スリムフォルムなPC端末が多数登場していますが、フォルムと引き換えにドライブをカットされている製品が多いです。
ディスクへの読み込み/書き出しを行う場合、必要不可欠なパーツとなるため、外付けブルーレイドライブを検討されると思います。
導入を検討するにあたり、「ノートパソコンと合わせて持ち運べると良い」とポータブル製品を選択される方もいるでしょう。
そこで本記事では、ポータブル外付けブルーレイドライブおすすめ製品を紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 ポータブル外付けブルーレイドライブを使うメリット
- 2 ポータブル外付けブルーレイドライブを使うデメリット
- 3 ポータブル外付けブルーレイドライブの選び方
- 4 ポータブル外付けブルーレイドライブおすすめ10選
- 4.1 【Archgon】Style(MD-8107S-U3YC-BW-S)
- 4.2 【aelrsoch】外付け ブルーレイドライブ
- 4.3 【バッファロー】ソフト付き 外付けブルーレイドライブ(BRXL-PUS6U3-BK/N)
- 4.4 【アイ・オー・データ】ポータブル ブルーレイドライブ(BRP-UC6VS)
- 4.5 【ロジテック】Type-C ブルーレイドライブ(LBD-PVD6U3CMSV)
- 4.6 【バッファロー】BDXL対応 ブルーレイドライブ(BRXL-PT6U2V-SV)
- 4.7 【Pioneer】クラムシェル型 ブルーレイドライブ(BDR-XD08LE)
- 4.8 【ASUS】ウルトラスリム ブルーレイドライブ(SBW-06D5H-U)
- 4.9 【Pioneer】スロットイン ポータブルブルーレイ(BDR-XS07B-UHD)
- 4.10 【MthsTec】外付け ポータブルドライブ
- 5 まとめ
ポータブル外付けブルーレイドライブを使うメリット
手軽に取り付けられる
内蔵型ブルーレイドライブの場合、マザーボードとの配線等の知識が必要になるため、手軽に取り付けるのは難しいです。
ですが、外付けブルーレイドライブはUSB接続で取り付けられるため、難しい知識が無くても設置できます。
ケーブル1本で取り外しも行えるため、必要な時にだけ接続して不要になった際の取り外しも簡単に行えます。
故障してもデータ紛失のリスクが無い
ブルーレイドライブはHDD/SSD等の記憶媒体とは違い、ブルーレイディスクに対して書き込み/読み込みが行えるのが特徴です。
外付けSSD/HDDの場合、事前にバックアップを取っておかないとデータの復旧は難しく、基本的に諦めるしかありません。
ですが、ブルーレイドライブはあくまでもディスクに保存しているため、本体が故障してもデータを紛失する心配がありません。
携帯性に優れている
ポータブル外付けブルーレイドライブは簡易的にディスクの読み込み/書き出しを可能にできますが、これだけではありません。
ドライブが搭載されていないノートパソコン等に対応できるよう、スリムフォルムでコンパクトに設計されているのが特徴です。
蹴重量も500g以下の製品が多いため、持ち運ぶ際に負担が掛からず、かさばる心配もありません。
ポータブル外付けブルーレイドライブを使うデメリット
内蔵型と比べると性能で劣る
外付けブルーレイドライブは内蔵型とは違い、詳細な知識が無くても簡単に接続できるのが強みです。
取り外しも容易に行えるため、あらゆるシーンに持ち運んでの運用も容易ですが、内蔵型と比較するとパフォーマンスは劣ります。
近年の製品はパフォーマンスが向上しているとはいえ、読み込みや書き込みの速度でストレスを抱く可能性がある点に注意です。
コストが掛かる
ポータブル外付けブルーレイドライブはUSBケーブルで簡易的に増設できるだけでなく、あらゆるシーンに適応できるのが魅力です。
急を要する状況下にも対応できる利便性に優れたアイテムですが、導入するためには相応のコストが掛かります。
最低限の性能でも3千円程度は必要ですし、書き込み/読み込み速度等にこだわる場合、2万円以上の予算確保が必須です。
SSD/HDDと比べると容量が少ない
外付けブルーレイドライブは知識要らずでの接続を可能にしつつ、万が一の際にもデータ紛失を回避できるのが強みです。
しかし、HDD/SSDは1TB以上の大容量を搭載した製品が多い中、ブルーレイディスクは128GBが限界値となります。
1TBと比較しても約1/9程度となるため、高解像度動画を多数保存するとすぐに容量が不足してしまいます。
PC側に処理負荷が掛かる
ブルーレイドライブはケーブル1本で端末に接続し、簡易的に読み込み/書き出しが行えるのが強みです。
しかし、あくまでも処理を行うのはPC側となるため、読み込みや書き出しを行う際にはPC側に負担が掛かります。
低解像度の動画程度なら問題は無いですが、高解像度の動画は相応のスペックが要求される点に注意です。
ポータブル外付けブルーレイドライブの選び方
USB規格で選ぶ
ポータブル外付けブルーレイドライブに採用される接続規格ですが、USB2.0~3.0以上が採用されています。
USB規格は数値が大きくなるほどに転送速度が速くなりますが、比例して製品価格も高騰する点には注意です。
加えて、PC側が規格に対応していないと本領を発揮できないため、端末に適応した規格を選ぶ必要があります。
ご自身の使用される端末USBポートをチェックし、適応しつつ、速度に優れた規格を選択しましょう。
Ultra HD Blu-ray対応で選ぶ
外付けブルーレイドライブには「Ultra HD Blu-ray」に対応し、深い臨場感を楽しめる製品が登場しています。
4K解像度・HDR技術に対応した最新規格であり、動画・映画等のコンテンツでリアリティを体験できるのが強みです。
映像コンテンツのクオリティを大きく引き上げてくれる機能ですが、対応製品は高額なコストが掛かります。
コストを気にしないなら対応製品、なるべくコストを抑えるなら非対応製品を選ぶのがおすすめです。
メーカーで選ぶ
ポータブル外付けブルーレイドライブは家電・デバイスメーカーから登場し、ラインナップが豊富です。
しかし、同じ価格帯でもメーカーによる性能差は存在するため、メーカー選びは非常に重要になります。
メーカー選びで失敗しないためにはユーザー人気をはじめ、製品のレビュー評価を参考にしましょう。
迷ってしまった際にはPioneer・バッファローあたりが国内で人気があり、使用率も高くておすすめです。
価格帯で選ぶ
ポータブル外付けブルーレイドライブは家電・デバイスメーカーから登場し、豊富なラインナップが展開されています。
3千円~2万円以上と価格幅も広めですが、価格によって速度・機能性に差が生じる点には注意です。
最低限の実用性でコストを抑えるなら3千円台からとなりますが、機能や速度にこだわるなら1万円以上の製品選択が必須です。
ご自身の予算を加味しつつ製品詳細をチェックし、購入しやすい理想の製品を選択しましょう。
ポータブル外付けブルーレイドライブおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | Ultra HD Blu-ray | USB規格 |
---|---|---|---|
Archgon Style | 15×14.8×1.4cm/560g | 非対応 | USB 3.0 |
aelrsoch 外付け ブルーレイドライブ | 14.7×14.2×1.7cm/460g | 対応 | USB 3.0 |
バッファロー ソフト付き 外付けブルーレイドライブ | 14.8×13.8×1.4cm/260g | 非対応 | USB 3.0 |
アイ・オー・データ ポータブル ブルーレイドライブ | 14.6×13.3×1.2cm/400g | 非対応 | USB 3.0 |
ロジテック Type-C ブルーレイドライブ | 14.6×13.3×1.4cm/230g | 非対応 | USB 3.0 |
バッファロー BDXL対応 ブルーレイドライブ | 15.2×13.8×1.4cm/220g | 非対応 | USB 2.0 |
Pioneer クラムシェル型 ブルーレイドライブ | 13.3×13.3×1.5cm/230g | 非対応 | USB 3.0 |
ASUS ウルトラスリム ブルーレイドライブ | 14.9×14.4×1.5cm/240g | 非対応 | USB 3.0 |
Pioneer スロットイン ポータブルブルーレイ | 13.5×13.5×1.8cm/280g | 対応 | USB 3.0 |
MthsTec 外付け ポータブルドライブ | 20.2×20×2.9cm/458g | 非対応 | USB 3.0 |
【Archgon】
Style(MD-8107S-U3YC-BW-S)
9.5mm超薄型ドライブを採用し、コンパクトサイズ+軽量で携帯性を高めたブルーレイドライブです。
アルミ製筐体で耐久力を向上させつつ、USB Type-A/Type-C両端子に対応しています。
各種ディスク別に優れた読み込み/書き出し速度も実現しており、スムーズな転送が行える点も魅力です。
サイズ/重量 | 15×14.8×1.4cm/560g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【aelrsoch】
外付け ブルーレイドライブ
Type-A/Type-C両端子を搭載し、Windows/mac/ChromeOSに互換性を持つブルーレイドライブです。
スリムフォルム+軽量で設計されており、負担無くあらゆるシーンに持ち運んで運用できます。
Ultra HD Blu-rayにも対応しており、4K高解像度コンテンツの読み込み/書き出しもスムーズに行えます。
サイズ/重量 | 14.7×14.2×1.7cm/460g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【バッファロー】
ソフト付き 外付けブルーレイドライブ(BRXL-PUS6U3-BK/N)
Windows/MacOSへの互換性を持ち、各種ディスクの高倍速読み込み/書き出しを可能にしたブルーレイドライブです。
USB 3.0規格に対応しており、最大5Gbpsで接続できるため、使用時に遅延が起きる心配もありません。
PowerDVD・PowerDirector等の編集ソフトも付属されており、ディスク制作にも最適です。
サイズ/重量 | 14.8×13.8×1.4cm/260g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【アイ・オー・データ】
ポータブル ブルーレイドライブ(BRP-UC6VS)
Windows/MacOSへの互換性を持ち、Type-A/Type-C端子を切り替えて接続できるブルーレイドライブです。
定番ライティングソフトが付属されており、ディスクコピーやCD作成をはじめ、セキュリティ機能も活用できます。
厚さ1.2cm軽量で持ち運びやすく、自社製の再生ソフトにより、あらゆるシーンで鑑賞が行える点も魅力です。
サイズ/重量 | 14.6×13.3×1.2cm/400g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【ロジテック】
Type-C ブルーレイドライブ(LBD-PVD6U3CMSV)
シンプルなシルバーカラーを採用し、コンパクトスリムで適応力を高めたブルーレイドライブです。
Mac向けに専用ソフトウェアが付属されており、豊富なテンプレートを活用した動画作成等が行えます。
セキュリティ面もバッチリですし、作成した動画等をiPhone/iPad用に変換できる点も好評です。
サイズ/重量 | 14.6×13.3×1.4cm/230g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【バッファロー】
BDXL対応 ブルーレイドライブ(BRXL-PT6U2V-SV)
シルバー・レッドカラーの2色を用意し、スリムフォルムで携帯性を高めたブルーレイドライブです。
Wケーブル収納により使用時以外の収納性が高く、M-DISKで大切なデータを長期的に保存できます。
ダブル給電システムに対応しており、電力供給が低い端末との接続時にはBoostケーブルでの補助も可能です。
サイズ/重量 | 15.2×13.8×1.4cm/220g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 2.0 |
【Pioneer】
クラムシェル型 ブルーレイドライブ(BDR-XD08LE)
クラムシェル型をコンパクトに設計されており、使いやすさと携帯性を両立させたブルーレイドライブです。
PC端末ではドライブユーティリティを活用し、自分好みにカスタマイズすることで抜群の操作性を実現できます。
さらに、Android端末への互換性を実現し、専用アプリと併用することでPC端末を介さずに音楽等を取り込めます。
サイズ/重量 | 13.3×13.3×1.5cm/230g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【ASUS】
ウルトラスリム ブルーレイドライブ(SBW-06D5H-U)
USB Type-A/Type-Cの切り替えを可能にしつつ、3.0規格で接続できるブルーレイドライブです。
各種ディスクでの高速読み込み/書き出しを実現し、付属ソフトウェアでセキュリティも強化できます。
スリムな筐体を近未来的なデザインで設計されており、あらゆるシーンで存在感を発揮できる魅力もあります。
サイズ/重量 | 14.9×14.4×1.5cm/240g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【Pioneer】
スロットイン ポータブルブルーレイ(BDR-XS07B-UHD)
質感の良いマットブラックカラーを採用し、据え置き・持ち運びの両方に対応したブルーレイドライブです。
Ultra HD Blu-rayにより、4K解像度をリアルな臨場感で楽しみつつ、M-DISKで長期間安全に保存できます。
滑り止め加工により落下等の心配も無く、Android端末への互換性・専用アプリで様々な機能を活用できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 13.5×13.5×1.8cm/280g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
【MthsTec】
外付け ポータブルドライブ
ブラックカラーにブルーライトを採用しており、クールな魅力を持つブルーレイドライブです。
USB 3.0規格に対応していて最大5Gbpsで端末と接続できるため、読み込み/書き出し時に遅延が起きる心配がありません。
専用ソフトウェアを活用した自由な編集も可能ですし、軽量で持ち運びに負担が掛からない点も好評です。
サイズ/重量 | 20.2×20×2.9cm/458g |
---|---|
Ultra HD Blu-ray | 非対応 |
接続規格 | USB 3.0 |
まとめ
ポータブル外付けブルーレイドライブは持ち運びやすく、あらゆるシーンでディスクの読み込み/書き出しが行えるアイテムです。
知識要らずで使用できる点も魅力なので、本記事を参考に理想の製品を選んでいただければ幸いです。
ポータブル外付けブルーレイドライブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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