毎年のように新しいドライバーが発売されていますが、驚くほど変化が感じられないモデルもあります。
ニューモデルと入れ替えになった型落ちモデルのなかには、リーズナブルでありながらも十分な性能を備えているものも。
そこで今回は、新品で購入できる型落ちドライバーおすすめ10選と、選び方やメリット・デメリットについてのご紹介します。
最後までご覧いただき、リーズナブルなドライバーを選ぶときの参考にしてください。
目次
- 1 型落ちドライバーを使うメリット
- 2 型落ちドライバーを使うデメリット
- 3 型落ちドライバーの選び方
- 4 型落ちドライバーおすすめ10選
- 4.1 【キャロウェイ】2022 ローグ ST マックス （4F891529K200）
- 4.2 【テーラーメイド】2022 ステルス エイチディー （N9306708）
- 4.3 【タイトリスト】2020 TSi 2（647RG1S9J）
- 4.4 【プロギア】2021 egg 44（Egg 44 DR）
- 4.5 【ピン】2022 G425 MAX DR ALTA J CB SLATE
- 4.6 【ダンロップ】2021 ゼクシオ トゥエルブ（XX12NVW）
- 4.7 【ブリヂストン】2021 B2（2DLB1WS9）
- 4.8 【ミズノ】2021 ST – X（5KJBB48651）
- 4.9 【ヤマハ】2019インプレス UD＋2
- 4.10 【ホンマ】2019 ツアーワールド XP -1（TW XP-1）
- 5 まとめ
型落ちドライバーを使うメリット
リーズナブルな価格
ニュークラブと比べると、型落ちドライバーは、リーズナブルな価格で販売されています。
メーカーやモデルによりますが、在庫処分を目的とした価格設定にしていることが多く、新品でも安く手に入れることができます。
特にモデルチェンジのタイミングで型落ちとなったドライバーは、値引きが大きくなるのでお買い得な品です。
適正な性能評価
型落ちのドライバーのなかでも、直近数年間でリリースされたモデルであれば、十分に優れた性能を備えています。
特に、シリーズ化しているモデルの型落ちであれば、僅かなマイナーチェンジなので、アマチュアには気にならないほどの変更です。
既存のテクノロジーなかから、自分のスイングやフォームに合うものを選ぶことが重要です。
メーカーの信頼性
信頼性のおけるメーカーの製品であれば、型落ちのドライバーであっても品質や機能は問題なく、安心して使用できます。
まして新品で購入できるのであれば、傷や破損の心配もなく、コストパフォーマンスの良い品を手に入れることが可能です。
新品で購入できる型落ちドライバーのなかでも、信頼性の高いメーカーの品が安心できます。
使用レビューで確認
新型のドライバーは、市場のなかで評価が定まっていないことが多いため、メーカー発の情報を頼りにして選ぶことが可能です。
型落ちのドライバーは、すでにリリースされていることから、ユーザーの評価が豊富に存在いています。
参考にできるレビューを選択することで、自分に合ったモデルを選びやすいと言うメリットがあります。
既に確立された評判
型落ちのドライバーとは言え、市場での評判が高いことから、製造を継続しているモデルもあります。
既に確立されている評判を得ていれば、宣伝広告の費用を抑えることができ、生産ラインの償却もわずかです。
しかも良い点だけではなく、問題点の分析も定まっていることから、顧客満足度を高めるセールスを受けることができます。
型落ちドライバーを使うデメリット
最新テクノロジー未搭載
発売日から数年経過した型落ちのドライバーは、最新技術や機能を搭載していない可能性があります。
最新モデルに比べると、搭載しているテクノロジーや、性能が劣っている場合もあるので確認が必要です。
日々、進化を遂げているゴルフクラブでは、わずかな期間の差であっても、搭載している性能は大きく異なることがあります。
限定的な選択肢
すでに生産が終了したモデルであれば、徐々に在庫が少なくなって自分に合うスペックやシャフトを見つけられない場合があります。
新製品発表とともに生産終了した型落ちドライバーは、期間の経過とともに扱いにくいモデルが多くなり選択肢が限定されます。
自分に合うモデルを見つけたら、躊躇なく購入するのが確実な入手方法です。
違和感のある外観
型落ちのドライバーの多くは、最新のモデルのデザインや外観よりも、時代遅れに感じることが多いので注意が必要です。
スタイリングやフォルムにも流行があるため、個性的なデザインのモデルほど違和感があるものです。
性能や相性を最優先に選べば、外見を気にせず長く使えますが、違和感があると早期に手離す可能性もあります。
経年劣化に注意
一定期間が経過した型落ちモデルは、新品でも劣化している場合があるので注意が必要です。
一度も使用されていないクラブでも、グリップを握ったりワッグルをしたりと、クラブにfぐれている可能性があります。
ラバーグリップは手汗によって硬化し、徐々に劣化していくため、早い時期にグリップ交換を必要する場合があります。
互換性の低下
発売から一定期間経過した型落ちのドライバーは、新たに開発されたボールに対応できる仕様とはなっていない場合があります。
ドライバーが新たなモデルを発表しているように、ボールや他の用品も新しい仕様のものが登場しています。
最新のテクノロジーを求める方は、ボール等を購入するとき、互換性について注意が必要です。
型落ちドライバーの選び方
品質や状態を確認して選ぶ
型落ちモデルを選ぶときは、ドライバーの品質や状態をよく確認して、納得の上で購入することが大切です。
新品で購入できるとは言え、生産終了している型落ちドライバーのなかには、在庫の保管状態よって多少の傷や汚れがあるかもしれません。
ヘッドやシャフトはもちろんこと、グリップなどの消耗品の状態などをチェックすることで、購入後のトラブルを防げます。
また、ネットショッピングの利用では返品・交換の有無も確認が必要です。
性能を理解して選ぶ
一般的に型落ちモデルは、現行モデルの性能よりも古いことから、時代のニーズと離れていることを理解しておくことが必要です。
ドライバーに限らずすべてのクラブが飛距離に特化した時代、また方向性や安定性を重視する時代を経験しています。
トレンドが変ると一気に仕様が変わることから、型落ちモデルに古さを感じる場合もあります。
選ぶときには、ネットのレビューなどを参考に、自身に合っているかを理解しておくことが必要です。
自分のスキルに合う性能を選ぶ
ドライバーを選ぶ上での最重要ポイントは、自身のスイングスタイルやゴルフレベルに合ったドライバーを選べるかです。
飛距離や許容性などの性能をもとに選んだとしても、自分に合っていなければ、扱いにくいクラブとなってしまいます。
飛距離を求めるなら、ヘッドスピードやインパクトの精度を自己分析し、適合する飛距離性能を備えたモデルを選ぶことが必要です。
適合する性能は、多くのレビューを参考に選定することができます。
メーカーで選ぶ
型落ちに限らず、人気のモデルを購入するときには、一定のリスクについて注意する必要があります。
低品質のB級製品や偽物など、写真だけでは見分けられない場合もあるので、メーカー名を確認することが重要です。
メーカー名が表示された贋作は返品対象なので、返品可能な業者からの購入をおすすめします。
また、経年劣化や保管状況による傷など、新品でも低品質の品物もあるので、メーカーだけではなく販売業者もチェックが必要です。
価格帯で選ぶ
型落ちモデルは、発売日から経過するほど、販売価格は下がる傾向にあります。
前モデルよりも2代前のモデルの方が価格帯は低くなりますが、一方で在庫数が限られてくることから選択肢が限られます。
リーズナブルな価格を追い求めると、適合するスペックが市場から消えてしまうため、適当な価格で購入するのが確実な入手方法です。
専門店やネットショップなど、さまざまな販売ルートの価格を比較することで、納得した購入ができます。
型落ちドライバーおすすめ10選
| メーカー名・商品名 | ロフト角（°） | ライ角（°） | 長さ（インチ） |
|---|---|---|---|
| キャロウェイ 2022 ローグ ST マックス | 9 ～ 12 | 59 | 45.5 |
| テーラーメイド 2022 ステルス エイチディー | 9 ～ 12 | 56 | 45.75 |
| タイトリスト 2020 TSi 2 | 9 ～ 11 | 58.5 | 45.5 / 45 |
| プロギア 2021 egg 44 | 9.5 / 10.5 | 59.5 | 44.5 |
| ピン 2020 G425 MAX | 9 ～ 12 | 59.5 | 46 ～ 45.25 |
| ダンロップ 2021 ゼクシオ トゥエルブ | 9.5 ～ 11.5 | 59 | 45.75 |
| ブリヂストン 2021 B2 | 9.5 / 10.5 | 59 | 45.5 / 45.25 |
| ミズノ 2021 ST – X | 10.5 | 59 | 45.75 |
| ヤマハ 2019 インプレス UD＋2 | 9.5 / 10.5 | 61 | 45.75 |
| ホンマ 2019 ツアーワールド XP -1 | 9.5 ～ 12 | 59.5 | 45.25 |
【キャロウェイ】
2022 ローグ ST マックス （4F891529K200）
EPICの後継シリーズとして、2022年前期に4モデル、後期に3モデルが追加発売されたうちの前期モデルのドライバーです。
飛距離と振りやすさを追求したマックスタイプなので、スキルを問わず幅広いゴルファーが扱えるモデルです。
またドローバイアスを備えているので、スライスに悩むゴルファーにとっては、未然にトラブルを防げます。
| ロフト角（°） | 9 ～ 12 |
|---|---|
| ライ角（°） | 59 |
| 長さ（インチ） | 45.5 |
【テーラーメイド】
2022 ステルス エイチディー （N9306708）
チタンからカーボンへ変更するための開発を、秘密裡に行っていたことから付けられたのが「ステルス」です。
低重心に特化したヘッドは、飛距離と寛容性を備えたモデルであり、後継のステルス2へと引き継がれたテクノロジーです。
高弾道のドローバイアス設計なので、スライスを恐れずフルスイングで飛距離を狙うことができます。
| ロフト角（°） | 9 ～ 12 |
|---|---|
| ライ角（°） | 56 |
| 長さ（インチ） | 45.75 |
【タイトリスト】
2020 TSi 2（647RG1S9J）
振りやすさを追求した2023年モデルTSR1へと引き継いだのが、やさしく飛ばす寛容性を備えたTSi2です。
許容性の高いスイートエリアはミスヒットに強く、フェースのたわみを活かした高反発で飛距離アップが狙えるドライバーです。
高い慣性モーメントを備えていることから、ブレずに安定感のあるストレート弾道を打ち出すことができます。
| ロフト角（°） | 9 ～ 11 |
|---|---|
| ライ角（°） | 58.5 |
| 長さ（インチ） | 45.5 / 45 |
【プロギア】
2021 egg 44（Egg 44 DR）
「ゴルフの王道」とも言えるミート率を上げることで、飛距離アップを狙える44.5インチの短尺系ドライバーです。
スイートスポットで確実にボールを捉えて、ヘッドスピードより速くできることで、飛距離アップが可能になります。
短いクラブだからこそフルスイングでも真芯でヒットができ、最強の反発力でボールを打ち出せます。
| ロフト角（°） | 9.5 / 10.5 |
|---|---|
| ライ角（°） | 59.5 |
| 長さ（インチ） | 44.5 |
【ピン】
2022 G425 MAX DR ALTA J CB SLATE
ピン史上最大の慣性モーメントを備えた、2022年発売のGシリーズ425モデルです。
Gシリーズ後継の430がフェースの反発力で飛ばすのに対して、425はフルスイングでもブレることなくヒットできるのが特徴と言えます。
もちろん425にも飛距離アップテクノロジーとして、たわみ効果を引き出す機能やヘッドを走らせる機能を備えています。
| ロフト角（°） | 9 ～ 12 |
|---|---|
| ライ角（°） | 59.5 |
| 長さ（インチ） | 46 ～ 45.25 |
【ダンロップ】
2021 ゼクシオ トゥエルブ（XX12NVW）
12代目のゼクシオでありながら、すでに後継が発売されている、型落ちのモデルでもあります。
空力でダウンスイングをコントロールして、ヘッドの軌道を安定させるテクノロジーを搭載したモデルです。
パワーロスなくインパクトができ、確実にボールを捉えることができることから、スキルを問わず飛距離アップが可能となります。
| ロフト角（°） | 9.5 ～ 11.5 |
|---|---|
| ライ角（°） | 59 |
| 長さ（インチ） | 45.75 |
【ブリヂストン】
2021 B2（2DLB1WS9）
現行の「B3-DD」に受け継がれた、許容性の高いドローバイアスモデルのドライバーです。
重心アングルをドローバイアスで設計した集中加重デザインによって、しっかりつかまえてハイドローの球筋で飛距離を狙えます。
拡大したスイートエリアは、スキルを問わず扱いやすく、スイング軌道がブレないオートマッチ性に優れたクラブです。
| ロフト角（°） | 9.5 / 10.5 |
|---|---|
| ライ角（°） | 59 |
| 長さ（インチ） | 45.5 / 45.25 |
【ミズノ】
2021 ST – X（5KJBB48651）
弾き感の良いβチタンを採用したことで飛距離性能が向上、高性能のフェース素材は後継のST-X 220、さらにST-X 230にも採用されています。
ただしルールの限界ギリギリの反発性能は、初代だからこそのチャレンジと言えます。
ST-Xモデルは、ボールをしっかりつかまえるドローバイアスタイプなので、オートマチックに飛距離アップが可能です。
| ロフト角（°） | 10.5 |
|---|---|
| ライ角（°） | 59 |
| 長さ（インチ） | 45.75 |
【ヤマハ】
2019インプレス UD＋2
スキルを問わず飛距離を追求できるのが、「プラス2番手」の飛びを掲げているUD＋2の特徴と言えます。
後継のドライブスターは操作性重視のモデルですが、UD＋2はオートマチックな扱いやすさを備えています。
反発性能・深重心設計・ストロングなロフト角で、曲がることなく飛ばせる、飛距離性能に特化したドライバーです。
| ロフト角（°） | 9.5 / 10.5 |
|---|---|
| ライ角（°） | 61 |
| 長さ（インチ） | 45.75 |
【ホンマ】
2019 ツアーワールド XP -1（TW XP-1）
本間の「ツアーワールドシリーズ」のなかでも、高いミート率を誇るのが45.25インチの短尺系ドライバーです。
シャフトが短いことで再現性の高い確実なインパクトが可能となり、確実にスイートエリアでヒットができます。
球離れの良い弾き感を備えた、「Ti6-4」を素材としたフェースに460cm3の大型ヘッド、スキルを問わず飛距離が狙えます。
| ロフト角（°） | 9.5 ～ 12 |
|---|---|
| ライ角（°） | 59.5 |
| 長さ（インチ） | 45.25 |
まとめ
追加生産が期待できない型落ちのモデルについては、迷っていると在庫がなくなる可能性があります。
自身に合うドライバーが見つけることができれば、価格を比較して最安値の品を購入することが、確実な入手方法です。
型落ちドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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