釣りでは状況に応じて適した靴を選ぶことが重要で、長靴を履く方も多いでしょう。
長靴のメリットを生かしつつ防滑性を高めたスパイクブーツもあり、釣り用の靴として人気です。
しかしすべての状況に対応できるわけではなく、メリットとデメリットがあるので、適切に履き分ける必要があります。
そこで今回は釣り用のスパイクブーツについて、メリットやデメリット、釣りに適したものの選び方やおすすめ商品までご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 釣りでスパイクブーツを履くメリット
- 2 釣りでスパイクブーツを履くデメリット
- 3 釣りに適したスパイクブーツの選び方
- 4 釣り用スパイクブーツおすすめ20選
- 4.1 【がまかつ】スパイクブーツ スパイクブーツ(GM4528)
- 4.2 【ダイワ】ネオブーツ スパイクソール ワイドタイプ(NB-3105W)
- 4.3 【ダイワ】ウォームアップブーツ(WB-3102)
- 4.4 【シマノ】スパイクブーツ(FB-001U)
- 4.5 【シマノ】サーマル・スパイクブーツ(FB-007R)
- 4.6 【プロマリン】スパイクブーツDX(FTA150)
- 4.7 【タカミヤ】WAスパイクブーツ ブラック(TA-1)
- 4.8 【ファインジャパン】スパイクブーツ(SP-1094)
- 4.9 【ライズウェイ】スパイクブーツ2(UBU-007)
- 4.10 【阪神素地】スパイクブーツ(TS-857)
- 4.11 【ミツウマ】スパイクブーツ(20042MUNS)
- 4.12 【ミツウマ】岩礁(55NS)
- 4.13 【フクヤマゴム】スパイクジョイ2
- 4.14 【双進】RBB スパイクブーツショート(No.8775)
- 4.15 【サプラー】SG-22サプラー2
- 4.16 【ダイワ】プロバイザーブーツ(PB-3630)
- 4.17 【ダイワ】ウォームアップブーツ フェルトスパイクソール(WB-3502)
- 4.18 【シマノ】サーマル・カットラバーピンフェルトブーツW(FB-038R)
- 4.19 【がまかつ】フェルトスパイクブーツ ブラック(GM-4526)
- 4.20 【ファンキークルー】フェルトスパイクブーツ(FC-620)
- 5 まとめ
釣りでスパイクブーツを履くメリット
シンプルな長靴で釣りを楽しむ方も多いですが、釣りではスパイクブーツにもメリットが多いです。
具体的にどのようなシチュエーションにおすすめなのか、スパイクブーツのメリットを解説します。
濡れた地面や磯場に強い
スパイクソールのメリットは、ピンが地面の溝に噛みこんでグリップ力を確保できる点です。
釣り場は波しぶきの影響などで濡れていることも多く、磯場のようにごつごつとした岩場もあり、雪国は冬場に凍結もするでしょう。
スパイクソールであれば、そういった場所でもゴムのラジアルソールよりグリップ力を確保しやすいメリットがあります。
水濡れや汚れに強い
ソールはスパイクでもブーツ部は長靴なので、長靴同様のメリットがあります。
具体的には水濡れに非常に強い点が挙げられ、雨上がりや海水だまりの残った磯場に強いメリットがあります。
汚れも浸透しにくいですし、表面の汚れは水をかけて落とせるので、海水や撒餌などで汚れても洗うのが楽のも大きなメリットです。
比較的価格が安い
釣り用にスパイクを装備した靴には、磯靴などスパイクを装備したものもありますが、高価なものが多いです。
スパイクブーツはそれらに比べて価格が安いものも多く、5,000円以下で入手できるものもあります。
価格の面でスパイクに抵抗がある方も、スパイクブーツであれば購入しやすく、安全を確保しやすいでしょう。
釣りでスパイクブーツを履くデメリット
どんな靴でも得意なシチュエーションがあり、スパイクブーツにも苦手なシチュエーションやデメリットがあります。
具体的にどのようなデメリットがあり、どんなシチュエーションには適さないか解説します。
フィット感・歩きやすさに劣る
スパイクブーツは基本的に長靴と同じ構造なので、スニーカーなどに比べると歩きやすさは劣ります。
足にフィットさせることができないので、ブーツの中で足が動いてしまい、長距離歩いたり、険しい道を歩くのには適しません。
また、スパイクの歯が長いものはその硬さが足に伝わりやすく、長時間着用すると足裏への負担で疲れやすさもあります。
蒸れやすい(暑い)
スパイクブーツは防水性を高めるためにゴムを使っているため、通気性は悪いデメリットがあります。
特に夏場はブーツ内の蒸れも起こりやすいですし、長時間履いていると不快感も少なくありません。
蒸れ防止のソックスを履くことで多少は軽減できますが、夏場は磯靴などを履いたほうが快適性は確保しやすいです。
スパイクに寿命がある
スパイクは金属などで出来ているため、コンクリートや岩場などを歩くことでスパイクが削れて行ってしまいます。
完全にスパイクが削れてしまうとラジアルソールの靴よりも滑りやすくなるため、適時買い替えが必要です。
またスパイクが錆びることもあるため、着用した後には適切にメンテナンスする必要もあります。
滑らかな路面では滑りやすい
スパイクは濡れた路面や磯などでは滑りにくいですが、引っ掛かりのない滑らかな路面では逆に滑りやすいこともあります。
打ちたてのコンクリートなどは引っ掛かりが少ないため、フェルトソールのもののほうが安全性は確保しやすいです。
また、船などの上ではスパイクがデッキを傷付けてしまうため、着用を禁止される場合も多いので注意しましょう。
釣りに適したスパイクブーツの選び方
スパイクブーツにも様々な商品があり、安全を確保し快適に釣りをするためには選び方も重要です。
具体的にはどのようなものが適しているか、選び方のポイントを解説します。
スパイクのタイプ
スパイクブーツのソールにはいくつかの種類があり、滑りにくさだけでなく歩きやすさにも影響します。
大きな違いとしては、ラジアルソールにスパイクを打ったピンスパイクと、フェルトソールとスパイクを取り付けたフェルトスパイクです。
フェルトスパイクはフェルトソールのメリットも活かして、ぬめりのあるような路面でも滑りやすさを確保できます。
反面、磯などではフェルトの消耗も激しく、ピンの高さがないので溝への食い込みは悪い、ソールが固いなどのデメリットもあります。
ピンスパイクもピンの高さなどが違い、ピンが高いと滑りにくい反面疲れやすいなど違いがあるので、よくチェックしておくといいでしょう。
サイズ感
長靴はスニーカーなどと違い紐で締めこむことができないため、ブーツ自体のサイズ選びが重要です。
なるべくフィットするものが歩きやすくはなりますが、反面脱ぎ履きしにくくなるため、それらを両立できるサイズを選びましょう。
多少はソックスやインソールで調整できるので、迷ったらやや大き目を選んでおくのがいいでしょう。
特に冬場は厚手の靴下を履くこともあるので、大き目のものが適しています。
足回りだけでなくふくらはぎのサイズも重要で、ふくらはぎに圧迫感があると長時間履くのがつらいです。
最近はふくらはぎに余裕がある作りのものや、ブーツ部分に伸びのある素材を使ったものもあるのでチェックしておくといいでしょう。
軽さ
長靴の素材はゴムが主で、一般的な磯靴などに比べて重さも気になります。
釣り場では移動などで多少なりとも歩くことになりますし、重たいブーツは快適性に劣ります。
使用しているゴムの種類などによって重さにも違いがあるので、長時間着用する場合は重さもチェックしておくといいでしょう。
ただし軽量なものはゴムが薄く耐久性に劣ったり、ソールが薄くてピンの硬さが足に伝わりやすいなど、性能にも影響します。
どの点を重視するかを踏まえたうえで、なるべく軽量なものを選ぶようにしましょう。
釣り用スパイクブーツおすすめ20選
釣り用におすすめのスパイクシューズを、20モデルたっぷりご紹介します。
機能性に加えてサイズも各モデル様々なので、リンクなどから確認の上購入してくださいね。
【がまかつ】
スパイクブーツ スパイクブーツ(GM4528)
日本人の足に合わせたサイズで、加えてフィッシングシーンに幅広くマッチすることも考えられたスパイクブーツです。
日本人に多い3E型で足のサイズを設計し、足首とふくらはぎ囲は余裕の歩く釣りになっているので、裾を入れて着用するのにも適しています。
サイドファスナー付きで、フィット感を高めて着用したい場合にも脱ぎ履きしやすくなっています。
【ダイワ】
ネオブーツ スパイクソール ワイドタイプ(NB-3105W)
スパイクブーツのデメリットでもある足への負担や歩きにくさを軽減した、機動力の高さが売りのモデルです。
クッション性や柔軟性を重視した新型ソールにより歩きやすさが向上し、スパイクピンから伝わる負担も軽減されています。
サイドファスナー付きなので脱ぎ履きしやすく、かかとの突起でキックオフしてより脱ぎやすくなっています。
【ダイワ】
ウォームアップブーツ(WB-3102)
柔軟なソールを採用した歩きやすさに加え、防寒性も重視したスパイクブーツです。
ブーツ本体にクロロプレン素材を使用しているので、温かさを感じられる作りになっており、冬の釣りも快適に楽しめます。
加えて軽量で柔軟性にも優れているので、履き心地もよく機動力が欲しいシーンにもおすすめです。
【シマノ】
スパイクブーツ(FB-001U)
路面への食い付きと、脚へのフィット感を重視したスパイクブーツです。
カップソールによるホールド感があり、引っ掛かりのよい細身のスパイクを多点配置しているので、高いグリップ力を感じられる作りになっています。
ふくらはぎ周りは40cmと適度なフィット感があり、水や風の侵入を抑えてくれます。
【シマノ】
サーマル・スパイクブーツ(FB-007R)
保温性を重視しクロロプレン素材を組み合わせた、冬におすすめのスパイクブーツです。
ふくらはぎ部分に防水性、保温性に優れたクロロプレン素材を使用し、エアー断熱ソールにより足元からの冷気も抑える作りになっています。
ふくらはぎ囲は余裕のある作りになっているので、厚手の防寒靴下を使用する場合にもおすすめです。
【プロマリン】
スパイクブーツDX(FTA150)
着用感を高める工夫もうれしい、コスパに優れるスパイクブーツです。
ふくらはぎ部分にPVCのベルククロ付きベルトを搭載しているので、水のや冷気の侵入を防ぎ、しっかりホールドして脱げを防止することができます。
また、3Lまでの大きなサイズにも対応しているので、より選びやすいモデルになっています。
【タカミヤ】
WAスパイクブーツ ブラック(TA-1)
シンプルでコスパにも優れる、デザイン性にも優れたスパイクブーツです。
錆に強いスチール製の2連結スパイクでしっかりホールドし、ブーツ部分もしっかりした作りで、キックオフでの脱ぎやすい作りになっています。
氷にも食い込みやすい細めのスパイクなので、凍結した堤防での釣りなどにもおすすめです。
【ファインジャパン】
スパイクブーツ(SP-1094)
シンプルな作りで価格も抑えた、お手頃なスパイクブーツです。
細めのピンを30本配置し、ぬかるむ路面にもしっかり食いついてグリップ力を確保することができます。
ブーツ部分も薄手で軽い作りになっており、磯を上がったりとハードな釣りよりは、平地などでピンスパイクのグリップ力が欲しい時におすすめのアイテムです。
【ライズウェイ】
スパイクブーツ2(UBU-007)
ごつごつとした磯場を歩くのにも対応する、コスパに優れたスパイクブーツです。
ピンスパイクに加え、ソールの溝が深めに彫ってあることで、細かな凹凸のある地磯にもフィットしやすくなっています。
裾を入れやすいゆったりとしたふくらはぎ囲になっており、圧迫感がなく脱ぎ履きもしやすくなっています。
【阪神素地】
スパイクブーツ(TS-857)
防滑性に加えて歩きにくさも解消する作りで、ハードな釣りにもおすすめのアイテムです。
細かな凹凸にも対応しやすい深溝のソールに鉄心入りのスパイクを配置し、防滑性を確保しています。
ソールにスチールシャンクを内蔵し、衝撃を吸収する作りなので、足場が安定しない磯場でも快適に歩くことができます。
【ミツウマ】
スパイクブーツ(20042MUNS)
軽さを犠牲にせず、冬の寒さにも対応できる防寒性も両立したスパイクブーツです。
オリジナルパターンのソールにスパイクを搭載し、内部には6mm厚のウレタン裏地を採用しているのでブーツを伝わる寒さを軽減してくれます。
ミツウマは各業界の職人も愛用する長靴のトップブランドでもあるので、細かな作りも折り紙つきです。
【ミツウマ】
岩礁(55NS)
防滑性はもちろん、快適性や動きやすさなどを高いレベルで実現した、プロ御用達のスパイクブーツです。
94本のダブルコイルピンと突起ゴムが、路面にしっかり食いつき滑りにくく、足首ベルトによるホールド感で動きやすさも高めています。
内部は防寒性もある厚手の吸汗性ウレタンを採用しており、快適性も高い作りになっています。
【フクヤマゴム】
スパイクジョイ2
ピンスパイクによる滑りにくさに加え、ブーツ部分の強度も重視されたスパイクブーツです。
長さのあるスパイクで食い込みが良く、ブーツ部分はメッシュ入りの4層構造になっており、従来品よりも3倍の耐久性を誇ります。
機能美からくるデザイン性やカラーリングもよく、見た目も重視したい方にもおすすめです。
【双進】
RBB スパイクブーツショート(No.8775)
ショート丈で利便性が高く、デザインもいいスパイクブーツです。
錆にくく耐久性のある国産スパイクピンを採用し、フィット感のある足型とかかとの低い設計で歩きやすさも確保しています。
ショート丈なのでバッカンなどへの収納性もよく、シンプルでミリタリー風のデザインも満足感の高いアイテムです。
【サプラー】
SG-22サプラー2
ブーツ部分にケブラー製布を使用した、耐久性が売りのスパイクブーツです。
高さがある突起ゴムとスパイクが路面にしっかり食いつき、不安定な足場にも対応しやすい作りになっています。
ケブラーは柔軟性がありながらミリタリー装備に使われるほど非常に耐久性が高く、磯場などでブーツ部が擦れても安心感があります。
【ダイワ】
プロバイザーブーツ(PB-3630)
磯歩きのために作られた、しなやかで履き心地のいいフェルトスパイクブーツです。
高い防水性を誇る軽量発砲ゴムをブーツに採用しており、伸びもあるので動きやすさも感じられます。
屈伸性の高いスーパーキュービックセンサーソールに、極厚EVAインソールを採用するなど、快適性にとことんこだわっった作りになっています。
【ダイワ】
ウォームアップブーツ フェルトスパイクソール(WB-3502)
ブーツ内部にクロロプレン素材を使用し、保温性や快適性を高めた、フェルトスパイクソールを採用したアイテムです。
フェルトスパイクソールはオリジナルのキュービックセンサーソールを採用し、滑りにくさだけでなく歩きやすさも向上しています。
柔軟性もあり軽量設計なので、履き心地と動きやすさも高くなっています。
【シマノ】
サーマル・カットラバーピンフェルトブーツW(FB-038R)
ふくらはぎ周りのフィット感を高めるクロロプレン素材を配置し、履き心地も向上した防寒防水のフェルトスパイクブーツです。
ふくらはぎ周りはワイドな設計になっているので、ふくらはぎ周りが太めの方だけでなく、裾を入れて着用したい場合にもおすすめです。
防寒性とクッション性のあるソール設計なので、スパイクピンから伝わる負担も軽減されています。
【がまかつ】
フェルトスパイクブーツ ブラック(GM-4526)
優れた機能性や設計はそのままに、フェルトスパイクソールを採用したアイテムです。
脱ぎ履きしやすいチャック付きのブーツと日本人に合わせた足回りの設計で、着用時の快適性を高めています。
また、つま先とかかとを硬めにしていることで突き上げによる負担を軽減し、凹凸のある路面も歩きやすい設計になっています。
【ファンキークルー】
フェルトスパイクブーツ(FC-620)
価格を抑えつつ、細かな作りで機能性にも優れるフェルトスパイクソールを採用した長靴です。
履き口にベルクロ付きベルトを装備しているので、フェルトスパイクソールの高いグリップ力を生かして歩くことができます。
価格も安いので、予備や使用頻度が低い場合にも用意しやすいアイテムと言えるでしょう。
まとめ
釣り場では安全性の確保に靴選びも重要で、濡れた路面や磯場ではスパイクブーツのメリットが大きいです。
紹介したように防滑性以外にも重視するべきポイントがあるので、よく吟味してお気に入りの一足を用意してくださいね。
釣り用スパイクブーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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