ダッチオーブンは上級者向けと思われている方も多いですが、それひとつで焼く・煮る・蒸すなどの調理のほか、燻製までできる万能な調理器具です。
さらに、燻製などの幅広い料理に応用することができ、ダッチオーブンがあればキャンプ料理のレパートリーが一気に広がります。
ダッチオーブンはそのまま調理すると底が焦げ付きやすいため、底網を使うことで底に汚れが付くのを防ぐことも可能です。
この記事では、底網のおすすめの商品のほか、100均で入手できるものや代用できるものもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 ダッチオーブンの底網を使うメリット
- 2 ダッチオーブンの底網を使うデメリット
- 3 ダッチオーブンの底網は100均で手に入る?
- 4 ダッチオーブンの底網に代用できるものはある?
- 5 ダッチオーブンの底網おすすめ10選
- 5.1 【CAMPING MOON】ダッチオーブン インナーネット(W21)
- 5.2 【TSBBQ】ダッチオーブン 10インチ用 ステンレス底網(TS-AM10)
- 5.3 【UNIFLAME】ダッチオーブン底網 8インチ用(665336)
- 5.4 【SOTO】ステンレスダッチオーブン交換用底網(ST-908NT)
- 5.5 【CAPTAIN STAG】ダッチオーブン 蒸しアミ・燻製アミ(UG-3055)
- 5.6 【テンマクデザイン】アルミダッチオーブン 6インチ専用底網
- 5.7 【UNIFLAME】ダッチオーブン 底上げネット(661710)
- 5.8 【CAPTAIN STAG】ダッチオーブンロストル(M-5547)
- 5.9 【CAPTAIN STAG】ダッチオーブン 鉄鋳物 角型(UG-3063)
- 5.10 【Coleman】ステンレスプレート12インチ(170-9059)
- 6 まとめ
ダッチオーブンの底網を使うメリット
調理の幅が広がる
まず、ダッチオーブンを使った料理には底網を使うものも多く、煮る・揚げる以外の調理であれば底網があったほうが便利です。
焼く場合は、底網があることで肉から出た油や野菜からでた水分が食材に触れるのを防ぐことができます。
また、底網の上に食材を乗せて、その下に水を張ったり燻製用のウッドチップを敷いたりすることで、蒸す・燻すなどの調理が可能です。
底に焦げが付きにくい
キャンプで炭火を使って作った料理は、普段よりも格別に美味しく感じられますよね。
しかし、炭火は火力の調節が難しく、火が強すぎてダッチオーブンの底を焦がしてしまうことがよくあります。
底網を使えば食材が底に直接触れないため焦げ付く心配がなく、ダッチオーブンを使った後の片付けもしやすく便利です。
蓋の上に置いて炭置きとしても使える
ダッチオーブンは蓋に炭を乗せて上からも加熱することで、オーブンのように調理することが可能です。
多くの蓋は平たくフチがあり炭を上に乗せやすい設計になっていますが、置いた炭が転がり落ちてしまうこともよくあります。
そのようなとき、ひっくり返して蓋の上に乗せることで、炭置きとして使うことができる底網があると便利です。
ダッチオーブンの底網を使うデメリット
必須のアイテムではない
ダッチオーブンの底網はすべての料理に使えるわけではなく、底網が無くても調理することは可能です。
なるべく持ち運びや後片付けの負担を減らしたいと考える方にとっては不要に感じるかもしれません。
あえて底網を購入するほどでもないと思う場合は、アルミホイルなどで代用することも可能です。
洗いにくい
底網を敷くことでダッチオーブンの底が焦げ付くのを防ぐことができますが、底網には焦げが付いてしまうことがあります。
網目の細かいところの汚れを取るにはブラシを使ったりしなければならず、綺麗に洗うのは大変です。
商品によって洗いやすい形状や素材のものがあるため、気になる方は洗いやすさを意識して選びましょう。
サイズがぴったり合わないことがある
各メーカーのダッチオーブン専用の底網であれば当然ぴったりサイズですが、専用ではない底網を使う場合はサイズに注意が必要です。
底網が小さすぎるとダッチオーブンの中で底網が動いて安定しなかったり、食材が脇から落ちて底にこびりついたりしてしまいます。
また、ダッチオーブンの外寸と内寸を間違えていて大きすぎたということもあるため注意しましょう。
ダッチオーブンの底網は100均で手に入る?
結論から言いますと、100均でダッチオーブンの底網自体は売っていません。
しかし、100均には底網として使える商品がいくつかあります。
100均の中のキッチン用品か製菓コーナーを探してみると、底網として使えそうな商品が見つかるでしょう。
油切り用の丸網や、金属製の鍋敷き、ケーキ台などが底網としても使えておすすめです。
ダッチオーブンの底網に代用できるものはある?
ダッチオーブンの底網は、ちゃんとしたものを買おうとするとけっこう値が張りますが、安く代用できるものもたくさんあります。
100均でも手に入るような油切り用の丸網や、金属製の鍋敷き、ケーキ台のほか、蒸し器用の部品もぴったりです。
ただの丸網の下に箸置きや小皿、丸めたアルミホイルなど、底上げ用の部品を置くだけでも機能としては十分使えます。
アルミホイルを底に敷くだけでも焦げ付きを防ぐことが可能です。
ダッチオーブンの底網おすすめ10選
【CAMPING MOON】
ダッチオーブン インナーネット(W21)
10インチのダッチオーブン用の底網です。
ステンレス製で錆びにくく汚れも付きにくいため使った後のお手入れがしやすく、メッキ加工がないため固いブラシでゴシゴシ洗うことができます。
6・8・10・12インチと豊富なラインナップが揃っているため、手持ちのダッチオーブンのサイズに合わせて選ぶことが可能です。
【TSBBQ】
ダッチオーブン 10インチ用 ステンレス底網(TS-AM10)
金物の製造で有名な新潟県燕三条で作られた、安心の日本製の底網です。
食材の焦げ付きも綺麗に取れるステンレス製で、価格は高めですが防錆性が高く長持ちするコスパのよい商品になっています。
コールマンのダッチオーブンは、10インチの底網でも商品によってはサイズが合わないことがありますが、この底網であればぴったりサイズです。
【UNIFLAME】
ダッチオーブン底網 8インチ用(665336)
足が低めなため蒸し料理と燻製には向きませんが、それ以外の料理では大活躍してくれるダッチオーブンの底網です。
ユニフレームのダッチオーブンにシンデレラフィットするのはもちろんですが、それ以外のメーカーのダッチオーブンやココットにも使えます。
耐熱性が高いため、焼き網として直火でも使える便利な商品です。
【SOTO】
ステンレスダッチオーブン交換用底網(ST-908NT)
SOTOのステンレスダッチオーブン用の底網ですが、コールマンやキャプテンスタッグなど他メーカーのダッチオーブンにも使える商品です。
足の高さが2cmあるため、水を張っても蒸発しきらず蒸し物にも使えます。
固いタワシでゴシゴシこすっても傷つかず錆にも強いため、綺麗な状態を保ったまま長く使うことが可能です。
【CAPTAIN STAG】
ダッチオーブン 蒸しアミ・燻製アミ(UG-3055)
ダッチオーブンの底網は横棒だけの形状の網が多いですが、この商品は普通よりも網目が細かいため小さい食材も落ちる心配がありません。
底網は足の高さが2cmのものが多いですが、この商品は4cmの高さがあるため底網の下にウッドチップを敷いて燻製するのにもぴったりです。
バーベキューコンロの網の上に設置して、焼きすぎ防止としても活用できます。
【テンマクデザイン】
アルミダッチオーブン 6インチ専用底網
テンマクデザインのアルミダッチオーブン専用の底網です。
サイズは6インチで、ソロキャンプ向きの小さめサイズのダッチオーブンやクッカーの底網として使うのにぴったりです。
また、アルコールストーブのゴトクとしても使うことができます。
アルミとステンレスで作られており、軽くて丈夫な使い勝手のよい商品です。
【UNIFLAME】
ダッチオーブン 底上げネット(661710)
足の高さが5cmと高めで、蒸し料理や燻製料理に最適なダッチオーブンの底網です。
足は折りたたみできる仕様で底上げが高めなため、重い食材を乗せると不安定になったり、大きすぎる食材は蓋が閉まらなかったりします。
そのため、ローストチキンなどを作るのには向きませんが、水を張ったりウッドチップを敷いたりするためにはぴったりです。
【CAPTAIN STAG】
ダッチオーブンロストル(M-5547)
25cmのダッチオーブン用で500円台とコスパ最強の商品です。
かなりのお手頃価格ですが、丈夫な作りで長持ちする使い勝手のよい底網になります。
30cm用のサイズもあり大き目のダッチオーブンにも使えるため、ファミリーキャンプにもぴったりです。
同メーカーのフォールディングスタンドやリッドリフターなどのアクセサリーも充実しているため、一緒に揃えるとより便利になります。
【CAPTAIN STAG】
ダッチオーブン 鉄鋳物 角型(UG-3063)
ソロキャンパーに人気の角型ダッチオーブンmini専用の底網です。
コンパクトサイズで持ち運びもしやすく、1人前の調理にぴったりの大きさになります。
角型のためスペースを無駄にすることなく、食材を乗せやすい形状になっていて便利です。
網に乗せて肉を焼くと余計な脂が落ちて、普通よりも美味しくヘルシーに調理することができます。
【Coleman】
ステンレスプレート12インチ(170-9059)
数ある商品の中でも価格は高めですが、それだけの価値がある高機能なダッチオーブンの底網です。
別売りのエクストラスペーサをプラスで使うことで、より高さを出すことができるため、あらゆる調理方法で幅広く料理を作ることができます。
そのまま底網として食材を乗せるだけでなく、鍋敷きとして使うか、ひっくり返して蓋の上に設置して炭置きとして使うことも可能です。
まとめ
せっかくダッチオーブンを入手したなら、いろいろな料理を作ってみたいですよね。
ダッチオーブンを100%活用するためには、底網はかかせないアイテムです。
ぜひ底網を使って、本格的なダッチオーブン料理にチャレンジしてみてください。
ダッチオーブンの底網の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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