最近は夫婦やカップル2人で、1年中デュオキャンプを楽しむキャンパーも増えていますね。
冬になり寒くなってくると憧れるのが、テント内でも2人で暖かく使用できる薪ストーブ。
薪ストーブの使用に伴い必要になるのが薪ストーブ対応テントです。
ですが薪ストーブ対応のテントは種類が多く、どれを選べば安全に使用できるのかわからないですよね。
そこで今回は薪ストーブ対応テントを使うメリットや選び方、デュオキャンプにおすすめのテント10選を紹介します。
目次
デュオキャンプ向け薪ストーブ対応テントを使うメリット
薪ストーブを安心して使用できる
薪ストーブ対応テントは素材として熱に強いコットンやポリコットンなどの難燃素材を使用したものが多いです。
そのため万が一薪ストーブから火の粉が飛んでも、被害を最小限に抑えることができます。
また、煙突穴やベンチレーションと呼ばれる換気口から十分な換気ができるため、一酸化炭素中毒のリスクも軽減できます。
暖かさを最大限活かすことができる
せっかくよい薪ストーブを購入しても、テントの性能のせいで寒くては意味がありません。
薪ストーブ対応テントではコットンやポリコットンを素材として使用しているものが多く、保温性に優れます。
またテントにスカートがついているものだと、さらに外の冷気を遮断することができるためテント内がとても暖かいです。
オールシーズン使えるためコスパがよい
薪ストーブ対応テントの素材として多く使用される、コットンやポリコットンは通気性・保温性に優れています。
そのため夏は涼しく冬は暖かいため、オールシーズン使用できます。
テントとしての機能が高いため決して安い買い物ではないですが、1年間通して使用できると考えればコスパはよいでしょう。
デュオキャンプ向け薪ストーブ対応テントを使うデメリット
一酸化炭素中毒に注意が必要
いくら薪ストーブ対応テントが安全といっても、一酸化炭素中毒への対策は必要です。
一酸化炭素は、薪が燃える際に酸素を必要として一酸化炭素を放出するため、密閉状態になると濃度が増加します。
そのため定期的な換気と、一酸化炭素探知機を使用した一酸化炭素の測定は必ず行うようにしましょう。
持ち運びが大変
薪ストーブ対応テントで使用されるコットンやポリコットンは、化繊素材と比べて重量が重いものが多いです。
少し大きいサイズのテントだと30kgを簡単に超えてしまいます。
そのため購入する前にテントの重さを確認し、可能なら店舗で1度手にとって確認できると安心です。
また冬は寒さ対策で荷物が増えるため、車載できる大きさなのか確認しておくとよいでしょう。
デュオキャンプ向け薪ストーブ対応テントの選び方
安全に薪ストーブを使用できるかチェックしよう
難燃素材を使用しているか
コットンやポリコットン(T/C)と呼ばれる難燃性の素材がおすすめです。
化繊素材は安価ですが石油が原料であるため、熱や火の粉に弱く薪ストーブの使用にはおすすめできません。
煙突穴があるか
煙突穴があり周囲を防火布等で覆われていると火の粉が散っても、燃えにくいため安心です。
また事前に使用する薪ストーブの煙突の向きや、プロテクターのサイズを確認しておくとスムーズにテントが購入できます。
通気性を十分に確保できるか
一酸化炭素中毒を防ぐには、ベンチレーションを通して換気することが大事です。
ベンチレーションは上下など複数についているものを選びましょう。
居住スペースは十分あるか
テント内で薪ストーブを使用すると想像以上にスペースを使用することになります。
とても暖かい薪ストーブですが、狭いスペースだとほかのキャンプギアに引火したり、誤って手を触れて火傷するなんてこともあります。
また、外が寒い冬はどうしてもテント内におこもりがちとなるため、室内が狭いとなかなかゆっくりとくつろぐことができません。
そのため快適なテントを選ぶには、使用人数にプラスして1~3人分余裕をもってテントを選ぶことをおすすめします。
設営しやすいテントか
薪ストーブ対応テントを使用する時期は、寒さの厳しい冬であることが予想されます。
そんな寒い時期の設営に時間のかかるテントを購入して、上手くいかず2人でイライラして喧嘩に発展・・・なんてこともあります。
そのため、単純な構造かつ短時間で設営・撤収がおこなえるテントであると、ストレスや負担が軽減されます。
特にワンポールテントやベル型テントは、ポールの数も少なく設営方法も簡単でおすすめです。
デュオキャンプ向け薪ストーブ対応テントおすすめ10選
【Unafreely】
ワンポールテント
煙突穴がついた3~4人用、3万円以下というコスパのよいワンポールテントです。
地面から煙突穴の高さは140cmとなっており、煙突穴の周りは耐熱防煙シートとなっているため火の粉が散っても燃えにくいです。
またテントにはスカートがついているため、冬は外からの冷気を通さずテント内が暖かい作りとなっています。
【Glamcamp】
ワンポールテント 3M
難燃性素材の煙突穴がついた1~3人用のポリコットン素材のテントです。
ベンチレーションも4か所ついており、メッシュ素材となっているため夏冬通してテント内を上手く空気循環することができます。
またテント内は最長2.5mあるので、冬のおこもりキャンプでも窮屈さを感じることなく使用できます。
3万円以下とコスパもよいので初めてのテントにおすすめです。
【Naturehike】
ワンポールテント
大人4人まで広々使えるポリコットン素材のワンポールテントです。
上部にベンチレーションと前後に出入り口があるため、通気性も問題ありません。
またテントにはスカートもついているため、冬も外からの冷気の影響を受けにくいです。
そしてキャノピーポールが2本ついているため、前面を跳ね上げてリビングとして使用することも出来ます。
【ONETIGRIS】
ROCDOMUSホットテント(CE-HTM10)
フロアレスシェルターやタープとしても使用できる多機能なパップ型テントです。
出入り口が2つとベンチレーションが2つ、そして煙突穴がついているため安心して薪ストーブを楽しめます。
軽量素材を使用しており重量2.8kgと軽いため、徒歩や公共交通機関を使用してデュオキャンプに行く方におすすめです。
【TOMOUNT】
Bell tent5
難燃性のあるT/C素材を使用したベル型テントです。
煙突穴にはより安全な耐熱生地を使用しているため、火の粉が散っても燃えにくい作りとなっています。
また、テントには4つの窓と4つのベンチレーションがあり通気性も問題ありません。
そして高さが2mある上に、側壁部分もあるためテント内の隅まで居住空間として使用できます。
【S’more】
Bello 300
難燃性のあるポリコットン生地を使用したベル型テントです。
テントにある煙突穴は500度以上の熱に耐えることができる作りとなっています。
また上部に4つのベンチレーションがあり、下部の囲い部分には4つの網戸がついているため通気能力も十分です。
そしてワンポールのシンプルな作りとなっているため、簡単に設営することができます。
【Yoka】
CABIN
T/C素材を使用し、ベイカーテントとパップテントの構造をかけ合わせた居住性の高いテントです。
4本のポールを使用してフルオープン、ハーフオープン、サイドオープンなどさまざまな張り方を楽しむことができます。
煙突穴があり、テント内の壁が垂直となる作りのためデッドスペースが生まれることなく、薪ストーブも安心して使用できます。
【Seek Outside】
Tipi Tent Cimarron
軽量と丈夫さを追求した4人用のワンポールテントです。
煙突穴やベンチレーションがついているため、通気性は問題ありません。
そして4人用テントでありながら、重量1.6kgと徒歩や公共交通機関でデュオキャンプされる方におすすめです。
またカーボンポールや、通常のナイロンの7倍の強度を持つコーデュラシルナイロンを使用しているため、耐久性も兼ね備えています。
【Tent-Mark】
サーカスTC MID+
薪ストーブ対応テントでとても人気の2人用ワンポールテントです。
T/C素材のため薪ストーブの熱にも強く、出入り口が2つあるため通気性も問題ありません。
またインナーテントやフロントフラップ、グランドシートなどオプション商品が多いことが魅力の1つです。
自分たちのキャンプスタイルに合わせて好みのテントに仕上げることができます。
【NORDISK7.1】
アスガルド(142012)
ポリコットン素材を使用した女性に人気のベル型テントです。
テント上下部に複数のベンチレーションがついているため通気能力は十分です。
高さは180cmとコンパクトですが、側壁部分があるため狭く感じることなく使うことができます。
またアズガルドは3サイズ展開となっているため、荷物が多い方は1つ大きいものを購入するとよいでしょう。
まとめ
今回は薪ストーブ対応テントを使うメリットや選び方、デュオキャンプにおすすめのテント10選を紹介しました。
この記事を参考に薪ストーブを安全に使用でき、自分たちのキャンプスタイルに合ったテントを探してみてくださいね。
デュオキャンプ向け薪ストーブ対応テントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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