綺麗な景色や星空を眺めながら、焚き火や炭火を使って、ゆっくりと料理を楽しむのはキャンプの醍醐味とも言えます。
「普段は料理をしないけれど、キャンプに来たら料理が一番の楽しみ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ダッチオーブンは、素材が分厚く、熱が均等に伝わりやすいため、炭火や焚き火を使って、様々な料理が可能な金属製の鍋です。
数あるダッチオーブンの中から、10個のおすすめアイテムを、使い勝手の良い12インチのサイズに絞ってご紹介します。
目次
- 1 12インチのダッチオーブンを使うメリット
- 2 12インチのダッチオーブンを使うデメリット
- 3 12インチのダッチオーブンの選び方
- 4 12インチのダッチオーブンおすすめ10選
- 4.1 【ユニフレーム】UFダッチオーブン12インチ(UNI-660997)
- 4.2 【ユニフレーム】ダッチオーブン12インチスーパーディープ(660966)
- 4.3 【コールマン】ダッチオーブンSF(170-9391)
- 4.4 【SOTO】日本製 ダッチオーブン ステンレス(ST-912)
- 4.5 【キャプテンスタッグ】ダッチオーブン 鉄鋳物(UG-3047)
- 4.6 【キャプテンスタッグ】ダッチオーブン セット 鉄鋳物(UG-3049)
- 4.7 【LODGE】キャンプオーブン(L12CO3)
- 4.8 【LODGE】キャンプオーヴン ディープ(L10DCO3)
- 4.9 【LODGE】ダッチオーブンループ(L10DOL3)
- 4.10 【GSI】アルミダッチオーブン12インチ(40712)
- 5 まとめ
12インチのダッチオーブンを使うメリット
様々な調理に対応
ダッチオーブンは、分厚い金属製の素材でできており、熱が均等に伝わりやすいという特徴があります。
熱が一箇所に集中しないため、煮る、茹でるだけでなく、焼いたり、蒸したり、燻したりと、様々な調理方法が可能です。
これだけの調理方法ができれば、フライパンや別の鍋など、他の荷物を減らすこともできます。
安定感がある
ダッチオーブンは、どっしりとした重みのある丈夫なつくりで、バランスを崩しにくい一面があります。
蓋にも重量があるため、沸騰したお湯の蒸気で浮き上がったり、少し傾けただけで蓋がずれてしまうようなことはありません。
焚き火や炭火を使って熱する際、軽い鍋はカタカタと揺れやすいので、安定感のあるダッチオーブンを使うと安心です。
耐久性が高い
上記でお伝えしたとおり、分厚いダッチオーブンは頑丈に出来ており、屋外での使用でも簡単に破損することはありません。
素材によっても異なる場合がありますが、燃える薪の上に直接のせたり、蓋の上に燃焼中の炭をのせる事もできます。
火にかけるため黒くなりますが、ゴシゴシ擦って洗っても劣化しにくく、豪快に料理をしたい方にもおすすめです。
12インチのダッチオーブンを使うデメリット
重量がある
ステンレス製や鋳鉄製などがあるダッチオーブンですが、どれも厚みを持たせてあり、一般的な鍋と比較すると重たいのが特徴です。
その分安定感がありますが、12インチはそれなりに大きめなサイズのため、持ち運びが楽とは言えません。
家で使う場合、持ち運ぶ機会は少ないかもしれませんが、洗ったり、棚に収納したりするのは大変です。
手入れに手間がかかる
焚き火や炭火に鍋をかけると、周りに煤がつき、触れないほど真っ黒になってしまいます。
丸洗いできるものもありますが、重量のあるダッチオーブンを流しに持っていき、持ち上げてゴシゴシ洗うのは想像以上に大変です。
また、鋳鉄製などは、使用前や使用後に「錆び取り」「オリーブオイルによる焼き」などの手入れが必要となり手間がかかります。
高価
ダッチオーブンは、特殊な製造工程が必要なため、普通の鍋と比較すると少し高価な商品です。
多用途に使えるため、使いこなすことができれば便利ですが、特に初めて使う方は高いと感じてしまうかもしれません。
頻繁に買い替えることができないため、長く使えて、手間がかかりにくいダッチオーブンを探したいところです。
12インチのダッチオーブンの選び方
使用シーン
ダッチオーブンは、キャンプの料理に使うことが多いですが、様々な調理方法ができるので、家庭料理でも役立ちます。
キャンプで使いたいのか、家で使いたいかによって、選び方のポイントは変わってきます。
屋外で使いたい場合には、炭や炎で汚れやすくなるため、ゴシゴシと洗っても傷がつきにくいものがおすすめです。
家の中で使う場合には、安定したガスの火だけなので、極端に汚れてしまうことはありません。
屋内・屋外と、どちらでも使いたい場合には、持ち運びやすく、強く洗っても傷がつかない頑丈なものが良いでしょう。
素材
主に「鋳鉄製」「ステンレス製」「黒皮鉄板製」などがありますが、素材によって重さや手入れのしやすさなどが変わります。
金額は少し高めですが、多くの方におすすめなのは、扱いやすくお手入れのしやすいステンレス製です。
鋳鉄製などは、錆び取りやオイルの焼き付けなどを行う、シーズニングと呼ばれる作業を必要とするため手間がかかります。
もちろん、ステンレス製も手入れは欠かせませんが、鋳鉄製などと比べると圧倒的に楽で簡単です。
「手間をかけてじっくりお手入れすることが好き」という方や、デザインにこだわりのある方以外は、ステンレス製が無難でしょう。
価格
ダッチオーブンは、使われている素材の種類や、厚みにより金額が変わりますが、どれも決して安いものではありません。
中には、コスパ重視で安いものもありますが、使い勝手が悪く、すぐに買い替えるようでは意味がありません。
安いものを探す場合でも、使い勝手や持ち運びやすさ、お手入れのしやすさなどを考慮して選ぶことをおすすめします。
予算に余裕のある方は、より扱いやすい、高性能なものを選んでみても良いかもしれません。
とはいえ、30,000円を超える高価なものもあるため、どれくらいの頻度で使うか、なども考慮して判断すると良いでしょう。
12インチのダッチオーブンおすすめ10選
【ユニフレーム】
UFダッチオーブン12インチ(UNI-660997)
4,5mmの厚みがあることで、頑丈かつ熱が均等に伝わりやすい、黒皮鉄板製のダッチオーブンです。
シーズニングを必要としますが、表面はツルツルとしており、錆び取りなどのお手入れが比較的簡単にできます。
重量があるため安定感があり、バランスを崩しやすい屋外の調理でも、安心して凝った料理を楽しむことができます。
【ユニフレーム】
ダッチオーブン12インチスーパーディープ(660966)
形や大きさ、サイズは同一メーカーの12インチダッチオーブンと同じですが、スタンドと底網が付属している便利なセット品です。
底網を使った料理は、底の焦付きを防ぎ、使用後のお手入れも簡単に済ますことができます。
熱したばかりのダッチオーブンは、大変高温となり、直接テーブルに置くことができないため、スタンドがあると大変便利です。
【コールマン】
ダッチオーブンSF(170-9391)
専用の収納ケースが付くため、楽に移動することができ、持ち運びに便利な鋳鉄製のダッチオーブンです。
重量がある点には注意が必要ですが、底裏には3点の突起があり、滑りにくく安定した調理ができます。
熱々の状態の蓋でも、簡単に持ち上げられるよう、専用のリッドリフターがあるため、蓋まで熱くなる豪快な料理でも安心です。
【SOTO】
日本製 ダッチオーブン ステンレス(ST-912)
艶のある綺麗な外見のダッチオーブンは、面倒なシーズニングを必要とせず、食洗機で洗うこともできてしまいます。
ステンレス製のため錆びにくく、取り扱い方や保管方法も簡単なため、扱いに慣れていない方には特におすすめです。
少し値が張りますが、汚れにくく、耐久性もあり、簡単なお手入れで長く使うことができるのでコスパの良い商品とも言えます。
【キャプテンスタッグ】
ダッチオーブン 鉄鋳物(UG-3047)
鉄鋳物の素材でできており、初回のカラ焼き作業を必要としない、耐久性の高いコスパの良いダッチオーブンです。
他のものと比較すると、かなり低価格な商品ですが、難しいお手入れもなく、様々な料理に役立たせることができます。
また、焚き火や炭火はもちろん、ガスやIHにも対応しているため、家庭で使う場合にも便利です。
【キャプテンスタッグ】
ダッチオーブン セット 鉄鋳物(UG-3049)
多機能で低価格なダッチオーブンに、熱い蓋を取るための治具や、収納ケースが備わった、便利でお得なセット品です。
ダッチオーブンは重たいため、持ち運びに便利なケースが付属するのは、嬉しいポイントと言えます。
便利なセット品となっているにも関わらず、単品価格とそれほど変わらないため、大変お得に手に入れることができます。
【LODGE】
キャンプオーブン(L12CO3)
シンプルなつくりで低価格ですが、しっかりとした機能を持ち、複数のシチュエーションで活躍する鋳鉄製のダッチオーブンです。
厚みのある素材で、鍋全体を均一に熱してくれるため、焼いたり煮込んだりだけでなく、ご飯が炊けたりパンを焼くこともできます。
ガスコンロやIHヒーターはもちろんのこと、オーブンに入れて調理ができたりと、使い道は様々です。
【LODGE】
キャンプオーヴン ディープ(L10DCO3)
鋳鉄製でできた深めのキャンプオーブンは、底裏に少し長めの突起があり、炭火の上で使う場合にも安定して設置できます。
また、重量があるため、どっしりとした安定感があり、蓋の浮き上がりやずれを心配する必要もありません。
シーズニングを必要としないため、初めての方や、ダッチオーブンに慣れていない方にもおすすめの商品です。
【LODGE】
ダッチオーブンループ(L10DOL3)
直火だけでなく、IHやハロゲンヒーター、オーブンにも対応し、様々な使い方が可能なダッチオーブンです。
取っ手はアームのタイプではなく、両サイドの出っ張りを使って持ち上げるタイプのため、両手が必要となります。
分厚いながらもそこまで重くなく、食洗機にも対応することから、家での料理にもぴったりのアイテムです。
【GSI】
アルミダッチオーブン12インチ(40712)
ダッチオーブンの中では、比較的珍しいアルミ製でできており、非常に軽く、持ち運びに優れています。
ステンレス製と同じく、シーズニングの必要がなく、使い勝手が良いため初心者にもおすすめです。
少し金額が高くなりますが、オーブンにも使えることから家での利用もでき、美味しく調理をすることができます。
まとめ
ダッチオーブンは使い方次第で、どんな調理方法にも対応でき、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
今回ご紹介した12インチのダッチオーブンをご参考に、料理がより楽しくなるような、魅力的なものを探してみてください。
12インチのダッチオーブンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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