昨今のスケボーブームの傍ら、若者を中心にブームになっている指スケという遊びをご存じでしょうか。
その名の通り指で行うスケートボードのことで、その小ささから場所を選ばずどこでもできる遊びになります。
家にある色々な物をセクションに見立てて滑って見たり、ストリートさながら街のスポットを攻めてみたりと遊び方は無限大です。
極めれば極めるほどに色々な遊び方が見えてくる奥深いおもちゃになります。
今回の記事ではピンからキリまであるフィンガーボードのメリットデメリットをご説明しつつ、おすすめ12選をご紹介します。
目次
- 1 指スケとは
- 2 指スケを使うメリット
- 3 指スケを使うデメリット
- 4 指スケの選び方
- 5 指スケおすすめ12選
- 5.1 【HOODED】フィンガースケートボード(190735)
- 5.2 【UAG F.B】プロコンプリート Hamburger
- 5.3 【UAG F.B】simple
- 5.4 【UAG F.B】プロコンプリート
- 5.5 【CLOSE UP】FINGERBOARD SKULL HAND NEW SHAPE
- 5.6 【TECH DECK】Sk8shop Bonus Pack(6028667)
- 5.7 【TECH DECK】Fingerboard Vol.13 HOSOI TEAM(20125143)
- 5.8 【TECH DECK】Fingerboard Vol.13 WILLYS WORKSHOP(20125144)
- 5.9 【TECH DECK】STAR WARS CHEWBACCA(20049649)
- 5.10 【LIKENNY】フィンガースケートボード
- 5.11 【MAGICAL MOSH MISFITS】FINGERBOARD
- 5.12 【HC fan】指スケスケートパークキット
- 6 まとめ
指スケとは
正式名称をフィンガーボードと言い、日本では略して指スケと呼ばれています。
手のひらに収まるサイズのスケートボードとなり、通常足で行うスケボーを指でできるおもちゃになります。
指スケの面白い所が、通常のスケボーと同じ叩き方、すり方を指で再現することによってトリックがメイクできるところです。
それ以上に、本来のスケボーでは繰り出せないような夢のトリックもできてしまうのが指スケの面白いところでしょう。
昔の指スケと言えばプラスチック製の物だけでしたが、最近では本物のスケボーと変わらぬ製法で作られた木製の指スケがあります。
安い物は1000円以下で買えて、高い物となると5000円を超える物も出てきています。
指スケで使用されるセクションも含めるとかなりのアイテム数となり、非常に奥の深い遊びです。
指スケを使うメリット
どこでも遊べる
指スケはその小ささからどこでも遊ぶことができ、基本的には立ってテーブルの上で行うとやりやすいです。
オーリーやフリップ、ポップ系トリックなど本物のスケボーで可能な技はほぼほぼ可能です。
セクションに関しては、家にある物や100均などで売られている物で代用できます。
街に出ればスケボーでは不可能だったスポットも攻略可能で、本物のスケボー以上にどのような所でも遊べてしまうのが指スケです。
イメージトレーニングになる
本物のスケボーで行うトリックの動作と指スケで行うトリックの動作は全く同じになります。
そのため、本物のスケボーでできないトリックをまず指スケで覚え、どのように蹴り、どのように擦り上げればよいかを研究できます。
指スケにおいて怪我をすることはまずないので、納得のいくまで練習を続けられるのも指スケのいいところです。
プロスケーターでも指スケで遊んでいてトリックの閃きを得られることがあるので、楽しいだけでなく実践にも繋げられます。
本物と同じグラフィックが発売されている
TECHDECK社が発売している指スケは、実際にスケボーデッキとして発売されているグラフィックを使用しています。
スケーターなら知っている有名ブランドのグラフィックばかりなので、自分が使っているデッキと同じものがあるかもしれません。
実際のスケボーでは購入することができなかった名作グラフィックも、TECHDECKなら1000円以下で購入できます。
常に最新のグラフィックを発売しているのでコレクターも多く、並べて家のディスプレイにするのもおすすめです。
怪我や雨の時にも遊べる
スケーターの天敵である怪我や雨、どちらもスケボーに行けずに悶々と過ごさなくてはいけないのはスケーターあるあるです。
そのような時に指スケをすることで、スケート欲もある程度解消でき、イメージトレーニングもできて一石二鳥です。
友達と集まってセッションするとより面白く遊べるので、何時でも遊べるのが指スケの最大のメリットになります。
指スケを使うデメリット
無くしやすい
何処にでも持っていけるその小ささから、どうしても紛失が多くなってしまいます。
無くしたと思っていた指スケが家具の隙間から出てくるのはよくあることで、踏んずけてしまい痛い思いをしたこともあります。
そのため、指スケは遊んだら定位置に戻すようにしましょう。
100均を活用してラックなどを作ればおしゃれにディスプレイすることもできます。
パーツが外れやすい
指スケで使われているパーツは非常に小さいです。
一回無くしてしまうと見つけるのは至難の業で、特にナット類にはお気をつけください。
トラックが変な動きをし出したらキングナットが緩んでいる可能性があるので、細かな点検をしましょう。
裏技として、ナット部分に少しだけ瞬間接着剤を垂らすと外れなくなります。
ですが、交換ができなくなってしまうので、ずっとこのまま使うと決めたものにのみお試しください。
指スケの選び方
サイズ
指スケにはスケボーと同様にサイズがあり、長さはほぼ変わりませんが、デッキ幅が異なります。
最近は太いデッキ幅の指スケが流行っており、それは指が接地する面積が広がって操作がしやすくなるためです。
高回転系のトリックを練習したければ細い指スケ、スタンダードなトリックを練習したければ太い物がおすすめです。
グリップテープ
今まではスケボーと同様に番手の低い紙やすりのようなものが貼られていましたが、最近はスポンジ素材が使われています。
スポンジ素材のメリットとしては、デッキテープのように痛くならず、グリップ力も高いことです。
おすすめはもちろんスポンジ素材のテープですが、私は本物のグリップテープを指スケに張り付けて使用しています。
もちろんスポンジ素材の方がやりやすいですが、見た目を重視してグリップテープを選びました。
ほかにも初心者用に粘着質のテープが付いたものがあり、指にくっ付くので簡単にオーリーができます。
スタンダードorハイエンド
指スケには昔からあるTECHDECK社が販売しているプラスチック製の指スケと、木製のハイエンドモデルがあります。
ハイエンドモデルは、本物と同様に木の板をプレスして作られたデッキに高品質なブッシュ、ウィールにはベアリングまで付いています。
さらにグリップテープにはスポンジタイプの物が使われているので、グリップ力も抜群です。
木製の指スケの弱点として、プラスチック製では起きない、板が折れるという現象が出てくるのでそこだけ注意が必要です。
私自身両方所有していますが、やりやすさで言えば木製の指スケに分があるかと思います。
指スケおすすめ12選
【HOODED】
フィンガースケートボード(190735)
Made in Japan の指スケブランド、フーデッド。
やりやすさ、クオリティーを重視するならこちらがおすすめです。
精密に作られた細かなパーツが使われており、指スケで良くある細かなずれやゆがみなどを極力減らしています。
もちろんベアリング内蔵で、トラックには高反発のブッシュが使われています。
本格的に指スケをやってみたい方は、こちらの指スケがおすすめです。
【UAG F.B】
プロコンプリート Hamburger
指スケ上級者の多くが使用する、本格的なUAG F.Bによるフィンガーボードになります。
高品質の指スケとなり、デッキ素材には本物のスケボーで使われるカナディアンメープルを5枚プレスして作られています。
海外の指スケ好きも購入するほど、高い技術で精密に作られているので、ハイクオリティーな指スケをお探しの方におすすめです。
【UAG F.B】
simple
UAG F.Bのロゴデザインを使用したフィンガーボードになります。
指スケでは珍しいステインウッドを使用しています。
シンプルなデザインと木目調がマッチしており、大人におすすめしたいデザインです。
UAG F.Bのグリップテープは通常のスポンジテープよりグリップ力がさらに良いので、より高さとコントロール性が向上します。
【UAG F.B】
プロコンプリート
こちらはレングスを一段階短くした「Chibi」モデルです。
長さが短くなっていることでさらに取り回しが良くなり、手の小さな女性や子供に特におすすめしたいモデルになります。
ブラック×ゴールドのカラーリングが非常にかっこよく、スタンダードモデルよりクオリティーを上げたプロ仕様の指スケです。
【CLOSE UP】
FINGERBOARD SKULL HAND NEW SHAPE
アメリカのフィンガーボードブランド、クローズアップによるスターターキットになります。
パーツは全てバラバラになっており、本物のスケートボードのように組み立ててセットアップします。
専用のツールが付属しており、組み立ても簡単なのですが、パーツが小さいので無くさないようにご注意ください。
アメリカではシェアの大きい有名なフィンガボードブランドとなり、指スケ上級者も納得のクオリティとなります。
【TECH DECK】
Sk8shop Bonus Pack(6028667)
こちらの商品は6つのデッキ、4セットのウィール、2セットのトラックが付いたパック商品です。
プロスケーターさながら、その日に使いたいギアを自由にセットアップして使い分けることが可能となります。
6個TECHDECKを買うよりも非常にお得なお値段になっているので、プレゼントにも最適な商品です。
【TECH DECK】
Fingerboard Vol.13 HOSOI TEAM(20125143)
TECHDECK社のスタンダードモデルの指スケになります。
伝説のスケーター、クリスティアン・ホソイのシグネチャーモデルとなり、自身のブランドHOSOIより発売された名作デッキです。
80年代に発売されたデッキの指スケバージョンなので幅が広く、初めての指スケにぴったりなモデルです。
【TECH DECK】
Fingerboard Vol.13 WILLYS WORKSHOP(20125144)
玄人スケーターに人気が高いウィリー・サントス手掛ける、ウィリーズワークショップ。
こちらのブランドは日本での取り扱いが少なく、指スケでないとゲットできないモデルです。
スタンダードタイプの指スケなので、初心者やコレクターの方におすすめの一枚になります。
【TECH DECK】
STAR WARS CHEWBACCA(20049649)
こちらは実際に発売されたSANTA CRUZとSTAR WARSのコレボレーションモデルを指スケに落とし込んだモデルとなります。
指スケには珍しいロングスケートモデルとなり、回しトリック練習よりも曲面で滑らせるのに合ったスペックです。
STAR WARSとのコラボということもあり、他のSTAR WARSコレクションと並べてディスプレイするとかっこよく仕上がります。
【LIKENNY】
フィンガースケートボード
安価ながら本格的なフィンガーボードと同等のスペックを持った、コスパ重視の方に最適なモデルです。
ハイエンドモデルに付いている木製のデッキ、ベアリング、高反発ブッシュ、スポンジグリップが全て付いてこの値段です。
ツールも付属してくるので、故障にも対応できるコスパナンバーワンの一枚になります。
【MAGICAL MOSH MISFITS】
FINGERBOARD
池袋を拠点に活動するMAGICAL MOSH MISFITSのフィンガーボードです。
木製でハイクオリティーの指スケをこの価格帯で実現させた走りのブランドです。
非常に高性能な作りになっているので、初心者から上級者まで使っており、日本で一番使用されている指スケかもしれません。
グリップ力が高いスポンジテープなので、オーリーを練習中の方は使ってみると大きな違いを感じられます。
【HC fan】
指スケスケートパークキット
自由にアレンジが可能な指スケ用のスケボーパークが付いたお得なフィンガーボードセットです。
フィンガーボード自体はプラスチック製のスタンダードモデルになります。
パークは自由にレイアウト可能なので、お好きなパークを作ることができます。
別売りで違うパークセクションも売っているので、自分だけのスケートパークを作り攻略していきましょう。
まとめ
プラスチック製のスタンダードモデルから木製のハイエンドモデルなど、ここ数年で指スケも進化を遂げています。
よりトリックをやりやすいように試行錯誤され、昔の指スケとは段違いにトリックがしやすくなっています。
昔挫折してしまった方やこれから始めたい方も、今の指スケは非常にやりやすくなっているのでぜひこの機会にお試しください。
指スケの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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