キャンプ中の焚火で、火おこしや火の調節に活躍する「火吹き棒」。
焚火が好きなキャンパーの方なら、もう愛用している方が多いかもしれませんね。
しかし、真鍮を素材とした火吹き棒はおしゃれな見た目だけではなく、比較的安価で機能性が高いと、ご存知でしたか?
実は、焚火好きなキャンパーの方におすすめのキャンプギアの1つなのです。
そこで今回は、真鍮の吹き棒のメリットやデメリット、おすすめ10選を詳しくご紹介します。
真鍮の火吹き棒を使うメリット
見た目がおしゃれ
やはり、アンティークのような見た目でおしゃれに見えるため、真鍮の火吹き棒を選ぶ方は多いです。
火吹き棒でよく使われる、アルミニウムやステンレスなどの素材には出せないような雰囲気が真鍮を使うことで出すことができます。
近年、焚火ギアはおしゃれなものが多く発売されているため、火吹き棒もおしゃれなものを使いたい方は多いでしょう。
機能的なのに安価な商品が多い
真鍮を使った商品は防腐性があるため錆びにくく、比較的安価に手に入れることができます。
そもそも真鍮とは、銅と亜鉛の合金のことで金管楽器や5円玉硬貨に使われている素材です。
高い強度がありますが、加工しやすい素材なため、他の素材にはなかなか見ることができない個性的な商品が多いことも特徴の1つです。
経年変化を楽しめる
真鍮はもともと美しい黄金色ですが、時間が経つにつれ酸化を起こし、アンティークのような風合いに変化していきます。
もちろんお手入れ次第では、カビなどが生えてきてしまう恐れもあるため、定期的なメンテナンスは必要です。
そのため、時間をかけてギアのメンテナンスをすることが好きで、経年変化を楽しんでいきたい方には、特におすすめです。
真鍮の火吹き棒を使うデメリット
お手入れ次第では割れてしてしまうことも
火吹き棒のような加工を施した真鍮は、時間が経つにつれ自然に割れてしまう「置割れ」という現象が起こることがあります。
また、真鍮の加工方法や塗装によっては、錆が出てきてしまうこともあります。
真鍮が濡れたままの状態になると、劣化が進んでしまうため、使用後はパーツを分解してタオルで拭いてあげるとよいでしょう。
重量のある商品が多い
火吹き棒としてよく使用されている素材は真鍮の他に、アルミニウムやステンレスなどがあります。
真鍮は、アルミニウムやステンレス素材の火吹き棒に比べると、比較的重量のある商品が多いです。
重量があるほうが安定して火を吹ける方もいるため、あまり気にする必要はありません。
しかし、徒歩や公共交通機関を使う荷物を増やしたくない方は注意が必要です。
真鍮の火吹き棒おすすめ10選
【野良道具製作所】
野良ブラスターコンパクト(Norablastercom3-sakura)
最長90cmで、真鍮でできた火吹き棒の吹き口部分のみを、桜の木を使用したやわらかい印象のある商品です。
木材を使用することで温かみを感じることができ、吹き口に口を近づけるとほんのり桜のいい香りがします。
また、吹き口部分は、製作所のある廿日市名産の「けん玉」をイメージして、握りやすいように作られたというエピソードも素敵ですよね。
【野良道具製作所】
ALL真鍮製火吹き棒
3本継ぎタイプで最長90cmある、火吹き棒でも珍しいすべてが真鍮で作られた商品です。
大きさがある分重量もあり、組み立ても少々時間がかかりますが、すべて真鍮でできているため、すてきな経年変化を楽しめるでしょう。
しかし、持ち運びにくい商品なので徒歩や公共交通機関を使ってキャンプに行く方には、あまりおすすめできません。
【野良道具製作所】
ALL真鍮製火吹き棒コンパクトver.
3本継ぎタイプで最長60cmの、1つ前の商品と同じすべて真鍮で作られた商品です。
重量440gと、火吹き棒にしては重量のある商品ですが、この重みのおかげで安定して使用でき、使っているという実感がわいてきます。
焚火や焚火道具とじっくり1人で向き合いながら楽しみたいという、ソロキャンパーの方におすすめです。
【Vicopo】
伸縮式火吹き棒
最長82cmで自由に伸縮調整可能な、ウッドとステンレス、真鍮を使用した火吹き棒です。
ハンドル部分に木材、火吹き棒の先端部分に真鍮、その他はステンレス素材のため、75gととても軽く携帯性が高いです。
また、どの素材も耐久性が高いため、焚火中に万が一火に触れてしまったとしても安心して使用を続けていくことができるでしょう。
【SHUGAKUSO】
イクロファイヤーブラスター銘木
最長60cmと、とても小さいサイズの木材とステンレス、真鍮を素材に使用した火吹き棒です。
火吹き棒の先が真鍮となっており、先径は4mmと小さいため、とても細く穏やかな風を焚火に送ることができます。
携帯性の高い商品であるため、徒歩や公共交通機関を使用し、小さい焚火台で焚火を楽しむソロキャンパーにおすすめです。
【山麓工房】
火吹き棒
最長54cmとポケットにも入るサイズの、木材とステンレス、火吹き棒を素材に使用した火吹き棒です。
ステンレスや真鍮を使用しているため、錆びにくく耐久性が高く、大事にお手入れをしながら長く使用していくことができます。
グリップ部分である木材のカラーが4色展開されているため、自分の好きなカラーを選べることもうれしいポイントです。
【ZEN Camps】
火吹き棒
最長58.7cmで、すべてのパーツを分解して収納可能なアルミと真鍮を素材に使用した火吹き棒です。
パーツ分解可能なため、使用後のお手入れも簡単に行うことができ、収納袋が付属しているので携帯性も高い商品でしょう。
また、1つ1つ職人により丁寧に手作りされており、ブラックとゴールドの見た目がとてもかっこいいです。
【HIFUKI】
真鍮 ファイヤーブラスター
2分割可能で、長さを40cm~70cmに調整可能なすべて真鍮で作られた火吹き棒です。
口元の息を吹く部分には、トランペットのマウスピースの形状を採用しているため、唇にフィットしスムーズに息を吹くことができます。
すべて真鍮の素材によりできでいるため経年変化が楽しめ、とてもかわいいヒッコリー柄の収納袋が付属しています。
【Belmont】
焚き火ブロウパイプ(BM-378)
最長85cmで、素材に天然木やステンレス、真鍮を使用した着脱式の火吹き棒です。
天然木で作られた部分は握りやすく、本体の重量130gとちょうどよい重量があるため、初心者の方でも使いやすいでしょう。
また、3種類の素材を使用しているため高級感があり、機能も高いですが3,300円ととてもコスパの良い商品です。
【Vicopo】
火吹き棒
最長66cmの、素材にアルミニウム、天然木、真鍮を使用した火吹き棒です。
アルマイト加工されたアルミニウムのため耐久性が高く、先端部分の真鍮は耐熱性が高いので、長い間使用することができます。
また、天然木の優しい風合いとアルミニウムのブラックでかっこよい見た目が、おしゃれなキャンプサイトにぴったりです。
まとめ
今回は、真鍮の吹き棒のメリットやデメリット、おすすめ10選を詳しくご紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合ったおしゃれな火吹き棒を探して、焚火を楽しんでくださいね。
真鍮の火吹き棒の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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