント(UA-50)
- 3.2 【キャプテンスタッグ】リベロツーリングテントUV(M-3119)
- 3.3 【キャプテンスタッグ】シャイニーリゾートポップアップテント デュオUV(M-5787)
- 3.4 【フィールドア】ワンタッチテント ドーム型(a16856)
- 3.5 【NatureHike ネイチャーハイク】ダブルウォールワンタッチテント(NH18A095-D)
- 3.6 【コールマン】ポップアップシェルター(2000038147)
- 3.7 【チャムス】ポップアップサンシェード(CH62-1631)
- 3.8 【icamp アイキャンプ】ソロテント solo2
- 3.9 【LOGOS ロゴス】ポップフルシェルター Black UV(-AI71809022)
- 3.10 【NatureHike ネイチャーハイク】クラウドアップ1 軽量ソロテント
- 4 まとめ
釣りで一人用テントを使うメリット・デメリット
メリット
まずはメリットですが、歩いてポイントをどんどん移動していくルアー釣りと違い、堤防での釣りは自分の陣地で竿を出し当たりを待つ釣りになります。
まずは自分の釣りをする陣地を確保するのに役立つこと、そして釣り場に『自分の部屋』を簡易的に設営できることが最大のメリットです。
その際、あまり場所をとり過ぎず、人とは間隔を空けてマナーを守りましょう。
そしてこの釣り場での部屋の活用方法としては、
①釣具以外の貴重品を仕舞える
②雨や直射日光から荷物、食料を守れる
③釣れない時間の休憩所となる(仮眠可能)
そして、ファミリーフィッシングの場合は疲れた子供を休ませる事も出来ます。
堤防は日除けが一切ない事も多々あるので、熱中症対策としても必須アイテムです。
デメリット
しかし便利さの反面、良い事ばかりではありません。
デメリットとして、
①風に弱く、強風時はテントごと飛ばされる危険がある
②海釣り公園や漁港等の規約により設営できない場所もある
③準備、片付けがあるのでポイント移動に時間がかかる
この三つがメインで挙げられます。
堤防はコンクリートですのでペグが打てません。
砂袋等のオモリで押さえますが強風時には設営が難しいです。
しかし、風が強くテントが飛ばされそうな日は、そもそも堤防での釣りは危険ですので中止した方が良さそうです。
釣りに行く堤防が設営可能かどうかは事前にしっかりとチェックをし、マナー違反等無いように心掛けましょう。
自分の陣地を構える釣りとは言え、どうしても移動が発生する場合もあるので、折りたたみの簡単なテントを選ぶと良いです。
多少のデメリットはありますが、メリットの方が大きく勝ることが分かります。
釣りに最適な一人用テントの選び方
設営手順が簡単か
釣りで一人用テントを使用する際、ポイント移動する場合があるため、あまりにもパーツが多かったり設営手順が難しいテントは不向きです。
メインが釣りなのであまりにもテントの準備や片づけに時間をかけていると、釣れるタイミングを逃してしまったり、他の釣り人に先行されてしまったりと、良い事がありません。
ワンタッチテントや、ポップアップテントと呼ばれ、ケースから取り出して一瞬で組み上がるテントが最適です。
軽量コンパクトモデル
駐車場の真横にある海釣り公園であれば問題ありませんが、車を駐車した場所から、堤防釣りのポイントまで距離が近いとは限りません。
漁港の中や足場の悪い坂道やテトラポット、更には岩場を通り数百m歩きます。
場合によっては1〜2km歩くなんて事も考えられます。
釣具やクーラーボックスを抱えての移動ですので、テントは絶対に軽量かつコンパクトに折りたためるモデルをおすすめします。
コンパクトなモデルのメリットは移動時だけでなく、場所をあまりとらないので狭い場所や人が多い場所での設営も可能であり、またコンパクトな分だけ風の影響も受けにくく多くのメリットがあります。
防風と日除け
堤防での海釣りは建物や草木が無いため、一切太陽の日差しを避けることができません。
春や秋でも無風時は結構な暑さを感じますし、真夏は命の危険すらありえる暑さになります。
荷物を直射日光の熱から守ったり、日焼け予防、熱中症予防のため日除けは必須項目です。
また、隙間風が入りにくく防風対策のしっかりしているモデルは冬の釣行におすすめです。
自然と遊ぶからこそ、しっかりと天候に対応できる装備が求められます。
釣り場で熱中症等の事故を起こし、立入禁止措置で大切なポイントを潰してしまう事の無いように、また楽しい思い出を悲しい事故にしないためにもぜひ一人用テントを導入しましょう。
グランドシート
初めて一人用テントを検討される場合は知らない方もいらっしゃると思います。
テントを設営する下に『グランドシート』というマットを一枚敷きます。
これがないとテントの底面が地面とダイレクトですので、痛くて座れないですし、底面が擦れて破れてしまいます。
これらを防ぐために、設営する際は必須アイテムですので、テントのサイズと合わせてご検討下さい。
コスパ
最後にコスパと書きましたが、アウトドア遊びには多くの道具が必要であり、長期的に再現性を持たせるためには自分の収入に見合ったものを選ぶ事が非常に大切です。
一人用テントを堤防での海釣りで使用する場合は、様々なダメージが想定されます。
潮風や直射日光、釣り針を引っ掛けてしまうリスク、魚の汚れ等、通常使用よりどうしても劣化が早いです。
性能を優先するが故に、あまりに高価なものを選んでしまうと後悔する事になりかねません。
最低限の困らない性能を備えつつ、劣化が早かったとしてもあまり気にせず使い込めるアイテムが最適です。
もし壊れたり傷んでしまってもすぐに買い換えれる値段域を選びましょう。
釣りに最適な一人用テントおすすめ10選
【キャプテンスタッグ】
ツーリングテント クレセント ドームテント(UA-50)
バイク旅を想定したモデルで、十分な性能があります。
防水防風に役立つフライがすっぽりとテントを覆うフルフライタイプで安心です。
非常にシンプルなX型ポール構造で、ポールを2本しか使わないため軽量かつコンパクトですし、初めての方でもすぐに設営でき、撤収も簡単です。
持ち運びに便利なバッグ付きで値段もお手頃。
コスパ最強です。
【キャプテンスタッグ】
リベロツーリングテントUV(M-3119)
ツーリング旅を想定し、十分な性能と軽量コンパクトは上記の商品と同じです。
しかしこちらのおすすめポイントはUVカット(UV-PROTECTIONコーティング生地採用)で、紫外線95%カットを実現しています。
またコンパクトさも向上しており、40cmまで折りたたむ事が出来ます。
丈夫、簡単、コンパクト、UVカット、全て揃って1万円以下です。
【キャプテンスタッグ】
シャイニーリゾートポップアップテント デュオUV(M-5787)
こちらは簡易テントで、ポップアップタイプですのでケースから出して開くだけで形状記憶したポールに力を任せれば組み上がります。
メッシュの窓で防水防風には向きませんが、短時間釣行やちょっとした日除けに使用する程度ならこちらで十分です。
もちろん軽量かつコンパクトです。
キャプテンスタッグが続きますが、安心しておすすめできるコスパのいいブランドです。
【フィールドア】
ワンタッチテント ドーム型(a16856)
折りたたみ傘のように簡単になワンタッチタイプです。
初心者や女性でも安心の設計でわずか15秒で設営できます。
しかし、防風防水もしっかりと対応しています。
最大のポイントは、シルバーコーティングという断熱加工を採用しており、未採用品と最大で12.7℃の温度差を出す事が出来ます。
断熱に優れており、真夏の使用におすすめです。
【NatureHike ネイチャーハイク】
ダブルウォールワンタッチテント(NH18A095-D)
NatureHikeは中国のアウトドアブランドで高品質の本格派です。
こちらはなんと重量1300g超軽量モデルのワンタッチテントで、瞬時の設営、防風防雨性、通気性と機能は必要十分です。
高濃度メッシュで通気性と害虫対策を両立しています。
大人一人が横になれるくらいの広さで非常にコンパクトです。
フライシートには高い防水機構を採用し突然の大雨にも対応できます。
【コールマン】
ポップアップシェルター(2000038147)
コールマンの2021年最新モデルの一人用テントです。
簡単組み立てのポップアップ式で、日除け、風除けに特化したモデルです。
椅子に座って中に座るスタイルで、釣りをしながら使う事が出来ます。
三面メッシュ窓で視認性を確保しながら、フルクローズも可能で着替えにも使えます。
携帯トイレを準備すれば、簡易トイレとしても使用可能で、人が多い釣り場では重宝します。
【チャムス】
ポップアップサンシェード(CH62-1631)
こちらもチャムスの2021年モデルです。
釣り用テントであってもデザインを重視したい方にはチャムスがおすすめです。
可愛いデザインとカラーリングが特徴で女性にも人気。
大人一人が横になれるくらいのサイズ感で丁度いい大きさです。
UVカット加工されており、荷物の日除けにしたり小休憩など昼間の短時間釣行を想定した使用になります。
【icamp アイキャンプ】
ソロテント solo2
自立式で簡単設営の軽量ソロテントです。
総重量はわずか1600gとかなり軽いですがジュラルミン製のポールを採用し、軽くて強いを実現しています。
非常に高い防水性を携えており、内部の縫製部にはシームテープで浸水防止までしてあります。
オールシーズン全天候、安心して使えるので夜釣りや釣り場でのテント泊にも安心して使えます。
【LOGOS ロゴス】
ポップフルシェルター Black UV(-AI71809022)
UVカット率96.5%、遮光性99.2%と真っ黒なカラーリングが驚異的な数値を実現し、日除けに特化したモデルです。
ポップアップ式で簡単設営で誰でも簡単に出来ます。
開口部が大きく大人一人が楽に入れる仕様になっています。
フルクローズになるので中で着替えることも可能です。
収納時70cmと少々コンパクトさに欠けますが、専用バッグケースがあるので両手が塞がっていても安心です。
【NatureHike ネイチャーハイク】
クラウドアップ1 軽量ソロテント
最後は再びNatureHikeで山岳地帯でも使用される本格モデルです。
超軽量かつコンパクトで、飛行機や電車移動も問題なし。
更に、高い防水防風性でありながら通気性も両立し、失敗は許されない遠征釣行にも使える本気仕様です。
設営も非常に簡単な設計で、軽量ながら剛性もキープ。
この性能で1万円台というコスパ最強の本格一人用テントです。
まとめ
安全性、快適性、どちらから見ても堤防での釣りで一人用テントは必須アイテムと言えます。
安くて良いものを紹介してきましたので、どれでも安心してエントリー出来ますし現場で使い込んで見て下さい。
ご自身の釣りにぜひ役立てて頂き、良い釣果に繋がることを願っています。
釣りに最適な一人用のテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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