Thunderbolt4規格はデータ通信速度の速さが特徴であり、ノートパソコン・タブレット等に採用されている規格です。
しかし、上記端末はストレージ容量が限られているため、容量不足に陥りやすく、不便に感じることもあるでしょう。
ストレージ容量を拡張するため、外付けSSDを検討されると思いますが、製品選びで迷う方も多いでしょう。
そこで本記事では、Thunderbolt4対応外付けSSD紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 Thunderbolt4対応の外付けSSDを使うメリット
- 2 Thunderbolt4対応の外付けSSDを使うデメリット
- 3 Thunderbolt4対応の外付けSSDの選び方
- 4 Thunderbolt4対応の外付けSSDおすすめ10選
- 4.1 【HIKVISION】512GB ポータブルSSD(HS-ESSD-EliteX-512)
- 4.2 【HIKVISION】1TB ポータブルSSD(HS-ESSD-EliteX-1T)
- 4.3 【PHIXERO】512GB ポータブルSSD
- 4.4 【PHIXERO】2TB ポータブルSSD
- 4.5 【YottaMaster】500GB ポータブルSSD(TR1-40-512G-BK)
- 4.6 【YottaMaster】1TB ポータブルSSD(TR1-40-1T-BK)
- 4.7 【YottaMaster】2TB ポータブルSSD(TR1-40-2T-BK)
- 4.8 【EgoDisk】1TB 外付けSSD(Travel PRO)
- 4.9 【Fantom Drives】Extreme(TB3X-2300N4TB)
- 5 まとめ
Thunderbolt4対応の外付けSSDを使うメリット
転送速度が速い
USB接続も進化を遂げていますが、転送速度は5~10Gbpsが一般的であり、データ転送では遅延が起きることもあります。
ですが、Thunderbolt4は接続端子の中でも転送速度に優れており、最大40Gbpsでデータを転送できるのが強みです。
SSD本来の性能と合わさることにより、大容量のデータ・ファイルをスムーズに転送できるため、ストレスを感じることがありません。
携帯性に優れている
外付けSSDは端末の拡張性を強化しつつ、スマートなフォルムでサイズを抑えているのが特徴です。
片手で容易に持ち運べたり、小物入れに収納できるため、屋外への持ち出しも容易に行えます。
ノートパソコン・タブレット端末は携帯性・スペックを両立させていますが、これらの端末とセットで持ち運べるのは大きな強みです。
ストレージ容量を拡張できる
ノートパソコン・タブレット端末は携帯性・スペックで優れていますが、初期搭載からのストレージ拡張は基本不可です。
そのため、限られたストレージを上手く使うことになりますが、外付けSSDを使用することにより、容量を拡張できます。
近年登場している外付けSSDは1TBを超える製品も多く、デスクトップPCに引けを取らない容量での運用が可能になります。
耐久力に優れている
Thunderbolt4対応外付けSSDは優れた転送速度を実現し、端末のストレージ容量を拡張できるのが特徴です。
さらに落下・衝撃に強い素材で頑丈に設計されており、ちょっとした衝撃程度では故障する心配もありません。
優れた携帯性により、あらゆるシーンで使用しやすく、大切なデータが破損する心配も無く、安全に保存できます。
Thunderbolt4対応の外付けSSDを使うデメリット
高額なコストが掛かる
Thunderbolt4対応外付けSSDはストレージ容量を拡張しつつ、データ転送速度に優れているのが特徴です。
しかし、接続規格・ストレージ両方のパフォーマンスに優れている分、製品価格も高額になりがちです。
500GBでも3万円を超える製品も多いですし、1TB~2TB以上は最低5万円程度の予算が必要になります。
製品数が少ない
Thunderbolt4対応外付けSSDは転送速度に優れており、大容量データをスムーズに保存できるのが強みです。
しかし、Thunderbolt4は最新接続規格ということもあり、対応製品は非常に少なめです。
USB接続規格のようにこだわった選択はしにくいため、予算次第では妥協点を見つけながらの選択になります。
Thunderbolt4対応の外付けSSDの選び方
容量で選ぶ
Thunderbolt4対応外付けSSDは製品数は限られますが、500GB~4TBと幅広い容量で展開されています。
容量は保存できるデータ・ファイルの量に影響するため、ご自身が取り扱うデータ容量に見合っている製品の選択が必須です。
ただし、容量が大きくなるほどに製品価格も高額になるため、予算に限りがある場合は要注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、用途に見合う容量が搭載されたSSDを選択しましょう。
転送速度で選ぶ
Thunderbolt4対応外付けSSDはストレージ容量を拡張しつつ、データ転送速度の速さが魅力です。
しかし、SSD自体の転送速度は製品によって異なっており、データの保存速度が変わってきます。
転送速度は速いに越したことはありませんが、転送速度によっても値段が上下するため、予算が限られている場合は注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、取り扱うファイル・データ容量を考慮し、選択しましょう。
メーカーで選ぶ
Thunderbolt4対応外付けSSDは、海外家電・デバイスメーカーを中心に登場しています。
しかし、同じ価格帯でもメーカーによって差が生じることもあり、メーカー選びは非常に重要です。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価を参考にしましょう。
価格帯で選ぶ
Thunderbolt4対応外付けSSDは製品数は限られますが、3万円台~8万円越えと幅広い価格帯で登場しています。
なるべくコストを抑えるなら3万円台からの選択となりますが、容量が最低限になってしまう点に注意です。
1TB以上の容量を求める場合、4万円~5万円を軽く超えてくるため、5万円程度の予算は確保しましょう。
ご自身の使用用途を考慮し、予算と相談しつつ、選択しましょう。
Thunderbolt4対応の外付けSSDおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 容量 | 転送速度 |
---|---|---|---|
HIKVISION 512GB ポータブルSSD | 10.2×4.5×1.3cm/80g | 512GB | 2700MB/秒 |
HIKVISION 1TB ポータブルSSD | 10.2×4.5×1.3cm/80g | 1TB | 3050MB/秒 |
PHIXERO 512GB ポータブルSSD | 21.1×11×3.4cm/290g | 512GB | 3150MB/秒 |
PHIXERO 2TB ポータブルSSD | 18.3×10.9×3.2cm/240g | 2TB | 3150MB/秒 |
YottaMaster 500GB ポータブルSSD | 11.5×6.3×2.1cm/250g | 500GB | 3150MB/秒 |
YottaMaster 1TB ポータブルSSD | 11.5×6.3×2.1cm/250g | 1TB | 3150MB/秒 |
YottaMaster 2TB ポータブルSSD | 11.5×6.3×2.1cm/280g | 2TB | 3150MB/秒 |
EgoDisk 1TB 外付けSSD | 10.1×4.9×1.3cm/117g | 1TB | 2700MB/秒 |
Fantom Drivese Extreme | 10.8×6.4×1.3cm/255g | 4TB | 2800MB/秒 |
【HIKVISION】
512GB ポータブルSSD(HS-ESSD-EliteX-512)
Thunderbolt4接続に対応しており、高性能ヒートシンクで放熱性を高めたポータブルSSDです。
内部に熱が溜まる心配が無く、安全且つスムーズにデータを転送できますし、耐久性にも優れています。
コンパクトサイズ+100gを切る軽量で設計されており、持ち運ぶ際に負担が掛からない点もおすすめです。
サイズ/重量 | 10.2×4.5×1.3cm/80g |
---|---|
容量 | 512GB |
転送速度 | 2700MB/秒 |
【HIKVISION】
1TB ポータブルSSD(HS-ESSD-EliteX-1T)
ハイスペックチップ+高性能ヒートシンクで放熱性を強化し、安全性を強化したポータブルSSDです。
Thunderbolt4+最大3050MB転送速度を実現し、大容量データ・ファイルをサクサク保存できます。
コンパクトサイズ+軽量で持ち運びやすく、アルミニウム素材で落下・衝撃に対する耐久性を高めている点もおすすめです。
サイズ/重量 | 10.2×4.5×1.3cm/80g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 3050MB/秒 |
【PHIXERO】
512GB ポータブルSSD
USB4.0/Thunderbolt4に対応しており、高級感あふれるデザインで仕上げたポータブルSSDです。
最大40Gbps転送速度を実現しており、大容量のデータ・ファイルを短時間でスムーズに保存できます。
亜鉛合金/ABS樹脂素材を使用し、耐久力も高められており、大切なデータが破損する心配もありません。
サイズ/重量 | 21.1×11×3.4cm/290g |
---|---|
容量 | 512GB |
転送速度 | 3150MB/秒 |
【PHIXERO】
2TB ポータブルSSD
内部に冷却ファン・シリコンパッドを採用し、放熱性を強化し、安定性を高めたポータブルSSDです。
Thunderbolt4+最大3150MB転送速度により、大容量データ・ファイルをスムーズに転送できます。
ストレージ容量が2TB搭載されているため、容量不足に陥る心配が無く、安定して使用できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 18.3×10.9×3.2cm/240g |
---|---|
容量 | 2TB |
転送速度 | 3150MB/秒 |
【YottaMaster】
500GB ポータブルSSD(TR1-40-512G-BK)
Thunderbolt4高速接続に対応しており、メタリックな質感で高級感を演出できるポータブルSSDです。
アルミヒートシンク・シリコンパッドを搭載しており、使用中に溜まる内部の熱を効率良く放出してくれます。
最大3150MBの転送速度でスムーズなデータ転送が可能ですし、500GBで大容量データを保存できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 11.5×6.3×2.1cm/250g |
---|---|
容量 | 500GB |
転送速度 | 3150MB/秒 |
【YottaMaster】
1TB ポータブルSSD(TR1-40-1T-BK)
Windows/MacOSをはじめ、タブレット・ゲーム機への互換性を持ち、携帯性に優れたSSDです。
アルミヒートシンク・シリコンパッドにより、放熱性を高めており、確実に内部データを保護してくれます。
メタリックな外観で高級感を演出できますし、1TBで大容量データ・ファイルを多数保存できます。
サイズ/重量 | 11.5×6.3×2.1cm/250g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 3150MB/秒 |
【YottaMaster】
2TB ポータブルSSD(TR1-40-2T-BK)
手のひらサイズで携帯性を高めつつ、2TBで大容量のデータ・ファイルを多数保存できるポータブルSSDです。
Thunderbolt4+最大3150MBでスムーズなデータ移動が可能であり、無駄な時間を大幅に削減できます。
Windows/MacOSをはじめ、各種端末に互換性があり、特殊表面加工で耐久力を高めている点もおすすめです。
サイズ/重量 | 11.5×6.3×2.1cm/280g |
---|---|
容量 | 2TB |
転送速度 | 3150MB/秒 |
【EgoDisk】
1TB 外付けSSD(Travel PRO)
コンパクトサイズで携帯性を高めつつ、1TBで大容量データ・ファイルを多数保存できる外付けSSDです。
Thunderbolt4+最大2700MB転送速度により、無駄な時間を掛けることなく、スムーズにデータを移動できます。
シルバーアルミニウムボディで耐久力も高めており、落下・衝撃に強く、確実にデータを保護できます。
サイズ/重量 | 10.1×4.9×1.3cm/117g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 2700MB/秒 |
【Fantom Drives】
Extreme(TB3X-2300N4TB)
手のひらサイズでコンパクトに仕上げつつ、アルミニウム素材で耐久力を高めた外付けSSDです。
独自テクノロジーで放熱性を高めているため、接続中に熱が溜まる心配が無く、安全にデータを保存できます。
Thunderbolt4+最大2800MB転送速度により、大きなファイル・データも短時間でスムーズに転送できます。
サイズ/重量 | 10.8×6.4×1.3cm/255g |
---|---|
容量 | 4TB |
転送速度 | 2800MB/秒 |
まとめ
Thunderbolt4対応外付けSSDは大容量データをスムーズに保存できますし、耐久性に優れているのが強みです。
基本的に製品価格が高い点には注意し、製品選びで迷った際には本記事を参考にし、選んでいただければ幸いです。
Thunderbolt4対応の外付けSSDの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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